「中学生の皆さまへ」カテゴリーアーカイブ

書道部 第23回兵庫県高等学校選抜書道展    

 木村さん(71期 書道部幹事)

「花は咲く  岩井俊二さんの詩」を出品

優秀賞に輝きました!! DSC02730

7月8日(水)~11日(土)兵庫県民会館において選抜書道展が開催されました。 昨年11月、県総合文化祭書道展において、全国高等学校総合文化祭推薦賞・近畿高等学校総合文化祭推薦賞・選抜賞・テーマ作品優秀賞を受賞した生徒の作品展です。今回27点の作品の中より、優秀賞をいただきました。木村さんは今年度11月に開催される近畿高等学校総合文化祭に出品・出場します。1.2年次の部員は今回の展覧会で会場受付という体験をしました。先輩方の作品を見学し、良い刺激を受けることができました。             DSC02729

「昨年に続き、今年も選抜展に出品することができとても嬉しいです。今回の作品は創作作品です。今までずっと取り組んできた臨書作品「蘭亭序」を生かし、漢字仮名交じりの書を書きました。この歌の歌詞を選んだのは、2年次の夏に書道を通じて東北の方と交流し貴重な体験をしたからです。私はこの活動を繋げていくという意味を作品に込めました。一緒に東北へ訪れた年次主任の大西先生、顧問の狩谷先生は作品をみて、気持ちをわかって下さいました。柔らかい優しい作品になったと思います。展覧会を終え、感じたことはたくさんあり、今回もたくさん学びました。全国大会・近畿大会にいく同い歳のみなさんの作品を観て、近畿大会に出品する作品を仕上げるのがとても楽しみになりました。いろんな高校の先生方にもご指導していただきまた、一段と視野が広くなった気がします。」(木村)

文責:書道部顧問

明日から 記念祭   

平成27年度第67回記念祭が開催されます。

日時 6月20日(土)9時(8時30分受付開始)

(19日(金)は、一般公開はありません。)

場所 兵庫県立芦屋高等学校

 

只今、明日に備えて準備中です。

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DSC0223710%DSC0220410%DSC0219810%DSC02221☆自治会執行部

文責:生徒課

 

PTA 土曜日勉強会が始まりました。 

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5月16日(土)、PTA主催の土曜日勉強会が始まりました。 今回は第一回ということで開講式がもたれ、PTA会長、学校長の挨拶のあと、芦高OB・OGの現役大学生である講師の皆さんの自己紹介がありました。芦高生は1年次35人、2年次43人、3年次12人が参加し、5月考査に向けて、自分の持ちよった課題で学習しました。わからない所や苦手の部分を、活発に質問する姿が見られました。

文責:総務課

サッカー部 週末活動について

週末に行われた、兵庫県2部リーグ第7節ならびに障がい者の兵庫県選抜との活動を報告します。

4/4(土)兵庫県2部リーグ第7節

芦屋 1-9 センアーノ神戸 (前半0-4)

得点者 藤井隆弥(2年)

「自分たちの代になって初めてこのような大敗をし、レベルの高いチームとの差を感じさせられた戦いだった。攻撃・守備面で各々に問題はあるが、何より個人の技術に差を感じた。その差を埋めるためには一人一人が意識を高くもち、試合をイメージして練習に取り組まなければならない。以前、先生が言われていた「試合終了のホイッスルは次の試合開始のホイッスル」という言葉の通り、次の試合への準備は既に始まっており、この悔しさを忘れず切り替えて次節に臨みたい。          (3年 小島哲平)」

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4/5(日)障がい者の兵庫県選抜と活動をしました。

芦屋 9-0 兵庫県選抜

得点者 志水俊介(2年)5  小島哲平(3年)  孫来伊(2年)  高橋功暉(2年)   康胤和(3年)

「試合内容はあまり良くなかったが、一所懸命サッカーをする姿勢など、見習うべきところも多かった。雨の日のピッチの戦い方や判断について知ることが大切だという事がよく分かった。      (3年 三浦友樹)」

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文責 サッカー部顧問

第27回芦屋さくらまつりに参加して  書道部

第27回芦屋さくらまつりに参加して

私たち芦屋高校書道部は今回初めてさくらまつりに参加することができました。このさくらまつりを通じて地域のみなさまと関わることができ、部員が一つになって取り組め、書道部として一回り大きくなったと思います。また、新学期に向けて日々努力していきたいです。ありがとうございました。

芦屋さくらまつり書道パフォーマンスリーダー

文責:書道部顧問

 

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きらめき、ときめき 芦高生!

