「語学研修」カテゴリーアーカイブ

2019年 オーストラリア事前研修① 5月10日(金)

今年度のオーストラリア語学研修の参加生徒は、1年次14名、2年次6名です。本日は初めて参加生徒が集まり、まずは英語で皆の前で自己紹介をしました。その後は、日本の文化や習慣について、現地の中高校生にプレゼンテーションをするグループ分けと発表テーマを決めました。リーダーを中心に、どのグループも積極的な話し合いを行い、興味深いテーマが出てきました。これからグループで準備に取り掛かります。

次回の研修は、 5月31日(金)ホームステイオリエンテーション講座です。ホームステイでの心構えなどについて学びます。  

文責:国際理解教育課

 

2018 オーストラリア語学研修(8月3日)

最初に昨夜のミュージカル『ムーラン』の様子をお伝えします。体育館に入った瞬間、中国の宮廷に様変わりした舞台に驚かされました。小学生の生徒たちによるオーケストラの演奏に始まり、幼稚園生にあたるprepの生徒たちによる太極拳ダンスが続き、かわいい姿に皆夢中になりました。

そしていよいよメインのムーランが始まります。半年前から準備が始まったというミュージカルは、バックミュージックや効果音などの音響、照明やスモークを使った演出、もちろん出演者の歌、演技、ダンスどれをとっても素晴らしく、皆“High qualityだ!!”と感動していました。ブリスベン最後の夜、ホストファミリーとバディーと素敵な時間を過ごすことができました。

 

 

 

研修13日目、とうとうブリスベンでの生活も最終日になりました。

朝学校へ送っていただいたホストファミリーとお別れしなければならず、寂しい気持ちで登校しました。元気でね!と握手したり、離れたくない!とハグしたり別れを惜しみ、「オーストラリアにも家族ができたんだからまたおいでね!」「その時までにもっと英語頑張るよ!」と約束しました。

 

 

午前中3時間はバディーとの最後の授業、その後のLunchはバディーと一緒にBBQです。2週間の思い出を語りあいながらの楽しい時間でした。

   

 

午後の授業ではこの2週間の成果をいかし、日本文化を英語でプレゼンします。始業前の時間やホストファミリーの家で練習を重ねてきました。最初はバディーに向けての発表かと思っていましたが、10年生と11年生(高校1、2年生)の英語の授業の生徒やprep(幼稚園生)も見に来てくれました。たくさんの聴衆に驚き緊張しながらの発表でしたが、無事終えることができました。1班終わるごとに質問タイムもあり、「オーストラリアでは…」と異文化交流をすることができました。また、Certificate(終了証)とお土産もいただきました。

   

 

プレゼンの後はいよいよお別れの時間です。バディーに手紙を渡したり、連絡先を交換したり、ハグしたり、涙なみだのお別れでした。

   

 

学校をあとにし、近くの土産物屋さんで最後のshoppingを楽しんだ後、晩ご飯を食べました。現在空港でチェックインを済ませ、搭乗を待っています。

2018 オーストラリア語学研修(8月2日)

研修12日目、本日は午前中2時間バディーと同じ授業を受けました。

1時間目のいくつかの授業をのぞかせていただきました。まだ日本の学校では学習していない範囲や、日本とは学習内容が違う科目もあり、難易度の高い授業でしたが、バディーに丁寧に説明してもらいながら挑戦していました。

三角比を教えてもらっています
こちらはローマ帝国史です
Accounting(会計)の授業です

 

3時間目と4時間目はArt(美術)です。オーストラリアの動物や、自然の中でアボリジニの方々がどのように生活しているかを学びました。男性しか触れてはいけないdidgeridooという楽器も音楽の先生に演奏していただきました。4時間目は自然の中での生活についてアボリジニの方々が描く記号を使って、昨日学習したboomerangに絵をかきました。

美術の先生が撮影した写真を見せていただきました
演奏が難しいdidgeridooは低音がよく響きます
自分の考えたストーリーを絵にしていきます
手前にあるのはアボリジニの方々が使うゆりかごです
蛇を描いているようです
皆真剣そのもの、いつものおしゃべりが聞こえません
作品は日本へのお土産に持って帰ります

 

 

今週は木、金、土曜日の晩に学校でミュージカルの発表があり、今晩が初演です。バディーがミュージカルメンバーだという生徒もおり、校内のあちこちに貼られているポスターを見たり、リハーサルをのぞかせてもらったりして皆とても楽しみにしています。生徒たちとホストファミリーは学校からチケットをいただき、最後の晩を一緒に観劇しながら過ごします。

