次世代に伝える、繋ぐ防災教育

阪神淡路大震災の発生からまもなく20年が経とうとしています。この節目に、各メディアは震災の経験と教訓を風化させることがないよう「伝える、繋ぐ」をキーワードに様々な特集を組んでいます。以前このオフィシャルブログでもお知らせしましたが、サンテレビの県民情報番組「ひょうご“ワイワイ”」がいよいよ明後日11日(日)に放映されます。

今回の特集のテーマは「未来につなぐ防災の教え」です。本県では直接の被災県として“防災教育”に重点を置いており、この防災教育に携わる人の姿を追い、その思いと防災教育の大切さを伝えようという趣旨で編成されました。

震災当時、県立御影高等学校で避難所の運営に携わった経験のある本校の淺堀 裕主幹教諭のインタビューに始まり、その経験を生かして国内外の被災地で学校の再開を支援する組織「震災・学校支援チームEARTH」の要として活動する様子が紹介されます。

また、彼が携わった次世代の児童・生徒に震災の教訓を伝える目的で編集された防災教育副読本「明日に生きる」。その読本を使用した本校の防災教育ホームルームの取り組みが紹介されます。担当するのは淺堀主幹教諭から震災の教訓を「伝えられ」「繋がれた」新進気鋭の水田 和磨教諭です。このようにホームルームをとおして、水田教諭から阪神淡路大震災を知らない芦高生へ「防災の教え」が伝わり、繋がっていくのです。

そして番組の最後では、先月実施した地域住民の皆さんと連携した防災訓練の様子も紹介されます。これからの20年、起こりうる災害に備えていくためには、防災教育の取り組みを次世代に引き継いでいくことの大切さが伝わるはずです。どうぞご期待ください。

111日(日曜日)放送
 ○特集「未来につなぐ防災の教え」
 阪神・淡路大震災の経験や教訓を次代に伝える防災教育。兵庫県の防災教育副読本と、副読本を生かそうとする教職員の姿を取材。

*番組ホームページは下記のURLをクリックしてください。

https://web.pref.hyogo.lg.jp/ac02/yy.html#h02

*再放送は1月12日(月)18時~18時30分です。放映後もサンテレビホームページなどで動画配信が実施されます。

                  校 長  八木 基雄