「お知らせ」カテゴリーアーカイブ

“文武両道”のさわやかな芦高生

 

「文武両道」をスローガンに掲げ、日々多感な青春時代を謳歌している芦高生。芦高の一日の始まりはいつも賑やかです。

グラウンドでは朝7時過ぎに野球部が元気なかけ声とともに早朝練習を始めます。その練習に励む声が阪神芦屋駅まで聞こえることがあります。体育館ではバスケットボール部がシャトルランの音楽をBGMにランニングでウオーミングアップを始めます。トレーニングルームでは冬場の体力と身体づくりに懸命なカヌー部員がいます。サッカーやラグビー部員も負けてはいません。

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昼休みはといえば、昼食もそこそこにグラウンドに飛び出してくる野球部員。黙々とグラウンド整備をしています。また寸暇を惜しむかのように練習に励むラグビー部員の賑やかな声がグラウンドに響きます。テニスコートではリズミカルにストローク合戦が繰り広げられます。

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「午後からの授業、居眠りしないのかなぁ」と心配つつ眺めていると、私を見つけて例外なく大きな声であいさつをしてくれます。昼休みの短時間でも効率よく練習し、授業にも真剣に向き合える芦高生に感心するばかりです。

放課後には剣道部、柔道部、卓球部、陸上競技部、弓道部が加わり芦高キャンパスはなおいっそう賑やかになります。

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上の写真は夜間の部活動の様子です。本校はかつて定時制課程の県立武庫高等学校と校舎を共有していました。(現在、県立武庫高校は県立西宮香風高等学校に統合されています。)幸いにもまだ使える照明灯を有効活用しています。(残念ながら既に照明灯のひとつは壊れてしまっています。)申請をすれば、公式試合の1週間程前から午後7時まで使用することができます。秋から冬場にかけて日没が早くなる季節には、思う存分練習ができてとても助かります。

グラウンドは他校に比べるとかなり狭いので、日々練習に工夫を加えお互いに譲り合いながら部活動に励むのは芦高草創期からの古き良き伝統です。

風はまだ冷たいですが、今日は春を思わせるような日差しが降り注いでいます。国道2号線から南に延びる桜並木の蕾が、冬の間にたっぷりとエネルギーを蓄えて、今か今かと開花のタイミングをはかっています。確実に春の足音はすぐそこまで来ています。そんなさわやかな一日、今もグラウンドから芦高生の元気な声が聞こえてきます。

IMG_2485〔推薦入学 合格者発表〕

本日午後2時、2月14日に実施した平成27年度推薦入試における160名の合格者を発表しました。

 

合格者の皆さん、「芦高生(73期生)」と呼ばれるようになるまであと少しです。それまで着々と準備をよろしくお願いします。

校長 八木 基雄

JENESYS 2.0 韓国青年訪日研修団来校 報告 1

2月9日(月)の外務省JENESYS2.0プログラム 韓国青年訪日研修団来校について報告します。

全校生で開催した歓迎レセプションでは、韓国からの中・高生36名が、自治会長の横畑さん、副会長の足立さんの司会・進行のもと、全員の拍手で迎えられ体育館に入場しました。訪問団の生徒たちは、芦高生全員での出迎えに大変感動するとともに、アリランの演奏と歌を披露し、芦高生も熱心に聞き入っていました。

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厳粛な歓迎レセプション
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バディーと共に英語の授業

続いて、あしかび会館で自治会執行部の宮崎君がDVDによる学校説明を行うと、訪問団の生徒はカヌーやヨットの選択授業にとても興味を持ったようで、声を上げて感心していました。自治会執行部による校舎案内の後、4限、5限はバディーと共に授業を受け、昼食時間はバディーと一緒に楽しく過ごしました。

6時間目は自治会執行部主催の生徒交流を行いました。

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訪日研修団代表挨拶

両校生徒代表挨拶の後、会長の横畑さんが「千と千尋の神隠し」のお琴での演奏を披露すると、訪問団の生徒が一緒に歌を口ずさんでいました。

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日本文化お琴の演奏を紹介
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和菓子の美味しさに感動

