「76期生」カテゴリーアーカイブ

2018 オーストラリア語学研修(8月2日)

研修12日目、本日は午前中2時間バディーと同じ授業を受けました。

1時間目のいくつかの授業をのぞかせていただきました。まだ日本の学校では学習していない範囲や、日本とは学習内容が違う科目もあり、難易度の高い授業でしたが、バディーに丁寧に説明してもらいながら挑戦していました。

三角比を教えてもらっています
こちらはローマ帝国史です
Accounting(会計)の授業です

 

3時間目と4時間目はArt(美術)です。オーストラリアの動物や、自然の中でアボリジニの方々がどのように生活しているかを学びました。男性しか触れてはいけないdidgeridooという楽器も音楽の先生に演奏していただきました。4時間目は自然の中での生活についてアボリジニの方々が描く記号を使って、昨日学習したboomerangに絵をかきました。

美術の先生が撮影した写真を見せていただきました
演奏が難しいdidgeridooは低音がよく響きます
自分の考えたストーリーを絵にしていきます
手前にあるのはアボリジニの方々が使うゆりかごです
蛇を描いているようです
皆真剣そのもの、いつものおしゃべりが聞こえません
作品は日本へのお土産に持って帰ります

 

 

今週は木、金、土曜日の晩に学校でミュージカルの発表があり、今晩が初演です。バディーがミュージカルメンバーだという生徒もおり、校内のあちこちに貼られているポスターを見たり、リハーサルをのぞかせてもらったりして皆とても楽しみにしています。生徒たちとホストファミリーは学校からチケットをいただき、最後の晩を一緒に観劇しながら過ごします。

ミュージカルの様子は明日のブログでお伝えします。

 

2018 オーストラリア語学研修(8月1日)

研修11日目、8月に入り、生徒たちは「あと3日しか残ってないの?」と焦り始めています。

 

1時間目の授業ではcurrency(お金)について学びました。皆何度かホストファミリーにショッピングに連れて行ってもらってオーストラリアドルを使ったこともあるようですが、授業でも財布からnotes(紙幣)とcoins(硬貨)を出してじっくり観察します。プラスチック製の紙幣はとても色鮮やかで、色によって愛称がついています。硬貨の中には絵柄の違う記念コインもあり、持っていた生徒のものを回して違いを確認しました。

 

 

 

2時間目はboomerang(ブーメラン)についての授業でした。テキストを読みながら、こちらで学んだreading手法に従って学習します。indigenous people(先住民:オーストラリアではアボリジニ)の文化についても学びました。

Morning Teaの時間は外で過ごしました。学校のスケジュールの関係でバディーが来ることができませんでしたが、音楽の先生がギターを弾いてくださり、リズムにのって体を動かしたり歌ったり楽しい時間を過ごしました。

 

 

お昼からはexcursion(校外学習)でCarindale Shopping Centerに行き、買い物を楽しみます。もちろん課題も出されており、1時間目に学習した紙幣や硬貨を使うこと、インフォメーションセンターで質問をすること、日本との共通点や相違点を見つけること、の3つです。ショッピングモールはかなり広いので2班に分かれて団体行動でしたが、「このお店に行きたいです!」「これが買いたいです!」と先生にリクエストして連れて行っていただきました。多くの買い物をして、あっという間に時間が過ぎました。

 

 

 

迎えに来たホストファミリーにも「たくさん買い物をしたね、何を買った?」と聞かれ、話が弾んでいました。

2018 オーストラリア語学研修(7月31日)

研修10日目、すっかりこちらの生活にも慣れ、「もう帰りたくない!」という声が聞こえます。

午前中の授業はListeningです。2つのグループでそれぞれListening問題と動画鑑賞を交互に行いました。まじめでよく頑張るので今日は少し難しめの教材を選んだ、と先生にお聞きしました。語句だけではなくことわざやジョークの理解にも苦しみましたが、先生方にどんどん質問し、わからないところを丁寧に教えていただきました。先週はかなりゆっくり話していただいていた先生方の発話スピードも徐々にはやくなってきているのを感じます。

 

