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ボランティア部活動報告7 【阪神・淡路大震災20年追悼②】

【阪神・淡路大震災20年追悼②】

2015年1月18日 前日に引き続き
芦屋市・芦屋神社様の慰霊・追悼事業に参加させて頂きました。

追悼祭10%

9:00~ 追悼祭(芦屋神社社殿、美原中学とともに)
10:00~ 奉納公演(芦屋神社参集所、〃     )
12:30~ 募金贈呈式 石巻市・好間高校
(芦屋市ルナホール前ステージ)
13:30~ 福島県立好間(よしま)高等学校との交流

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福島県立好間高等学校 フラチーム「ウイラニ・オーラパ」、大阪府堺市立美原中学校 ボランティア団体「レインボー」、芦屋高等学校 ボランティア部は昨年末「第18回ボランティア・スピリット賞 ブロック賞」を受賞し、全国表彰式・フォーラムで仲良くなりました。

好間高校ウイラニ・オーラパの皆さんが、芦屋神社で「鎮魂と感謝の舞」を奉納してくださると聞き、芦屋高校としては是非参列・参観したいということで2年生全員が集合しました。

そして、大阪の美原中学校の皆さんも駆けつけてくださり、いろいろとお手伝いいただきました。

公演10%

ウイラニ・オーラパの皆さんのフラは本当に美しくまさしく「魂の舞」でした。
被災された高校生が「ふるさと福島に笑顔を取り戻したい」と活動され日本全国に「感謝」の気持ちを伝え、福島の現状を「報告」するという使命を持って舞われる姿は、神々しくさえありました。

午後は、ルナホール前に移動し昨日1月17日にしていただいた募金を贈呈するという大役を仰せつかり

石巻市市長 亀山紘様
好間高等学校 ウイラニ・オーラパの皆さんへ

部長が、募金を手渡ししました。

贈呈式①10%贈呈式②10%

2日間にわたり、大きな行事に参加させて頂き、多くの方の温かな心にふれ、自分達には何ができるのだろうと考えることができました。

多くの方の思いを「伝えて繋いで」いかなければと感じました。

神社でのお手伝い10%

文責:ボランティア部顧問

ボランティア部活動報告6 【阪神・淡路大震災20年追悼①】

【阪神・淡路大震災20年追悼①】

阪神・淡路大震災から20年となる、2015年1月17日
芦屋市の慰霊・追悼事業に参加させて頂きました。

-慰霊と鎮魂・東北復興支援-

阪神・淡路大震災       20年祈念コンサート
にて、東北復興支援募金のお手伝いをさせて頂きました。P103052810%

また、昨年7月に
東北へ届けるための街頭募金をした際、
芦屋市民の皆さんから励ましのお言葉をいただき、
また募金に御協力いただきましたことに、
お礼を申し上げたいと思っておりましたので、
合わせて、お礼と報告をさせて頂きました。

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部員たちは、阪神・淡路大震災当時を知りません。
しかし、昨年1年間、次の活動をしてきました。

①OBOGの方から、地域の方から被災体験を聞かせて頂き、
②自分たちがその思いを伝えなければならないと強く感じ、
(活動テーマの「伝えて繋げる」は部員の中から出てきた言葉です)
③他地域の災害被害等の復興支援にも参加する。

20年前のおひとりおひとりの今なお鮮明な悲しみ、
また、その中でのかすかな温かな思い出・・・のコンサートに
高校生を受け入れて頂き、過分な拍手もいただき感謝しております。

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そして、東北復興支援の募金にも、多数の方にご賛同いただき
ありがとうございました。
募金額:212000円 でした。

ご報告いたします。

文責:ボランティア部顧問

高大連携事業 神戸大学

平成26年度 高大接続推進事業 芦屋高校が指定!

数理科学研究部  教員志望の希望者 参加

目的

大学生と本校生徒の間で共通の課題を設定し、その課題に対する研究成果の発表、討論及び交流を通して、異年齢集団と協同して課題を解決する態度を育む。また、これらの課題解決に必要な思考力、表現力、コミュニケーション能力の育成を図り、大学での参加体験型学習を経験し、大学での教育資源(大学の図書館訪問)を活用することで、本校生徒の学習意欲を高める。

連携大学・学部   神戸大学  発達科学部      P1030521高大連携10%

 

日程と主な内容

11月20日(第1回)
① 発達科学部図書館訪問、参考文献検索・調査
② 大学生との合同ゼミ(中間発表)