続いて、茶道部は抹茶と和菓子の接待。JポップとKポップを交えた書道部による歓迎パフォーマンスなど、邦楽部・茶道部・書道部の日本の伝統文化を交えたパフォーマンスの全てに訪問団の生徒はとても興味を示し、感激しながら「日本文化は素敵だね」と口ぐちにバディに伝えていました。最後は、訪問団の生徒によるJポップ・絢香の「ワインディングロード」で締め括られました。

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韓国語と日本語の文字をダンスを交えて披露
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Jポップを見事な日本語で絶唱

 とても短い時間の交流でしたが、生徒たちはお互いにすぐに打ち解け仲良くなりとても充実した時間を過ごしていました。訪問団の生徒は皆、日本語がとても上手で、英語の授業でも自分の日本語を使いたいという気持ちがとても強く、最後は日本語で芦高生と話をしていました。

 

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訪日研修団全員集合

次回は国際交流を楽しんだ生徒の感想をお伝えします。

 

 

文責:国際理解教育担当

 

 

 

芦高ホームルーム活動多彩に展開

本校では月曜日と木曜日は7時間授業が組まれています。毎週木曜日7限はロングホームルーム(LHR)の時間です。ふつうはクラス毎に進路、ガイダンス、キャリア教育、人権教育等に使われますが、年に数回は年次集会や全体レクレーションが開かれます。多感な高校生にとってこのロングホームルームは人間関係や社会人としての素養を学ぶために大変重要な意味を持ちます。

少し寒さも緩んだ2月11日(木)グラウンドからとても賑やかな歓声が聞こえるので足を運んでみました。2年次全員がクラス対抗ドッチボール大会を楽しんでいました。高校生がドッチボールなんてと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、意外に盛り上がります。女子生徒に向けて手加減してボールを投げる男子生徒。男子生徒には容赦なく強いボールを投げ返す女子生徒・・・様々な人間模様が垣間見えます。ちなみに主任杯(優勝)に輝いたのはE組だったそうです。

台湾への修学旅行で楽しい思い出を共有した71期生の皆さんは、部活動においては総仕上げの時期を迎え、受験生と呼ばれるようになります。4月に入学してくる73期生の頼もしい先輩として、また伝統を誇る芦高を牽引すべく、芦高のキャンバスを舞台に一人一人が主役を演じてくれることを期待しています。

さて1年次はというと、体育館で年次集会をしていました。2年次とは対照的に静まりかえった体育館では、学校生活、学習、進路について担任の先生方の熱弁が体育館に響き渡っていました。それぞれの個性豊かな熱弁に真剣に耳を傾けている72期生の姿にみなぎる意欲を感じました。最後はやはり年次主任がしっかりと締め括っていました。

県下最大規模の400名でスタートした72期生の皆さんは、ユニトピア篠山での遠足の時と比べるとずいぶん芦高生らしくなりました。毎朝元気でさわやかな声であいさつのできる年次です。4月には73期生の後輩が入学してきます。先輩から受け継いだ芦高生気質を伝えていくのも重要な役割のひとつです。大いに期待しています。

校長 八木 基雄

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第8回 兵庫県高校生英語ディベートコンテスト参加

CIMG00252月8日(日)神戸市外国語大学で第8回兵庫県高校生英語ディベートコンテストが行われました。CIMG0020

芦高からは2年生5名が参加しました。初出場でしたが、一生懸命に取り組み、健闘し1勝することができました。今年の論題は“Zoo should be abolished in Japan ”「日本は動物園を廃止すべきである」であり、肯定側、否定側の両方の立場に立って議論を展開しました。

英語でディベートをすることで、4技能を駆使し、英語力が向上するのはもちろん、論理的に考える力や現代社会における様々な問題に対処する力も身につけることができました。また、他校生の話す英語に接することで、十分な刺激を受け、今後の英語学習に取り組む大きな励みになり、とても素晴らしい経験になりました。

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文責:ESS部顧問

最後まで粘り強く!春遠からじ!

