「卒業生の皆さまへ」カテゴリーアーカイブ

明日から 記念祭   

平成27年度第67回記念祭が開催されます。

日時 6月20日(土)9時(8時30分受付開始)

(19日(金)は、一般公開はありません。)

場所 兵庫県立芦屋高等学校

 

只今、明日に備えて準備中です。

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DSC0223710%DSC0220410%DSC0219810%DSC02221☆自治会執行部

文責:生徒課

 

伝統の襷を繋ぐ-自治会機関誌「芦笛」発刊

IMG_2541校長室に所蔵されている活版印刷されたセピア色の「芦高十五年史」を紐解くと、「自治会各部の発展」と題して、文化部や運動部の活躍の様子が臨場感たっぷりに語られています。そして各部が機関誌なるものを発刊して、その評価と真価を堂々と世に問うています。

たとえば、昭和21年に創刊された文芸部の機関誌「花火」、同年4月創刊、伝統の鉄道研究部の会誌「パンタグラフ」(現在も発刊されています。)、昭和22年創刊の弁論部の機関雑誌「論窓」、そして、昭和23年創刊の自治会機関誌「芦笛」。中でも極めつけは、前述の「花火」とともに芦高文芸の黄金時代を形成したと評される純文芸誌「ほろばしゃ」で、創刊されたのは昭和24年のことです。このように昭和20年代の芦高は様々な機関誌の発刊ラッシュの時期であり、それぞれの作品がそれぞれの時代を鮮明に映し出し、まさに芦高の教育綱領「自治・自由・創造」を具現化したものだと言えます。しかし、「はやり廃れはいつの時代も世の常」のことばどおり、時を経るにつれて、時代背景もあり、隆盛を極めた機関誌の発刊は鳴りを潜めてしまいました。

今回はその機関誌の中で昭和23年の創刊以来、第68号を数える自治会機関誌「芦笛」を紹介します。先に紹介した「あしたづ」と同様に、巻頭言を掲載することにより紹介に代えます。

昭和23年の創刊から、この機関誌「芦笛」は第68号を数えます。まずは、誇り高き伝統の炎を絶やすことなく、「芦笛」という重みのある伝統の襷を繋ぐことができた自治会執行部の真摯な努力を讃えます。そして私は、この「芦笛」の巻頭を三度飾ることのできる巡り合わせに感謝しています。本校の前身である旧制県立芦屋中学の創立以来、「自治・自由・創造」という教育綱領のもと、この「芦笛」に代表される様々な自治会活動が、「芦高」を活性化する大きな牽引力となっているのは間違いありません。平成26年4月、「自治会が学校運営」という朝日新聞の学校紹介の見出しは決して大げさな表現ではありません。

さて、この「芦笛」には、「芦高生」たちが、この1年間に辿ってきた輝かしい青春とその足跡が余すことなく掲載されています。本誌を開くと、「芦高生」一人ひとりの脳裏には、自分だけにしかわからない思い出や「芦高生」として共有した楽しく貴重な時間が、きっと鮮やかに蘇ってくることでしょう。凛とした第66代会長の後を継いだ第67代会長の温厚な人柄や個性がよく反映されたこの「芦笛」が、目の前に広がる洋々たる前途に思いを馳せ、遠きイデアを育む「芦高生」の大切な心の拠り所になることを願っています。

結びに、今後も「芦高生」の皆さんが、この理想と希望の精舎をますます充実発展させてくれることを期待して発刊をお祝することばとします。

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「芦笛」に「捨てゼリフ(3年次)」というコーナーがあります。「後輩へ一言」から抜粋してみます。71期生、72期生の芦高生、先輩からの熱いメッセージを素直に受け取りましょう。

◎できるだけたくさんのことに挑戦してみてください。

◎高校生活、楽しくなるかは自分次第!

◎これからも、しんどいこと、辛いこと、悔しいこととか思い通りに行かないことがいろいろあると思うけど、ちゃんと最後までやり切ることで得るものもあるから、あきらめずに頑張れ!