小学校算数の一単元「分数」に関する小学生への指導方法を研究
大学において中間発表、質疑応答・討論及び交流

1月15日(第2回)
【研 究 発 表 会】
●高校生発表・・・11月のゼミで指摘を受けた点を改善
●大学生・・・分数について研究発表+模擬授業

〈参加生徒の感想から抜粋〉

○高校生と大学生の思考の違い。私たちの気づくことのできなかった部分や見落としていたところ・考えきれなかったところまで詳しくアドバイスや指摘してくださったので、とても刺激を受けました。大学生の方は優しく、「大学生も勉強になった」と言ってくださったのですごく良かったと思います。自分たちだけの少しの意見でひとつの問題を解決するだけでなく、年代、普段自分たちがいる環境と違う人と意見交換することはとても有効だと思いました。

○小学校の算数は簡単そうに思えて突き詰めると複雑で、自分たちも深く理解しきれていなかったところが意外と多いことが分かりました。専門的に小学生への教え方を研究されている大学生の方からいただく意見はとても的を射たもので、とても良い機会をいただいたと思います。

自分たちが分かっているはずの「分数÷分数」を小学生に教えるとなると・・・「どこまで分かっている小学生なのか」「図を使うとどうなるのか」「ほかの方法はないのか」果ては、「自分たちも分かっていないところがあるのでは?」といろいろなことを考えた半年間でした。大学の「ゼミ」に本気で参加させていただくという貴重な体験をさせていただき、大変興味深く、またさらに数学が「おもしろい」と感じたようです。大学の先生、学生さん、お忙しいところ、本当にありがとうございました。

                     文責:数理科学研究部顧問P1030527高大連携②10%

 「あしたづ」原稿より抜粋

1回目のセッションでは私たちが考えた案を発表し、その時に大学生から頂いたアドバイスや改善点を反映させた案を2回目で発表しました。研究内容は以下の通りです。

第1案
まず割り算の定義を割る数は割られる数の答え個分として考えました。そのあとに整数÷整数、整数÷分数、分数÷分数の順に具体的な数値をいれて説明していきました。また、説明の際に画用紙を用いて説明しました.

案に対するアドバイス・改善点
・割り算の具体例が倍数になっているので例として不適切である
・教科書の文章題の場面と繋がりを持たせると◎
・小学生で習う包含除・等分除を説明し、そのうえで割り算の拡張を考えなければならない

改訂案の指針
・割合の概念を取り入れ、水槽に水を入れるということを具体例に用いて分数の割り算を説明する。
・包含除の考え方を用いて割り算を虫食い掛け算に帰着させ解く。

改訂案1
“お風呂に2分で1Lの水を貯めることが出来る蛇口があります。では1分では何Lの水を貯めることが出来るでしょうか”という例題を用いて、このような場合では割り算は

(貯められる水の量)÷(貯める時間[分])=(1分間で貯められる水の量)

というように考えられると確認する。

この考え方から図を用いて分数の割り算を説明する。
ただし逆数の存在を知っていることが前提である。

改訂案2
この案は第1案の延長であり、□÷△=○は□に△が○個分入るという考え方から、△✕○=□という式が成り立つということを確認する。つまり、割り算は虫食い掛け算に帰着することが出来る。

あのひをわすれない-伝えて繋ぐ

平成27年1月16日(金)

明日(1月17日)は阪神淡路大震災から20年目を迎える節目の日です。 1・17「ひょうご安全の日」の行事の一環として、本校でも阪神淡路大震災追悼行事を行いました。

午前8時、自治会執行部のメンバーと朝練に励んでいたラグビー部員たちと私は本校敷地内の石碑に献花し、黙祷を捧げました。また、8時30分からのショートホームルームでは、私が放送をとおして追悼文を読み上げ、芦高生並びに教職員全員で黙祷を捧げました。

〔追悼文〕

『平成7年1月17日、午前5時46分に発生した阪神淡路大震災では、6,400名以上もの尊い命が失われました。

本校では、生徒3名、卒業生31名の尊い命が失われ、芦屋市内でも多くの家屋が倒壊し、多くの住民が避難生活を余儀なくされました。

あれから20年目の節目を迎えた今朝8時、自治会執行部・ラグビー部のメンバーと私は、本校敷地内の石碑に献花し、黙祷を捧げ、亡くなられた方々を追悼しました。

芦屋市内の石碑に刻まれている、

「わすれない あなたのことを わすれない あのひのことを」

という言葉を胸に、亡くなられた方々を追悼し、今から全員で黙祷を捧げたいと思います。』

私たちは、あれから20年の節目を迎えることのできる奇跡に感謝しつつ、生かされている自他の命を大切に、犠牲になられた方々に恥じない生き方をすることこそが一番の弔いになるのではないか。またこの教訓を次世代に伝えて繋ぐことが私たちの使命ではないかと思います。

