理化部」カテゴリーアーカイブ

さんだサイエンスフェスティバル

 7月26日(土)まちづくり協働センターで25の団体が携わり、さんだサイエンスフェスティバルが開催されました。本校からは理化部が「ホクサン科学で楽しませ隊」というタイトルで、スーパーボールと木炭電池作りを出展しました。

今回で14回目の開催となり、知名度が上がっていることを改めて感じる来場者数となりました。

おかげさまの大忙しの4時間となり、木炭電池は途中で材料がなくなり終了となりました。

 昨年度は一年生だけで迎えたこのイベントで、終了時には疲れ切り会話も少ない様子したが、今年度は一、二年生合わせて7人で関わり、来場者との会話を楽しむ様子も多く見られました。

 理化部の部員にはこれからも科学を通じて出会ったことのなかった人々に出会い、共に楽しみ、学び続けるメンバーであったほしいと思います。

垣根を超えた駆除活動~サクラの木を守るため~

  7月11日(金)三田祥雲館高校にお声かけいただき、本校の生物野外活動部(4名)と理化部(7名)が外来種でサクラなどの樹木を食い荒らし、枯死させるクビアカツヤカミキリの生態調査を行いました。

 まずJR相野駅に集合し、今回の対象となる生物がどれほどの危険性があり被害をもたらしているかの説明を、県立人と自然の博物館の三橋弘宗研究員と県立自然保護協会の山崎紫副理事長にしていただきました。その後徒歩で「ふれあいと創造の里」に移動し活動を開始しました。ここは昨年初めてクビアカツヤカミキリが確認され、今年も幼虫や成虫が確認されている場所です。

 メスの成虫が1匹でも確保されれば1000匹の発生を阻止できるということで、生徒たちは使命感を持ちながら活動を行っていました。

三橋先生による話
サクラの木を判別するのも初めて
見つけ方を理解し捕獲へ!

 今回は遺体の発見に留まりましたが、「いないという発見も科学にとっては貴重な情報である」という話をいただき、生徒たちにとっても意味のある活動であったという思いになったと感じました。

理化部員が先生に!~こうみん未来塾~

 6月21日(土)北摂三田高校の化学教室にて本校理化部の部員8名が先生となり、科学の楽しさを伝える催しが開催されました。今回生徒になってくれたのは、三田市が行う事業『こうみん未来塾』の広報誌に応募してくれた小学生12名、中学生3名です。

 最初はお互いに緊張しながら言葉数少なく始まりましたが、時間が経過するごとに共通の興味「科学」を通じて会話が増えていきました。

 葉脈標本を作製するための葉の採取から始まり、水酸化ナトリウムで葉肉の分解をしている間に、今回は科学を活用したマジックを班に別れ習得し、披露するという企画を先生たちが考えました。

まずは自己紹介!
準備してきたものを
披露するときだ!
何気ない会話が増えていく
科学には慎重を必要とする
ことも…

 今年の理化部は昨年の先輩から引きついだ「自分たちで」を大切に、企画から準備だけではなく、参加してくれた生徒たちにもその大切さを伝えながらこの時を過ごしました。そのことで先生と生徒との会話も増え、終わるころには「また今度」「これからの企画にも参加させてください」という会話がいろいろなところでされていました。

伝えるって難しい…
うまくできているか
先生のチェック
作った葉脈標本でしおり作り

 これからも先生たちの企画を楽しみにしていただきたいです。

理化部 ~ブイブイの森にて②~

4月26日(土)ブイブイの森で保全活動されている、ブイブイの森クラブのみなさんと二度目となる活動をさせていただきました。理化部が行う研究の対象植物となるドクダミの採集も行わせていただきましたが、それ以外にも、3月に行ったブイブイの森散策とは異なる森の姿に気づき、森の恵みもご厚意で採取させていただきありがたい時間となりました。

新一年生が加入し初めての校外活動でしたが、これからも多岐に渡る活動を通して、学びに深さを持たせてほしいと感じました。

理化部~ブイブイの森にて~

3月1日(土)理化部がブイブイの森で保全活動をされている、ブイブイの森クラブのみなさんと活動をさせていただきました。

120年に一度といわれるタケの開花が昨年あったことや、山道の途中でカラメルの様な匂いがし、それがタカノツメという木の落ち葉から発せられていることや、枯葉が春先まで枝から落ちないことからオチナイという名前をもった縁起のよい木があることなどなど、多くの興味深い話を聞かせていただきました。

