終業式

3月23日、終業式が行われました。

校長先生の話を聞き、一人一人が一年間を振り返って失敗経験を級友と共有しました。過去の失敗を冷静に分析し、自分に足りなかったことに気付いて改善していこうとする考え方がポジティブな考え方であり、その行動が成長に繋がっていくということを、改めて考えることができました。

表彰伝達では放送部の輝かしい成績が全校生に披露されました。

生徒指導部長からは、できないことをできるようにするためには、試行錯誤や、工夫や、努力を繰り返していくことが大切で、自覚をもって、意欲的に楽しく取り組んでいきましょうという話がありました。

有意義な春休みを過ごして、新学期を迎えましょう。

オーストラリアへ出発

令和8年度の長期留学生となった牧田さんが、姉妹校での学習に向けて無事に日本を出国しました。出発にあたり、多くの友人の支えや励ましを受けながら、新たな一歩を踏み出したことと思います。

これから始まる異国での生活は、言語や文化の違いに戸惑うこともあるかもしれませんが、本校の代表としての誇りを胸に、多くの人々との出会いや交流を大切にしてほしいと願っています。

この1年間が、牧田さんにとって実り多く、かけがえのない経験となること、そして帰国後にその成果を元気な姿で報告してくれることを、教職員一同心より楽しみにしています。

生徒総会・留学生帰国報告・スモカモスプロジェクト成果発表

3月19日(木)、生徒総会が開催され、各委員会の活動報告と生徒会会計の決算報告と予算審議が行われました。資料を事前にグーグルクラスルームで配布するなど生徒会役員の入念な準備のおかげで、スムーズに議事が進行しました。

その後、オーストラリアへの長期留学生による帰国報告が行われました。

とてもはきはきとスピーチされており、留学中の大きな成長が感じられました。

帰国報告後、スモカモスプロジェクトの成果発表会が行われました。こちらも、生徒会メンバーが一生懸命取り組んだ内容を発表してくれました。

スモカモスプロジェクト⑤ 三田ガクチカフェスに参加

3月15日(日)ウッディ市民センターで開催された三田ガクチカフェスにスモカモスプロジェクトの参加者より2組のメンバーで、成果発表をしました。

市内から集まった高校生や大学生、社会人に対して自分たちの活動成果を発表しました。

本校の参加者は、1組は、寿の湯の、もう1組はコスモス食品の課題を解決するアイデアを考案して企画書を作りました。

最初は、ポスターセッションを行いました。

ポスター発表の後は、ステージ発表をしました。

非常に堂々とした態度でかつ、自分たちの取組みを分かりやすく伝えていました。

このような会を企画してくださった三田市役所をはじめ関係者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

次は、3月19日に、本校生に対して成果発表をします。こちらも楽しみです。

生物野外活動部 令和7年度 活動報告㉓

六甲 Time Trial ③

日程  令和8年3月7日(土)              天候     晴

場所     摩耶山コース( 新神戸駅 ~ 市ヶ原 ~ (縦走路) ~ 摩耶山掬星台 )

 2週連続となったトレラン第3弾では、ALT のエド先生も参加し、新神戸から続く厳しい上りに挑みました。ハードなコースでしたが、日々の練習の成果を実感できる走りができ、六甲全山縦走に向けて大きな手応えを得ました。最後に掬星台から眺めた景色は疲れを忘れるほどの絶景で、達成感をさらに深めてくれました。

〔1年O.Y〕
 今回のトレランでは、これまで以上にスムーズに走ることができたと思いました。実際は7番目という結果でした。しかし、明らかに全3回を通して体力や筋力がついたと思いました。また、登る際や下る際も両足をしっかり動かすことがはやく登ったり、走ったりするコツだとわかりました。この状態を維持できるように、普段の活動でもトレランでも頑張っていき、次は5位以内を目指したいです。

〔1年S.H〕
 今回のTime Trialで僕は走ること自体久しぶりだったのでゴールまで辿り着けるか不安でした。でもスタートしてみると意外とみんなについていけて安心しました。Time測定なのに写真を撮りたいという気持ちが湧くほど綺麗な景色や地獄みたいに何段も続く階段に苦しめられながらもなんとかゴールに辿り着くことができました。しかもそこそこ良いTimeだったので嬉しかったです♪