近い将来、私たちの身に降りかかってくるかもしれない自然災害への防災対策・災害対応を考えるうえで「自助/共助/公助」をキーワードとして防災・減災について意識していきましょう。

〔参考までに〕

自助とは、自ら(家族も含む)の命は自らが守ること、または備えること
共助とは、近隣が互いに助け合って地域を守ること、または備えること
公助とは、市町村をはじめ警察・消防・ライフラインを支える各社による応急・復旧対策活動

1月11日(日)、12日(月) サンテレビで放送された県民情報番組「ひょうご”わいわい”」では本校 淺堀主幹教諭(芦高35期生)の防災教育の取り組みを中心に放送されました。(芦高オフィシャルブログ「次世代に伝えて、繋ぐ防災教育」にも掲載しています)その動画配信が始まりました。よく企画・構成された特集番組になっていますので、当日の放送を見逃された皆さん、再度番組をご覧になりたい皆さんは次のURLをクリックするとご覧になれます。

なお、この企画をオファーしていただきました兵庫県企画県民部 広報課、兵庫県教育委員会事務局 教育企画課、兵庫県立御影高等学校、サンテレビジョン他関係者の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。

○特集「未来につなぐ防災の教え」
 阪神・淡路大震災の経験や教訓を次代に伝える防災教育。兵庫県の防災教育副読本と、副読本を生かそうとする教職員の姿を取材。

※兵庫県インターネット放送局「ひょうごチャンネル」
http://hyogoch.jp/channel/programview/id/1424/

※サンテレビ番組ホームページ
http://www.sun-tv.co.jp/yy/movie/kensei/150111.html

 校長 八木 基雄

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最後は自分を信じて!

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センター試験まであと2日を示す掲示板

大学入試センター試験までのカウントダウンがいよいよ「2」になりました。本館2階への階段の踊り場にある掲示板には、年次団や進路課からの様々な情報が掲載されています。私も時々その掲示板を眺めながら、先生方の芦高生に対する熱い思いや温かい親心を感じ取っています。

1月17日(土)~18日(日)の両日、全国各地で大学入試センター試験が実施され、芦高生は神戸大学や兵庫医療大学等7箇所の会場に分かれての受験となります。今までの成果を発揮して、皆さんのベストが出せるようにしてください。

先日の全校集会でも話しましたが、「受験は団体戦!」と言い古されたことばがあります。70期生が一丸となって、まずはこのセンター試験を乗り切りましょう。またその反面、「受験は孤独な闘い」でもあります。最後はこれまで努力してきた自分自身を信じる他ありません。

ここ数日、昇降口にあるテーブルには、センター入試直前の教科プリントがたくさん並べられています。年次団の先生方の力の入れようが見て取れます。芦高生もそれに応えるかのように加速度を増してプリントがなくなっていきます。両者の意気込みが私にも伝わってきます。

聞くところによると、試験当日、年次団の先生方が最寄りの駅もしくは大学の入り口で芦高生の応援をしてくれるそうです。普段見慣れた先生方を見て、平常心でリラックスしてほしいという親心なんですね。芦高生と先生方の願いや思いはきっと叶います。

「いつやるか?」「今でしょ!」で有名なカリスマ講師 林  修先生は「受験生がんばれ!」という朝日新聞の特集で次のように受験生にエールを送っています。

■「体調管理」も受験科目と思って

 本当に、好きなこと、興味のあることだけしかやらなかったけど、好きで没頭した読書や勉強が、僕の能力を生かした今の仕事につながったのだと思います。そういう意味では、昔から「いま(好きなことをやればいい)でしょ」なのかもしれません。

 僕自身が特に恵まれた環境にいたという自覚はありますが、一般的に言っても「受験できる」こと自体が恵まれているんです。勉強もままならない環境の子もいるし、経済的な事情で受験できない子も多い。勉強だけしていればほめてもらえる状況でやる気にならない人は、やらなくていい、とさえ思います。ただ、合否という、勝ち負けがはっきり出る受験に真剣に向き合う体験は、必ず人生の財産になりますよ。

 本番まであと少し。「体調管理」という科目がもう一つあると思って、万全の状態で挑んでください。

               校長 八木 基雄

2年B組 西岡明日香さん JICA 国際協力 高校生エッセイコンテスト 国際協力特別賞受賞!

