中国・広東省との高校生交流事業

去る10月31日(木)から11月7日(木)、中国・広東省からの代表団生徒10名のうち1名を芦屋高校で受け入れをしました。

学校では、ホストファミリーを引き受けてくれた2年次の生徒と一緒のクラスに入り、日本の高校生活を体験しました。中国では上履きに履き替えないため、下駄箱が珍しかったり、掃除が珍しかったりと、いろいろな発見があったようです。

受け入れをしてくれたクラスメートたちも、つたないながらも英語や知っている中国語を使ってコミュニケーションをはかり、居心地のよい雰囲気を作ってくれました。

最終日には、クラスで送別会も開いてくれ、広東省からの生徒は驚きと感謝でいっぱいの様子でした。お互いの生徒にとって、学びの多い1週間であったと思います。

ホストファミリーを体験した生徒の感想

「日本と中国は古来から強い結びつきがあり、あまり文化や習慣に違いがないと思っていましたが、今回、毎日を一緒に過ごす中で、国が違うんだと気づかされる瞬間がいくつもあり、とても新鮮でした。この交流事業に参加して、かけがえのない友達ができ、また有意義な時間を過ごすことができました。」

 

各受け入れ校、ホストファミリーが集まっての送別会の様子

文責:国際教育課

令和元年度鉄道研究部OB総会

令和元年11月3日(日)に県立芦屋高校 あしかび会館で鉄道模型運転会・芦高鉄研OB会第13回総会が行われました。

当日は、約20名の鉄道研究部OBの方が参加されました。なかには、3期生の方もおられ、鉄道研究部に対する並々ならぬ思いが伝わってきました。午前9時からは鉄道模型運転会が行われ、OBの方によるOゲージの運転を披露しました。

午後1時から総会が行われました。まず、池田前OB会長をはじめ、亡くなられた会員の方に対する黙祷がありました。次に大橋新OB会会長の選出とあいさつ、山本新副会長の選出とあいさつがあり、今後のOB会のあり方等に大いなる決意を述べておられました。会計報告の後、参加者全員が自己紹介と近況報告を行い、日頃の鉄道に対する愛着等を語っていらっしゃいました。

また午後2時からは文筆家として著名でHOゲージ制作では神業の持ち主と称される坂本 衛様より「鉄道漫談」を披露していただき、参加者はその話に聞き入っていました。
総会後には記念写真撮影も行い、交流を深めることができました。

参加者の皆様ありがとうございました。
(文責 鉄道研究部顧問)

1年次 国際理解教育講演会(10月30日)

本日7時間目に、シリア支援団体 ”Piece of Syria”代表の中野貴行氏に、「当たり前ってなんだろう?~幸せに生きるヒントはシリアから学んだ」というテーマで講演をしていただきました。
私たちが「当たり前」に思っていることが、他の国ではそうでないこと、「なりたい自分」から自分の進路を考えてみるということなど、講演を通して、生徒たちはシリアについて理解を深めただけでなく、自分の生き方を見直すきっかけになったと思います。また、世界で起こっていることに目を向ける貴重な機会になりました。

 

 

(生徒の感想文より)
・一番心に残ったのは「夢=仕事」ではなく「夢=なりたい自分」で考えるということでした。「なりたい自分」で考えたほうが、選択肢が広がるし、その夢に向かって頑張れるのだと気づきました。
・僕は戦争が起きて、ニュースで目にしたシリアしか知らなかったけど、戦争が起きる前はとても平和な国だと知った。「当たり前」が一瞬で壊れた時、シリアの人々はどんな気持ちだったのかを考えると、とても悲しい。
・「幸せ」はなるのではなく、気づくものだという言葉が心に残りました。普通に学校に行って、毎日ご飯を食べて、そして、家があることすらも幸せなのだと思いました。
・今ある生活は決して当たり前でなく、違う国では6秒に1人は亡くなっていることを知り、今できることをしたいと思いました。
・私は「夢は知識」という言葉が特に印象に残りました。もっともっと広い視野を持って、物事を考えることが大切だと思いました。