3月19日(木)

ここ数日は暖かい日々が続いています。今日ははあいにくの雨になりましたが、今朝の気温はなんと15℃もありました。校門横にある池のカメ3匹も長い冬眠から目覚め、久しぶりの太陽の光と風を楽しんでいるようです。残念ながら来週は寒の戻りがあるという予報ですが・・・。

学力検査のために自宅での学習を余儀なくされていた芦高生たちが学校に戻り再び賑やかになりました。グラウンドや体育館で、家庭学習から開放された芦高生たちが、喜々として部活動に汗を流す姿を見るのが大好きです。

過日、3月16日(月)、17日(火)、1.2年次だけで行った球技大会は自治会執行部の綿密な計画と運営のおかげで、大盛り上がりでした。グラウンドや体育館ではまるで県西との定期戦かのような声援が響き渡っていました。芦高オフィシャルブログでも1年次の大活躍の様子が報じられていますが、重ねて校長の視点からもお知らせします。

何にでも真摯に懸命に向き合うことのできる芦高生の姿はいつもきらめいています。自治会執行部の皆さん、おつかれさまでした。そしてありがとうございました。

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本日(19日)10:00、3月12日に実施された学力検査の合格者160名を発表しました。これで、2月の推薦入試の合格者160名と合わせて320名の芦高73期生が誕生します。71期、72期の先輩たちは皆さんを迎える準備を着々と進めています。芦高伝統の指導委員も皆さんの入学を全面的にサポートします。創立以来、28,000人の芦高生が青春を謳歌した芦高で新たな一歩を踏み出しましょう。芦高生はいつもときめき、きらめいています。応援します、皆さんの芦高生活!

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校長 八木 基雄

 

伝統の襷を繋ぐ-自治会機関誌「芦笛」発刊

IMG_2541校長室に所蔵されている活版印刷されたセピア色の「芦高十五年史」を紐解くと、「自治会各部の発展」と題して、文化部や運動部の活躍の様子が臨場感たっぷりに語られています。そして各部が機関誌なるものを発刊して、その評価と真価を堂々と世に問うています。

たとえば、昭和21年に創刊された文芸部の機関誌「花火」、同年4月創刊、伝統の鉄道研究部の会誌「パンタグラフ」(現在も発刊されています。)、昭和22年創刊の弁論部の機関雑誌「論窓」、そして、昭和23年創刊の自治会機関誌「芦笛」。中でも極めつけは、前述の「花火」とともに芦高文芸の黄金時代を形成したと評される純文芸誌「ほろばしゃ」で、創刊されたのは昭和24年のことです。このように昭和20年代の芦高は様々な機関誌の発刊ラッシュの時期であり、それぞれの作品がそれぞれの時代を鮮明に映し出し、まさに芦高の教育綱領「自治・自由・創造」を具現化したものだと言えます。しかし、「はやり廃れはいつの時代も世の常」のことばどおり、時を経るにつれて、時代背景もあり、隆盛を極めた機関誌の発刊は鳴りを潜めてしまいました。

今回はその機関誌の中で昭和23年の創刊以来、第68号を数える自治会機関誌「芦笛」を紹介します。先に紹介した「あしたづ」と同様に、巻頭言を掲載することにより紹介に代えます。

昭和23年の創刊から、この機関誌「芦笛」は第68号を数えます。まずは、誇り高き伝統の炎を絶やすことなく、「芦笛」という重みのある伝統の襷を繋ぐことができた自治会執行部の真摯な努力を讃えます。そして私は、この「芦笛」の巻頭を三度飾ることのできる巡り合わせに感謝しています。本校の前身である旧制県立芦屋中学の創立以来、「自治・自由・創造」という教育綱領のもと、この「芦笛」に代表される様々な自治会活動が、「芦高」を活性化する大きな牽引力となっているのは間違いありません。平成26年4月、「自治会が学校運営」という朝日新聞の学校紹介の見出しは決して大げさな表現ではありません。

さて、この「芦笛」には、「芦高生」たちが、この1年間に辿ってきた輝かしい青春とその足跡が余すことなく掲載されています。本誌を開くと、「芦高生」一人ひとりの脳裏には、自分だけにしかわからない思い出や「芦高生」として共有した楽しく貴重な時間が、きっと鮮やかに蘇ってくることでしょう。凛とした第66代会長の後を継いだ第67代会長の温厚な人柄や個性がよく反映されたこの「芦笛」が、目の前に広がる洋々たる前途に思いを馳せ、遠きイデアを育む「芦高生」の大切な心の拠り所になることを願っています。

結びに、今後も「芦高生」の皆さんが、この理想と希望の精舎をますます充実発展させてくれることを期待して発刊をお祝することばとします。

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「芦笛」に「捨てゼリフ(3年次)」というコーナーがあります。「後輩へ一言」から抜粋してみます。71期生、72期生の芦高生、先輩からの熱いメッセージを素直に受け取りましょう。

◎できるだけたくさんのことに挑戦してみてください。

◎高校生活、楽しくなるかは自分次第!

