2015年1月29日(木)7限、2年次対象の進路別説明会が行われました。
大学、専門学校、就職公務員を7コースに分け、予備校等から講師をお招きして、それぞれの進路に応じた具体的な勉強方法を説明していただきました。
この説明会をきっかけに、気合を入れて勉強面でも進路目標を達成するためのスタートを切って欲しいと思います。
文責:進路課
2015年1月29日(木)7限、2年次対象の進路別説明会が行われました。
大学、専門学校、就職公務員を7コースに分け、予備校等から講師をお招きして、それぞれの進路に応じた具体的な勉強方法を説明していただきました。
この説明会をきっかけに、気合を入れて勉強面でも進路目標を達成するためのスタートを切って欲しいと思います。
文責:進路課
1月30日(金) この間、新年の挨拶を交わしたばかりなのに、あっという間に1月が過ぎ去ろうとしています。外は冷たい雨模様になり、阪神間でも雪化粧になるかもしれません。受験シーズン真っ只中の今週末、積雪や凍結の影響がでなければいいのですが。
いつも貴重な芦高関連の情報をいただく同窓会「あしかび会」の仲事務局長から、芦高の前身 旧制県立芦屋中学の卒業生で、芦屋から遠く離れた地、ペルーで『天文学の父』と賞賛されている石塚 睦氏(芦中3期生)が出演されるテレビ番組の案内が届きました。
『ペルー国民から「ペルーの天文学の父」と親しまれ活躍されている3期生の石塚 睦さんが、1月30日(金)午後8時からのテレビ朝日系の番組「世界の村で発見!こんなところに日本人」に次男のホセ・イシツカさんとともに出演されます。石塚さんは1947年旧制芦屋中学卒業、1957年京都大学から太陽コロナ観測のためペルーに単身派遣、様々な困難を不屈の精神で乗り越えて半世紀以上にわたり天体観測の分野で活躍されています。』
*あしかび会のホームページにも一般投稿(10月24日)にご活躍の様子が写真入りで掲載されています。ご覧ください。 http://ashikabi.org/wordpress/?p=1974
番組のホームページによると、石塚氏を訪問するのはタレントのモト冬樹氏。そして石塚氏については次のように紹介されています。
「60年前、南米ペルーに渡った日本人がいた。待っていたのは厳しい大自然、そしてテロ組織との闘い。標高4600㍍・峻険なアンデスの山間でペルーの天文学のためにその身を捧げた85歳の日本人と、その想いを引き継いだ親子二代の壮大な人生ドラマ」
芦高生の皆さん、あしかび会員の皆様、地域住民の皆様、保護者の皆様、本校の偉大な卒業生の波瀾万丈の人生ドラマをどうぞご覧ください。私も楽しみにしています。
校長 八木 基雄
1月29日(木)第7回は「阪神間モダニズムと写真~芦屋カメラクラブ~」をテーマに開講されました。講師は株式会社ハナヤ勘兵衛の桑田 敬司氏(芦高51期生)です。
芦屋は明治末期から昭和初期にかけて大阪・神戸の財界人及び商人の避暑地・保養地、神戸からの外国文化や文化人の集まりの地として位置づけられていました。1929年、阪神国道(現 国道2号線)が開通すると、芦屋の国道沿いに写真材料店を開店したハナヤ勘兵衛、ニューヨークでスタジオを開業し、後にパリを中心にヨーロッパで活躍した中山 岩太らが中心となって創立した「芦屋カメラクラブ」。その作風、前衛的な作品や活動について講義が展開され、受講者の皆さんからは活発な質問が、桑田氏からはその質問に対しての丁寧な解説がありました。
次回は平成26年度最終回です。芦屋学研究会、本校非常勤講師の高木應光氏による「白州 次郎~知られざる真実に迫る~」です。ご期待ください。今後も生涯学習の場として芦高オープンカレッジをよろしくお願いするとともに、一人でも多くの受講者をお待ちしています。
芦高オープンカレッジ最終回については下記のとおりです。
*日時 2月25日(木)10:00~11:30
*場所 あしかび会館
校長 八木 基雄
コミカルプロレスで御活躍の
義眼&大卒 現役レスラー
本校教頭先生がかつて担任をされた「乱丸さん」に講演をしていただきました。
空手を小さいときからされていて、「基本に忠実に」を守るとどんどん強くなったこと、大学でも空手をされていましたが、プロレスラーに転身しようと決めてからの苦労話、ようやくプロレスラーとして世界的にも活躍されるようになってからのご病気・・・と今までの壮絶な経験を明るく・パワフルに語っていただきました。
「本当に叶えたい夢が出てきたとき、今日のことを思い出して!」
という言葉に勇気をもらった人が本当に多かったと思います。
空手などで優勝したことを簡単に語っておられたけどそれは死ぬほど努力されたと思います。やはりそれは夢にむかって「絶対にやる」という強い気持ちがあったからだと思いました。なので、僕も夢ははっきりしてないけど、目標はあるのでそれにむかって絶対にやるという気持ちで頑張りたいです。とても楽しかったです、ありがとうございました。
