昔の子供達にとっては日常の遊びであったお手玉。近年、脳科学がうつ病の治療やパソコンやゲームでダメージを受けた脳の機能回復などに効果があることを突き止めました。授業では「尼崎のお手玉の会」会長の池辺美保子先生をお招きし、お手玉の歴史、医学における効能、保育所や幼稚園、老人ホームの訪問活動での成果、お手玉がもっているコミュニケーション性などについてお話しを頂きました。その後、お手玉実習に入り、投げ方の基礎からいくつかの技、一人から多人数までの多様な遊び方を教わりました。授業中、受講生が終始笑顔で取り組んでいたことが印象的でした。
文責 「日本の文化」担当者