歓迎!未来の芦高生!

IMG_2471地域に根ざす芦高には毎日訪問者が絶えることがありません。今年は阪神・淡路大震災から20年という節目の年でもあり、校門の側にある「阪神・淡路大震災の碑」に哀悼の意を表しながら手を合わせてくださる卒業生や地域住民の方もたくさんいらっしゃいます。今年の1月17日の朝には、芦屋市長も慰霊に来てくださいました。

この碑は平成10年1月17日、本校同窓会あしかび会員の皆様の浄財により、阪神・淡路大震災で無念にも命を落とされた在校生3名と卒業生30名の御霊を慰霊するために建立されました。

1月中旬、近隣の小学生や保育所の保育園児の皆さんが、阪神・淡路大震災の教訓を学び次世代に伝えるため、この碑を訪れ小さな手を合わせてくれました。

「勉強したくても大きな地震で勉強することができなくなったお兄さんやお姉さんの分までしっかりお勉強して、将来は芦屋高校で勉強できるようになりましょうね!」

と先生が語りかけると、保育園児たちはいっせいにうなずいていました。私は先生の話を素直に聞ける保育園児の皆さんを微笑ましく眺めていました。皆さんが芦高生となる時には創立90周年が目の前に迫っています。歓迎します!未来の芦高生!

校長 八木 基雄

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