毎年、クリスマスが近づくと華道部の皆さんがクリスマス・リースを作成して、校長室入り口ドアに飾ってくれます。生花や葉っぱで装飾されたリースが校長室を訪れる皆さんを出迎えてくれます。
何かと慌ただしい師走。校長室へ入るたびに美しいリースが心を癒してくれます。生花ですからしばらくは私たちの目を楽しませてくれるでしょう。
華道部の皆さん、ありがとうございます。
校長 八木 基雄
明日12月16日(火)から19日(金)まで、芦高71期生は修学旅行で台湾を訪問してきます。17日には台湾ではトップクラスの名門校、新北市立三重高級中学との友好校締結の調印式も予定されています。もちろん短時間ではありますが、友好校の生徒たちとの交流活動も楽しみです。結団式で私は71期生に寄せる期待を次のように話しました。
高速道路網の拡充、新幹線や航空機等の技術革新により、国内はもとより世界が随分狭くなりました。また最近では格安航空券やバスチケットがインターネット等で容易に手に入るようになり、ほんのわずかな費用でけっこう遠くまで旅に出ることができます。そう簡単には個人で海外に出かけられなかった頃とは比べものにはなりません。
修学旅行の始まりは1882年(明治15年)と伝えられています。それから時を経た今でも修学旅行が高校生活最大の行事として健在なのにはきっと何か理由があるはずです。それこそ昔のように「学を修めた」証としての旅行ではなくなりましたが、きっと不易なもの、すなわち「昔も今も変わらない不可欠なもの」があるのだと思います。
私はこれまで生徒や教師として様々な形態の修学旅行を体験してきました。時々、そのひとつひとつの思い出のかけらがよみがえってくることがあります。中学では、当時「夢の超特急」と称された初代新幹線「こだま号」に初めて乗り、その速度に驚いたり、高校では、クラス毎に民宿に泊まり、早朝地元の皆さんと地引き網を引いたりしたこと等々・・・。振り返ってみると、修学旅行はそれぞれの時代を映す鏡でもありました。
さて、芦高71期生の皆さんが旅行先に選んだのは「台湾」です。10月に本校を訪問した新北市三重高級中学との「友好校」協定を締結する貴重な機会にも巡り逢いました。皆さんは、両国の絆を一層深める親善大使として、五感全てを駆使して、優れた伝統文化・歴史遺産、そして何よりも美しい自然を満喫してください
皆さんのこれからの人生において、300名もの団体で旅に出かけることはまずないでしょう。修学旅行はあくまでも普段の授業の場を台湾に移したにすぎません。毎日の学校生活と同じく、共同生活の中でさらなる友情と信頼関係を深め、忘れ得ぬ思い出と貴重な時間を共有できれば大成功です。
“Something is wonderful somewhere in Taiwan!”
現地での速報はこのオフィシャルブログでお楽しみください。ただし現地の状況等で必ずしも速報にならないこともありますが、ご賢察のうえご理解くださいますようお願いします。
校長 八木 基雄
12月17日(水)、サンテレビ県民情報番組「ひょうご“ワイワイ”」(日曜午前8時30分から放映中)の撮影クルーが本校に取材にやってきます。
メインは国内外の被災地で学校の再開を支援する組織「震災・学校支援チームEARTH」隊員の要(研究・企画班長)である淺堀主幹教諭のインタビューと活動の紹介です。番組では、水田教諭の避難防災訓練に向けてのホームルームの様子やインタビュー、また12月22日(月)に実施される地域住民との避難防災訓練の様子等も紹介される予定です。10分程度の番組に編集されるとのことです。どうぞご期待ください。
○ 番組名:県民情報番組「ひょうご“ワイワイ”」(サンテレビジョン)
○放送日:平成27年1月11日(日)午前8時30分~9時まで
参考までに番組のホームページは下記のとおりです。
https://web.pref.hyogo.lg.jp/ac02/yy.html
校長 八木 基雄