◎「やりたい」を実行すること。それが芦高の良さを生かせる3年間。

「心に響いた言葉」というコーナーで“One Direction”を挙げてくれた卒業生がありました。最後に「芦高への愛を五・七・五で叫ぶ」のテーマから、二首紹介します。

   「芦高は 笑顔と笑いで あふれてる」

「芦高よ マジで最高 リスペクト」

 

旅立ちの日に-中学校の卒業証書授与式に想う-

〔神戸市立本山南中学校〕

今日はもうひとつ旬の話題をお知らせすることにします。  

3月10日(火)、3月中旬とは思えない寒い朝、午後からは降雪の天気予報が出されていました。神戸市立中学校では一斉に卒業証書授与式が行われました。私は本山南中学校の卒業式に臨席しました。卒業生が大きな拍手の中退場するまで約2時間、終始厳粛に温かい式が挙行されました。お世話になった恩師、学校、そして伝統の継承者としてバトンを託す後輩たちへの温かいメッセージと感謝の気持ちが込められた送辞と答辞はほんとうに素晴らしかったです。卒業生全員が母校への愛を再認識している様子がよくわかりました。

校長先生は式辞で「夢を育てましょう」「心を育てましょう」「絆を育てましょう」と卒業生にお祝いのことばを送られ、最後に万感の思いを込めて全員で「旅立ちの日に」を合唱しました。(この歌は卒業式での定番で、名曲ですよね。)

〔芦屋市立精道中学校〕

3月11日(水)、今朝も底冷えがしました。午前9時半から、 「強さ・かしこさ・思いやり」をスローガンに掲げる芦屋市立精道中学校の卒業式でした。240名が校長先生から卒業証書を一人ずつ授与されました。答辞作成委員会のメンバーが作成した答辞を4名の代表がそれぞれの感情を込めて読みました。精道中が維持継承してきた伝統文化に新たな文化を吹き込むようにと後輩たちに送ったメッセージは迫力がありました。

校長先生は式辞の中で、1964年に日本で開催された東京オリンピックのマラソンランナー君原 健二選手の「私はよく(走るのを)止めたくなることがあるのです。でも、あの角まで、あの電柱まで、もう少し走ろうと思いながら走るのです。」ということばを引用されてお話をされました。校長先生の前に壁が立ちはだかったとき、「あの電柱までもう少し、あの電柱まで」ということばを唱えられ、自らを叱咤激励してこられたそうです。このことばに込められた「焦るな、ムリをするな」という教訓を卒業生の皆さんに託されました。そして校長先生の学校経営のスローガンである「強い人間」「かしこい人間」「思いやりのある人間」に成長してほしいという思いを託されました。

最後はやはりあの卒業式にぴったりの名曲、「旅立ちの日に」の合唱が体育館いっぱいに響き渡りました。

「意味のないいさかいに  泣いたあの時

心かよったうれしさに 抱き合った日よ」

それぞれの中学の卒業式で、勇気を翼にこめて、希望の風にのり、この広い大地に夢を託した卒業生の皆さん、芦高が皆さんのその熱い思いを真正面から受け止めます。そして、明日受検する皆さん、今夜はゆっくり眠って、最後は自分自身、そして3年間共に過ごしてきた仲間を信じてがんばりましょう。

校長 八木 基雄

(お知らせ)明日12日(木)全県で学力検査が実施されます。19日(木)合格者発表までの間、芦高オフィシャルブログを休みます。

 

70期生全員で紡いだ絆に乾杯!

早いもので、3月弥生に突入しました。そこかしこに新しい命の躍動が感じられます。学区拡大に伴う初めての複数志願選抜で、私たちも最後の詰めを慎重に行っているところです。芦高を志願している受検生の皆さん、当日は安心して受検してもらえるように、万全の体制を整えます。皆さんには、中学校の卒業式が来週に迫っています。最後の最後までベストを尽くして、自信をもって受検に臨んでください。

さて、2月27日、まるで70期生の新たな門出を祝福するかのように雨もあがり、多数のご来賓各位並びに保護者の皆様にご臨席を賜り、厳粛にそして温かく卒業証書を314名に授与しました。名門芦高で卒業証書を3度授与することのできた運命の巡り合わせに感謝するばかりです。

