「71期生修学旅行」カテゴリーアーカイブ

Epilogue~Time for Taiwan

修学旅行 最終章

12月19日金曜日午後19時40分、私たちを乗せたキャセイパシフィックCX564便は快適な空の旅を終え関西空港に着陸しました。大きな怪我や病気もなく、濃密な全日程を成功裏に終えられことに感謝します。

この充実した4日間は芦高71期生の皆さんにとってきっと生涯忘れられない思い出になったと確信しています。特に新北市立三重高級中学との学校交流や致理技術学院の大学生との班別研修はとても印象深かったのではないでしょうか。

今はやりのLINEやFacebook等といったSNSでの交流ではなく、face to face、heart to heart のコミュニケーションのすばらしさをあらためて感じてもらえれば幸いです。夜市にはわざわざ学校を終えた三重高中の生徒たちが数名、お別れの挨拶に来てくれていました。こんな出会いや縁はきっと人生の糧になるはずです。

71期生の皆さんは72期生へバトンを確実に繋ぎました。12月22日の避難防災訓練の時に話しましたが、今後は、学校に通える、温かい食事ができる、温かい布団の上でぐっすり眠れる、友達と話ができる、将来についていろいろ悩む・・・等々、日常のありふれた生活ができることに感謝しつつ、生かされている自他の命を大切に、心身共に成長させていってください。そして、芦高の牽引車としての役割を果たしてください。

今後、修学旅行の様子については「校長室の窓から」で、折りに触れお伝えします。このブログ(最終章)をもちまして、71期生台湾修学旅行オフィシャルブログを閉じます。どうぞ来年をお楽しみにお待ちください。

最後になりましたが、修学旅行オフィシャルブログを開設中、保護者の皆様はじめ同窓会員の皆様、学校関係者その他多くの皆様にご高覧いただき、励ましのお言葉もいただきましたこと感謝申し上げます。ありがとうございました。

平成26年12月23日                                 71期生と忘れ得ぬ思い出と時間を共有したことに感謝しつつ

校長 八木 基雄

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修学旅行6

修学旅行最終日

様々な役割で忙しい先生方に代わりお知らせします。朝はWi-Fiが安定しています。たくさんの人が一斉にWi-Fiに接続するとどうしても繋がらなくなります。

今朝も台湾はそんなに寒くもなく、曇りです。いま、全員元気で朝食を楽しんでいます。8時30分、チェックアウトで、衛兵交代や足つぼマッサージ、台湾民芸品店を訪問します。

昼食後、桃園国際空港に向かい、3時55分のキャセイで帰国に向けて離陸します。

2日目の学校交流の様子が新北市総合新聞と新北市金馬新聞の一面に紹介されました。またひとつ「芦高ここにあり」を示すことができました。

お迎えの保護者の皆様には、到着場所での自家用車についてご配慮をお願いいたします。

校長   八木   基雄

修学旅行5

修学旅行3日目

今日も台湾は青空が見える好天に恵まれました。朝食は好きなものを好きなだけ食べることのできるバイキングなので、朝から食が進みます。全員が元気で3日目を迎えました。

中正祈念堂までバスで行きクラス写真を撮影後、班別行動に移りました。致理技術学院の学生が班毎に1名ないし2名付いて、計画した思い思いの場所を巡りました。きっとそれぞれ忘れられない思い出と貴重な国際交流の機会になったと確信しています。

台湾料理に舌鼓を打ったあと、タイペイアイ劇場に向かいました。中国劇は、日本語の字幕もあり理解することはできましたが、内容的には難しかったと思います。 パフォーマンスには歓声が上がっていました。間もなく台湾最後の夜の消灯時間です。

校長 八木   基雄

お詫びです。

ホテルのWi-Fiの状況があまりよくありません。公開が遅くなり申し訳ありません。

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修学旅行4

修学旅行2日目

今日も全員元気に日程をこなしました。日本では寒波襲来でとても寒いそうですが、ここ台湾では昨日の寒さが少し緩みました。故宮博物院をガイドさんの案内で見学後、三重高級中学との学校交流、免税店での買い物のあと、夕食にモンゴリアンBBQを堪能しました。帰り道、夜市を見て回りました。明日は楽しみにしている班別行動です。

