「国際理解」カテゴリーアーカイブ

1年次対象 国際理解教育講演会(11月26日)

26日(木)7時間目に、JICA海外協力隊として開発途上国で活躍された10名の講師の先生方に、現地での活動体験や開発途上国の現状についてお話をしていただきました。国も活動内容も多岐にわたり、生徒は自分の興味ある講座の話を聞くことができました。異文化に触れ、視野を広げる貴重な機会となりました。

<10講座の内容>

①エクアドル(青少年活動)②ウガンダ(コミュニティ開発)③インドネシア(看護)④ホンジュラス(小学校教育)⑤ブラジル(野球)⑥コロンビア(野球)⑦モンゴル(理科教育)⑧タンザニア(コミュニティ開発)⑨ガーナ(陸上競技)⑩ルワンダ(障がい者支援)

文責:国際教育課

 

中国・広東省との高校生交流事業

去る10月31日(木)から11月7日(木)、中国・広東省からの代表団生徒10名のうち1名を芦屋高校で受け入れをしました。

学校では、ホストファミリーを引き受けてくれた2年次の生徒と一緒のクラスに入り、日本の高校生活を体験しました。中国では上履きに履き替えないため、下駄箱が珍しかったり、掃除が珍しかったりと、いろいろな発見があったようです。

受け入れをしてくれたクラスメートたちも、つたないながらも英語や知っている中国語を使ってコミュニケーションをはかり、居心地のよい雰囲気を作ってくれました。

最終日には、クラスで送別会も開いてくれ、広東省からの生徒は驚きと感謝でいっぱいの様子でした。お互いの生徒にとって、学びの多い1週間であったと思います。

ホストファミリーを体験した生徒の感想

「日本と中国は古来から強い結びつきがあり、あまり文化や習慣に違いがないと思っていましたが、今回、毎日を一緒に過ごす中で、国が違うんだと気づかされる瞬間がいくつもあり、とても新鮮でした。この交流事業に参加して、かけがえのない友達ができ、また有意義な時間を過ごすことができました。」

 

各受け入れ校、ホストファミリーが集まっての送別会の様子

文責:国際教育課

1年次 国際理解教育講演会(10月30日)

本日7時間目に、シリア支援団体 ”Piece of Syria”代表の中野貴行氏に、「当たり前ってなんだろう?~幸せに生きるヒントはシリアから学んだ」というテーマで講演をしていただきました。
私たちが「当たり前」に思っていることが、他の国ではそうでないこと、「なりたい自分」から自分の進路を考えてみるということなど、講演を通して、生徒たちはシリアについて理解を深めただけでなく、自分の生き方を見直すきっかけになったと思います。また、世界で起こっていることに目を向ける貴重な機会になりました。

 

 

(生徒の感想文より)
・一番心に残ったのは「夢=仕事」ではなく「夢=なりたい自分」で考えるということでした。「なりたい自分」で考えたほうが、選択肢が広がるし、その夢に向かって頑張れるのだと気づきました。
・僕は戦争が起きて、ニュースで目にしたシリアしか知らなかったけど、戦争が起きる前はとても平和な国だと知った。「当たり前」が一瞬で壊れた時、シリアの人々はどんな気持ちだったのかを考えると、とても悲しい。
・「幸せ」はなるのではなく、気づくものだという言葉が心に残りました。普通に学校に行って、毎日ご飯を食べて、そして、家があることすらも幸せなのだと思いました。
・今ある生活は決して当たり前でなく、違う国では6秒に1人は亡くなっていることを知り、今できることをしたいと思いました。
・私は「夢は知識」という言葉が特に印象に残りました。もっともっと広い視野を持って、物事を考えることが大切だと思いました。

歓迎!台湾三重高級中学

去る10月15日(火)、本校の姉妹校である台湾の三重高級中学の教師4名、生徒63名、ガイド3名の計70名が来校しました。

午前11時に到着。フォーマルレセプションの後、本校2年次のバディと各HR教室で昼食を一緒に食べ、5限はバディのクラスの授業を受けました。その後、体育館で1年次と2年次全員による生徒交流会を持ちました。お互いの学校紹介の後、本校2年次が三重高級中学の生徒とクイズ大会をして大変盛り上がりました。続く三重高級中学の生徒によるダンスは非常に完成度の高いものでした。最後に、2年次と三重高級中学訪問団と合同写真を撮り、とどこおりなく交流会を終えることができました。

短い時間ではありましたが、本校生徒と三重高級中学の生徒の親睦が深まったと思います。今度は、11月の修学旅行で2年次が三重高級中学を訪問します。生徒たちはその時に向けて日々準備を重ねています。

今後ますます両校の交流が発展することを心より願っています。

                            文責:国際理解課

2019年オーストラリア事前研修③英語集中講座 

6月22日(土)英語集中講座(9:00~15:00)を行いました。

オーストラリア出身のジュリア先生とジョディ先生に来ていただき、英語だけを使ってコミュニケーション活動を行う体験をしました。2つのグループに分かれて活動を行いました。午前中は、ゲームや自己紹介を通して英語でコミュニケーションをとる練習をしました。最初はなかなか大きな声が出ず、ためらいがちでしたが、次第にお互いを知るようになり、積極的に英語でやり取りができるようになってきました。