心のこもった自治会副会長の足立さんの送辞では、これまで自治会執行部でお世話になった頼もしい、憧れの先輩を送り出すという喜びと寂しさが素直に伝わってきました。前自治会長の上田 楓さんの答辞には、3年間の大好きだった芦高への熱い思いと、後輩たちへ、お父さんやお母さん、支えてくださった家族や先生方への温かいメッセージがたくさん込められていました。時折、感涙で答辞を読めなくなる場面もありましたが、最後まで立派に読み終えることができました。ステージ上で上田さんの答辞を聞いていて、私も涙があふれてきました。(実は、私は式辞の時から感極まっていたのです・・・)式場でも多くの保護者の皆様や教職員が彼女の感動の答辞に涙しました。

彼女が答辞で、後輩たちに問いかけた「私たちは頼れる先輩だったでしょうか。私たちは私たちが憧れた先輩のようになれていたか少し不安です」の答えは、この温かい卒業式にありました。皆さんは立派に後輩たちの憧れの存在となり、理想の「芦高生」像になりましたよ。

芦高大好き70期生の洋々たる前途に、そして70期生全員で紡いだ最強の絆に乾杯!

この写真は卒業後のホームルームでの最後の集合写真です。この写真ではあまりわかりませんが、みんないい顔して写っています。私の卒業記念にと、卒業生の一人が私にプレゼントしてくれた写真です。ありがとうございました。70期生と共に過ごした3年間は私の一生の宝物になりました。

皆さんへの熱い思いを込めた式辞を掲載しておきます。

 

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 翠ヶ丘の梅がかぐわしく薫り、芦屋川の桜がその蕾を膨らませ、新たな生命とエネルギーを生み出す春の躍動が、随所に感じられるようになりました。本日、このような佳き日に、兵庫県立芦屋高等学校第67回卒業証書授与式を挙行するにあたり、多数のご来賓各位並びに保護者の皆様にご臨席を賜りましたことは、私たち教職員の大きな喜びとするところであります。高いところからではありますが、厚くお礼申し上げます。

 芦高70期生の皆さん、卒業おめでとうございます。そして、限りなく深い愛情でお子様を育まれ、支えて来られた保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。心よりお祝いを申し上げます。晴れて巣立ちの日を迎えた314名の皆さんは、今どのような感慨に浸っているのでしょうか。そしてまた、この創立74年の伝統と創造の学舎で、誇り高く「芦高生」と呼ばれ続けた3年間は、これからの皆さんの人生の中でどのような位置を占めることになるのでしょうか。

70期生の皆さんは、「自治・自由・創造」の教育綱領の下、「文武両道」を目標に掲げ、芦高の活気あふれるエネルギーの源流として、学習はもとより自治会活動や部活動に一生懸命取り組み、古き良き伝統の継承者として、立派にその役割を果たしてきました。本日、私たちは自信をもって、皆さんを有為な人材として新たな社会に送り出すことになります。本校は普通科単位制としては県下でも後発校ですが、多様な生徒の多様なニーズに対応する特色ある教育課程や伝統の自治会活動、そして丁寧なガイダンスとキャリア教育等の学校力が高く評価され、今や県下高等学校を先導するまでに至りました。そんな環境の下で、芦高の新たな歴史を彩るとともに、自己実現のために努力を惜しまなかった70期生の皆さんに敬意を表します。また、3年間にわたり無遅刻無欠席をとおして「皆勤賞」を受賞した20名の皆さん、「文武両道」を果たして「芦高精励賞」を授与された215名の皆さんに心から賛辞を送ります。縁があり、芦高という素晴らしい学校で、皆さんに巡り会った校長として、これほど嬉しく、誇らしいことはありません。

