金曜日の5.6限の「芦屋モダニズム」では、本校の教員だけでなく、特別講師をお招きして、阪神間の生活文化、芸術などの専門的な講義を受け、さらに実際に校外で解説していただきながら、文化施設の見学も行っています。
去る、5月8日は、神戸市役所前に集合して、講師の藤井先生のご指導のもと、旧居留地界隈の巡見を行いました。
まず、神戸市役所の展望ロビーから見える街並みを概説していただいたあと、実際に居留地跡の巡見を開始しました。幕末の居留地の面影をそのまま残す、当時の下水道跡(今も雨水用に使用)や、阪神大震災で大きな被害を受けながら、当時の建物の材料の多くを用いて復元した建築(重要文化財に指定)などを、目で見て確認することで港町神戸の歴史の深さを実感しました。また、巡見の途中で、マラソンや、飲料のラムネなど神戸が発祥地であることがらにもふれていただき、「そうだったのか!」という驚きの連続の授業でした。
文責:授業担当者