お知らせ★
3年次専用自習室(仮設校舎1階)の使用禁止について
推薦入試の関係で下記の日時の使用を禁止します。
 
・2月13日(金)12:00から2月16日(月)14:00まで
 
3年次の皆さんには不便をかけますが、よろしく対応願います。  16日14:00からはいつもどおり使用できます。
  
DSC_02283年次(70期生)が大学入学試験のため家庭学習期間に入り3週間が過ぎようとしています。受験すれば合否はつきものです。いつの時代もこの時期は大学受験生にとって悲喜こもごもの日々が続きます。入試結果に一喜一憂している暇があれば、目標とする大学に合格するまで最後の最後まで粘り強く攻めていきましょう。3月入試や国公立大学の後期入試まで粘れば幸運の女神が微笑むことがよくあります。
 
さて、家庭学習に入ってから仮設校舎の校長室前に設けられた3年次専用の自習教室には朝から夕方まで黙々と自習に励む3年次の姿が絶えることはありません。日によってメンバーは入れ替わったりはしますが、常連もたくさんいます。勉強の合間の息抜きに校長室を訪ねてきてくれる芦高生も多数いるので、70期生と顔を合わす回数は3年次の先生方より私の方が多いかもしれません。中には合格の嬉しい知らせを報告にきてくれる70期生もいます。                    
 
「今日は誰が校長室を訪ねてくれるのか・・・」校舎から遠く離れた仮設校舎での私の日々の楽しみでもあります。大学受験に挑戦している皆さん、エアコン完備の快適な自習室で芦高生としての残り少ない日々を過ごしてみませんか。
 
昨日、物音ひとつしない自習室をそっと覗いてみました。教卓の上には「頑張っている皆さんへ、ご自由にどうぞ」とメッセージが貼られたガラスのビンには甘いキャンディーがいっぱい詰まっていました。これは飾らない先生方の皆さんに対する愛情のひとつですね。勉強で疲れた脳を再活性化するには甘いキャンディーが一番効果的です。キャンディーに込められた先生方の想いを素直に受け止めましょう。
 
2月26日(木)卒業式予行 70期生の皆さんに再会できるのを楽しみにしています。
 
校長 八木 基雄
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芦高生の感性 光る

国語運用能力向上講座(2年次対象)で学ぶ芦高生2名の作品が新温泉町主催「第20回前田純孝学生短歌コンクール(佐々木幸綱選)」に入賞しました。

(新温泉町教育長賞)
呼びづらく嫌いであったこの氏名今では社会に凛々しく主張し

2年次 女子

(佳作)
思い出とともに増える好きなもの全部あなたとお揃いがいい

2年次 女子

現在、授業選択者20名うち、11名の生徒の作品がエッセイ・短歌・俳句の全国コンクールで賞をいただいています。この1年、自分の思いを自分の言葉で表現する力を育んできました。のびやかな芦高生の感性がそれぞれの作品に表れています。残り8つのコンクールの結果発表も楽しみです。

文責 授業担当者

“Face to face”“Heart to heart”の国際交流

안녕하세요   어서 오세요 아시야 고등학교에

2月9日(月)外務省JENESYS2.0プログラムで韓国在外公館から選抜された36名の中・高生たちが芦高を表敬訪問しました。全校生で開催した歓迎レセプションでは、私の歓迎の挨拶に引き続き、訪日研修団長の韓国新道林中学校日本語科のChang先生からご挨拶をいただきました。その後、代表生徒10人が縦笛での『アリラン』(아리랑)の演奏を披露してくれました。『アリラン』は哀調を帯びた朝鮮民謡の代表作であり、言葉はわからずとも私たちの心に響きました。最後はかつて同じプログラムで韓国を訪問したことのある自治会執行部足立副会長の流ちょうな韓国語での挨拶で締め括りました。

本校での交流活動の様子は国際理解教育担当による報告(ブログ)に譲ることとして、私は引率の先生方との懇談の様子をお知らせします。

団長のChang先生ともう一人の引率者Mun-Hyun高校の日本語教師Ahn先生はとても美しい日本語を話されます。両名とも日本の領事館等で勤務の経験があるとのことで納得がいきました。団長のChang先生は20年前の阪神・淡路大震災を経験されており、現在進行中の本館耐震工事にも理解を示されました。通訳者2名、日韓文化交流基金の中沢氏も同席されていましたが、通訳の必要は全くありませんでした。違和感なく日本語で和やかに懇談は進みました。