 さて、皆さんと忘れ得ぬ時間と思い出を共有した3年間を少し振り返ってみることにしましょう。期待と不安に胸を膨らませ、宮川の満開の桜の花に迎えられての入学式、芦高生としての生活の基本や気質を優しく時には厳しく、徹底的に伝授してくれた指導委員の頼もしい先輩たち、伝統の県立西宮高等学校との定期戦で声高らかに謳った「定期戦の歌」、母校愛に燃え、声を限りに応援した仲間たち、対戦成績2敗で迎えた昨年の定期戦は両校優勝の結果で終わり、とても悔しい思いをしました。そして、凛とした第66代上田 楓自治会長の見事な自治の下、時には熱い議論を交わしながら燃えに燃えた記念祭や体育祭、青い空と珊瑚礁の海、夜空にきらめく満天の星を眺めながら、平和や人と人の絆のすばらしさをあらためて感じた美ら海への修学旅行、遅くまで延々と続いた年次レクレーションはなかなか見応えがありました。そして、部活動の集大成、引退試合で溢れ出てきた熱い涙、これらはみな太陽がくれた「青春」という季節に、「芦高生」として謳歌したかけがえのない光り輝く日々であり、この3年間を真摯に生きてきた証でもあります。私にとってもこの3年間の日々は教員生活において 何物にも替えがたい大切な宝物になり、皆さんは後輩たちには憧れの存在となり、理想の「芦高生」像になりました。このように、皆さんは、3年前には真っ白だったキャンバスにそれぞれが思い思いに絵を描き、ついに最高傑作を見事に完成させたのです。そんな皆さんの個性豊かな色彩に彩られたキャンバスの片隅に、ほんの少しでも私たち教員の存在が描かれているならこの上なく幸せに思います。

 人は出会いと別れを繰り返しながら成長していきます。いよいよ皆さんとのお別れの時が近づきました。そこで、昨年好評を博したNHK朝の連続テレビドラマ「花子とアン」の名シーンから、女学校の卒業式でのブラック・バーン校長の式辞を餞のことばとして送ります。この式辞は東洋英和女学院の第十代校長ミス・ブラックモアが実際に卒業生に送ったメッセージです。

 “If some decades later, you look back on your time with us here and you feel that these were the happiest days of your life, then I must say your education will have been a failure. Life must improve as it takes its course. Your youth you spend in preparation because the best things are never in the past, but in the future. I hope that you pursue life, and hold onto your hope and your dream until the very end of the journey.”

 今から15年、20年、30年の後に、皆さんが今日のこの時代を思い返して、なおかつ、芦高時代が一番楽しかった、一番幸福だった、と心底から思うようなことが、もしあるとしたならば、私はそれを芦高での教育の失敗だといわなければなりません。人生は進歩です。今日は昨日よりも良く、明日は今日よりも優れた生活へと、たえず前進していくのが真実の生き方です。若い時代は準備のときであり、その準備の種類によって次の中年時代、老年時代が作られていきます。最上のものは過去にあるのではなく、将来にあります。旅路の果てまで希望と理想を持ち続けて進んで行く者であってください。

最後になりましたが、保護者の皆様、大きく成長されたお子様の姿をご覧になるにつけ、感慨ひとしおのことと拝察いたします。この3年間、本校に賜りましたご理解ご支援に対しまして、厚くお礼申し上げます。在学中は至らぬ事も多々あったとは存じますが、今日の佳き日に免じてご容赦くださいますようお願い申し上げます。

 70期生の皆さんいよいよお別れの時です。この3年間、笑ったり、喜んだり、悲しんだり、怒ったり、悔しかったり、また時には大声で叫びたくなったり、皆さんの喜怒哀楽を共に乗り越えてきた70期生の紡いだ絆は最強です。卒業後は、日本国内はもとより世界各国で活躍している28,000人の同窓会あしかび会員の皆さんがきっと支えになってくださいます。そんな諸先輩の大きな背中を目標に、芦高で培った「人間力」を武器にして、涯なき明日へ飛翔してください。私たち教職員は今後も皆さんへの支援を惜しむことはありません。必要な時にはいつでも母校に帰ってきて、芦高時代を懐かしみ、羽根を休めてください。しかし忘れてはいけないのは、最上のものは決して過去にあるのではないということです。

平和と愛と純情の眉うら若き若人が、遠きイデアを育んだ理想の精舎、皆さんの母校「芦高」はいつでも皆さんが帰ってくるのを待っています。私たち教職員もまた「芦高」の古き良き伝統を維持しながら、芦高生の心の居場所である学校づくりに一層邁進することを誓います。それでは、皆さんの心の故郷である「芦高」でまたお会いすることにいたしましょう。

 70期生の皆さんの今後の活躍を期待するとともに、その前途に幸多かれと祈り、式辞といたします。

 

平成27年2月27日

         兵庫県立芦屋高等学校 第25代 校長 八木 基雄

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巣立ちの時を待つ70期生!

