【ヨット部】国民体育大会セーリング競技出場報告

第77回国民体育大会(いちご一会とちぎ国体)セーリング競技に兵庫県代表として、本校ヨット部から2年次の3名が出場しました。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりに開かれる国体です。セーリング競技は10月2日(日)~5日(水)、千葉県の稲毛ヨットハーバーで行われました。

以下、出場生徒の感想です。

 

少年女子420級


私たちはこの4日間のレースで多くのことを経験しました。周りには3年生の出場者が多く、とても緊張しましたが、他の艇を見て学んだこと、走りながら学んだことや感じたことが多くありました。どのレースでも楽しんで乗れたことが一番よかったところだと思います。自分たちの強い部分や弱い部分、経験不足な部分などを知ることができた大会となりました。

最初のレースは、風や他の艇をよく見てコース取りを決めることができ、11位を走ることができました。2レース目では有利な風をつかむことができずに苦戦しました。大会3日目に行われた3~5レース目は、強風で波もとても高かったため、リタイアせざるをえず、とても悔しい思いをしました。最終日のレースでは、大きなミスをしてしまって順位を上げることができず、最後は20位という結果になりました。

この大会を通じて、技術を学ぶことはもちろん、それ以上に「勝ちたい」という気持ちが強くなりました。この経験を糧に、来年の全国総体出場に向けてチームで一丸となって頑張っていきたいと思います。

最後になりましたが、この大会に出場する機会をいただき、応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

少年男子レーザーラジアル級

国体を通して全国のトップレベルの選手の皆さんと競えて、とても貴重で内容の濃い経験ができました。先頭艇団に必死に追いつこうとしましたが、1つ1つの動作でどんどん離されてしまい、自分自身の課題がたくさん見つかりました。芦屋高校OGであるコーチには、特に、コース取りとセールセットという2つの課題を見つけていただき、感謝しています。また、Team兵庫の異なる艇種どうしのメンバーでセーリングの技術など多くのことを教えていただきました。42艇中17位でフィニッシュできたレースもあり、とても嬉しかったですが、結果としては25位となってとても悔しい思いが残りました。

この悔しさと課題をバネに来年の全国総体と国体に出場できるよう励んでいきます。応援ありがとうございました。

 

 

文責:ヨット部顧問