ミュージカルの様子は明日のブログでお伝えします。

 

2018 オーストラリア語学研修(8月1日)

研修11日目、8月に入り、生徒たちは「あと3日しか残ってないの?」と焦り始めています。

 

1時間目の授業ではcurrency(お金)について学びました。皆何度かホストファミリーにショッピングに連れて行ってもらってオーストラリアドルを使ったこともあるようですが、授業でも財布からnotes(紙幣)とcoins(硬貨)を出してじっくり観察します。プラスチック製の紙幣はとても色鮮やかで、色によって愛称がついています。硬貨の中には絵柄の違う記念コインもあり、持っていた生徒のものを回して違いを確認しました。

 

 

 

2時間目はboomerang(ブーメラン)についての授業でした。テキストを読みながら、こちらで学んだreading手法に従って学習します。indigenous people(先住民:オーストラリアではアボリジニ)の文化についても学びました。

Morning Teaの時間は外で過ごしました。学校のスケジュールの関係でバディーが来ることができませんでしたが、音楽の先生がギターを弾いてくださり、リズムにのって体を動かしたり歌ったり楽しい時間を過ごしました。

 

 

お昼からはexcursion(校外学習)でCarindale Shopping Centerに行き、買い物を楽しみます。もちろん課題も出されており、1時間目に学習した紙幣や硬貨を使うこと、インフォメーションセンターで質問をすること、日本との共通点や相違点を見つけること、の3つです。ショッピングモールはかなり広いので2班に分かれて団体行動でしたが、「このお店に行きたいです!」「これが買いたいです!」と先生にリクエストして連れて行っていただきました。多くの買い物をして、あっという間に時間が過ぎました。

 

 

 

迎えに来たホストファミリーにも「たくさん買い物をしたね、何を買った?」と聞かれ、話が弾んでいました。

2018 オーストラリア語学研修(7月31日)

研修10日目、すっかりこちらの生活にも慣れ、「もう帰りたくない!」という声が聞こえます。

午前中の授業はListeningです。2つのグループでそれぞれListening問題と動画鑑賞を交互に行いました。まじめでよく頑張るので今日は少し難しめの教材を選んだ、と先生にお聞きしました。語句だけではなくことわざやジョークの理解にも苦しみましたが、先生方にどんどん質問し、わからないところを丁寧に教えていただきました。先週はかなりゆっくり話していただいていた先生方の発話スピードも徐々にはやくなってきているのを感じます。

 

Morning tea以降はバディーと一緒の授業を受けます。休み時間にはオーストラリアの文化について教えてもらうだけでなく、日本の遊びやお菓子を紹介しています。写真は折り紙で作ったオーストラリアの『カンガルー』です。

2018 オーストラリア語学研修(7月30日)

研修9日目、ホストファミリーと過ごす週末を終え、皆楽しそうに週末の出来事を話してくれました。ビーチや自然観察に行ったり、映画を見たり、誕生日会をしたり、マーケットやスーパー、ショッピングセンターに連れて行ってもらったりと家庭によって様々な経験をしたようです。

 

1時間目はreadingの授業です。“Possum Magic”という絵本を読みました。推測、読書、質問…と先週教えていただいた6つの読書手法を使って理解を深めます。possumはオーストラリアの家の裏庭や近くの森に棲んでいる身近な有袋類です。夕方にホストファミリーと一緒にこの生き物を探して歩くpossum walkを経験した生徒もいます。本の中にはオーストラリアの生き物や食べ物が多く登場します。

オーストラリアの文化が詰まった本だと紹介されました
1人1ページづつ声に出して読みます
聞きなれない地名や食べ物の名前は地図や写真で確認します

 

2時間目はcookingです。1時間目に出てきた食べ物のうち、“lamington” “pavlova” “vegemite sandwich”の3つを作りました。中でも“lamington”は先週訪れたOld Government Houseで生まれた食べ物です。たくさん作ってmorning teaでバディーにも味わってもらいました。

家庭科の先生自慢の素敵なkitchenです

 

 

まずココアパウダーを入れて…
量の多さに驚きながら砂糖を入れます
お湯を入れ、溶けるまで混ぜます
スポンジケーキを浸します
ココナッツをまぶします
lamington完成!

