昨日(23日)は3月下旬のような気候でした。最近は太陽が昇る時間も少しずつ早くなってきており、春の足音がすぐそこまでやってきていることがわかります。新しい生命やエネルギーの躍動が随所に見られます。
先週から、家庭学習期間中の3年次生(70期生)の関西を中心にした私立大学の合否状況が届いています。合格した嬉しさのあまり学校まで報告に駆けつけてくれる芦高生。第1志望校が残念だったにもかかわらず、平常心で自習室に通い続け、後期入試や3月入試のチャンスをうかがう芦高生。1年間の進学準備の結果、憧れの第1志望に合格した69期生の喜ばしい報告も聞くことができました。彼と話をしてみると、1年間の試練は人間を大きく成長させるのだということを実感しました。このように、この時期はいつの時代も同じ光景が繰り返されます。
明日から国公立大学の前期日程試験が一斉に始まります。朝日新聞には下記のように志願者数の分析が掲載されていました。
25日に始まる国公立大学入試の2次試験の確定志願者数を、文部科学省が19日発表した。164大学551学部に計47万4546人が出願。全体の募集人員(10万1605人)に対する倍率は4・7倍で前年より0・1ポイント下がった。志願者、倍率ともに、大学入試センター試験が始まった1990年以降で過去最低となった。
国立(82大学377学部)の倍率は前年と同じ4・3倍、公立(82大学174学部)は前年より0・2ポイント低い6・3倍だった。
この時期には大学入試に関する様々な情報が飛び交いますが、情報を取捨選択し、また情報に惑わされることなく、これまでやってきた自分に自信をもって試験に臨んでほしいと思います。合否はともかく、最後までやりきった自信はこれからの人生に十分に生かせることができます。最後の最後まで粘り強く頑張れ!芦高70期生の皆さん!
皆さんの卒業式がいよいよ今週の金曜日(27日)に迫りました。「芦高生」と呼ばれる日々もあと4日です。古巣を飛び立つ準備はできていますか?私たちは皆さんが果てなき明日へ飛び立つ日を心待ちにしています。
校長 八木 基雄