◎これからも、しんどいこと、辛いこと、悔しいこととか思い通りに行かないことがいろいろあると思うけど、ちゃんと最後までやり切ることで得るものもあるから、あきらめずに頑張れ!

◎「やりたい」を実行すること。それが芦高の良さを生かせる3年間。

「心に響いた言葉」というコーナーで“One Direction”を挙げてくれた卒業生がありました。最後に「芦高への愛を五・七・五で叫ぶ」のテーマから、二首紹介します。

   「芦高は 笑顔と笑いで あふれてる」

「芦高よ マジで最高 リスペクト」

 

旅立ちの日に-中学校の卒業証書授与式に想う-

〔神戸市立本山南中学校〕

今日はもうひとつ旬の話題をお知らせすることにします。  

3月10日(火)、3月中旬とは思えない寒い朝、午後からは降雪の天気予報が出されていました。神戸市立中学校では一斉に卒業証書授与式が行われました。私は本山南中学校の卒業式に臨席しました。卒業生が大きな拍手の中退場するまで約2時間、終始厳粛に温かい式が挙行されました。お世話になった恩師、学校、そして伝統の継承者としてバトンを託す後輩たちへの温かいメッセージと感謝の気持ちが込められた送辞と答辞はほんとうに素晴らしかったです。卒業生全員が母校への愛を再認識している様子がよくわかりました。

校長先生は式辞で「夢を育てましょう」「心を育てましょう」「絆を育てましょう」と卒業生にお祝いのことばを送られ、最後に万感の思いを込めて全員で「旅立ちの日に」を合唱しました。(この歌は卒業式での定番で、名曲ですよね。)

〔芦屋市立精道中学校〕

3月11日(水)、今朝も底冷えがしました。午前9時半から、 「強さ・かしこさ・思いやり」をスローガンに掲げる芦屋市立精道中学校の卒業式でした。240名が校長先生から卒業証書を一人ずつ授与されました。答辞作成委員会のメンバーが作成した答辞を4名の代表がそれぞれの感情を込めて読みました。精道中が維持継承してきた伝統文化に新たな文化を吹き込むようにと後輩たちに送ったメッセージは迫力がありました。

校長先生は式辞の中で、1964年に日本で開催された東京オリンピックのマラソンランナー君原 健二選手の「私はよく(走るのを)止めたくなることがあるのです。でも、あの角まで、あの電柱まで、もう少し走ろうと思いながら走るのです。」ということばを引用されてお話をされました。校長先生の前に壁が立ちはだかったとき、「あの電柱までもう少し、あの電柱まで」ということばを唱えられ、自らを叱咤激励してこられたそうです。このことばに込められた「焦るな、ムリをするな」という教訓を卒業生の皆さんに託されました。そして校長先生の学校経営のスローガンである「強い人間」「かしこい人間」「思いやりのある人間」に成長してほしいという思いを託されました。

最後はやはりあの卒業式にぴったりの名曲、「旅立ちの日に」の合唱が体育館いっぱいに響き渡りました。

「意味のないいさかいに  泣いたあの時

心かよったうれしさに 抱き合った日よ」

それぞれの中学の卒業式で、勇気を翼にこめて、希望の風にのり、この広い大地に夢を託した卒業生の皆さん、芦高が皆さんのその熱い思いを真正面から受け止めます。そして、明日受検する皆さん、今夜はゆっくり眠って、最後は自分自身、そして3年間共に過ごしてきた仲間を信じてがんばりましょう。

校長 八木 基雄

(お知らせ)明日12日(木)全県で学力検査が実施されます。19日(木)合格者発表までの間、芦高オフィシャルブログを休みます。

 

お互いを理解しWin-Winの関係を!