2月26日、朝から冷たい雨になりました。いよいよ明日(27日)芦高第70期生の卒業証書授与式が挙行されます。昨日、年次末考査最中にもかかわらず、1,2年次生が式場設営から校内美化まで準備万端整えてくれました。後輩たちの心配りに“We are 芦高!”精神がうかがわれます。明日は素晴らしい卒業式にきっとなります。

今日は久しぶりに登校した70期生で朝から仮設校舎はとても賑やかでした。ひょっとして壊れてしまうのではないかと心配もしましたが、1ヶ月近く静寂の中で過ごした私は妙にわくわくしていました。3年次生は体育館で午前中いっぱい卒業式の予行、校歌の歌唱練習、表彰伝達、同窓会あしかび会入会式など目白押しのスケジュールをこなしました。お疲れ様でした。久しぶりの芦高はいかがでしたか?芦高生と呼ばれるのもあと1日になりました。明日はさぞかし感慨深い一日になるでしょうね。

各種表彰に引き続き、3年間無遅刻無欠席で皆勤賞を受賞した20名の皆さん、部活動と学習活動を見事に両立させ、まさに「文武両道」を貫いた215名の皆さんには「芦高精励賞」を授与しました。皆さんの真摯で不断の努力に敬意を表するとともに賛辞を送ります。また、あらためて明日お礼を述べますが、70期生の皆さんから体育館左側に設置された「自治会歌」の銘板を卒業記念品としていただきました。これからも、古くから歌い継がれてきた「自治会歌」とともに皆さんの母校がさらに充実と発展するように教職員一同尽力することを誓います。

同窓会あしかび会入会式では、仲事務局長の司会進行で、藤野副会長から暖かい歓迎のご挨拶をいただき、幅広い活動の内容をご紹介いただきました。日本国内はもとより世界各国でご活躍の28,000人のあしかび会員の皆さんが、新たな社会に巣立つ皆さんをサポートしてくださいます。明日、そんな皆さんの母校「芦高」に誇りをもって、さらに大きな果てなき空へと飛び立ってください。

校長 八木 基雄

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“天文学の父”と呼ばれる偉大な先輩-石塚 睦氏

1月30日(金) この間、新年の挨拶を交わしたばかりなのに、あっという間に1月が過ぎ去ろうとしています。外は冷たい雨模様になり、阪神間でも雪化粧になるかもしれません。受験シーズン真っ只中の今週末、積雪や凍結の影響がでなければいいのですが。

いつも貴重な芦高関連の情報をいただく同窓会「あしかび会」の仲事務局長から、芦高の前身 旧制県立芦屋中学の卒業生で、芦屋から遠く離れた地、ペルーで『天文学の父』と賞賛されている石塚 睦氏(芦中3期生)が出演されるテレビ番組の案内が届きました。

『ペルー国民から「ペルーの天文学の父」と親しまれ活躍されている3期生の石塚 睦さんが、1月30日(金)午後8時からのテレビ朝日系の番組「世界の村で発見!こんなところに日本人」に次男のホセ・イシツカさんとともに出演されます。石塚さんは1947年旧制芦屋中学卒業、1957年京都大学から太陽コロナ観測のためペルーに単身派遣、様々な困難を不屈の精神で乗り越えて半世紀以上にわたり天体観測の分野で活躍されています。』

 *あしかび会のホームページにも一般投稿(10月24日)にご活躍の様子が写真入りで掲載されています。ご覧ください。  http://ashikabi.org/wordpress/?p=1974

 番組のホームページによると、石塚氏を訪問するのはタレントのモト冬樹氏。そして石塚氏については次のように紹介されています。

60年前、南米ペルーに渡った日本人がいた。待っていたのは厳しい大自然、そしてテロ組織との闘い。標高4600㍍・峻険なアンデスの山間でペルーの天文学のためにその身を捧げた85歳の日本人と、その想いを引き継いだ親子二代の壮大な人生ドラマ」

