アンサンブルの調べに癒されて

12月27日、川西市 みつなかホールを会場に、第42回兵庫県アンサンブルコンテスト 西阪神地区大会が開催されました。吹奏楽部の顧問の先生方から招待状をいただいたので、年末の慌ただしさの漂う街に出かけました。普段は車での通勤ですので、電車と徒歩で会場に向かうと、普段の車窓から見ている風景とはまた違った新鮮な発見があります。

芦高からは2組出場しました。1組目はクラリネット6重奏、ドビュッシー作曲の「弦楽四重奏曲より第1楽章」を奏でました。

2組目はサクソフォン4重奏、真島俊夫作曲の「キャフェ・サンジェルマン」を奏でました。

いわゆる制服のない芦高は2組ともホワイトカラーのブラウスとブラックパンツのモノトーンで装いを決めていました。2組のアンサンブルの調べに聴衆は魅了され拍手喝采をいただいていました。

年末の何かと慌ただしい休日の午後、アンサンブルの調べに癒されて心が満たされました。来年も心ひとつに聴衆を魅了する演奏を心がけて練習に励んでください。吹奏楽部の皆さん、ありがとうございました。

☆会場は写真撮影禁止でした。今回の画像はご容赦ください。

校長 八木 基雄

 

 

弓道部 納射会

CIMG1239b CIMG1240 CIMG1242 CIMG1246 CIMG1248 CIMG1251 今日は今年最後の練習日、通常稽古のあと、納射会を開催しました。 板的は、杉板に漢字を書いたもので、「真・善・美」「正・射・必・中」「感・謝」の九文字を用意しました。杉は柔らかい材質のため、中ると心地よい音を響かせ、勢いよく割れます。金的は直径10センチ程の極小的です。今年は時間切れで的中はなりませんでした。このあと8チームに分かれて大将戦を行いました。来年も弓道の最高目標である「真・善・美」を目指し、「正射」を忘れず、全国・近畿大会への出場を期して、稽古に励みたいと思います。

文責:弓道部顧問

男女バレーボール部 新人大会

 

12月25日(木)に行われました、バレーボール部新人大会において、

この度、男女ともに県大会出場を果たしました!!

県大会でも日頃の練習が実を結ぶよう、全力で頑張ります。

受検生のみなさん、来年は、ぜひ県芦でバレーボールをしましょう!!

文責:バレー部顧問

祝 県大会出場!!

今朝一番に男子バレーボール顧問から嬉しい報告を受けました。男女とも県大会出場おめでとう。芦高バレー部は久しく県大会から遠のいていましたので、部員はもちろんのこと顧問の先生方の喜びも一入のことと思います。また他校の校長先生からもお祝いのメールをいただきました。ありがとうございます。

部員の皆さん、この県大会出場はチーム一丸となって試合に臨んだ皆さんのたゆまぬ努力の賜です。県大会では日頃の練習の成果を遺憾なく発揮し、芦高生らしく堂々とフェアープレイの精神を発揮し、「さわやか芦高」の名を県下に轟かせてください。皆さんの活躍を期待しています。

芦高バレーボール部OB会の皆様にも物心両面にわたりご支援いただいておりますこと、この場を借りて御礼申し上げます。お時間の許す限り後輩の活躍を試合会場でご覧いただき、叱咤激励していただければ幸いです。

来年も文武両道の芦高生を育てます!ご期待ください。

校長 八木 基雄

 

絆~書道部からのクリスマスカードが届きました。

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12月25日(木)、世の中はクリスマス一色に染まっています。部活動を終えた女子ソフトテニス部員がケーキの箱を抱えて学校に戻ってくる様子が見えました。顧問の先生といっしょにクリスマスパーティーだそうです。

午後、校長室で執務をしていると、書道部の二人が私にクリスマスカードを届けてくれました。年末の慌ただしい日々のなかで心が温かくなった瞬間でした。

やさしく燃える蝋燭の炎をモチーフにした手作りのかわいいカードに、こんなメッセージが添えられていました。

「いつも学校のためにたくさんのお仕事をして頂き、本当にありがとうございます。私たちが芦屋高校で楽しい毎日を過ごせているのは、校長先生のおかげです。校長先生にとって、素敵なクリスマスになりますように・・・・ 書道部より」

聞くところの話によると、この夏、東日本大震災復興ボランティアのため、ボランティア部と共に訪問した仮設住宅の皆さんへのクリスマスプレゼントだそうです。手作りのカード一枚ずつにそれぞれ心の温まるメッセージが添えられていました。

「一期一会」ということばがありますが、ボランティアで出会った人々と絆やつながりをより一層強め、これからもずっと息の長い支援をしていきたいと熱く語って、カードを一刻でも早くお届けするために、足早に校長室を出て行きました。きっと書道部の皆さんの優しい思いが伝わるはずです。感謝!