Morning tea以降はバディーと一緒の授業を受けます。休み時間にはオーストラリアの文化について教えてもらうだけでなく、日本の遊びやお菓子を紹介しています。写真は折り紙で作ったオーストラリアの『カンガルー』です。

2018 オーストラリア語学研修(7月30日)

研修9日目、ホストファミリーと過ごす週末を終え、皆楽しそうに週末の出来事を話してくれました。ビーチや自然観察に行ったり、映画を見たり、誕生日会をしたり、マーケットやスーパー、ショッピングセンターに連れて行ってもらったりと家庭によって様々な経験をしたようです。

 

1時間目はreadingの授業です。“Possum Magic”という絵本を読みました。推測、読書、質問…と先週教えていただいた6つの読書手法を使って理解を深めます。possumはオーストラリアの家の裏庭や近くの森に棲んでいる身近な有袋類です。夕方にホストファミリーと一緒にこの生き物を探して歩くpossum walkを経験した生徒もいます。本の中にはオーストラリアの生き物や食べ物が多く登場します。

オーストラリアの文化が詰まった本だと紹介されました
1人1ページづつ声に出して読みます
聞きなれない地名や食べ物の名前は地図や写真で確認します

 

2時間目はcookingです。1時間目に出てきた食べ物のうち、“lamington” “pavlova” “vegemite sandwich”の3つを作りました。中でも“lamington”は先週訪れたOld Government Houseで生まれた食べ物です。たくさん作ってmorning teaでバディーにも味わってもらいました。

家庭科の先生自慢の素敵なkitchenです

 

 

まずココアパウダーを入れて…
量の多さに驚きながら砂糖を入れます
お湯を入れ、溶けるまで混ぜます
スポンジケーキを浸します
ココナッツをまぶします
lamington完成!

 

メレンゲとフルーツをカップに入れて…
ホイップクリームをかければpavlova完成!

 

vegimiteは「大好き!」「微妙」と好みが分かれます

 

バディーにもおすそ分けしました

 

3時間目からはバディーと同じ授業を受けます。時間割を見ながら、「今日はこの授業が楽しみだ」と話しています。

2018 オーストラリア語学研修(7月27日)

研修6日目、午前中は市街へのexcursion(校外学習)です。スクールバスでQUT(Queensland University of Technology)へ出かけます。

諸注意と訪問場所の説明があり、バスに乗り込みます。

 

まずは大学構内にあるCity Botanic Gardensへ向かいます。プリントに載っている場所を探し、見つけた証拠に写真を撮ります。日本では見かけない動植物も多く、先生に質問して名前などを教えてもらいます。

 

  

Old Government Houseを見学します。ビデオでブリスベンの街が発展していく様子を学んだ後、館内を見学します。ここはオーストラリアの有名なお菓子であるラミントンが生まれた場所です。また、館内には風景画家William Robinson Galleryもあり、彼の作品が展示されています。オーストラリアの大自然を描いた迫力ある絵に感動しました。

 

 

   

OUT内にあるThe CUBEという場所に向かいます。巨大なスクリーンが複数展示されており、それぞれ遊びながら科学を学ぶことができます。今日はロボットと恐竜、宇宙のスクリーンがありました。元素記号や炎色反応など、日本で学んでいる化学の知識も活かすことができました。

 

   

街の中心を流れるブリスベン川にかかる橋を渡り、South Bankと呼ばれるエリアに向かいます。

 

Epicurious Gardenには様々なハーブや野菜が植えられており、季節によって触ったりにおいをかいだりして観察します。南半球のオーストラリアは現在冬ですが、季節外れの葉物野菜やトマトがなっており、気候の違いを感じました。

 

 

1時ごろ、学校に帰ってきてバディーと一緒にランチです。今日は校外学習について話します。朝もらったパンフレットや撮ってきた写真を見せながら話がはずみました。お昼からもバディーと同じ授業を受けます。

 

 

 

今日は金曜日、明日からの週末はホストファミリーと一緒に過ごします。

次のブログ更新は月曜日になります。Have a nice weekend!!