今回は芦屋高校に来てくださり、本当にありがとうございました。
最初はどんなお話をしていただけるんだろうと思っていました。まず、空手のお話を聞いて、絶対に負けたくないという気持ちで、そんなに努力ができるなんて・・・!すごいと思いました。プロレスラーになりたい気持ちがすごくすごく伝わってきて私の気持ちがとても動かされました。
私にはまだ夢がありませんが部活動でヨットをがんばっていてインターハイを目指しています。学校の部活動の中ではかなり練習がきつい方だと思うんですが、乱丸さんのお話を聞いていると、比じゃないと思いました。私にももっともっと努力ができるはずだ!と思わせてもらいました。練習でつらいと感じたときは乱丸さんを思い出します。
私も乱丸さんみたいに自分の力で頑張って手に入れる充実した人生を送りたいと思います。そして、人とのつながりや信頼関係あってこその人の人生だと感動しました。私は今まで聞かせていただいた講演の中で今回の乱丸さんの回が一番心に響きました。
私は一番後ろの席だったのでぜひ乱丸さんに間近でお会いして握手もしたと思い講演会後少し乱丸さんを探し・・・笑、校長室前で発見!と思って走っていきました、笑。しっかり握手していただき、私の部活動も「応援してるよ!」と言っていただきすごく嬉しかったです。家に帰って家族に全部話しました(笑)これからも頑張ってください!講演に来ていただいてありがとうございました。長々とすみません。Twitterフォローさせていただきました。
1月26日(月)から芦高70期生は家庭学習期間に入ります。大学入試センター試験も終わり、各予備校のデータ分析が出そろいました。それらのデータ分析をもとに、本校でも年次団と進路課を中心に国公立大学二次出願検討会が開催されました。そしてその結果を踏まえて、休みの今日(24日)も出願先検討のための三者面談が行われています。面談に向かう希望に満ちた芦高生の姿に頼もしさを感じました。
休みの日にもかかわりませず、学校までご足労いただきました保護者の皆様に感謝申し上げます。年次団はお子様の進路実現に向けて親身になってサポートしますのでご安心ください。
さて、いよいよ関西を中心に私立大学の入試も本格的になります。現役生の最大のメリットは「最後の最後まで実力は伸びる」ということです。安易に妥協することなく、最大限に実力を発揮して進路実現を叶えてください。次に70期生の皆さんに会えるのは2月26日の卒業式予行の日です。毎朝、登校時に会えないのは少し淋しいですが、皆さんの晴れの卒業式に向けて、私たちも着々と準備を整えておきます。合否結果に一喜一憂することなく、地に足をしっかりつけて、最後は自分を信じて果敢に挑戦してください。皆さんの笑顔に再会できるのを楽しみにしています。私は70期生の健闘を祈り、聞こえない「がんばれ」の声を送り続けます。耳を研ぎ澄ますと聞こえるかもしれません。
もうひとつ70期生の皆さんへ伝えたいことがあります。今、手元に70期生年次通信“Step by Step”があります。H組担任からの熱いメッセージは皆さんの心に届きましたか。今まで「全員がひとつのために」を合い言葉に様々なことを実践してきた70期生の皆さん、芦高生として課せられた課題は「進路実現」と「卒業式」のふたつになりました。これまで様々な場面で仲間との絆を深め、かけがえのない時間や思い出をたくさん手に入れてきた70期生の皆さん、最後の最後まで” We are 芦高!ALL for One”の精神を忘れないでください。大いに期待しています。
-芦高点描-
*阪神・淡路大震災から20年の今、本館の耐震工事のため23日から仮設校舎に引っ越しました。小雨の中、机と椅子を仮設校舎まで運び入れてくれた70期生の皆さん、ありがとうございました。3年次が家庭学習期間に入るので仮設校舎は事務室、保健室、そして校長室だけになりました。昼前に仮設の校長室に入ると、ホワイトボードには数々のメッセージが書かれていました。家庭学習期間に入る3年次有志からの思いがけないサプライズでした。ありがとうございました。
「校長先生、今までありがとうございました」 「俺テスト頑張る」 「We are 芦高」等々
*24日(土)学校に立ち寄ってみると、1、2年次の実力テストが実施されていました。皆さん、日頃の学習の成果が発揮できたでしょうか。3年次の先輩は受験の真っ最中です。2年次(71期生)の皆さんは、大成功だった台湾への修学旅行を終え、いよいよ4月からは「受験生」と呼ばれるようになります。先輩からの伝統の襷は確実に引き継いでください。
体育館やグラウンドでは実力テストから解放された芦高生たちの歓声が戻ってきました。これからも「文武両道」を合い言葉に芦高生としての資質を高めてください。そして芦高の先輩諸氏の大きな背中を追ってください。
春遠からじ、静かな仮設校舎にて 校長 八木 基雄