〔1年A.M〕
 前回のトレランよりも、できるだけ道を走ることを心がけました。道を間違えないように、こまめに立ち止まってルートを確認しました。それでも、前回よりタイムロスが多かったです。今回も下りが課題だと思いました。友達から、重力に任せて歩くといいと、助言してもらいました。縦走では、このアドバイスを参考にしようと思いました。

〔2年U.K〕
 今回のトレランで感じたことは、足元に気を付けることです。今回は結構序盤で足をひねってしまったので雨の後や滑りやすそうな場所はもっと注意しながら進みたいです。ただ、良かった点は体力がかなり余っていたことです。日頃の練習の成果が出ている感じがしてうれしかったです。次は六甲全山縦走なので、気合を入れて頑張りたいです。

北三野活 の BLOG は ココ  生物野外活動部のBLOGをまとめて見ることができます

北摂三田高校HP 生物野外活動部のページ (前年までの記録)
http://www.hyogo-c.ed.jp/~hokusetsusanda-hs/seikatsu/bukatsu/seibutsu.html

人間科学類型(2-6)特別授業③

2月12日(木)1限、ブライトリング・ジャパン(株)ムスタファ・ギュル先生に「遠くてとても近い国トルコ」というテーマで特別授業をおこなっていただきました。

「流暢な日本語を操るトルコ人の日本通」がギュルさんの第一印象でした。トルコで生まれたこと、日本で結婚したこと、日本にあるスイスの時計会社に勤めていること、など生い立ちを聞くうちに、2年6組の生徒はどんどんギュルさんの魅力に引き込まれていきました。トルコの一般的な紹介に始まり、トルコシリア地震の最新情報など、そこから垣間見られるトルコ人の人柄や特徴と、日本人との比較まで話をしてくださいました。

エルトゥールル号の話やイラン・イラク戦争の際の日本人救出秘話では、日本とトルコの親密さを改めて確認しました。トルコは親日国だとは聞いたことがありますが、このような由来があることは初めて知りました。そして、ヨーロッパとアジアの境界にあり、両方の特性を持つトルコという国に、生徒たちはとても興味を持ったようです。

今日の特別授業で、「日本人とは違うけど、どこか日本人にも似ている」トルコの特徴を深く学びました。異文化理解という言葉は、最近聞き慣れた言葉ですが、このようなきっかけから理解が始まるのだと感じました。

人間科学類型(2-6)特別授業②

2月2日(月)6限、神戸製鋼所ラグビーセンター普及グループ普及担当普及アカデミーコーチの山本幸輝先生に「考え方次第でうまくいく!」というテーマで特別授業をおこなっていただきました。

講演では山本様の経歴やその中で感じたことを話していただくとともに、アイスブレイクとしてクラスで大きな声を出しながらじゃんけんをし、大きく盛り上がりました。最後の質疑応答では回答として「自分に自信を持つことは難しい。しかし、自分の判断を曲げないこと、その積み重ねが自信につながる。」「何かがうまくいかないとき、苛立っていてもその時間がもったいない。例えば雨が降っていてその雨に苛立っても意味がない。自分が何をすべきなのかを考える。」という大切な考え方を教えていただきました。

人間科学類型(2-6)特別授業①

1月26日(月)4限、シスメックス株式会社人事部シニアプランナーの 一口毅(いもあらいたけし)先生に「グローバル企業と仕事」というテーマで特別授業をおこなっていただきました。

神戸に本社を置くシスメックスは、血液や尿などを採取して調べる検体検査の分野で世界有数の技術を誇り、世界190カ国と取引をしています。取引をしていない国は、北朝鮮などほんの数か国だそうです。これほどまでのグローバル企業でありながら、私たち高校生はほとんど耳にしたことがありません。実際、2年6組のほとんどの生徒がこの授業までシスメックスの企業名すら知りませんでした。しかしそれもそのはずで、製品やサービスが直接消費者に接しない、いわゆるB to Bの代表的な企業だと知りました。