自転車安全講習会を開催しました

7月10日(火)新規自転車通学登録者を対象に自転車安全講習会を本校にて開催しました。

第1部は柔道場にて「自転車運転における違法行為とマナーについて」と題して講義を行い、第2部はグラウンドにて「8の字走行および反応・回避」の実技を行いました。

生徒達は危険運転14項目を理解し、周囲に注意を払って走行をする事で、自分自身や周囲の安全を守る意識をもったようでした。今後も1件でも事故が減るよう指導してまいります。

 

    

 

文責:生徒課担当

2018 オーストラリア語学研修(7月26日)

研修5日目、本日も昨日と同じ時程で進みます。朝はreadingの授業です。

ここWhites Hill State Collegeでは現在readingに力を入れており、Prep(幼稚園生)から文字を習い始め、12年生(高校3年生)まで英語の授業があります。もちろん英語だけでなくどの教科でも語彙を増やし表現力を伸ばす工夫が取り入れられています。

Readingの授業では、レベル別に10人ほどのグループに分かれ、グループ毎に担当の先生がつきます。各自の読書量やレベルは担当の先生が管理し、半年毎のレベルチェックで新しいグループが組まれます。生徒は好きな本を選び毎日読書することが宿題になっているようですが、図書館の本には難易度別に色分けされたシールが貼ってあり、生徒が自分のレベルにあったものを選びやすいよう工夫されています。

壁に難易度別の色分けが貼ってあります。
本を入れる籠も色分けされています

1時間目は、8年生(中学2年生)のReadingの授業に参加しました。各グループに芦高の生徒2、3人ずつ加わります。読書といってもグループごとに異なる題材を扱い、小説だけでなく、歴史や科学に関する本や新聞記事、政治を題材にした4コマ漫画まで多岐にわたります。知らない単語もグループの生徒が簡単な単語に言い換えてくれるので、辞書なしでも話についていくことができました。

机や椅子は自由に動かすことができます
ソファーは図書館に来た生徒がくつろいで本を読めるように、だそうです

 

2時間目は芦屋高校の生徒だけのグループでElizaという孤児の話を読みました。絵や題名から内容を推測し、実際に声に出して読んだ後は先生の解説で内容を理解します。最後に本の話題を実生活に結びつけて考える活動がありましたが、「私の姉もElizaのように面倒を見てくれる」「かわいそうな話で『おしん』に似ている」など、面白い答えが出ました。

 

 

Morning Teaのあとは、バディーとの授業です。お互いに興味のある話題もわかり、会話がさらに弾むようになってきたようです。

  

 

 

ホームステイ先の方に迎えに来ていただき家に帰ります。Have a good evening!

2018 オーストラリア語学研修(7月25日)

研修4日目、“Good morning!”と朝の元気な挨拶から始まります。授業が始まる前から何名かが英語で昨日ホストファミリーやバディーとしたことを教えてくれました。だんだん話すスピードも速くなってきています。

 

1時間目はEnglish conversationです。まずはバディー、ホストファミリー、日本の好きなところについて話します。ペアを変えて何度も繰り返し行い、話すことに慣れてきたところで次のアクティビティーに移ります。

ペアを変えながら何度も繰り返します
指示がわからなければ必ず質問すること、と言われています

次はrunning dictationです。コアラの生態について2人で協力して学んでいきます。先生方からもよくできているとお褒めの言葉をいただきました。

コアラの生態について読みます
忘れないよう走ってペアに伝えに行きます
バディーがそれを書きとめていきます
できたら続きを確認しに行きます
再度、ペアが書き留めます 。他のペアよりはやくできるかな?

 

2時間目は魚について生物の授業です。理科室に移り、水槽を観察します。どの水槽にどんな魚がいるかを聞き、エサを食べる様子を観察します。先ほどやったrunning dictationを応用し、魚についての情報を先生から聞き取り、ペアに伝えます。

どの魚がどの水槽にいるか、絵と見比べています
先生の話を聞いて…
ペアは紙に書いていきます
魚の絵も皆上手だと先生に褒めていただきました

 

Morning Teaの時間にはまたバディーが迎えに来て、3時間目の授業とLunchを一緒に過ごします。

昼からはSports Dayが行われました。同時並行でBush Walkや来週開催のSchool Musicalのリハーサルがあり、バディーが行くところに一緒に参加しました。Musicalは来週木曜日の夜、本番を見せていただけることになっています。楽しみですね。

