【PTA】三年次 福祉施設見学会

2018年12月5日に3年次保護者会として、しょうがい者福祉施設の見学会を行いました。間に昼食会を挟み、参加者6名で情報交換など有意義な時間を過ごしました。 以下は参加者の感想を繋いだものです。
【武庫川すずかけ作業所】
◆入ってすぐ、利用者さんの大きな声での挨拶にホッコリしました。働いているスタッフの方も、アットホームな明るい雰囲気。いろいろなしょうがいがある利用者それぞれに合った作業を、楽しみながら、責任感も持ち、頑張って働いていらっしゃるのがわかりました。
◆地域に作業に出られる方、作業所内で作業される方(クッキーやパウンドケーキなどの菓子製造作業、紙すき、陶芸、内職)、機能訓練される方などがいらっしゃいました。クッキーの制作現場を見学させていただきましたが、1つ1つ手作業でびっくりしました。食事も個々に合わせた形状に準備されていました。
◆皆様の作業を見学して出来上がった品物は牛乳パックから紙すきで作ったブックカバーやハガキ、手芸などどれも個性豊かで温もりのある作品ばかりで手に取ると優しい気持ちになることができました。手作りのケーキやクッキーもとても美味しくお店で販売されているようなのでまたぜひ買いに行きたいと思います。
一方で、一度入所されると退所する人はなかなかでないので、新しく受け入れることが困難だとのこと。また、利用者とその家族の方の高齢化が今後の課題だと聞きました。地域と共存できるような施設が今後も増えていくといいなと思いました。
【ドリーム甲子園】
◆ドリーム甲子園は海の近くで景色がいいところにありました。しょうがいの重度により班分けされており、作業や訓練をしたりレクレーションを楽しんだりと、皆さんそれぞれ活き活きと活動されていました。施設外にパンの店、カフェもあり、 また、職業訓練の班もあり、就職を目指して頑張っている姿をみることができました。
◆共同で生活しているグループホーム見学させてもらいました。大きな声を出したり、ドンドン音をたてても近所に迷惑をかけないように、一棟全部をホームにしたり、上下で部屋を契約したりと、利用者の自立と社会との共存を目指すための工夫がされていました。
また、安全に配慮しながら大家族のように支え合って生活されている様子が伺えました。1部屋を1人で利用されていて、ちょうどシェアハウスのような感じ。食事は一緒に食べたりしつつ、プライベートなスペースもあって、いいなと思いました。
【参加してみて】
◆二つの施設を見学させていただいき、今まで知らなかったを福祉施設やしょうがい者について知ることが出来ました。なかなかお会いすることがない、利用者の方とも触れ合えたことで人として大切なことを改めて学ばせていただきました。色々と考える機会をいただけて参加して本当に良かったです。(文責:総務課)