まず、自己紹介として、一口先生のこれまでの生い立ちを説明して頂きました。幼いころは海や川で遊ぶのが大好きで、将来は漁師になりたいと思っていたそうです。バイクに夢中になったあと、バイオテクノロジーに興味を抱き、それが今の仕事に繋がっているそうです。また、新型コロナウイルス(COVID-19)の話をしていただきました。ちょうど3年前から世界で猛威を振るっているこのウイルスについて、社内でのプロジェクトチームの一員として従事しているそうです。また、シスメックスは同じ神戸の川崎重工業などとともに、手術支援ロボットhinotori™の開発も進めているそうで、ますます急成長していくシスメックスに、日本の将来の可能性を感じるようになりました。

京大-HGLC科学者育成プログラム③

人間科学類型は、地域課題の解決やグローバルリーダーとしての資質を育成することを目標に課題研究活動に取り組んでいます。その取り組みの一環として、1年生の夏休みに3日間の「京大-HGLC科学者育成プログラム」を実施しています。

3日目(8/6)は、「天文学とそれに携わる研究者」と題して、午前中に京都大学大学院理学研究科附属花山天文台(京都市山科区)、午後から京都大学大学院理学研究科(京都市左京区)を訪れました。

午前中は、花山天文台を訪れました。ちょうど清水寺の裏山の山中に天文台はあります。京都大学には3つの天文台がありますが、花山天文台は最も古く1929年に設置された歴史と伝統ある天文台です。観測の主力は飛騨や岡山天文台へ移りましたが、花山天文台では現在でも太陽物理学や恒星物理学などの研究が続けられているそうです。国内の屈折望遠鏡としては3番目の大きさを持つ45㎝望遠鏡が本館に、現役としては日本最古の18㎝屈折望遠鏡が別館に置かれ、それらを用いながら研究者の方々に解説をしていただきました。2つともとても古い望遠鏡なので、今でも手動で稼働させたり、おもりを用いて半自動で稼働させたり、現代ではある意味時代遅れとも思える方法で研究が行われていたのには驚かされると同時に、そのような機材でも充分最先端の研究ができるのだということに驚かされました。

また。訪れた時から、建物のデザインが1日目に訪問した阿武山観測所に似ていると思っていましたが、その通りで、同じ設計士がデザインした建物だとわかりました。冷房設備も十分でない中、私たち高校生のために汗をかきながら熱心に解説をしてくださった姿がとても印象に残りました。

午後からは、天文台からバスで20分ほど移動して白川キャンパスの京都大学大学院理学研究科を訪れました。3日間のプログラムのうち、これまではすべて遠隔地の研究所を訪問していたこともあり、一般の京大生や所謂大学らしさを感じることはありませんでした。しかしこの吉田キャンパスでは、学生が溢れ、研究やサークル活動に励み食堂で歓談する普通の姿を目にすることができました。学生食堂での昼食の後は、いよいよ最後の講演会です。会場は大学院理学研究科のセミナーハウスを使わせていただきました。天井を広く取りながら木材を多用し、前庭には芝生が敷かれたモダンなデザインで、私たち高校生が使うにはもったいない施設でした。講師は大学院理学研究科修士課程2年生の市原晋之介さんで、演題は「私が宇宙を好きな理由」でした。市原さんの生い立ちから現在に至るまでの経緯に始まり、専門分野である恒星フレアの観測的研究について、最後には私たち高校生へのメッセージを熱く語ってくださいました。理系の硬い研究者をイメージしていたのとは真逆で、とてもわかり易く優しい語り口で、難しい研究の話を解きほぐしながら説明してくださいました。もちろん分からない内容も多くありましたが、その人柄に触れてすぐに引き込まれていきました。そのこともあり、最後の質疑応答では質問が途絶えることなく、大幅に時間を過ぎてしましました。終了した後もさらに即席質問会が始まり、いつまでも生徒に囲まれていました。わずか半日でしたが、京都大学とそこで学ぶ研究者の魅力に存分に触れることができました。

この3日間で、京都大学を中心に6か所の研究機関を訪問しました。地震学・水理学・原子力科学・天文学など幅広い学問を知ることができました。自分の知らない世界がこんなにもたくさんあり、こんなにも魅力的であることを初めて知りました。これから進む私たちの進路にはもっと多くの学びが存在し、もっと魅力的な経験が待っていると考えるとワクワクしてきました。そのためには、市原さんのおっしゃったように、「好き」を貫き通す力が必要です。そのためには、周りからの評価を恐れず、自分が好きだと思うことを貫き通す強い意志が必要です。その努力を続けることで、いつか鈴木先生や市原さんのような素敵な研究者に自分もなりたいと思うようになりました。3日間でお世話になった多くの研究者の皆さん、支えてくださったスタッフの皆さん。本当にありがとうございました。