阪神・淡路大震災から20年目の節目にあたり、震災犠牲者への哀悼の意を示すとともに、震災で得た経験と教訓を次世代に継承し、災害に強いまちづくりを進めるるため、芦屋市では様々な事業が展開されています。
芦屋市の災害で得た知見を「伝承し、未来に繋げる」というコンセプトが、芦高ボランティア部の「伝えて 繋げる」という活動方針と合致するということで、芦屋市広報番組「あしやトライあんぐる」の特集で様々な意欲的な取り組みが紹介されています。
この番組は芦屋市役所広報国際交流課が制作したもので、ケーブルテレビで1月下旬まで放映されます。内容と放送時間は下記のとおりです。なお、広報番組「あしやトライあんぐる」は、11ch(一部地域を除く)でご覧ください。芦高ボランティア部のユニークな活動と生き生きとボランティアに取り組む芦高生の姿がご覧になれます。
芦屋市役所Webページ 芦屋市広報番組ガイドより
http://www.city.ashiya.lg.jp/kouhou/tv.html
1月16日~1月31日(後半)
芦屋市広報番組 あしやトライあんぐる | 放送時間(15分) | |
---|---|---|
オープニング |
山手緑地 | (1)午前9時
(2)正午 (3)午後3時 (4)午後6時 (5)午後10時30分 DVDの貸出可 |
トピックス |
展覧会「光の空-阪神・淡路大震災から20年-芦屋」冬の通常展「谷崎潤一郎 人と作品-震災と谷崎」ロビーギャラリー展 「『あの日』から20年-阪神大震災の記録」 | |
特集 |
阪神・淡路大震災から20年 伝えて繋げる芦屋高校ボランティア部 | |
お知らせ |
第51回モンテベロ市学生使節を募集 | |
エンディング |
芦屋の四季 |
校長 八木 基雄
【阪神・淡路大震災20年追悼②】
2015年1月18日 前日に引き続き
芦屋市・芦屋神社様の慰霊・追悼事業に参加させて頂きました。
9:00~ 追悼祭(芦屋神社社殿、美原中学とともに)
10:00~ 奉納公演(芦屋神社参集所、〃 )
12:30~ 募金贈呈式 石巻市・好間高校
(芦屋市ルナホール前ステージ)
13:30~ 福島県立好間(よしま)高等学校との交流
福島県立好間高等学校 フラチーム「ウイラニ・オーラパ」、大阪府堺市立美原中学校 ボランティア団体「レインボー」、芦屋高等学校 ボランティア部は昨年末「第18回ボランティア・スピリット賞 ブロック賞」を受賞し、全国表彰式・フォーラムで仲良くなりました。
好間高校ウイラニ・オーラパの皆さんが、芦屋神社で「鎮魂と感謝の舞」を奉納してくださると聞き、芦屋高校としては是非参列・参観したいということで2年生全員が集合しました。
そして、大阪の美原中学校の皆さんも駆けつけてくださり、いろいろとお手伝いいただきました。
ウイラニ・オーラパの皆さんのフラは本当に美しくまさしく「魂の舞」でした。
被災された高校生が「ふるさと福島に笑顔を取り戻したい」と活動され日本全国に「感謝」の気持ちを伝え、福島の現状を「報告」するという使命を持って舞われる姿は、神々しくさえありました。
午後は、ルナホール前に移動し昨日1月17日にしていただいた募金を贈呈するという大役を仰せつかり
石巻市市長 亀山紘様
好間高等学校 ウイラニ・オーラパの皆さんへ
部長が、募金を手渡ししました。
2日間にわたり、大きな行事に参加させて頂き、多くの方の温かな心にふれ、自分達には何ができるのだろうと考えることができました。
多くの方の思いを「伝えて繋いで」いかなければと感じました。
文責:ボランティア部顧問
【阪神・淡路大震災20年追悼①】
阪神・淡路大震災から20年となる、2015年1月17日
芦屋市の慰霊・追悼事業に参加させて頂きました。
-慰霊と鎮魂・東北復興支援-
阪神・淡路大震災 20年祈念コンサート
にて、東北復興支援募金のお手伝いをさせて頂きました。
また、昨年7月に
東北へ届けるための街頭募金をした際、
芦屋市民の皆さんから励ましのお言葉をいただき、
また募金に御協力いただきましたことに、
お礼を申し上げたいと思っておりましたので、
合わせて、お礼と報告をさせて頂きました。
部員たちは、阪神・淡路大震災当時を知りません。
しかし、昨年1年間、次の活動をしてきました。
①OBOGの方から、地域の方から被災体験を聞かせて頂き、
②自分たちがその思いを伝えなければならないと強く感じ、
(活動テーマの「伝えて繋げる」は部員の中から出てきた言葉です)
③他地域の災害被害等の復興支援にも参加する。
20年前のおひとりおひとりの今なお鮮明な悲しみ、
また、その中でのかすかな温かな思い出・・・のコンサートに
高校生を受け入れて頂き、過分な拍手もいただき感謝しております。
そして、東北復興支援の募金にも、多数の方にご賛同いただき
ありがとうございました。
募金額:212000円 でした。
ご報告いたします。
文責:ボランティア部顧問
平成26年度 高大接続推進事業 芦屋高校が指定!
