「数理科学研究部」カテゴリーアーカイブ

芦高一揆 

  

 

  

4月13日(金)放課後、天候にも恵まれ芦高一揆を実施することができました。

今日の芦高一揆では、書道部、ダブルダッチ同好会、吹奏楽部、コーラス部、応援団リーダー部、ギター研究部、そして陰で支えてくれた自治会執行部、放送部さんのそれぞれが全力を出し、新入生に自分達がどのような活動をしているのかを、伝えることができたと思います。新入生の皆さんはこれを機に自分が3年間頑張れる部活を見つけてほしいです。最後になりますが、文化部の皆さんのおかげで最高の芦高一揆となりました。皆様お疲れ様でした。
文化部幹事長・数理科学研究部 幹事 前田康由紀

1月から準備してきましたが、自分が未熟だったために参加する部活さんや、先生方に大変ご迷惑をおかけしました。上手くいかずに悔しいと悩んでいました。しかし芦高一揆が終わり、1年次のみなさんがが笑顔で話しながら帰っていく姿を見ると嬉しく、行事に関わることで改めてこの仕事が好きだと感じました。1年に私たちの本気が伝わっていれば嬉しいです。ありがとうございました。
自治会執行部・行事執行補佐 坂野名都

私達が芦高一揆の準備を始めたのは、昨年度の3学期からでした。初めて75期生が中心となっての行事で、とても緊張しましたし、至らぬことも沢山ありました。ですが、74期生の先輩方が沢山フォローして下さり、なんとか芦高一揆を成功させることが出来ました。1年次も沢山見に来て下さり、文化部に興味を持ってくれて芦高一揆の準備中はつらいこともありましたが、頑張ってよかったと心の底から思いました。
自治会執行部・行事執行補佐 田中萌愛

文責:生徒課

高校生国際問題を考える日&ひょうご・こうべワールド・ミーツ

2017年2月11日(土)神戸国際展示場にて、「第4回 高校生国際問題を考える日&ひょうご・こうべワールド・ミーツ」が開催され、ボランティア部と数理科学研究部が参加しました。

基調講演・パネルディスカッション・企業団体の展示説明そして高校生のポスターセッションと盛りだくさんの内容でした。

各自、進路に関係のあるブースもあり熱心に説明を聞きました。

また、7月に熊本益城町へ復興支援プロジェクトで行った際、自分たちの交通費を支援してくださった日本イーライリリー(株)へ直接お礼を述べることもできました。

  

ポスターセッション「芦屋避難シミュレーション」も練習してきたことは発揮することができました。今回見つかった課題を分析しさらに発展させようと意気込んでいます。

生徒の感想から

ワールド・ミーツに参加して
国際的に活動されている団体や高校生の方と交流したり、講演を聞いたり、ポスターセッションをすることでとても刺激を受け、世界の様々な国際問題についてまず『知る』と言うことが問題解決に向けての一歩であると思いました。
たくさんの人が国際問題の解決に向けて取り組まれている姿を見て、自分たちももっと頑張らないといけないと感じたし、課題も見つかりました。その課題と向き合って、今の防災の活動がさらに実りのあるものになるようにこれからも取り組んでいきたいです。

文責:ボランティア部・数理科学研究部顧問

青少年のための科学の祭典2016

2016年9月3日(土)4日(日)の両日、ポートアイランドにある、バンドー神戸青少年科学館において、「青少年のための科学の祭典」が行われました。20年以上前から続いている兵庫県の科学の行事です。7月から兵庫県7会場で順番に実施され、神戸会場が最後に行われました。

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芦屋高校からも初めて生徒出展しました。内容は「芦屋避難シミュレーション・ホワイトパズル・錯視」です。

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2日間で190名と大変多くの小学生以下の子どもたちが参加してくれました。芦高生はシミュレーションの発表や不思議できれいな「錯視BOX」の作り方の説明をするのに大忙しでした。