 

2018 オーストラリア語学研修(7月24日)

研修3日目、英語ばかりの環境にもずいぶん慣れ、積極的に英語を使おうという姿勢が見られます。

1時間目の授業は生物、昨日観察したsquirrel glider(モモンガの一種)についての講義です。生態に関する難しい単語や重要表現は先生方が簡単な単語で言い換え、写真や動画を使いながら解説してくださるので一生懸命メモしています。

   

Collegeの校内にある人口の巣を観察し、squirrel gliderを守る活動についても学びました。

 

 

日本とは違い、休憩なしに2時間目の音楽の授業へと進みます。

まずはKookaburra Song(ワライカワセミの歌)です。初日に突然誰かに「ハハハハ!」と大声で笑われて驚いた生徒がいましたが、この鳥の鳴き声でした。歌詞を確認した後、先生のギターに合わせて歌います。また、オーストラリアを代表する歌であるWaltzing Matildaを鑑賞しました。オーストラリアの伝統的な言い回しで、今まで学習したことのない単語が多く出てきましたが、動画を見ながら一つ一つ丁寧に解説していただきました。

 

 

2時間目が終わるとお待ちかねのMorning Teaの時間です。バディーが迎えに来てくれ、ここからは3時間目、Lunch、4時間目と一緒に過ごします。

 

 

バディーとの授業でcoffee shopへ校外学習に行く生徒に同行しました。家庭科の‘Hospitality’という選択授業で、普段は調理室でサンドウィッチやコーヒーの種類と作り方、お客様への提供のしかたなどを学んでいます。今日はスクールバスでお店へ行き、実際にコーヒーを味わいながら店員の方にインタビューをします。このお店は実習コーナーも併設しており、機械の違いや清潔に保つ方法についても熱心に見学していました。オーストラリアには長年スターバックスが参入できなかったというほど独自のコーヒー文化が発展しているというのもうなずけます。

   

 

2018 オーストラリア語学研修(7月23日)

研修2日目、本日からWhites Hill State Collegeに通います。

最初の授業は先生方の紹介と学校のルールの説明、学校見学です。幼稚園から高校生まで通う学校で、様々な年齢のクラスがあります。私たちが主に通うのはArts Asia Learning Centerという外国出身の生徒がブリスベンの学校に通う前に英語力を養うための施設です。一定以上の語学力がついた生徒はオーストラリアの学生と一緒にぞれぞれの学校に通うことができます。

学校見学では幼稚園から高校までの教室を案内していただきました。

 

 

AALC内
これから使用する教室です
Adiminiatration Office
校内は広く自然もいっぱいです。
technology designの授業の作品を見せていただきました

 

2時間目からは、各人のバディーの受けている授業に参加し、バディーと対面しました。授業が終わってmorning teaの時間には、皆すぐに打ち解けました。

3,4時間目の授業もバディーと一緒です。日本語でいう古典にあたるシェークスピアの『ロミオとジュリエット』など、大学英語並みに難しい授業でも、バディーの力を借りながら少しでも理解しようと頑張っています。「一生懸命伝えようとしてもらっているのにわからない。」「もっと話したいのに言葉が出てこない!」というもどかしさもあるようですが、先生方やバディーからも、わからなくて当たり前、少しでも聞き取れたらそれでいいんだよと言われています。

ひとりひとりにバディーがつきます
ランチが終わり談笑しています

 

お昼からは芦屋高校の生徒だけでの特別授業です。今日のテーマは「オーストラリアの動物について」ということで、多くの動物を教室に招いていただきました。実際に見るだけでなく、触れたり、におったりして肌で体験します。両生類、爬虫類、最後には哺乳類のウォンバットも登場し、先生方も思わず一緒に興奮してしまうほど貴重な体験でした。

先生の板書に助けられながら生態を学びます
spiny leaf insect
green tree frog
blue tongue lizard
single back lizard
python
black head python
long neck turtle
squrrel glider
fawny frog mouth
crocodile
wombat

 

ホストファミリーのお迎えで家に帰ります。See you tomorrow!!