数理科学研究部 教員志望の希望者 参加
目的
大学生と本校生徒の間で共通の課題を設定し、その課題に対する研究成果の発表、討論及び交流を通して、異年齢集団と協同して課題を解決する態度を育む。また、これらの課題解決に必要な思考力、表現力、コミュニケーション能力の育成を図り、大学での参加体験型学習を経験し、大学での教育資源(大学の図書館訪問)を活用することで、本校生徒の学習意欲を高める。
日程と主な内容
11月20日(第1回)
① 発達科学部図書館訪問、参考文献検索・調査
② 大学生との合同ゼミ(中間発表)
小学校算数の一単元「分数」に関する小学生への指導方法を研究
大学において中間発表、質疑応答・討論及び交流
1月15日(第2回)
【研 究 発 表 会】
●高校生発表・・・11月のゼミで指摘を受けた点を改善
●大学生・・・分数について研究発表+模擬授業
〈参加生徒の感想から抜粋〉
○高校生と大学生の思考の違い。私たちの気づくことのできなかった部分や見落としていたところ・考えきれなかったところまで詳しくアドバイスや指摘してくださったので、とても刺激を受けました。大学生の方は優しく、「大学生も勉強になった」と言ってくださったのですごく良かったと思います。自分たちだけの少しの意見でひとつの問題を解決するだけでなく、年代、普段自分たちがいる環境と違う人と意見交換することはとても有効だと思いました。
○小学校の算数は簡単そうに思えて突き詰めると複雑で、自分たちも深く理解しきれていなかったところが意外と多いことが分かりました。専門的に小学生への教え方を研究されている大学生の方からいただく意見はとても的を射たもので、とても良い機会をいただいたと思います。
自分たちが分かっているはずの「分数÷分数」を小学生に教えるとなると・・・「どこまで分かっている小学生なのか」「図を使うとどうなるのか」「ほかの方法はないのか」果ては、「自分たちも分かっていないところがあるのでは?」といろいろなことを考えた半年間でした。大学の「ゼミ」に本気で参加させていただくという貴重な体験をさせていただき、大変興味深く、またさらに数学が「おもしろい」と感じたようです。大学の先生、学生さん、お忙しいところ、本当にありがとうございました。
「あしたづ」原稿より抜粋
1回目のセッションでは私たちが考えた案を発表し、その時に大学生から頂いたアドバイスや改善点を反映させた案を2回目で発表しました。研究内容は以下の通りです。
第1案
まず割り算の定義を割る数は割られる数の答え個分として考えました。そのあとに整数÷整数、整数÷分数、分数÷分数の順に具体的な数値をいれて説明していきました。また、説明の際に画用紙を用いて説明しました.
案に対するアドバイス・改善点
・割り算の具体例が倍数になっているので例として不適切である
・教科書の文章題の場面と繋がりを持たせると◎
・小学生で習う包含除・等分除を説明し、そのうえで割り算の拡張を考えなければならない
改訂案の指針
・割合の概念を取り入れ、水槽に水を入れるということを具体例に用いて分数の割り算を説明する。
・包含除の考え方を用いて割り算を虫食い掛け算に帰着させ解く。
改訂案1
“お風呂に2分で1Lの水を貯めることが出来る蛇口があります。では1分では何Lの水を貯めることが出来るでしょうか”という例題を用いて、このような場合では割り算は
(貯められる水の量)÷(貯める時間[分])=(1分間で貯められる水の量)
というように考えられると確認する。
この考え方から図を用いて分数の割り算を説明する。
ただし逆数の存在を知っていることが前提である。
改訂案2
この案は第1案の延長であり、□÷△=○は□に△が○個分入るという考え方から、△✕○=□という式が成り立つということを確認する。つまり、割り算は虫食い掛け算に帰着することが出来る。