高校生主体の出展をしたことに対して「奨励賞」をいただきました。

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文責:数理科学研究部・ボランティア部顧問

ボランティア部・数理科学研究部活動報告【24】

サイエンスフェア全体会
第8回サイエンスフェアin兵庫に参加しました。

105ブースのポスター発表の中、本校は「芦屋避難シミュレーション」を発表しました。
サイエンスフェア発表風景②

サイエンスフェア発表風景①

多くの高校生や先生、研究者の方に真剣に聴いていただきました。また、質問もしていただき、的確に答えられたと思います。複数の研究者の方から「多くの方の命を助けたいという動機・思いがはっきりしているので素晴らしい」という言葉をいただき、普段の活動の成果を今回の発表でも感じていただけたのではないかと喜びました。

先週は校内でリハーサルをし、多くの先生方にも見ていただき、当日も校長先生をはじめ多くの応援に来ていただきました。

発表のあとのプログラムの「大学・企業のブース展示見学」にも積極的に参加させていただき、質問もしていました。サイエンスフェア質問

サイエンスカフェでは、理系の大学生に進路や高校生活のアドバイスもしていただきました。

サイエンスカフェ参加

【生徒の感想から】
サイエンスフェアに初めて参加した感想を一言で表すと、楽しかったという言葉になります。発表する立場と見る立場、2つの立場から様々な分野の研究を見ることができ、とても良い経験になりました。
また、自分の興味のある分野や今後の部活動に生かせることの発表を聞いたり、勉強できて嬉しかったです。
県内の高校生や、大学生、研究者や企業の方と交流できる機会はとても貴重な機会なので、また来年も参加したいです。

文責:顧問

数学・理科甲子園2015  有志&ボランティア部

数学・理科甲子園2015 ~科学の甲子園全国大会兵庫県予選~

11月7日(土)甲南大学講堂において、数学・理科甲子園が行われました。芦屋高校は3回目の出場です。

今年のチーム名は『円周率with檸檬』です。

まず、11月6日に数学・理科甲子園のスタートの時に関わってこられた校長先生から、「科学の楽しさを感じ、他校の高校生と交流もしてきてください」と激励の言葉をいただきました。

校長先生激励①DSC09138

芦屋高校①全体50%当日の紹介写真

10%芦屋P10400672年5名、1年3名の有志チームで参加しました。2年は、1年のことも気遣ってくれ、とても良いチームでした。

1日中、科学の問題に触れ、楽しく過ごすことができました。2年次生が応援にも来てくれ一緒に問題を解きました。

また、ボランティア部も運営スタッフで参加し、8時過ぎから17時まで問題配布等、頑張ってくれました。

問題10%P1040087

生徒の感想から

このような場は始めてだったのでちょっと緊張しました。問題も難しかったし、団体での課題は考える時間がかなり短く、焦ってしまってわからなかった部分もあったと思います。でも他校の人の考え方や答え方を見られたり、みんなでスクリーンに映った問題を考えたりして楽しかったです!教科書などの勉強だけでなく、もっと視野を広くもってこれからも勉強していきたいなと思いました!ありがとうございました。   2年女子

始めは、80校も出場していて緊張したけど、テストのように一人で戦っているのではなくチームとしてだったのでいつもより落ち着いて問題を解くことができました。解ける問題を落としていたのは悔しかったけど、新しく得た知識も多かったので出場できてよかったです。今回の経験が今後に活かせたらと思います。  2年男子

今日の数学・理科甲子園ははじめてのことだらけで色々大変でした。2年生から任される場面が何回もあり、僕自身も緊張して団体戦ではうまく力が出せなかったです。結構面白かったので来年も出場して今度は本戦に出場したいです。もう少し対策をしておけばいいと思いました。本日は本当にありがとうございました。 1年男子

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文責:顧問

ご案内:「芦屋避難シミュレーション」中間報告会

ボランティア部・数理科学研究部では、

『伝えて繋げる』 高校生が伝える防災訓練の大切さ

~阪神・淡路大震災から東日本大震災そしてこれから

と題し、「芦屋避難シミュレーション」を構造計画研究所と覚書を締結して研究・作成してまいりました。学校周辺の自治会(今回は宮川町)の方々や日頃お世話になっている皆様へ日頃の感謝の気持ちをこめ、また、今後の発展のためにご意見をいただきたく、まだまだ途中段階ですが、以下の日程で中間発表会を実施いたします。

日時:10月28日(水) 16:00 ~16:30
場所:本校大講義室

改善点・改良点、ご覧になりたいシミュレーション(例:芦屋高校へ避 難するのと北へ向かって歩くのではどれほど違うのか?)等「アドバイス」をいただければ幸いです.

