「73期生」カテゴリーアーカイブ

73期生 1年次 インターネット講演会

 

7月13日(月)

インターネット利用アドバイザーの山根喜代浩先生に来校していただき、「ケータイ・インターネットの光と影~被害者にも加害者にもならないために~」をテーマに1年次を対象として講習会をしていただきました。

講師の先生の親しみやすい人柄から発せられる、分かりやすい話と、時折見せる厳しい使い方の注意を、生徒たちは身近な問題として真剣に聞いていました。危険性を知り、正しい付き合い方について認識を深めることができたと思います。朝早くから遠方よりお越しいただき、本当にありがとうございました。

[講演の感想]

「一度ネットに情報を上げて流出したら、刺青を入れたようにいつまでも消えないと聞いて、インターネットの影響力は良くも悪くも大きいなと思いました。(女子)」

「写真のGPSがONになっている状態で撮ったものを相手に送ると、位置情報が分かったしまうという話が印象に残っています。そのようなことを気にしたことがなかったので,とても慌てました。気をつけようと思います。(女子)」

「LINEで”既読”は”読みました”というのが分かるように作られたのだよと聞いて、『返信は絶対しなきゃいけない』という意識が、『別にしなくてもいいんだ』という意識に変わり、とても印象に残っています。でもそれが日常に生かせるか分かりません。(女子)」

「インターネットやSNSの使用方法について改めて考えることができた。軽い考えで写真を載せることはとても危険だと思った。先生の言葉で『ニュースでやっていることは氷山の一角』というのがとても印象に残っている。自分が巻き込まれれば、家族や友達までも巻き込むことになっていまうので気をつけたい。(男子)」

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文責:1年次主任

73期生 1年次 進路講演会

5月28日(木)

「インスパイア・ハイスクール事業」の一環として、「職業理解と選択」をテーマに1年次を対象に進路講演会を行いました。

株式会社リクルートの佐野さんを講師としてお迎えし、体育館において約1時間ほど講演をしていただきました。

生徒の中を佐野さんが歩き回り、発問をし意見を聞きながらの非常にリラックスした雰囲気の中、生徒たちは笑いながらも真剣な表情で話を聞いていました。本当にありがとうございました。

[講演内容]

「職業選択の幅を広げ、仕事内容を就職前に把握することが大切」

・皆さんは世の中にある約17,000種類の職業の中から、どのような職業を選択していくのか。

・人は自分の知っている中から職業を選択する(自分の知らない職業は選択することができない)ことになるので、世の中にどのような職業があるかを「知る」こと、つまり自分の知る範囲を増やすことが非常に大切である。

・例えば、「子どもに関わる仕事」といえば「保育士や先生」が主流であるが、「スクールカウンセラー」や「小児科医」はもちろん、「子ども向けのおもちゃに関する仕事」や「子ども向けの雑誌の編集」なども「子どもに関わる仕事」であることも視野に入れて職業を選択することが大事である。

・会社が求めている能力は第一に「コミュニケーション能力」だが、これは「よく話す力」「上手に話す力」ではない。「相手の意図を読み取り、自分の意図を伝える力」であり、この力は、授業ではもちろん、高校の様々な行事を通して身につけることができる力である。

・現在は就職をしてから3年以内で離職する率が非常に高くなっている。「自分の思っていた仕事内容」と「現実の仕事内容」との乖離(かいり)がその大きな要因である。

・例えば、ある「ダンスの振り付け師」は「自分の仕事の8割はデスクワークだ」と言っている。ダンスそのものを教える時間が決して業務の中心ではなく、デスクの前でダンスを創作、研究、改良する時間も多く必要である場合もある。就職前に本当の仕事内容も調べておくことが必要である。

 DSCF0308文責 1年次主任