午後からは現地で行うプレゼンテーションの準備です。グループで「世界遺産」「服装」「お正月」「四季」の日本文化についてのトピックを決めて、原稿の準備をしていましたが、人の前で発表となると工夫が必要です。聞き手を意識して、分かりやすく効果的に伝えなければなりません。グループメンバーでどうすれば言いたいことが伝わるかを考えました。

ジュリア先生とジョディ先生にアドバイスをいただきながら、何度も話し合い、プレゼンテーションの練習をし、最後には絵やジェスチャーを交えながらみんなの前で発表しました。

ほとんど英語だけの講座は大変だったと思いますが、参加者全員が熱心に取り組んでいました。オーストラリア現地校での発表に向けて、さらに練習していきたいと思います。文責:国際教育課

 

 

2019年 オーストラリア事前研修② 5月31日(金)

本日はオーストラリア語学研修に参加する生徒対象に「ホームステイオリエンテーション」を実施しました。アイエスエイの担当者から、ホームステイに向けての心構えをお話しいただきました。

まず、ホームステイを成功させる心構えとして「4つのCH」をみんなで考えました。様々な意見が出てきましたが、「“pinch”を”chance”と捉え、何事にも”challenge”し、自分を”change” する」に辿り着きました。そして、それぞれが海外研修での自分の目標を立てました。また、ホームステイ先でのマナーについて、自分たちが家族の一員として何ができるか、どのようにコミュニケーションをとればよいかを考えました。

最後には、グループで与えられた課題について話し合い、意見をまとめて発表するというアクティビティを行いました。より仲間を知ることができるよい機会になりました。ホームステイでは今まで体験したことのない異文化体験をすると同時に、新しい自分を発見するすばらしい機会です。今日の研修によって、ホームステイに向けて心の準備ができたように思いました。

次回の研修は、6月21日(金)【日本文化①】「日本の書道を英語で伝えよう」です。

2019年 オーストラリア事前研修① 5月10日(金)

今年度のオーストラリア語学研修の参加生徒は、1年次14名、2年次6名です。本日は初めて参加生徒が集まり、まずは英語で皆の前で自己紹介をしました。その後は、日本の文化や習慣について、現地の中高校生にプレゼンテーションをするグループ分けと発表テーマを決めました。リーダーを中心に、どのグループも積極的な話し合いを行い、興味深いテーマが出てきました。これからグループで準備に取り掛かります。

次回の研修は、 5月31日(金)ホームステイオリエンテーション講座です。ホームステイでの心構えなどについて学びます。  

文責:国際理解教育課

 

2019年度オーストラリア語学研修説明会

4月20日(土)午前10時より、今年度のオーストラリア語学研修説明会が行われました。青天の下40名を超える保護者・生徒の方々の参加があり、旅行社からの説明に熱心に耳を傾けておられました。

今年度は、行き先が昨年のブリスベンからパースへと変わり、同じオーストラリアでも様々な異なる体験ができるのではないかと期待しております。今後も事前研修会などの様子をご報告していきたいと思っております。

文責:国際教育課

3/15「留学生を囲む会」

本日は韓国出身の河建佑(ハ・ゴヌ)氏をお招きして、外国人生徒対象に講演をしていただきました。ハ・ゴヌ氏は、神戸大学大学院で研究されている他、音楽やスポーツなど多方面で活躍されています。日本で研究するに至った経緯、どのように日本語を習得したか、日本と韓国の文化の違いなど、様々なお話しをしていただき、また生徒たちも活発に質問し大変有意義な機会になりました。
最後に、「今、自分の好きなことや興味のあることに一生懸命取り組めば、いつかそれが形となり自分の財産になる」というメッセージは、生徒にとって大変励みになったと思います。

 

神戸マラソン ボランティア参加

11月18日(日)神戸マラソンのボランティアに参加しました。担当は須磨一の谷での給水、給食でした。通訳ボランティアとしてESS部、外国人生徒、海外語学研修に参加した生徒が参加しましたが、当日はバナナの給食ボランティアを担当しました。

             

青空が澄み渡る中、須磨の海を目の前に一人ひとりのランナーに「頑張って下さい!」と一生懸命応援しながら、生徒たちは自主的によく動き頑張っていました。

給食用にバナナの皮をむいて3等分に切っても切ってもまだまだある量でしたが、ランナーの方々が取って食べて「ありがとう。おいしいよ。」という声をいただきました。応援する側でしたが、私たちのほうがランナーの皆さんからたくさんのパワーをいただきました。

                         

 初めての経験をした生徒たちでしたが、充実感溢れるさわやかな笑顔で、来年もまた参加したいと言っていました。高校生活の中での忘れられない経験の一つができたと思います。

文責 国際教育課