国際理解教育講演会

11月9日(木)7時間目に、1年次生対象の国際理解教育講演会行いました。今年度は、映像ジャーナリストとして長年、紛争地域で取材活動をされている玉本英子氏をお招きし、ウクライナで戦火に生きる子どもたちや若者たちの今について、取材映像とともにお話をお聞きしました。
以下、生徒の感想の一部を紹介します。
(女子)
ウクライナだけでなくイスラエル(ガザ地区)なども戦闘状態にあるなかで、あらためて戦争とはどういうものなのか戦争をして得られるものはなにもないということを教えられたような気がします。普通の生活ができない中で、いつもやっていることと同じことをして自分たちは戦争に屈しないという意思表示をしているという学生の話にはとても感動しました。小さな小学生の子どもたちが戦争を強く意識した歌を歌っているのはとても心が痛みましたし、「自分たちは普通の生活がしたいだけだ。」と心から望んでいる様子を見て、自分たちが今、普通の生活が送れている、保障されていることがどれだけありがたいことかを再認識させられました。これからはもう少し戦争に対して自分から調べたりして、興味を持つようにしたいと思いました。どうか、ウクライナやイスラエルの人々がまた今まで通りの、いつも通りの生活を取り戻せることを願っています。今回の講演で話を聞くことができてよかったです。

(男子)
私は、今までウクライナが戦争していることは知っていましたが、詳しい状況などは知りませんでした。ですが、今日のお話を聞いて、私たちが今何の不安もなく何の不自由もなく過ごせているのは、当たり前のことではないんだなと思いました。常にいつミサイルが飛んでくるか分からない不安を抱えたり、いつ自分の身の回りの人が死んでしまうか分からない状況で日々の生活を過ごすのは、私は今まで体験したことがないので分かりませんが、きっととても辛いと思います。この講演会を聞いて、今何の心配もなく平和に暮らせているのは、当たり前のことではないんだなと感じました。これからは、この平和な日常を過ごせることの感謝を忘れず、日々の幸せをかみしめて生きようと思いました。