71期生の卒業記念品として、本館1階東玄関に校内案内板が設置されました。
本校は、中館と南館の間に中庭があり、口の字型になっているため、少し施設の場所が分かりにくくなっています。
この案内板が設置されたことで、来校される方が迷うことなく目的の場所に行くことができるようになりました。
71期生の卒業式は2月27日(土)。いよいよ旅立ちの日です。
文責:広報・情報課
芦屋在住の歌人稲畑汀子さん(高浜虚子の孫娘)のお歌を発句に頂戴し、冬休み連歌会を張行しました。形式は半世吉(22句)、ルールは歌仙の式目を適用しました。 ( 文責:授業担当者 )
賦何路連歌 (半世吉)
初折表
一 山と海 つなぐ芦屋の 冬の川 汀子
二 凍る水面に 降れる初雪 裕佳
三 日のあたる 道にさそはれ 旅出でて 叶夢
四 気づけばたどる ふるさとの地 洋平
五 移りゆく もみじの色や 鮮やかに 玉緒
六 夕空に舞ふ 赤蜻蛉追ひ 朋花
七 月のぼる 幼き我を 照らしつつ 有加
八 微笑む母の おもかげ想ふ 裕佳
初折裏
一 夏探し 耳を澄ませば 聞こゆ声 尚志
二 ふうりん揺れて はこぶ涼しさ 彩希
三 ふと見れば 君の瞳の いとほしき 麗
四 届かぬ気持ち 雨にうたれて 尚志
五 千歳鳥 いづこへ行くや 跡しのび 朱乃
六 白き袖振る 神の使ひか 朋花
七 秋の雲 ちぎれちぎれて 漂ひぬ 菜美子
八 月が誘ふ 御寺への坂 悠乃
九 窓のそと 鈴虫鳴きて しみじみと 叶夢
十 刈り田に一人 立つ遠案山子 朋花
十一 いまははや 都離れて 幾歳か 尚文
十二 向かふ峰峰 霞みたなびく 朱乃
十三 はらはらと 花散りそめて 暮れの春 裕佳
十四 ひかりのどかに そそぐ学舎 尚文
平成二十七年十二月十八日 起首
平成二十八年 二月 五日 満尾
2月4日(木)「2年次の学習でほぼ決まるー2年の大切さ」をテーマに大学・専門学校等5コースに分かれ、それぞれの進路に応じた説明会が行われました。講義では高校生活の過ごし方だけではなく、受験生としての心得、入試の種類や最近の傾向などこれから進路を考えていく1年生にはどれも深く考えさせられる機会となりました。
以下 生徒の感想
大学に入ることが全てではないが、入らないというのは人生の選択の幅を狭めることになってしまう。また大学へいくことが目的ではなく入学してから”何をするか”が大切であり、就職活動でも求められるものだと知りました。自分の夢の実現に動き出すのに早すぎることはないので、普段の生活から大切にしていきたいと思える講演会だった。
文責:一年次広報・情報課
1月28日(木)73期全クラス合同百人一首大会が開催されました。当日は体育館にてあらかじめ行われたクラス内での予選結果をもとに計39チームが形成され各クラスの生徒がそれぞれのグループでの頂点を狙いました。校長先生の第一首から始まった百人一首大会、太鼓の“ドン!”という音に合わせ学年の12人の先生方が交互に歌を詠み、生徒が“はい!”と元気よくカードを取りあう姿はなかなかの見物でした。最後は書道部による華麗なパフォーマンスにより幕を閉じました。
以下総合獲得枚数の結果見事優勝を飾った1年C組の阿部愛海さん及びクラス優勝を勝ち取った1年A組の代議委員木原さんによる感想です。
思っていた以上に百人一首を全て覚えている人が多く、1位グループでは上の句の5文字が詠まれる前に誰かが取っていたので、かなりのレベルの高さでした。歌の意味も絡めて覚えると覚えやすいし、より楽しんで出来ると思います。(1年C組 阿部愛海さん)
百人一首を通してクラスの団結力を高められただけでなく、普段話す機会のない他のクラスの人ともコミュニケーションを取れて良かったです。今回の勝因は一人一人が勝とうという意識があったからだと思います。球技大会、体育祭で良い結果が残せなかった分、「勉強面では負けない」という気持ちが強かったのだと思います。(1年A組 代議委員 木原雄二さん)
文責 一年次広報・情報課
放送部は、1月31日(日)に行われた兵庫県高校フェスティバル(第1地区)に参加しました。
毎年1月に行われるこのフェスティバルでは、次のNHK杯全国高校放送コンテストに向けてのミニコンテスト(アナウンス・朗読)と、交流研修会が開かれます。
午前のミニコンテストのアナウンス部門にて、本校2年次の小西玉緒さんが奨励賞を受賞しました!!
【生徒感想】
初めて賞をもらえてとても嬉しかったです。最後のNコン(NHK杯全国高校放送コンテスト)に向けてこれからも練習に励んでいきたいです。
午後の全体研修会では「ドキュメンタリー、その魅力と未来」と題した、関西テレビの井村さんによる基調講演の後、ラジオドキュメント、テレビドキュメントの全国大会出場作品を視聴しました。
フェスティバル参加を通して感じたこと、得たものを次のNHK杯に結びつけていければと思います。
文責:放送部顧問