 芦高生の皆さん、あしかび会員の皆様、地域住民の皆様、保護者の皆様、本校の偉大な卒業生の波瀾万丈の人生ドラマをどうぞご覧ください。私も楽しみにしています。

校長 八木 基雄

芦高オープンカレッジ⑦開講

 1月29日(木)第7回は「阪神間モダニズムと写真~芦屋カメラクラブ~」をテーマに開講されました。講師は株式会社ハナヤ勘兵衛の桑田 敬司氏(芦高51期生)です。

芦屋は明治末期から昭和初期にかけて大阪・神戸の財界人及び商人の避暑地・保養地、神戸からの外国文化や文化人の集まりの地として位置づけられていました。1929年、阪神国道(現 国道2号線)が開通すると、芦屋の国道沿いに写真材料店を開店したハナヤ勘兵衛、ニューヨークでスタジオを開業し、後にパリを中心にヨーロッパで活躍した中山 岩太らが中心となって創立した「芦屋カメラクラブ」。その作風、前衛的な作品や活動について講義が展開され、受講者の皆さんからは活発な質問が、桑田氏からはその質問に対しての丁寧な解説がありました。

次回は平成26年度最終回です。芦屋学研究会、本校非常勤講師の高木應光氏による「白州 次郎~知られざる真実に迫る~」です。ご期待ください。今後も生涯学習の場として芦高オープンカレッジをよろしくお願いするとともに、一人でも多くの受講者をお待ちしています。

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芦高オープンカレッジ最終回については下記のとおりです。

*日時 2月25日(木)10:00~11:30

*場所 あしかび会館

校長 八木 基雄

ボランティア部活動報告7 【阪神・淡路大震災20年追悼②】

【阪神・淡路大震災20年追悼②】

2015年1月18日 前日に引き続き
芦屋市・芦屋神社様の慰霊・追悼事業に参加させて頂きました。

追悼祭10%

9:00~ 追悼祭(芦屋神社社殿、美原中学とともに)
10:00~ 奉納公演(芦屋神社参集所、〃     )
12:30~ 募金贈呈式 石巻市・好間高校
(芦屋市ルナホール前ステージ)
13:30~ 福島県立好間(よしま)高等学校との交流

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福島県立好間高等学校 フラチーム「ウイラニ・オーラパ」、大阪府堺市立美原中学校 ボランティア団体「レインボー」、芦屋高等学校 ボランティア部は昨年末「第18回ボランティア・スピリット賞 ブロック賞」を受賞し、全国表彰式・フォーラムで仲良くなりました。

好間高校ウイラニ・オーラパの皆さんが、芦屋神社で「鎮魂と感謝の舞」を奉納してくださると聞き、芦屋高校としては是非参列・参観したいということで2年生全員が集合しました。

そして、大阪の美原中学校の皆さんも駆けつけてくださり、いろいろとお手伝いいただきました。

公演10%

ウイラニ・オーラパの皆さんのフラは本当に美しくまさしく「魂の舞」でした。
被災された高校生が「ふるさと福島に笑顔を取り戻したい」と活動され日本全国に「感謝」の気持ちを伝え、福島の現状を「報告」するという使命を持って舞われる姿は、神々しくさえありました。

午後は、ルナホール前に移動し昨日1月17日にしていただいた募金を贈呈するという大役を仰せつかり

石巻市市長 亀山紘様
好間高等学校 ウイラニ・オーラパの皆さんへ

部長が、募金を手渡ししました。

贈呈式①10%贈呈式②10%

2日間にわたり、大きな行事に参加させて頂き、多くの方の温かな心にふれ、自分達には何ができるのだろうと考えることができました。

多くの方の思いを「伝えて繋いで」いかなければと感じました。

神社でのお手伝い10%

文責:ボランティア部顧問

ボランティア部活動報告6 【阪神・淡路大震災20年追悼①】

【阪神・淡路大震災20年追悼①】

阪神・淡路大震災から20年となる、2015年1月17日
芦屋市の慰霊・追悼事業に参加させて頂きました。

-慰霊と鎮魂・東北復興支援-

阪神・淡路大震災       20年祈念コンサート
にて、東北復興支援募金のお手伝いをさせて頂きました。P103052810%

また、昨年7月に
東北へ届けるための街頭募金をした際、
芦屋市民の皆さんから励ましのお言葉をいただき、
また募金に御協力いただきましたことに、
お礼を申し上げたいと思っておりましたので、
合わせて、お礼と報告をさせて頂きました。

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部員たちは、阪神・淡路大震災当時を知りません。
しかし、昨年1年間、次の活動をしてきました。