2年B組の西岡明日香さんが、JICA 国際協力 高校生エッセイコンテストで、28,793点の中から審査員特別賞を受賞しました。このコンテストは、「国際社会の中で日本は何をすべきか」をテーマに、全国の中学生・高校生を対象として、開発途上国の現状と国際協力の必要性について理解を深めるために行われています。

西岡さんは、昨年の夏、マレーシアで植林活動や募金活動などのボランティア活動を行い、水道がまだ完備されていない村での暮らしを体験しました。

豊かな日本で普通に暮らすことがどれ程幸せなことか、考えることも多く、現地に行ったからこそ感じることができた思いと感謝の気持ちを、「本当の幸せってなんだろう」という題目で伝えています。

また、2月下旬、東京で全国の高校生19人と共に表彰を受ける予定です。

「将来、発展途上国へ行き子供たちを笑顔にしたい。自分の何かを活かし、少しでも力になりたい。いつでも世界の現状に目を向け、行動できる人になり、一人ひとりの考えがいつかどこかで繋がって、一つの方向に向いた時、世界の人々が幸せに、平和に暮らせる時なのではないのでしょうか」

 文責 国際理解担当

留学生のホストファミリー募集中

このたび、本校では日本国際交流振興会(JFIE)からの依頼により、下記のとおり留学生(男子生徒)を受け入れる予定です。

このため留学生のホームステイをサポートしていただける、ホストファミリーを募集しております。生活を共にし、異文化体験をすることで、国境を越えた友情を育む、良い機会となりますので、是非ご協力くださいますようご案内申し上げます。以下留学生についての詳細です。

●受入期間:2015年3月19日~6月20日(3ヶ月)(期間は3ヶ月になっておりますが、ご家庭のご都合に合わせ、短くすることも可能です)

●留学生:男子(17歳)
両親:母親(ドイツ人・教師)父親(アメリカ人・CGアーティスト)
弟2人(8歳・9歳)

●国籍: ドイツ、アメリカ合衆国

●母国語: 英語・ドイツ語

●日本語学習歴: 4年

●その他: 本人はドイツ生まれ、ドイツ在籍、毎年アメリカにも滞在し、日本にも2週間滞在経験があります。また、ドイツで、お寿司屋さんのインターンシップの経験もあります。

 文責 国際理解担当

今ここにいる奇跡を忘れない!-芦屋市成人式-

「私たちは阪神淡路大震災のまっただ中でこの世に生を受け、傷ついた街とともに成長してきました。私たちが生まれてから今日までの20年間は自分一人で歩んできた人生だったでしょうか。きっと一人ではなかったはずです。家族、仲間、そして震災という大きな困難から立ち直った街とともに歩んできた道のりだったでしょう。今年度の成人式はただ大人の仲間入りという式典ではありません。ともに歩んできてくれた人たちへの感謝、そしてこれからの未来も、ともに生きるという誓いが込められた式典です。」

平成27年1月12日、芦屋市民センター「ルナ・ホール」で開かれた式典において、2015成人式企画チーム代表の奥田 考祥くん(芦高68期生、サッカー部、現関西大学2回生)がこのように力強く開会宣言をしました。この日芦屋市で晴れの日を迎えたのは835人。企画チームのよく練られた演出のもと、式典が厳かにそして和やかに滞りなく挙行されました。

式典では「二十歳の軌跡」というテーマで、新成人を代表して精道、山手、潮見の3中学から4人の仲間が成人の誓いを述べました。それぞれの思いには、大震災のまっただ中、非日常的な生活に追われながらも、この世に生を受けた我が子を必死に守り、愛情たっぷりに育ててきた両親への感謝の気持ちが込められていました。

「おかん、今までありがとう!」

と締め括った精道中学校出身のYくんの二十歳の軌跡は会場で出席者の感涙を誘い、私も目頭が熱くなりました。

今年もどこかの式典で一部の傍若無人な成人の振る舞いがニュースで報道されていました。芦屋市の成人式に臨席するのは今回で3回目になりますが、毎年、芦屋市民としての誇りをもった新成人たちが、企画チームが練りに練った演出を素直に受け入れ、本当に素晴らしい式典が行われています。そしてその企画チームには必ず芦高卒業生が携わっています。今年は奥田くんともう一人西田 誠くん(芦高68期生、ソフトテニス部、現関西大学 2回生)が心温まる式典を演出していました。またアトラクションとしてサンドアーティストが家族をテーマにした温かい絵を描き、エンディングは企画チームを中心にした新成人たちがミュージカル「マンマ・ミーア」から「ダンシング・クイーン」のフラッシュモブで飾り、会場は大盛り上がりでした。