 

メレンゲとフルーツをカップに入れて…
ホイップクリームをかければpavlova完成!

 

vegimiteは「大好き!」「微妙」と好みが分かれます

 

バディーにもおすそ分けしました

 

3時間目からはバディーと同じ授業を受けます。時間割を見ながら、「今日はこの授業が楽しみだ」と話しています。

2018 オーストラリア語学研修(7月27日)

研修6日目、午前中は市街へのexcursion(校外学習)です。スクールバスでQUT(Queensland University of Technology)へ出かけます。

諸注意と訪問場所の説明があり、バスに乗り込みます。

 

まずは大学構内にあるCity Botanic Gardensへ向かいます。プリントに載っている場所を探し、見つけた証拠に写真を撮ります。日本では見かけない動植物も多く、先生に質問して名前などを教えてもらいます。

 

  

Old Government Houseを見学します。ビデオでブリスベンの街が発展していく様子を学んだ後、館内を見学します。ここはオーストラリアの有名なお菓子であるラミントンが生まれた場所です。また、館内には風景画家William Robinson Galleryもあり、彼の作品が展示されています。オーストラリアの大自然を描いた迫力ある絵に感動しました。

 

 

   

OUT内にあるThe CUBEという場所に向かいます。巨大なスクリーンが複数展示されており、それぞれ遊びながら科学を学ぶことができます。今日はロボットと恐竜、宇宙のスクリーンがありました。元素記号や炎色反応など、日本で学んでいる化学の知識も活かすことができました。

 

   

街の中心を流れるブリスベン川にかかる橋を渡り、South Bankと呼ばれるエリアに向かいます。

 

Epicurious Gardenには様々なハーブや野菜が植えられており、季節によって触ったりにおいをかいだりして観察します。南半球のオーストラリアは現在冬ですが、季節外れの葉物野菜やトマトがなっており、気候の違いを感じました。

 

 

1時ごろ、学校に帰ってきてバディーと一緒にランチです。今日は校外学習について話します。朝もらったパンフレットや撮ってきた写真を見せながら話がはずみました。お昼からもバディーと同じ授業を受けます。

 

 

 

今日は金曜日、明日からの週末はホストファミリーと一緒に過ごします。

次のブログ更新は月曜日になります。Have a nice weekend!!

2018 オーストラリア語学研修(7月26日)

研修5日目、本日も昨日と同じ時程で進みます。朝はreadingの授業です。

ここWhites Hill State Collegeでは現在readingに力を入れており、Prep(幼稚園生)から文字を習い始め、12年生(高校3年生)まで英語の授業があります。もちろん英語だけでなくどの教科でも語彙を増やし表現力を伸ばす工夫が取り入れられています。

Readingの授業では、レベル別に10人ほどのグループに分かれ、グループ毎に担当の先生がつきます。各自の読書量やレベルは担当の先生が管理し、半年毎のレベルチェックで新しいグループが組まれます。生徒は好きな本を選び毎日読書することが宿題になっているようですが、図書館の本には難易度別に色分けされたシールが貼ってあり、生徒が自分のレベルにあったものを選びやすいよう工夫されています。

壁に難易度別の色分けが貼ってあります。
本を入れる籠も色分けされています

1時間目は、8年生(中学2年生)のReadingの授業に参加しました。各グループに芦高の生徒2、3人ずつ加わります。読書といってもグループごとに異なる題材を扱い、小説だけでなく、歴史や科学に関する本や新聞記事、政治を題材にした4コマ漫画まで多岐にわたります。知らない単語もグループの生徒が簡単な単語に言い換えてくれるので、辞書なしでも話についていくことができました。

机や椅子は自由に動かすことができます
ソファーは図書館に来た生徒がくつろいで本を読めるように、だそうです

 

2時間目は芦屋高校の生徒だけのグループでElizaという孤児の話を読みました。絵や題名から内容を推測し、実際に声に出して読んだ後は先生の解説で内容を理解します。最後に本の話題を実生活に結びつけて考える活動がありましたが、「私の姉もElizaのように面倒を見てくれる」「かわいそうな話で『おしん』に似ている」など、面白い答えが出ました。

 

 

Morning Teaのあとは、バディーとの授業です。お互いに興味のある話題もわかり、会話がさらに弾むようになってきたようです。

  

 

 

ホームステイ先の方に迎えに来ていただき家に帰ります。Have a good evening!