身近にありながら日々に馴染みすぎて関心を持っていなかった場所が、これからの変化を楽しみに待つ場所になるよい機会となりました。

今後はこの公園に自生する植物を一部お借りし、昨年度から理化部が製作している装置でその植物を繁殖させられるかの研究を行っていきたいと思っています。

2/10(土)理化部活動報告(全市版こうみん未来塾)

三田市からご提案いただき、三田市内の科学技術に親しみを感じる小中学生を対象とした「全市版こうみん未来塾」が本校を舞台に開催されました。本校の理化部員が講師として「葉脈標本を作ろう!&ちりめんモンスターを探せ!」の企画を行いました。当日は三田市内の小中学生16名のその保護者の方が参加いただき、校内散策(ツバキの葉の採集)、ちりめんモンスター探し、葉脈標本作りに取り組みました。理化部員が主体的に計画・運営を行い、退屈させることはなく、多くの参加者に楽しんでもらえたのではないかと思います。

以下、当日の活動の様子と生徒の感想です。

「初開催で講師をするのも初めてでしたが、当日はとてもスムーズに実験を進めることができました。数ヶ月前から準備を重ね、予備実験を行っていました。その甲斐あってか、特に大きな問題もなく、多くの人に楽しんでもらえてとてもよい経験になりました。」N.Y.

「来てくれた子どもたちに楽しんでもらうために、工夫を凝らした活動を準備しました。当日、時間通りに活動を進められるか、子どもたちに楽しんでもらえるか不安でしたが、先生方や市役所の職員の方々のサポートのおかげで、上手く進めることができました。子どもたちの笑顔も見れたので良かったです。」T.I.

「初めての開催だったので、どれくらい人が集まるか、楽しませることはできるかなど不安はありましたが、実際に開催してみると、来てくれた子供達だけでなく大人の方々にも楽しんでいただけたようだったので良かったです。」N.Y.

11/11(土)、12(日) 理化部活動報告(兵庫県総合文化祭自然科学部門発表会)

バンドー神戸青少年科学館で兵庫県総合文化祭自然化学部門発表会が行われました。11/11(土)は口頭発表、11/12(日)はポスター発表でした。研究テーマは「イオンによるBluetoothの強度変化」です。昨年度の研究発表を深めたもので、屋内や地下でスマートフォン等を使用したとき、電波がつながりにくくなる現象に興味を持ち、昨年度は電波は遮蔽物を通るとどのように強度が変化するのかを調べました。今年はそれに加えて、水溶液の濃度や電気伝導率が、受信電波強度に影響するのではないかと考えて、研究を進めました。昨年以上に実験データを多くとることができ、研鑽を重ねたため、研究結果に自信をもち、堂々と発表を行うことができました。また、他校の研究発表からも多くを学ぶことができました。発表後は審査員の方々から多くのアドバイスをいただき、これからもアドバイスをもとに研究を続けていきたいと思います。

感想

 昨年度の研究を継続し、昨年度よりもさらに深く研究を行い、よりよい研究発表になりました。研究を行う中で、多くの知識を得て、成長できたと感じます。当日は他校の研究についてもたくさん話を聞くことができ、とても刺激的で、有意義な2日間でした。 N.Y.

 今年の総文は、昨年度の内容をより発展させた研究を行い、昨年度よりもよい成績を残すために準備してきました。結果は惜しくも奨励賞という形でしたが、審査員の方々から前向きな意見を頂きました。また、他校の研究からも、考察や発表の仕方を学び、とても良い経験ができました。 T.I.

 今年度は部員が3人という少ない状況下でしたが、協力してポスターやスライドを作成し、無事、口頭・パネル発表を終えることができ安心しました。私は人前で話すことが苦手ですが、昨年度に引き続き今年度も発表を経験したことで少しずつですが苦手を克服しつつあります。残念なことに今年度は賞を手に入れることができませんでしたが、準備期間を含め有意義な時間を過ごすことができたと思います。 N.Y.

