【書道部】書の甲子園 ~第28回国際高校生選抜書展~N0.1

「書の甲子園」がはじまりました。
2月2日(日)まで
大阪市立美術館
初日、少しの時間ですが会場に行ってきました。
今大会は13の国、地域から、計1万3906点の応募があり、入賞・入選した2061点が展示されています。近畿地区優勝をいただきましたが全国とのレベルの差を感じ、それぞれ課題を待ち帰ることが出来ました。来年に向けてスタートとなった一日でもあります。
 第28回国際高校生選抜書展にて、芦屋高校書道部が2年連続となる近畿地区優勝を果たしました。そして、大阪市立美術館にて展示されている今大会の入選・入賞作品を見に行かせていただきました。
全国から集まった2061点の作品を見させていただき、地区によってレベルが大きく違うことも感じられて様々な作品を見ることによって良い刺激を受けたのでそれを今後に活かしていきたいです。
個人的に私は国際高校生選抜書展では初めての入選でした。前回は落選という結果でとても悔しい思いをしたので、今回、1年次から書き続けてきた書体の作品で入選することができて本当に嬉しく思います。
ご指導していただいた顧問の狩谷申子先生と日々切磋琢磨してきた仲間にはとても感謝しています。
これからも「書志貫徹」をモットーに作品作りに励み、本来の目標である全国優勝を目指して部員一同精進していきます。
書道部幹事 76期  原愛実
文責:書道部顧問

【書道部】富士山書き初め2020    

富士山書き初め2020に書道の授業、部活動にて取り組みました。

75期大野詩織が 最優秀賞を受賞!

感謝の気持ちでいっぱいです。

以下、受賞者代表お礼の言葉です。

 この度は最優秀賞という名誉ある賞を頂くことができ、本当に嬉しく思っています。

 私が中学三年生のとき、ふとつけたテレビ番組に芦屋高校書道部が特集されていました。そこで放送されていた、仲間と先生が一体となり書道パフォーマンスをする先輩方の姿や、一人一人が半紙に古典を臨書し書道と向き合っている様子に憧れ、芦屋高校入学と書道部入部を達成することができ夢の書道部生活がスタートしました。

 書道部として活動してきた中で、昨年の富士山書初め2019で、尊敬する先輩である藤川彩花さんが最優秀賞を受賞されているのを見て、私も続きたいと思い、今回の富士山書初め2020に挑戦しました。

 今回の受賞は私一人の努力ではなく、周りのたくさんの方の支えがあるからこそ実を結ぶことができたと感じています。

 出品するにあたり、顧問の狩谷申子先生と作品の構想を練っていた時、高校三年間の集大成を「霊峯富士」の四字に表現できるような書を書きたいという思いを伝え、特に精を出して学んだ隷書体で臨もうと決めました。そこで学んだ筆法を生かした古典味のある「霊峯富士」を書き上げられたと思います。

 私の夢は、高等学校芸術科・書道の教員になることです。いつも熱心に指導してくださった先生、ずっと支えてくれた両親、共に高め合ってきた仲間たちに感謝を伝えるために、必ず叶えます。

 そして、書道という文化を未来に繋げていけるように、これからも書道と向き合い、楽しみ、私の書の道を進んで行こうと思います。

 今大会において、作品を選んでくださった先生方、ご協力してくださった関係者の皆様、本当にありがとうございました。

 令和2126

  兵庫県立芦屋高等学校 3年次 大野 詩織

文責:書道部顧問