①OBOGの方から、地域の方から被災体験を聞かせて頂き、
②自分たちがその思いを伝えなければならないと強く感じ、
(活動テーマの「伝えて繋げる」は部員の中から出てきた言葉です)
③他地域の災害被害等の復興支援にも参加する。

20年前のおひとりおひとりの今なお鮮明な悲しみ、
また、その中でのかすかな温かな思い出・・・のコンサートに
高校生を受け入れて頂き、過分な拍手もいただき感謝しております。

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そして、東北復興支援の募金にも、多数の方にご賛同いただき
ありがとうございました。
募金額:212000円 でした。

ご報告いたします。

文責:ボランティア部顧問

今ここにいる奇跡を忘れない!-芦屋市成人式-

「私たちは阪神淡路大震災のまっただ中でこの世に生を受け、傷ついた街とともに成長してきました。私たちが生まれてから今日までの20年間は自分一人で歩んできた人生だったでしょうか。きっと一人ではなかったはずです。家族、仲間、そして震災という大きな困難から立ち直った街とともに歩んできた道のりだったでしょう。今年度の成人式はただ大人の仲間入りという式典ではありません。ともに歩んできてくれた人たちへの感謝、そしてこれからの未来も、ともに生きるという誓いが込められた式典です。」

平成27年1月12日、芦屋市民センター「ルナ・ホール」で開かれた式典において、2015成人式企画チーム代表の奥田 考祥くん(芦高68期生、サッカー部、現関西大学2回生)がこのように力強く開会宣言をしました。この日芦屋市で晴れの日を迎えたのは835人。企画チームのよく練られた演出のもと、式典が厳かにそして和やかに滞りなく挙行されました。

式典では「二十歳の軌跡」というテーマで、新成人を代表して精道、山手、潮見の3中学から4人の仲間が成人の誓いを述べました。それぞれの思いには、大震災のまっただ中、非日常的な生活に追われながらも、この世に生を受けた我が子を必死に守り、愛情たっぷりに育ててきた両親への感謝の気持ちが込められていました。

「おかん、今までありがとう!」

と締め括った精道中学校出身のYくんの二十歳の軌跡は会場で出席者の感涙を誘い、私も目頭が熱くなりました。

今年もどこかの式典で一部の傍若無人な成人の振る舞いがニュースで報道されていました。芦屋市の成人式に臨席するのは今回で3回目になりますが、毎年、芦屋市民としての誇りをもった新成人たちが、企画チームが練りに練った演出を素直に受け入れ、本当に素晴らしい式典が行われています。そしてその企画チームには必ず芦高卒業生が携わっています。今年は奥田くんともう一人西田 誠くん(芦高68期生、ソフトテニス部、現関西大学 2回生)が心温まる式典を演出していました。またアトラクションとしてサンドアーティストが家族をテーマにした温かい絵を描き、エンディングは企画チームを中心にした新成人たちがミュージカル「マンマ・ミーア」から「ダンシング・クイーン」のフラッシュモブで飾り、会場は大盛り上がりでした。

卒業しても「芦高ここにあり!」を誇示してくれた68期生の皆さん、成人式おめでとうございます。成人式で仲間と共有した

” hand in hand” 「ともに生きていこう」

という気持ちと感謝の心を大切にして、これからの社会の荒波を生き抜いてください。芦高教職員一同、いつまでも皆さんのご多幸とご活躍を祈念しています。

新しい門出を祝うかのように青空が広がった成人の日。賑わう会場に到着すると「校長先生!」と声を掛けてくれた伊藤 飛躍くん、荒田 駿介くん(何れも69期生)。彼らは「2016成人式企画チーム」の腕章を巻いて撮影並びに誘導の係をしていました。卒業後も至る所で芦高の伝統と誇り高きバトンや襷はこのようにして繋がれていきます。芦高68期生の成人の門出と洋々たる前途を祝福しながら、心豊かに会場を後にしました。

なお、企画チーム代表 奥田くんの開会宣言文の要約が、平成27年1月13日付け朝日新聞、神戸新聞朝刊に掲載されています。

*ブログには実名及び個人情報を掲載していますが、芦高卒業生の4名は快く承諾してくれました。そのうえ、このブログを多くの卒業生に宣伝してくれるとのことです。感謝!