文責:2年次団

今日のメインは三重高級中学との学校交流でした。午後1時前に校門前に着くと校長先生はじめ多くの教職員の皆さんに出迎えられました。ちょうど昼休みの時間で学校の至るところで生徒の皆さんが熱烈歓迎してくれました。

歓迎式典では両校の「友好校」協定の締結式が厳粛に滞りなく挙行されました。今後は相互の国際理解の促進を図っていきます。短時間でしたが、両校の生徒たちはまるで幼なじみかのように仲良くなっていました。言葉の壁を越えた心の通った交流ほど思い出に残り感動するものはありません。

帰国後、あらためて詳細を報告します。ご期待ください。

校長   八木  基雄
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修学旅行3

修学旅行1日目

桃園国際空港に到着後、クラスごとにバスに乗車し、九份に向かいました。九份では、記念撮影やお土産を選んだり、九份の街並みを楽しみました。   大きな怪我や病気もなく、元気に過ごせています。   明日は、三重高級中学と学校交流を行い、夜は夜市を体験する予定です。     image 文責: 2年次団

71期生は注意事項を守り順調に1日目を終えました。台湾は日本と変わらない冬の気候です。でもご心配は無用です。みんな元気に楽しんでいます。千と千尋の神隠しの舞台になった場所はなかなか幻想的で、タイムスリップしたようです。

宿泊ホテルは四ツ星で、部屋も広くて清潔です。予想外の満足度で台湾のホテルライフを満喫しています。明日は学校交流です。芦高71期生が親善大使として活躍してくれることを期待しています。間もなく消灯時間です。

校長  八木基雄

Time for Taiwan! 忘れ得ぬ思い出を

明日12月16日(火)から19日(金)まで、芦高71期生は修学旅行で台湾を訪問してきます。17日には台湾ではトップクラスの名門校、新北市立三重高級中学との友好校締結の調印式も予定されています。もちろん短時間ではありますが、友好校の生徒たちとの交流活動も楽しみです。結団式で私は71期生に寄せる期待を次のように話しました。

高速道路網の拡充、新幹線や航空機等の技術革新により、国内はもとより世界が随分狭くなりました。また最近では格安航空券やバスチケットがインターネット等で容易に手に入るようになり、ほんのわずかな費用でけっこう遠くまで旅に出ることができます。そう簡単には個人で海外に出かけられなかった頃とは比べものにはなりません。

修学旅行の始まりは1882年(明治15年)と伝えられています。それから時を経た今でも修学旅行が高校生活最大の行事として健在なのにはきっと何か理由があるはずです。それこそ昔のように「学を修めた」証としての旅行ではなくなりましたが、きっと不易なもの、すなわち「昔も今も変わらない不可欠なもの」があるのだと思います。

私はこれまで生徒や教師として様々な形態の修学旅行を体験してきました。時々、そのひとつひとつの思い出のかけらがよみがえってくることがあります。中学では、当時「夢の超特急」と称された初代新幹線「こだま号」に初めて乗り、その速度に驚いたり、高校では、クラス毎に民宿に泊まり、早朝地元の皆さんと地引き網を引いたりしたこと等々・・・。振り返ってみると、修学旅行はそれぞれの時代を映す鏡でもありました。

さて、芦高71期生の皆さんが旅行先に選んだのは「台湾」です。10月に本校を訪問した新北市三重高級中学との「友好校」協定を締結する貴重な機会にも巡り逢いました。皆さんは、両国の絆を一層深める親善大使として、五感全てを駆使して、優れた伝統文化・歴史遺産、そして何よりも美しい自然を満喫してください

皆さんのこれからの人生において、300名もの団体で旅に出かけることはまずないでしょう。修学旅行はあくまでも普段の授業の場を台湾に移したにすぎません。毎日の学校生活と同じく、共同生活の中でさらなる友情と信頼関係を深め、忘れ得ぬ思い出と貴重な時間を共有できれば大成功です。

“Something is wonderful somewhere in Taiwan!”

現地での速報はこのオフィシャルブログでお楽しみください。ただし現地の状況等で必ずしも速報にならないこともありますが、ご賢察のうえご理解くださいますようお願いします。

校長 八木 基雄