Merry Christmas!

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                   校長 八木 基雄

芦高オープンカレッジ⑥~芦屋の美術

12月25日(木)10:00~11:30、芦屋市教委との共催で学校を地域に開く目的で開設した「芦高オープンカレッジ」第6回が開催されました。年間8回の講座をとおして「『芦屋』モダニズム」について理解を深めていただく絶好の機会だと捉えています。

第6回は甲南女子大学メディア表現学科 河﨑晃一教授による「芦屋の美術」がテーマでした。資料として「芦屋の美術 略年譜」が配付され、芦屋の風土、生活や創造の場としての芦屋について、戦前から戦後、そしてこれからの芦屋の美術や画家について講義がありました。受講者の皆様には、生涯学習の場として、これからも芦高オープンカレッジをよろしくお願いいたします。

*次回7回は1月29日(木)10:00~11:30に開講します。テーマは「芦屋のカメラクラブ~写真とモダニズム」です。ご期待ください。

校長 八木 基雄

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兵庫県高校生英語スピーチコンテスト阪神大会

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10月26日(日)、県立武庫荘総合高等学校はなみずきホールにて、第29回兵庫県高校生英語スピーチコンテスト阪神大会が開かれました。本校からは2年D組の中村希さんが出場しました。

大会には原稿審査を通過した阪神地区10校18名の生徒が出場しました。阪神地区は兵庫県内で、最も英語スピーチのレベルが高い激戦区で、中村さんの結果は惜しくも入賞を逃しましたが、今大きな問題となっている「歩きスマホの危険性」について、堂々と流暢な英語で自分の思いを伝えました。

文責:ESS部顧問

GO GLOBAL JAPAN EXPO 2014

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平成26年12月21日(日)、関西学院大学にてGO GLOBAL JAPAN EXPOが開催され、本校からも30数名参加しました。

「グローバルキャリアから進学・留学を考えよう」と題し、英語の勉強法やグローバル社会に関する講演会や、「世界の中の日本 いま私ができること」をテーマに、高校生による英語でのプレゼンテーション大会、全国の国公立、私立大学がブースを設けて留学を中心とした相談コーナー、世界の料理を体験できるコーナーなど、楽しんで学べる参加型イベントが多数企画されており、進路を考える絶好の機会となりました。

文責:国際理解教育担当

「今の幸せ」に気づくことから夢が広がる

本日の全校集会で私はこんなメッセージを芦高生に伝えました。

芦高生の皆さんへ

朝夕はかなりの冷え込みが続いています。いよいよ平成26年も押し詰まり、今年最後の全校集会になりました。

3年次(70期生)の皆さんの中には、幸運にも、既に指定校や公募、AO入試等で進路先が決定している人もいますが、年明けには本格的な入試シーズンに突入します。先日、センタープレテストを真剣な眼差しで受験している皆さんの姿を見て、自信を持ってやれば自ずと道は皆さんの前に開くと確信しました。「芦高生」と呼ばれる日々も残り僅かになりました。最後の最後まで「芦高生」としての誇りを胸に、進路実現に向けて果敢に挑戦してください。

2年次(71期生)の皆さん、台湾へ修学旅行お疲れ様でした。4日間という短い期間でしたが、濃密なスケジュールをほぼ完璧に遂行した皆さんの頑張りに心から拍手を送ります。特に熱烈な歓迎を受けた新北市立三重高級中学との学校交流で得た「出会い」や「縁」を大切にしてください。そして、今後は芦高の牽引車の役割を果たしてほしいと大いに期待しています。私は皆さんと台湾で共有した貴重で楽しい思い出と時間を忘れません。

さて、入学以来「芦高生」としての着実な歩みを進めている1年次(72期生)の皆さん、様々な学校行事が終わる度に芦中1期生から連綿と74年間繋がっているバトンを手渡されているのを自覚していますか。遅刻も欠席も少なく、挨拶も大きな声でできるようになりました。400名という皆さんの大きなエネルギーは芦高を更に充実発展させていくには十分です。文武両道を目指して今後も努力を続けてください。そして70期、71期の先輩の大きな背中に学んでください。