상호교류를 즐긴다

2月9日に行った韓国の中・高生との交流についてはこのブログでも紹介したとおりです。今年度、芦高生たちは、台湾や韓国の同世代の若者たちと交流することによって様々な気づきがあり、言葉の壁を越えた人と人との絆を紡いだのではないかと思います。

この交流をコーディネートしてくださった公益財団法人 日韓文化交流基金(THE JAPAN-KOREA CULTURAL FOUNDATION)の中沢氏が訪問団のアンケートを送ってくださいました。韓国の中・高生たちが素直に感じたことがたくさん記されていました。私たちにも新しい気づきがありました。そのことに感謝して、一部を抜粋して紹介します。

【学校訪問に関して】

・一般の旅行では体験できない学校訪問を通して新しい日本の友達がたくさんできたことは貴重な思い出になると思います。

・日本の部活動や教育課程を体験して両国の長所、短所を発見することができた。新しい友達もできて忘れられない思い出となった。

・学業に関しては韓国のほうが進んでいるが、クラブ活動がとても活発に行われていて「学生が楽しめる学校」という印象を受けた。また、生徒会の役割・活動がとても大きいと感じ、韓国でもこのような活動があることを広めて作ることができると良いと思った。

・日本の教育は韓国と同様に詰め込み型教育だと思っていたが、実際には人格と才能を発揮できるような教育をしていたことに驚いた。

・体育館で団員を迎えてくれた時、全校生徒が静かに待っていた姿がとても印象的でした。また授業でも集中して熱心に取り組んでいた様子や教師との壁を感じることなく親しげに話しているようでもとても礼儀正しい態度が強く印象に残っています。自分の生徒にも日本人の親切心、配慮、礼儀正しさなどを伝えたいと思います。一つ残念だったのは、学校訪問の時間が短く団員が生徒たちと別れを惜しんでいたことです。

【自国の人に伝えたいこと】

・研修中に体験した色々なことを友達に伝えたい。

・公共マナーが良いところは、やはり一つの先進国であると感じ、そこは韓国も学ぶべきであると思います。

・日本のサービス業に従事する人たちは、ホテル、飲食店、どこの店でも本当に最善を尽くして業務にあたっているのだと気付かされた。この点は韓国も見習うべきだと感じた。

・日本と韓国、両国の交流と理解を通してお互い発展的なWin-Winの関係を続けていけるよう自分も努力したい。

・日本人の「時間厳守」や「人に優しく自分に厳しく」という考え方は他人に迷惑を掛けないという「配慮」からきているように思う。このような考え方を友達や先生に教えたい。

・友達が日本に対して間違った認識を持っていたら、違っていると教えてあげたいし、日本の良い面を教えてあげ、一度は日本に行くことを勧めたい。

 ・相手に配慮するのはもちろんのこと、スマートで秩序をよく守り、さりげない気遣いと自分より相手のことを先に考える点がとても印象深かった。また、道ではゴミを見かけないし、車のクラクションも聞こえず「すみません」「ありがとうございます」とう言葉が習慣になっている生活習慣と意識は韓国人が一番必要とするもので、学ばなければいけないことではないかと思う。

以上 アンケートより             

お互いに会ってみないとわからない。お互いに話してみないとわからない。芦高生の皆さん、今後も人と人との繋がり、他者を思いやる気持ちや寛容な心をもって、さらに人権感覚や国際感覚を磨きましょう。

中学生の皆さん、芦高では「韓国語」の講座に加えて、4月から「中国語」の講座も開設します。今後も芦高生がグローバル人材の素養を身に付けることのできる様々な舞台を考えています。ご期待ください。

校長 八木 基雄

連綿と繋がるバトン-生徒作品集「あしたづ」 第31号発刊

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 同窓会あしかび会ホームページで既に紹介されていますが、芦高生の作品集「あしたづ第31号」が発刊されました。図書課長から毎年巻頭言をと依頼されるのですが、芦高生の立派な作品を前にして、なかなか筆が進まないのが常でした。この生徒作品集「あしたづ」は、芦高の伝統に裏打ちされた連綿と繋がるバトンなのです。巻頭言を掲載することにより「あしたづ」の紹介とします。

生徒作品集「あしたづ 31号」が発刊されることに敬意を表するとともに、30年以上も芦高の歴史を彩ってきた「あしたづ」の巻頭を3度も飾ることのできる幸運な巡り合わせに感謝の意を表します。また、芦高生たちが主役で活躍した様々なドラマや舞台の集大成と言っても過言ではないこの「あしたづ」を自信と誇りを持って発刊できる喜びを感じています。

ご存知のように、昭和59年に創刊されたこの「あしたづ」は、芸術科作品から感想文、研究レポート等に至る様々な教科・分野での学業成果を一括して収めた作品集としてこれまで一定の評価を得てきました。今号でも芦高生たちの豊かな感性に裏打ちされた見事な作品が多数収録されています。この「あしたづ」をご覧になる皆さんは、きっと作品の完成度に大いに目を奪われ魅せられることと思います。                                               

