巣立ちの時を待つ70期生!

2月26日、朝から冷たい雨になりました。いよいよ明日(27日)芦高第70期生の卒業証書授与式が挙行されます。昨日、年次末考査最中にもかかわらず、1,2年次生が式場設営から校内美化まで準備万端整えてくれました。後輩たちの心配りに“We are 芦高!”精神がうかがわれます。明日は素晴らしい卒業式にきっとなります。

今日は久しぶりに登校した70期生で朝から仮設校舎はとても賑やかでした。ひょっとして壊れてしまうのではないかと心配もしましたが、1ヶ月近く静寂の中で過ごした私は妙にわくわくしていました。3年次生は体育館で午前中いっぱい卒業式の予行、校歌の歌唱練習、表彰伝達、同窓会あしかび会入会式など目白押しのスケジュールをこなしました。お疲れ様でした。久しぶりの芦高はいかがでしたか?芦高生と呼ばれるのもあと1日になりました。明日はさぞかし感慨深い一日になるでしょうね。

各種表彰に引き続き、3年間無遅刻無欠席で皆勤賞を受賞した20名の皆さん、部活動と学習活動を見事に両立させ、まさに「文武両道」を貫いた215名の皆さんには「芦高精励賞」を授与しました。皆さんの真摯で不断の努力に敬意を表するとともに賛辞を送ります。また、あらためて明日お礼を述べますが、70期生の皆さんから体育館左側に設置された「自治会歌」の銘板を卒業記念品としていただきました。これからも、古くから歌い継がれてきた「自治会歌」とともに皆さんの母校がさらに充実と発展するように教職員一同尽力することを誓います。

同窓会あしかび会入会式では、仲事務局長の司会進行で、藤野副会長から暖かい歓迎のご挨拶をいただき、幅広い活動の内容をご紹介いただきました。日本国内はもとより世界各国でご活躍の28,000人のあしかび会員の皆さんが、新たな社会に巣立つ皆さんをサポートしてくださいます。明日、そんな皆さんの母校「芦高」に誇りをもって、さらに大きな果てなき空へと飛び立ってください。

校長 八木 基雄

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芦高オープンカレッジ⑧ 知られざる真実に迫りました!

2月26日(木)あいにくの雨になりましたが、芦屋市教委と共催で開催している芦高オープンカレッジ最終回が、多数の受講者の皆様のご出席を得て、好評のうちに終了しました。

最終回は本校非常勤講師、神戸居留地研究会の高木 應光先生による「白州次郎ー知られざる真実を追ってー」をテーマに、彼の生い立ちから幼少時代、ロンドン大学、ケンブリッジ大学時代の学業成績を含めた彼の生き様を学びました。また彼にまつわる野球やサッカー、ラグビーフットボール等についても講義が深まりました。                  

「白州次郎は『サムライ=ジェントルマン』に相応し行動をとろうとした人物だった」と高木先生は最後にまとめをされました。講義の中で、彼の第三者評及び語録まで紹介していただき、受講者の皆さんは、彼の知られざる真実に感心したり、記述の間違いに驚いたり、時には笑いがおこったりして、終始和やかなうちに講義は終了しました。

雨の中、本校までお越しいただいた皆様、ありがとうございました。またこの1年間、芦高オープンカレッジを受講された皆様、ありがとうございました。来年度も芦高オープンカレッジを開講する予定です。テーマや内容については、後日このブログでお知らせします。

校長 八木 基雄

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