当日は、「ぼうさい甲子園の審査」も兼ねておりますので、毎日新聞社も来られます。
さらに「第19回ボランティアスピリット賞」の全国大会のプレゼンでも一部紹介し「第8回サイエンスフェアin兵庫」(本校はSSH連携校です)に参加します。

文責:ボランティア部顧問

「化学マジック教室」 岡田校長&数理科学研究部&ボランティア部

精道中学校化学マジック①DSC08596

7月28日、精道中学校にて「化学マジック教室」が開催されました。

当日は14名の小・中学生が参加。講師は本校岡田学校長、理科実習助手のクリス、数理科学研究部、ボランティア部、有志の生徒計8名が補助員として実験のお手伝いをしました。

予備実験①DSC08557

まず、色の変わる不思議な液体を作ってその変化を観察しました。

振るだけで色が変わる液体は何度もペットボトルを振り直し、一瞬で色の変わる液体には参加者から驚きの声があがりました。

人工いくらもたくさんDSC08560

最後はポスターカラーを使い、ピンク、緑、黄色の人工イクラの作成の仕方を学びました。その後あらかじめ用意された4色の人工イクラを2本のペットボトルに入れ、粒時計を完成させました。精道中学化学マジック③粒時計DSC08643

参加者の皆さんは試薬を天秤で量ったり、駒込めピペットの使い方に少々苦労している様子が見受けられましたが、自分の目と手と頭をフルに使うことにとても集中していました。精道中学化学マジック試薬DSC08618精道中学化学マジック②ゴーグルDSC08617

補助員の本校生徒たちは、実験の手順の説明から粒時計の制作までわずか2時間でしたが、十分に自分たちの役割を果たすことができました。

小・中学生の皆さんに化学の楽しさが伝わるといいですね。

文責:ボランティア部顧問

数理科学研究部&ボランティア部 コラボ企画

第2回 「芦屋高校避難シミュレータ」開発企画会議(仮称)が

5月8日(金)15:30~開かれました。

現在は構造計画研究所の研究者の方に「高校生には初めて」ということで、「シミュレーションの考え方」から優しく教えていただいています。

数理科学研究部は、artisocの解析&操作方法の研究

artisocとは、人間同士の相互作用をコンピュータ上で再現することでダイナミックに変化する社会現象を分析する社会シミュレータです(HPより)。大学の複雑系の研究室でしているようなことにチャレンジです。

構造計画5月8日説明会

ボランティア部は、芦屋高校周辺の方へ、阪神淡路大震災当時の様子聞き取り調査&避難路想定のため情報収集

災害時芦屋高校の周辺の方が避難するときの条件や行動パターンを集めartisocに組み込んでいきます。

文責:顧問

SSH連携校 第7回 サイエンスフェアin兵庫出場  

2月1日(日)                     サイエンスフェア10% 「見つけよう科学の可能性、信じよう自分の可能性」をテーマに、神戸国際展示場で行われました。過去最高の参加高校生・大学生・企業数でサイエンス&テクノロジーに触れた1日でした。開会式過去最高の高校生10%

芦屋高校 数理科学研究部では、2年連続ポスター発表しました。今年のタイトルは「Teach!Touch!Fibonacci!」。

概要

フィボナッチ数列 Fn+2 = Fn+1 + Fnに興味を持ち、黄金数だけでなく他の貴金属数についても An+2 = kAn+1 + An という関係をもつ数列An が存在するのではないか、という予想を立てた。3Dグラフに表し、「やはり美しい」関係性を導いた。(詳しくは補足PDFファイル「フィボナッチ数列補足プリント」をご覧ください)

★数学の課題研究として「高校生が予想を立て、自らの手法で結論を導く」というのは難解かつ画期的でレベルは高いものでした。グラフ3D10%熱心に25%

また、校内ではリハーサルに多くの方からアドバイスをいただきました。当日も会場まで友達・先生が応援に来て頂き、心強く発表できました、ありがとうございました。サイエンスカフェ25%こんな会社も25%

文責:数理科学部顧問

高大連携事業 神戸大学

平成26年度 高大接続推進事業 芦屋高校が指定!