11/19(土) 理化部活動報告 (ハイマートフェスト)

フラワータウン市民センターでハイマートフェストが開催されました。理化部では、手作りカイロやフォークとコインを使ったやじろべえ、コイルトレイン、偏光板など身近なものを用いたブースを出しました。特に、フォークとコインを用いたやじろべえは、多くの方が苦戦しながらも挑戦してくれました。また総合文化祭で発表したポスターの展示も行いました。

以下、参加生徒の感想です。

 最初は楽しんでもらえるか不安でしたが、多くの方々にブースを楽しんでいただけたのでうれしかったです。K.S

 ブースに興味を持ってもらえるか心配でしたが、当日は幅広い年齢層の方がブースに足を運んでくださり、自分も楽しむことができました。 N.Y

 体験ブースに訪れて下さる方が思いのほか多く、一部の人には展示していた総合文化祭のポスターにも興味を持っていただけたのでうれしかったです。 N.Y

 幅広い世代の方に楽しんでいただけました。体験コーナーにたくさんの人が来てくれたので、来年はさらに体験コーナーを増やせたらいいと思いました。 T.I

11/5(土)、6(日) 理化部活動報告(兵庫県総合文化祭自然科学部門発表会)

11/5(土)、6(日)にバンドー神戸青少年科学館で兵庫県総合文化祭自然化学部門発表会が行われました。11/5(土)は口頭発表、11/6(日)はポスター発表を行いました。研究テーマは「水がBluetooth電波に及ぼす影響」です。屋内や地下でスマートフォン等を使用したとき、電波がつながりにくくなる現象に興味を持ち、電波は遮蔽物を通るとどのように強度が変化するのかを調べました。発表後は審査員の方々から多くのアドバイスをいただきました。これからもアドバイスをもとに研究を続けていきたいと思います。

感想
 しっかり発表できるか心配でしたが、何とか発表することができとても達成感がありました。教授の方々からアドバイスをいただき、これからの改善点も見つかったので、これからの研究に活かしていきたいと思います。 K.S
 
 初めての総合文化祭でわからないことも多かったですが、先生方からもアドバイスをいただきながら研究を進め、論文を完成させることができました。発表当日は、とても緊張しましたが、発表後はとても達成感がありました。 N.Y

 普段の生活では発表の場などがあまり無いのでとても有意義な時間になりました。他校がどのような実験を行っているのか実際に聞けて、これからの活動方針の参考になるものがたくさん得られました。 N.Y

 教授の方々から実験についての講評を頂き、また他校の生徒からも質問や感想をたくさん頂きました。新たな改善点もいくつか見つけることができたので、今回の実験をさらに発展させていきたいです。 T.I

8/6(土) 理化部活動報告(さんだサイエンスフェスティバル)

 キッピ―モール6階において、3年ぶりにさんだサイエンスフェスティバルが開催されました。今年度は10回目ということで、規模が大きくなり、28ブースのエントリーがありました。本校理化部は「北三科学で楽しませ隊」と題して、葉脈標本でのしおり作りと、スーパーボール作りのブースを開きました。

 コロナの影響で来てくださる方が少ないかと思ったのですか、オープン後、一度も客足は途絶えることなく、特にスーパーボール作りは大人気でした。当日はNHKや神戸新聞の取材もあり、本校のブースで楽しんだ子ども達がインタビューを受けていました(本校生はインタビューを受けていません…)。また、NHKのニュースでは、本校のブースも少し映し出され、部員の活躍する様子を見ることができました。

 せっかくご来場いただいたけれども、時間切れだったり、長蛇の列で他のブースに移ったりして、スーパーボールを作れなかった方もいらっしゃると思うので、当日の様子を伝えるとともにスーパーボールの作り方を紹介します。

スーパーボールの作り方

以下、部員の感想です。

「これまで、参加者として参加していた『さんだサイエンスフェスティバル』に出展者として参加することができ、非常に嬉しかったです。」

「家族で来ている方がとても多く、私がうまく話せなかったり手際よく説明や準備ができなかったりした時も温かく見守ってくださり、緊張せずに運営することができました。」

「想像していたよりも、たくさんの方がブースに来て下さり、とても忙しくあまり手際よく説明や準備ができませんでしたが、楽しそうに体験してもらえてとても達成感がありました。」

「思っていたより多くの人が来て、休む暇が全くありませんでしたが、親も子も作った後に笑顔だったのでよかったと思いました。」

また、本校理化部の部員が、中学生の時におこなった理科自由研究も展示されていました。