地歴科[日本の文化]  狂言を学ぶ

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神戸在住の大蔵流狂言師善竹隆司先生を講師にお迎えし、狂言の授業を行いました。講義「狂言とは何か」のあと、基本の姿勢・所作を学び、「盆山」という曲に挑戦しました。受講生は二人一組となって主人と盗人を演じました。最後の発表会では、大声で笑う、犬になって鳴く、猿になってお尻をかく、鯛になってヒレを立てるなど、照れくささや恥ずかしさを振り払っての熱演が繰り広げられ、大いに盛り上がりました。

*盆山とは、お盆の上に自然の石や砂で山や川をつくって鑑賞するもので、室町時代に流行。盆山がほしくて知り合いのお金持ちの家に忍び込んだ盗人が、素性を見破った主人に、犬になれ、猿になれ、鯛になれ、さもないと真っ二つにするぞと、さんざんになぶられるというお話。

文責:授業担当者