*卒業生の皆様、もしお時間がありましたら、母校芦高へ現況を報告にお越しください。皆様のご来校を心より歓迎します。

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                         校長 八木 基雄

「常勝」「常昇」「常笑」~芦高生へ捧ぐ

平成27年1月8日 全校集会

芦高生が宮川のキャンパスに戻ってきました。2週間振りに賑やかな朝を迎えました。年頭の全校集会で私は次のメッセージを芦高生に送りました。

芦高生の皆さん、あらためまして、新年あけましておめでとうございます。

平成27年元旦、皆さんはそれぞれ新年を清々しい気持ちで、また決意を新たに迎えたことと思います。この2週間の冬休みは、慌ただしい日々の生活から解放され、自由に様々なことに思いを馳せることができた貴重な機会だったのではないでしょうか。

3年次(70期生)の皆さん、この3年間、全校集会等で様々なことを話題にしてきましたが、今日が高校生活最後の全校集会になります。この3年間心身共に大きく成長した皆さんに来月卒業証書を授与できる喜びを感じています。

センター試験が目前に迫っています。「受験は団体戦」とよく言われます。70期生が一丸となり、努力してきた自分自身を、そして何よりも3年間芦高で思い出と貴重な時間を共有してきた仲間を信じて、最後まで自己実現に向けて真摯な努力をしてください。

さて、私の年の始まりは、毎年2日、3日と、箱根大学駅伝をテレビでのんびりと鑑賞することです。東京・箱根間往復10区間217キロ余りを10人の選手が、大学の名誉や伝統を背負い、途切らせずに襷を繋いでいくドラマはまるで人生の縮図のようです。

監督や部員全員の様々な思いの染みこんだ襷を繋げずに思わず泣き伏してしまう選手もいれば、淡々と自分の役割を果たして伝統の襷を繋ぐ選手もいます。まさしく人生のように「上り坂」も「下り坂」も、そしてよく言われる3つ目の坂「まさか」もあります。今年も2日間で10時間以上に及ぶ感動のドラマが展開され、青山学院大学が初の往復総合優勝を飾り幕を閉じました。

初日、往路、箱根の山上りとなる5区、2位で襷を受けた青学大の神野大地(かみの だいち)が首位に躍り出て「新・山の神」と呼ばれた東洋大学・柏原竜二を上回る好記録でゴールしました。

164センチ、43キロの小柄な身体で山上りの難所を笑顔で走り抜けた彼の姿がとても印象的でした。監督から「模範生」と評され、陸上部の仲間からは「陸上のために生活全てをかけている」と一目置かれる存在だそうです。寮生活でも真面目さが際だっており、誰かが起きていても必ず就寝時間の15分前までに就寝。レースに向けた練習が始まれば、一切菓子類を食べない。練習前後にも補強練習を他の選手の何倍も行うそうです。そして週1回のオフには思いっきり遊び生活にメリハリをつけることも忘れなかったとのことです。

レース後のヒーローインタビューでは「夢が実現できてうれしい。走ることがとても楽しかった」と、とびっきりの笑顔で応えていました。まさしく彼の“ありのまま”の姿は、映像をとおして私にまでその喜びと感動を伝えました。

私はその時ふと思いました。昨年の流行語大賞に輝いた“ありのまま”“Let it go.”という姿は、彼のように自分自身を制して、半ばストイックな生活を送り、不断の努力を続けることで初めて見えてくる姿ではないのかと・・・。

結びに、「常勝」「常昇」「常笑」という3つのことばがあります。これは芦高サッカー部監督平野先生のモットーだとのことです。この度「3代目山の神」の称号を受けた神野 大地くんは、これからの練習次第で確実に「常昇」はあるでしょう。ただし、柏原 竜二が記録を破られたように「常勝」するのはなかなか難しいと思います。これはどんな場合においても世の常です。しかし、どんな時も勝敗に関わらず彼の「常笑」している姿は容易に想像ができます。

芦高生の皆さん、私たちも真の意味での“ありのまま”の姿を追い求め、「常笑」できる1年でありたいと思います。

新しい年の初めにあたり、芦高生に伝えるメッセージとします。

                   校 長 八木 基雄