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ボランティア部 活動報告1

1年間考え、準備。多くの方の支援を受けて、東北へ。

8月16日~8月18日

仙台市ボランティアセンター 復興支援”EGAO(笑顔)せんだい”さんに紹介していただき、仮設住宅で生活されている方と交流させていただきました。

また、宮城県多賀城高等学校の生徒会の皆さんや、先生方と防災について意見交換させていただきました。

 

東北慰霊碑黙とう 東北多賀城高校交流 東北神社草取り

被災していない私たちが東北へ行って何ができるか。そして東日本大震災から3年経った今、高校生の私たちにできることがあるのか。ということを1年間考え、「3年経った今だからこそ」阪神から、芦屋から行かなければならないと結論にたどり着きました。
そして私たちは、芦屋高校だけで行くということにこだわりました。事前準備を十分して、みんなが気持ちをひとつにして東北へ行きたかったからです。
「被災体験」を聞く会を部活動として企画し、「募金」の手続きなども部員も参加しました。また、交流会の内容もどのようにしたら伝わるかをみんなで考え、現地でボランティア部と書道部のパフォーマンスを追加しました。
やはり一番苦労したことは「被災された方の気持ちに本当に近づけるか」ということでした。無意識に傷つける言葉を言ってしまうかもしれない。どのように接したらいいのか、などと不安な事がたくさんありました。少しでも傾聴を心がけようとみんなで何度も確認しました。
そして、 兵庫県ボランタリープラザ、県の未来教育研究所、芦屋高校同窓会、PTA、自治会、そして芦屋市のボランティア団体や市民の方から私たちへの支援をしていただきました。「私たちの代わりに行ってきてね」とまで言っていただき、兵庫県・芦屋の代表として行くんだなと感じました。(部員文章より)

文責:ボランティア部顧問

学校設定科目「日本の文化」 能の授業を行いました!

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今回は西宮在住の能楽師梅若基徳先生をお招きして、能楽の授業を行いました。能についての講義ののち、剣道場に移動しての体験授業。謡の稽古では「高砂」を教材に、独特の節回しや発声方法を学びました。そして小面・般若・蝉丸などの能面をつけて舞台上での能楽師の視界を体験、最後にすり足、扇子さばきを教わりながら、舞に挑戦しました。

文責「日本の文化」担当者

学校設定科目「日本の文化」  夏休みメール連歌会

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連歌は、式目(ルール)に従い五七五と七七を多人数で詠みあげてゆく文芸で、世界に類のない詩の様式です。
「日本の文化」では、6月に平野法楽連歌の会(大阪市)より講師をお招きし、連歌の実作指導を頂きました。その後、7月から 夏休みをはさんで約4カ月間、授業担当者と受講生徒との間でメールをやり取りしながら、歌仙(三十六句)を巻きあげました。

学校設定科目「日本の文化」 平成26年度 夏休みメール連歌

賦何風連歌  【歌仙】                                                 尚文    捌

初折表                                                                                               連衆
初   夏      梅雨晴を待ち望みてや蝉の声      尚文
脇   夏        蚊帳にたはむる幼子の笑み                      レイ
三   秋   窓に入る月の光に照らされて         わかさ
四   秋     菊の香誘ひ秋風ぞ吹く                  陸哉
五   秋     雁がねの飛び行く先に山粧ふ          桐佳
六           心はやるは外つ国のこと                保乃佳
初折裏
一         故郷に別れを告ぐる汽笛の音         万優美
二           契りを結ぶ君に添ひたし              一輝
三           いかにせむあふるる思ひ止め処なく    愛璃
四           眠れぬ夜に浮かぶその顔           優
五   冬        木枯らしに吹かれて背中いとさびし        瑞穂
六           林を行けば古き御社                 侑香
七   夏      空高くありあけ月の影涼し            さつき
八   夏        雲間にそびゆ夏富士の峰             ののか
九           見渡せばうちかえす波広ごりて            智香
十     春      のどかな浜に小舟たゆたふ          尚文
十一春      春風に花吹雪舞ふ夕まぐれ           万優美
十二春      鶯鳴きて旅は終わりぬ               瑞穂
名残表
一   春        思ほへば門出も氷解くる頃             桐佳
二           ぬくもり求め足早にゆく                   侑香
三           ひとり夜に母の優しさ身に染みて       愛璃
四            こころ安らぎ涙ながるる                 さつき
五   秋     静々ともみぢ葉ぬらす秋時雨                  レイ
六   秋       石庭に満つ鈴虫の唄                                      優
七   秋    月のぼり仏のすがた映し出し            一輝
八   秋       隈なき空に乞ふ流れ星                     ののか
九            届かざる君への想ひいま乗せて               智香
十   冬       恋文書かば初雪の舞ひ                    保乃佳
十一冬     肌寒の暮れゆく街に灯はともり               わかさ
十二       上衣の裾を吹きあぐる風                陸哉
名残裏
一  夏     まちわぶと時鳥啼く山の関                桐佳
二  夏     滝のしぶきに旅路涼しき                   陸哉
三          朝ぼらけ里の出会ひはほのぼのと        ののか
四  春     日射しうららにてふの踊りて                   優
五  春     遠近にわれもわれもと花開き                レイ
六  春        ほのかにかすむ岩園の丘                        尚文

平成二十六年七月十日 起首
平成二十六年十月十日 満尾

文責 「日本の文化」担当者

学校設定科目「日本の文化」   囲碁の授業を行いました!

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「日本の文化」では9月は囲碁月間です。昨年に引き続き、日本棋院関西支部から女流棋士水戸夕香里さんをお迎えしました。授業は3週にわたり計6時間実施。まず囲碁の基本的ルールを学び、「あたりゲーム」で囲碁の感覚を養った後、礼儀作法、囲碁を学ぶ意義、囲碁の日本の歴史との関わり、中国や韓国との囲碁に対する考え方の違いなどについて講義を頂きました。その後二人一組になって「九路盤」で模範碁の練習を行い、受講生総当たりの対局を楽しみました。囲碁は、日本、中国、台湾、韓国など東アジア共通の文化であり、大切なコミュニケーションツールとなっていますが、日本の囲碁は、対局に対する考え方や振る舞いおいて、長い年月をかけて固有の価値を育んできました。囲碁の実習授業から感じられる「日本の文化」の魅力は、そのあたりに隠れていると気づかされました。

文責  「日本の文化」担当者

芦高オフィシャルブログへようこそ!

この度、芦高オフィシャルブログを開設することになりました。今後はこのブログをとおして芦高の旬の話題や魅力などを紹介できればと思っています。どうぞご期待ください。
それでは、平成26年度の学校経営のテーマ「ドラマティック・ドラスティック芦高~同一方向への力の和(One Direction)」の下で展開される青春ドラマをお楽しみください。

兵庫県立芦屋高等学校 第25代 校長 八 木 基 雄

芦高教育綱領~芦高生の指標~     平成26年度記念祭1-C展示

芦高教育綱領~芦高生の指標~   平成26年度記念祭1-C展示