生徒のみなさんへ
例年なら今ごろは、部活動に所属している人は、総体、三年生にとっては最後の大会で、好成績を出すために練習に励んだり、記念祭で最高のステージ発表ができるように準備をしていたと思います。また、78期の新入生の皆さんも学校生活にも慣れ、新しい友達と休み時間を過ごしたり、初めて迎える記念祭に胸を躍らせていたと思います。
皆さんご存知だと思いますが、今年は総体がなくなってしまいました。僕は剣道を中学から6年間続けてきました。その6年間の集大成を発揮する場、6年間のけじめがつけられなくなってしまいました。総体に限らず社会では今も様々なことが規制されたり、自粛をしたりしています。その成果が最近ようやく見られてきたと思います。東京で1日に確認される感染者の数が明らかに減ってきました。兵庫県でも、4週連続で感染の確認が減っているそうです。僕たちが自治の心を持ち自分で考え、正しい行動をした成果です。始業式で使った言葉に合わせるならば、「家にいたおかげで救うことができた命」があると思います。
今までコロナのせいで悔しい思い、悲しい思いをたくさんしました。たくさんの事を我慢しました。それを自分自身で踏みにじるようなことは絶対許されないと思います。
あと少しみんなで頑張ろう!
72代自治会長 灘本 雄大
文責 生徒課