京大-HGLC科学者育成プログラム②

人間科学類型は、地域課題の解決やグローバルリーダーとしての資質を育成することを目標に課題研究活動に取り組んでいます。その取り組みの一環として、1年生の夏休みに3日間の「京大-HGLC科学者育成プログラム」を実施しています。

2日目(8/1)は、「原子力科学の未来と可能性」と題して、午前中にグラングリーン大阪(大阪市北区)に立ち寄り津波・高潮ステーション(大阪市西区)へ、午後から京都大学複合原子力科学研究所(大阪府泉南郡熊取町)を訪れました。

午前中に訪れた津波・高潮ステーションは、高潮や、近い将来必ず発生すると言われている東南海・南海地震と津波についての正しい知識を習得し、地震、津波発生時の対応などを学べる大阪府の施設です。海から離れた三田に住んでいることもあり、私たちは津波と高潮の違いも分からず、これまでその危険性を具体的に想像することはありませんでした。案内ガイドの解説やシミュレーション映像を見て初めて、私たちの認識がいかに甘いか、大阪ではその対策がどのようになされているかを学ぶことができました。また、1日目に訪れた阿武山観測所と宇治川オープンラボラトリーでの学習内容との関連も大きく、より一層理解が深まりました。

午後からは、大阪府泉南郡熊取町に場所を移して、京都大学複合原子力科学研究所を訪れました。原子力エネルギー関連および放射線・粒子線や放射性同位元素などの利用に関する研究・教育を行う研究所として、1963年にこの地に設置されました。それ以降、研究用原子炉や加速器を利用して多くの研究が行われ、日本のみならず世界の科学技術の進歩に大きく貢献しているそうです。そして、この研究所では先端科学技術を扱っていることに加え、人体に有害な放射線を扱っていることから、入所前から何重もの厳重なセキュリティ管理が求められ、その度に緊張を強いられたことを覚えています。

研究所の紹介ビデの市長に続き、附属粒子線腫瘍学研究センターの鈴木実教授から、専門の中性子放射化分析法に関する講演をしていただきました。その講演では、ウランの燃焼により発生する中性子を利用し、医療分野をはじめとして様々な活用ができることを学びました。鈴木教授はその中でも、「ホウ素中性子補足療法」と呼ばれる放射線治療の研究に携わっているそうです。まだ基礎研究の段階ですが、研究が進めば多くのがん患者が救われる可能性を持っている研究だそうです。正直言って、講演の内容が難しすぎて高校生には理解できない部分が多くありました。しかし、その研究がどれほど人々の役に立つのかや、その研究の価値は理解できた気がしました。

講演の後はいよいよ原子炉の見学です。しかしその前に、担当者から見学時における持ち込み物の確認や注意事項とともに放射線の被ばくを測定する線量計がグループに1つずつ配られました。原子炉の建物に入る前にも被ばく量の測定とオーバーシューズの着用が義務付けられました。減圧された原子炉建屋の中に入り、いざ原子炉を目の前にすると、さすがに緊張が高まり、心臓の鼓動が高まったのを思えています。私たちが訪れたときは原子炉が稼働していない時間帯でしたが、その緊張感は痛いほど伝わってきました。テレビなどを通して私たちが良く目にするのは発電用の原子炉、いわゆる原子力発電所とは少し違い、私たちが目にしているのは出力の小さな研究用の原子炉でした。それでも十分に大きく、放射能の危険性に違いはないと聞きました。さらに驚いたのは、原子炉の周りを取り囲むように研究室が配置され、原子炉から作り出される中性子を使って実験が行われていることでした。

それまでは、原爆や原子力発電所の事故などから、危険で恐ろしいものとしか認識していなかった原子力が、使い方によっては非常に役に立つものであることが分かった。まさにその研究に今日触れることができました。帰りのバスの中では、原子炉を見学した興奮がいつまでも冷めず、いつまでも友達と感想を語り合っていました。今日一日で3か所を訪問し、慌ただしくも充実した一日になり、グラングリーン大阪を訪れたのが昨日のことのように感じました。