宮川町の皆さんと共に、防災訓練(12/22)を実施しました。
宮川町の皆さん46名、本校生徒1000名、職員70名が参加し、「津波対応訓練(本館・中館・南館)」「避難所開設訓練(体育館)」を行いました。
津波対応訓練では点呼完了まで、3年次は6分50秒、2年次は6分28秒、1年次は7分48秒、宮川町は、12分19秒でした。休憩時間中の避難指示のため、購買の利用や体育の着替えをしている生徒もいる中でこのタイムは良かったと思います。宮川町は要支援者役(車いす)の方も入っていたためもっとかかると予想しましたが、極めて短時間で避難行動は終了しました。
避難所開設訓練は、体育館入口に受付を4か所設けました。合わせてサッカー部員16名を負傷者として想定し、館内に緊急医療エリアを設定し養護の職員を中心にトリアージを実施しました。受付スタッフには宮川町の防災推進から5名、PTAから3名参加され、本校職員と協同して受付業務を行いました。
体育館で避難者に見立てた1000名の生徒を、21地域ブロックのリーダーが点呼を取るという試みは、当初、無謀に思えたのですが、ほぼ正確に点呼は完了しました。その間、放送部はトリアージの様子をリアルタイムでスクリーンに投影し、TV放送さながらの実況放送を行いました。
全体会では、保健委員長の片岡さん(2年次)がトリアージの解説を、放送部の仁藤さん澤田君(1年次)は、大智さん(2年次)の作成したイラストを背景に『語りかける目』の朗読を行いました。
今回の避難所開設訓練の宮崎君(3年次)が映像を中心に総合的な演出を担当してくれました。2時間にわたる行事でしたが、常に体育館のスクリーンには、20年前の阪神大震災の映像、5年前の東北大震災の映像が投影され、自然災害に対する備えが、如何に必要かということを参加者に印象づけてくれました。
最後に、宮川町自治会から自治会長吉岡様をはじめ46名の皆さん、芦屋市都市建設部防災安全課より津賀様、藤田様がご参加いただきました。また、芦屋市消防本部救急隊よりトリアージカードをご提供いただきました。
皆様のご協力、心より感謝申し上げます。
(文責:総務課防災担当)