“We are 芦高!All for One”-芦高70期生に捧ぐ

1月26日(月)から芦高70期生は家庭学習期間に入ります。大学入試センター試験も終わり、各予備校のデータ分析が出そろいました。それらのデータ分析をもとに、本校でも年次団と進路課を中心に国公立大学二次出願検討会が開催されました。そしてその結果を踏まえて、休みの今日(24日)も出願先検討のための三者面談が行われています。面談に向かう希望に満ちた芦高生の姿に頼もしさを感じました。   

休みの日にもかかわりませず、学校までご足労いただきました保護者の皆様に感謝申し上げます。年次団はお子様の進路実現に向けて親身になってサポートしますのでご安心ください。

さて、いよいよ関西を中心に私立大学の入試も本格的になります。現役生の最大のメリットは「最後の最後まで実力は伸びる」ということです。安易に妥協することなく、最大限に実力を発揮して進路実現を叶えてください。次に70期生の皆さんに会えるのは2月26日の卒業式予行の日です。毎朝、登校時に会えないのは少し淋しいですが、皆さんの晴れの卒業式に向けて、私たちも着々と準備を整えておきます。合否結果に一喜一憂することなく、地に足をしっかりつけて、最後は自分を信じて果敢に挑戦してください。皆さんの笑顔に再会できるのを楽しみにしています。私は70期生の健闘を祈り、聞こえない「がんばれ」の声を送り続けます。耳を研ぎ澄ますと聞こえるかもしれません。

もうひとつ70期生の皆さんへ伝えたいことがあります。今、手元に70期生年次通信“Step by Step”があります。H組担任からの熱いメッセージは皆さんの心に届きましたか。今まで「全員がひとつのために」を合い言葉に様々なことを実践してきた70期生の皆さん、芦高生として課せられた課題は「進路実現」と「卒業式」のふたつになりました。これまで様々な場面で仲間との絆を深め、かけがえのない時間や思い出をたくさん手に入れてきた70期生の皆さん、最後の最後まで” We are 芦高!ALL for One”の精神を忘れないでください。大いに期待しています。

-芦高点描-

*阪神・淡路大震災から20年の今、本館の耐震工事のため23日から仮設校舎に引っ越しました。小雨の中、机と椅子を仮設校舎まで運び入れてくれた70期生の皆さん、ありがとうございました。3年次が家庭学習期間に入るので仮設校舎は事務室、保健室、そして校長室だけになりました。昼前に仮設の校長室に入ると、ホワイトボードには数々のメッセージが書かれていました。家庭学習期間に入る3年次有志からの思いがけないサプライズでした。ありがとうございました。

「校長先生、今までありがとうございました」                 「俺テスト頑張る」                                       「We are 芦高」等々

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*24日(土)学校に立ち寄ってみると、1、2年次の実力テストが実施されていました。皆さん、日頃の学習の成果が発揮できたでしょうか。3年次の先輩は受験の真っ最中です。2年次(71期生)の皆さんは、大成功だった台湾への修学旅行を終え、いよいよ4月からは「受験生」と呼ばれるようになります。先輩からの伝統の襷は確実に引き継いでください。

体育館やグラウンドでは実力テストから解放された芦高生たちの歓声が戻ってきました。これからも「文武両道」を合い言葉に芦高生としての資質を高めてください。そして芦高の先輩諸氏の大きな背中を追ってください。

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春遠からじ、静かな仮設校舎にて    校長 八木 基雄