卒業しても「芦高ここにあり!」を誇示してくれた68期生の皆さん、成人式おめでとうございます。成人式で仲間と共有した

” hand in hand” 「ともに生きていこう」

という気持ちと感謝の心を大切にして、これからの社会の荒波を生き抜いてください。芦高教職員一同、いつまでも皆さんのご多幸とご活躍を祈念しています。

新しい門出を祝うかのように青空が広がった成人の日。賑わう会場に到着すると「校長先生!」と声を掛けてくれた伊藤 飛躍くん、荒田 駿介くん(何れも69期生)。彼らは「2016成人式企画チーム」の腕章を巻いて撮影並びに誘導の係をしていました。卒業後も至る所で芦高の伝統と誇り高きバトンや襷はこのようにして繋がれていきます。芦高68期生の成人の門出と洋々たる前途を祝福しながら、心豊かに会場を後にしました。

なお、企画チーム代表 奥田くんの開会宣言文の要約が、平成27年1月13日付け朝日新聞、神戸新聞朝刊に掲載されています。

*ブログには実名及び個人情報を掲載していますが、芦高卒業生の4名は快く承諾してくれました。そのうえ、このブログを多くの卒業生に宣伝してくれるとのことです。感謝!

*卒業生の皆様、もしお時間がありましたら、母校芦高へ現況を報告にお越しください。皆様のご来校を心より歓迎します。

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                         校長 八木 基雄

友好校協定締結ー台湾メディアでの報道

2014年12月17日、修学旅行で学校交流を行った新北市立三重高級中学と友好校協定を締結したことは既にお知らせしたとおりです。翌日(18日)、台湾の大手新聞各社が大々的に報道してくれました。三重高級中学の公式ウェブページでも歓迎式典並びに友好校協定締結式についての記事がアップロードされていますのでご覧ください。このブログではとりあえず新北市政府教育局の教育新聞を紹介します。
taipeinews

修学旅行アンケートから(学校交流関係)

*三重高級中学の生徒さんたちは、私たちをとても温かく迎えてくれて本当に嬉しかったです。すごくテンションが高くて、私があまりしゃべらなくても気軽に話しかけてくれて、すごく助かりました。またサービス精神がすごくて本当に優しい人たちでした。

*とても親切で仲良くなれた。同じ高校生なのに英語もとても上手だし、日本語を話してくれたり、精一杯私たちをもてなしてくれた。大人だなぁと思った。生徒のみんながとても仲良しだと思った。

校 長 八木 基雄

次世代に伝える、繋ぐ防災教育

阪神淡路大震災の発生からまもなく20年が経とうとしています。この節目に、各メディアは震災の経験と教訓を風化させることがないよう「伝える、繋ぐ」をキーワードに様々な特集を組んでいます。以前このオフィシャルブログでもお知らせしましたが、サンテレビの県民情報番組「ひょうご“ワイワイ”」がいよいよ明後日11日(日)に放映されます。

今回の特集のテーマは「未来につなぐ防災の教え」です。本県では直接の被災県として“防災教育”に重点を置いており、この防災教育に携わる人の姿を追い、その思いと防災教育の大切さを伝えようという趣旨で編成されました。

震災当時、県立御影高等学校で避難所の運営に携わった経験のある本校の淺堀 裕主幹教諭のインタビューに始まり、その経験を生かして国内外の被災地で学校の再開を支援する組織「震災・学校支援チームEARTH」の要として活動する様子が紹介されます。

また、彼が携わった次世代の児童・生徒に震災の教訓を伝える目的で編集された防災教育副読本「明日に生きる」。その読本を使用した本校の防災教育ホームルームの取り組みが紹介されます。担当するのは淺堀主幹教諭から震災の教訓を「伝えられ」「繋がれた」新進気鋭の水田 和磨教諭です。このようにホームルームをとおして、水田教諭から阪神淡路大震災を知らない芦高生へ「防災の教え」が伝わり、繋がっていくのです。

そして番組の最後では、先月実施した地域住民の皆さんと連携した防災訓練の様子も紹介されます。これからの20年、起こりうる災害に備えていくためには、防災教育の取り組みを次世代に引き継いでいくことの大切さが伝わるはずです。どうぞご期待ください。

111日(日曜日)放送
 ○特集「未来につなぐ防災の教え」
 阪神・淡路大震災の経験や教訓を次代に伝える防災教育。兵庫県の防災教育副読本と、副読本を生かそうとする教職員の姿を取材。

*番組ホームページは下記のURLをクリックしてください。

https://web.pref.hyogo.lg.jp/ac02/yy.html#h02

*再放送は1月12日(月)18時~18時30分です。放映後もサンテレビホームページなどで動画配信が実施されます。

                  校 長  八木 基雄