数理科学研究部  教員志望の希望者 参加

目的

大学生と本校生徒の間で共通の課題を設定し、その課題に対する研究成果の発表、討論及び交流を通して、異年齢集団と協同して課題を解決する態度を育む。また、これらの課題解決に必要な思考力、表現力、コミュニケーション能力の育成を図り、大学での参加体験型学習を経験し、大学での教育資源(大学の図書館訪問)を活用することで、本校生徒の学習意欲を高める。

連携大学・学部   神戸大学  発達科学部      P1030521高大連携10%

 

日程と主な内容

11月20日(第1回)
① 発達科学部図書館訪問、参考文献検索・調査
② 大学生との合同ゼミ(中間発表)

小学校算数の一単元「分数」に関する小学生への指導方法を研究
大学において中間発表、質疑応答・討論及び交流

1月15日(第2回)
【研 究 発 表 会】
●高校生発表・・・11月のゼミで指摘を受けた点を改善
●大学生・・・分数について研究発表+模擬授業

〈参加生徒の感想から抜粋〉

○高校生と大学生の思考の違い。私たちの気づくことのできなかった部分や見落としていたところ・考えきれなかったところまで詳しくアドバイスや指摘してくださったので、とても刺激を受けました。大学生の方は優しく、「大学生も勉強になった」と言ってくださったのですごく良かったと思います。自分たちだけの少しの意見でひとつの問題を解決するだけでなく、年代、普段自分たちがいる環境と違う人と意見交換することはとても有効だと思いました。

○小学校の算数は簡単そうに思えて突き詰めると複雑で、自分たちも深く理解しきれていなかったところが意外と多いことが分かりました。専門的に小学生への教え方を研究されている大学生の方からいただく意見はとても的を射たもので、とても良い機会をいただいたと思います。

自分たちが分かっているはずの「分数÷分数」を小学生に教えるとなると・・・「どこまで分かっている小学生なのか」「図を使うとどうなるのか」「ほかの方法はないのか」果ては、「自分たちも分かっていないところがあるのでは?」といろいろなことを考えた半年間でした。大学の「ゼミ」に本気で参加させていただくという貴重な体験をさせていただき、大変興味深く、またさらに数学が「おもしろい」と感じたようです。大学の先生、学生さん、お忙しいところ、本当にありがとうございました。

                     文責:数理科学研究部顧問P1030527高大連携②10%

 「あしたづ」原稿より抜粋

1回目のセッションでは私たちが考えた案を発表し、その時に大学生から頂いたアドバイスや改善点を反映させた案を2回目で発表しました。研究内容は以下の通りです。

第1案
まず割り算の定義を割る数は割られる数の答え個分として考えました。そのあとに整数÷整数、整数÷分数、分数÷分数の順に具体的な数値をいれて説明していきました。また、説明の際に画用紙を用いて説明しました.

案に対するアドバイス・改善点
・割り算の具体例が倍数になっているので例として不適切である
・教科書の文章題の場面と繋がりを持たせると◎
・小学生で習う包含除・等分除を説明し、そのうえで割り算の拡張を考えなければならない

改訂案の指針
・割合の概念を取り入れ、水槽に水を入れるということを具体例に用いて分数の割り算を説明する。
・包含除の考え方を用いて割り算を虫食い掛け算に帰着させ解く。

改訂案1
“お風呂に2分で1Lの水を貯めることが出来る蛇口があります。では1分では何Lの水を貯めることが出来るでしょうか”という例題を用いて、このような場合では割り算は

(貯められる水の量)÷(貯める時間[分])=(1分間で貯められる水の量)

というように考えられると確認する。

この考え方から図を用いて分数の割り算を説明する。
ただし逆数の存在を知っていることが前提である。

改訂案2
この案は第1案の延長であり、□÷△=○は□に△が○個分入るという考え方から、△✕○=□という式が成り立つということを確認する。つまり、割り算は虫食い掛け算に帰着することが出来る。