懇談では、まずは歓迎レセプションでの芦高生の態度を褒めていただき、終始厳粛に行われたレセプションに感激されていました。また、韓国では小学校から英語教育が熱心に行われ、中学校からは第2外国語の習得にも意を注ぎ、グローバル人材の育成を目指していることなど教育全般について話が弾みました。

今回の訪日研修団の中・高生たちは、演劇や作文等の文化活動において優秀な成績を修めたことで選抜されており、日本語能力もかなり高く、日本のアニメに興味をもって、アニメをとおして日本語を耳から覚えた生徒も多数いるとのことでした。(フランスやイギリスなど日本のアニメが若者文化を席巻している国は多くあります。)大阪でのホームステイを経て、一層日本語テンションは高まり、引率の先生方とも日本語で会話する生徒も多いとのことでした。

交流活動を終えた両国の生徒たちはLINEのID交換をしていましたが、今回縁あって出会った奇跡に感謝し、LineやFacebook等のSNSによるコミニュケーションではなく、“face to face”“heart to heart”でのコミニュケーションを心がけてほしいと思います。

今回の国際交流をとおして両国の相互理解と絆が一層深まることを期待しています。今後も芦高生がグローバル人材としての素養を身に付けることのできる活動を模索していきます。ご期待ください。

또 만납시다

校長 八木 基雄

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独自の取り組み多彩に

ボランティア部の活動報告にもあるように県内37高校が特色づくり活動発表会を行いました。2月7日(土)神戸ハーバーランド・スペースシアターで開催された発表会には県立高校生約170人が参加し、自分の通う学校ならではの取り組みや成果を紹介し合い、交流を深めました。

ステージ発表の部は県立上郡高校和太鼓部「椿」の演奏で開幕し、彼らの力強い演奏は聴衆を魅了しました。また、県立村岡高校が地域の魅力を探るため、アウトドアスポーツや紙すき体験などの学習に励んでいる様子を生き生きと紹介しました。

芦高はボランティア部が「伝えて繋げる」をテーマに、東北大震災復興ボランティアを中心にポスターセッションの部で真摯に発表しました。発表後の質疑応答も活発で、ボランティア部の活動に興味を持ってくれた他校生との交流も深まりました。幸いにも足を止めて発表を聞いてくださり、励ましていただいた次長にも感謝申し上げます。

この発表会をとおして、県立高校生たちは県内37高校の独自の多彩な取り組みを自分の目で確かめることができ、お互いによい刺激を受けたのではないかと思います。高校生が考える学校の特色づくりや取り組む活動は無限にあります。堂々と誇りを持って自校の取り組みを発表する高校生の瞳が例外なく輝いていたのが印象的でした。とても寒い一日でしたが、私も発表を聞いているとあっという間に時間が過ぎ、心豊かな気持ちで帰路に着きました。

このように高校生の瞳が輝く舞台を提供してくださった県教育委員会高校教育課の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。

校長 八木 基雄

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「日本の文化」 連歌作品を素材とした書道の授業です

地歴科と芸術科(書道)とのコラボレーションです。授業では主に平仮名の筆の運びについて講義があり、その後、冬休みメール連歌会の作品二十二句を素材として、連歌懐紙を作成しました。独特の様式にとまどいもありましたが、みな真剣に書と向き合い、静寂の内に授業はすすんでいきました。

文責:「日本の文化」担当者

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ボランティア部活動報告8【県発表会】

平成26年度 高等学校魅力・特色づくり活動報告発表会

平成27年2月7日(土)

神戸駅前スペースシアター にて行われました。ポスター10%芦屋高校は「伝えて繋げる」と題し、ボランティア部が発表をしました。東北復興支援ボランティアへ行くまでの1年間の取り組みと、仙台訪問時の活動についてです。

発表ポスターなど25%P1030628

ポスターの他、書道部の人が作って一緒に届けた手書きうちわや、トイレットペーパー(被災地でトイレを借りたときはお礼に置いてきました)などを紹介しました。

質問してくれました25%P1030661

質問をしに来てくれた姫路の高校生の方々とも交流しました。

文責:ボランティア部顧問