さて、ホームページの「芦高オフィシャルブログ~校長室の窓から~」にも書きましたが、先日聴いた腰塚勇人氏の講演会から「命の授業」について少し話します。

腰塚先生は一人一人の生徒を大切にする中学の熱血先生として、また学校運営の要として活躍されていました。そんなある日、スキーでの大事故で首の骨を折り、全身麻痺の身体になりました。入院中、幾度も自分の人生を悲観し、自分自身に襲いかかった不運を嘆いては、涙が止めどなく流れることもあったと話されていました。しかしその後は、また復活して担任をしたい、子どもたちに大きな夢を語りたいという一心で、懸命にリハビリに励まれました。その甲斐あって、奇跡的に社会復帰できるまでに回復し、担任としても完全復活されました。そしてその事故をきっかけに職を辞し、現在に至るまで「命の授業」の講演を通して「命の大切さ」や「命の喜ぶ生き方」を伝えてこられました。

この事故で人生も人生観も大きく変わった腰塚先生は、入院・リハビリ生活を経て、奇跡の復活を遂げたあと、5つの誓いをされました。いずれも心にも響く誓いです。紹介します。

「口」は、人を励ます言葉や感謝の言葉を使うために使おう。
「耳」は、人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう。
「目」は、人のよいところを見るために使おう。
「手足」は、人を助けるために使おう。
「心」は、人の痛みがわかるために使おう。

私のこれまでの人生で、このように自分の身体を使ってきたかといえば、恥ずかしい話ですが、全てに“Yes”とは決して言えません。

芦高に毎日通える、ご飯を食べることができる、思いっきり部活動ができる、仲間と遊べる、本を読める、温かい部屋でぐっすり眠ることができる・・・こんな日常に感謝しつつ、生かされている自分の命に恥じない生き方をしなければならない・・・と自戒しました。

このように、「今の幸せ」に気づくことこそが夢を大きく広げるエネルギーになるのだと思います。日常のありふれた生活ができることに感謝しつつ、夢を大きく広げていく努力が人生をより豊にするのです。

結びに、短いですが明日から冬季休業が始まります。それぞれに健康に留意し、有意義に過ごしてください。また「芦高オフィシャルブログ」をクリックして、私から皆さんへの熱いメッセージを受け止めてください。1月8日には元気な皆さんと出会えるのを楽しみにしています。

*「命の授業」については、腰塚勇人氏の公式ホームページを検索してみてください。

*全校集会の後、3年次の男子生徒が「校長先生、今日の話よかったです。また『命の授業』検索してみます」とコメントしてくれました。毎回きっちり私の話を聞いてくれる芦高生の皆さん、ありがとう。

保護者の皆様へ

本日、保護者の皆様には「冬季休業を迎えるにあたって(お願い)」文書を配付しています。芦高生には「冬季休業中の生活について」のプリントを配付し、ともすれば乱れがちな冬季休業中の日常生活について注意喚起しています。

保護者の皆様におかれましても、どうかお目通しいただき、お子様と共通の話題にしていただければ幸いです。特に犯罪につながりやすいSNSにつきましては十分にご理解とご指導をよろしくお願い申し上げます。

校長 八木 基雄

Epilogue~Time for Taiwan

修学旅行 最終章

12月19日金曜日午後19時40分、私たちを乗せたキャセイパシフィックCX564便は快適な空の旅を終え関西空港に着陸しました。大きな怪我や病気もなく、濃密な全日程を成功裏に終えられことに感謝します。

この充実した4日間は芦高71期生の皆さんにとってきっと生涯忘れられない思い出になったと確信しています。特に新北市立三重高級中学との学校交流や致理技術学院の大学生との班別研修はとても印象深かったのではないでしょうか。

今はやりのLINEやFacebook等といったSNSでの交流ではなく、face to face、heart to heart のコミュニケーションのすばらしさをあらためて感じてもらえれば幸いです。夜市にはわざわざ学校を終えた三重高中の生徒たちが数名、お別れの挨拶に来てくれていました。こんな出会いや縁はきっと人生の糧になるはずです。

71期生の皆さんは72期生へバトンを確実に繋ぎました。12月22日の避難防災訓練の時に話しましたが、今後は、学校に通える、温かい食事ができる、温かい布団の上でぐっすり眠れる、友達と話ができる、将来についていろいろ悩む・・・等々、日常のありふれた生活ができることに感謝しつつ、生かされている自他の命を大切に、心身共に成長させていってください。そして、芦高の牽引車としての役割を果たしてください。

今後、修学旅行の様子については「校長室の窓から」で、折りに触れお伝えします。このブログ(最終章)をもちまして、71期生台湾修学旅行オフィシャルブログを閉じます。どうぞ来年をお楽しみにお待ちください。

最後になりましたが、修学旅行オフィシャルブログを開設中、保護者の皆様はじめ同窓会員の皆様、学校関係者その他多くの皆様にご高覧いただき、励ましのお言葉もいただきましたこと感謝申し上げます。ありがとうございました。

平成26年12月23日                                 71期生と忘れ得ぬ思い出と時間を共有したことに感謝しつつ

校長 八木 基雄

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