 私は本校着任以来、学校経営のテーマを「ドラマティック(Dramatic)・ドラスティック(Drastic)芦高~魅力ある芦高・芦高生の創造~」と掲げ、先生方には芦高生たちが様々な舞台でドラマティックに主役を演じることのできる舞台づくりをお願いしてきました。また、「文武両道」をスローガンとして、芦高生の発信力や論理的思考力を育んできました。このような芦高生の個性や感性、能力を伸長する試みのなかで、久しく休眠状態であったボランティア部、書道部、ESS部が見事に蘇るとともに、活動の幅を一層広げ、各方面において高い評価を得ています。それらの活動の一端が本誌にも収録されています。例えば、今年の夏、1年間の学習と準備を経て、ボランティア部と書道部のコラボで、東日本大震災復興ボランティアに出かけ、仮設住宅で暮らす被災者の皆さんや、宮城県立多賀城高等学校生徒会とも心の通った交流を図ることができました。そしてその活動の成果が高く評価され、ボランティア部は全国4,400のランティア団体の中から40団体のひとつに選考され「プルデンシャル・ボランティア・スピリット賞」を受賞したのは特筆すべきことです。

時は今、加速度を増しながら押し寄せるIT革命の波に晒されています。その一方では、高校生のプレゼンテーション能力の養成が優先課題となり、通信機器の急速な進化に起因するコミュニケーション能力の欠如が声高に叫ばれています。そして人間の基本的なコミュニケーションの手法である heart to heart、face to face といったコミュニケーションの手法の重要性が再認識されています。そのような状況の中、図書課を主担として取り組んできたこの「あしたづ」プロジェクトが、そんな喫緊の課題を容易く解決する糸口になるのではないかと自負しています。芦高生の皆さん、TwitterやLine等で無意味に投稿したり呟いたりするよりも、この「あしたづ」で自己表現に挑戦しましょう。最後になりましたが、「あしたづ」の編集に携わった図書課の先生方、そして誰よりもこのプロジェクトに参画してくれた芦高生たちに感謝し、芦高の歴史とともに未来永劫「あしたづ」が発刊され、これからも連綿とバトンが繋がることを祈念して巻頭言とします。

校長 八木 基雄

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巣立ちの時を待つ70期生!

2月26日、朝から冷たい雨になりました。いよいよ明日(27日)芦高第70期生の卒業証書授与式が挙行されます。昨日、年次末考査最中にもかかわらず、1,2年次生が式場設営から校内美化まで準備万端整えてくれました。後輩たちの心配りに“We are 芦高!”精神がうかがわれます。明日は素晴らしい卒業式にきっとなります。

今日は久しぶりに登校した70期生で朝から仮設校舎はとても賑やかでした。ひょっとして壊れてしまうのではないかと心配もしましたが、1ヶ月近く静寂の中で過ごした私は妙にわくわくしていました。3年次生は体育館で午前中いっぱい卒業式の予行、校歌の歌唱練習、表彰伝達、同窓会あしかび会入会式など目白押しのスケジュールをこなしました。お疲れ様でした。久しぶりの芦高はいかがでしたか?芦高生と呼ばれるのもあと1日になりました。明日はさぞかし感慨深い一日になるでしょうね。

各種表彰に引き続き、3年間無遅刻無欠席で皆勤賞を受賞した20名の皆さん、部活動と学習活動を見事に両立させ、まさに「文武両道」を貫いた215名の皆さんには「芦高精励賞」を授与しました。皆さんの真摯で不断の努力に敬意を表するとともに賛辞を送ります。また、あらためて明日お礼を述べますが、70期生の皆さんから体育館左側に設置された「自治会歌」の銘板を卒業記念品としていただきました。これからも、古くから歌い継がれてきた「自治会歌」とともに皆さんの母校がさらに充実と発展するように教職員一同尽力することを誓います。

同窓会あしかび会入会式では、仲事務局長の司会進行で、藤野副会長から暖かい歓迎のご挨拶をいただき、幅広い活動の内容をご紹介いただきました。日本国内はもとより世界各国でご活躍の28,000人のあしかび会員の皆さんが、新たな社会に巣立つ皆さんをサポートしてくださいます。明日、そんな皆さんの母校「芦高」に誇りをもって、さらに大きな果てなき空へと飛び立ってください。

校長 八木 基雄

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