国民スポーツ大会
齋藤 朱里
少年女子A300m 38秒21 優勝
男女混合4×400mリレー 3分19秒26 優勝(大会新)
白髭 怜士
少年男子A300mH 36秒57 第5位
U18陸上競技大会
齋藤 朱里
女子300m 38秒66 優勝
【齋藤朱里】
私は、10月11日から佐賀県で開催された、第78回国民スポーツ大会に、少年女子A300m、成年少年男女混合4×400mRに出場しました。結果はどちらも優勝でした。また、4×400mRでは大会記録を更新することができました。全国IH後、けがの休養のため試合に出場せず、『復帰レース』となった今大会で、 2種目制覇と良い形にできたことはとても大きな喜びです。たくさんのプレッシャーや、6泊7日の長丁場になる中、勝ちにこだわる積極的なレースにできたと思います。このような貴重な経験をさせていただいた、兵庫県強化委員の皆様、および、いつも支えてくださるみなさんに感謝申し上げます。ありがとうございました。兵庫県代表として、また国スポの舞台で戦える選手としてあり続けられるよう努力していきます。
三重県で開催されたU18陸上競技大会では、女子300mに出場し優勝することができました。早生まれの3年生として、なんとしても勝たないといけない気持ちもありましたが、国民スポーツ大会後に少し燃え尽きてしまい、コンディション、モチベーションの調整が難しい試合となりました。そういった面で初めてのことが多く、またそこから新しく学ぶこともたくさんありました。また高校シーズン最後の全国大会で優勝という形で終わることができて、良い締めくくりになりました。
私自身、今大会で高校陸上は引退となりますが、まだまだ陸上競技は続けていきます。北摂三田陸上競技部でのたくさんの経験や、日々の練習はこれからの競技人生の大きな糧になると思います。前任顧問の前田先生はじめ、奥野先生、山口先生、いつも応援してくださる先生方、仲間、家族に感謝申し上げます。3年間応援ありがとうございました。来シーズン、新たな地で活躍できるよう残りわずかの北三陸上競技部員生活で、精一杯努力していきます。これからも、後輩達へのあたたかい応援よろしくお願いします。
【白髭怜士】
僕は国民スポーツ大会で300mHに出場し、5位という結果に終わりました。夏に行われたインターハイでは4位という結果でメダルを取ることができず、高校シーズンラストレースの国スポではメダルを取り、有終の美を飾ることを目標に取り組みました。
インターハイが終わってから気持ちを再度入れ直すことが難しかった中で、国スポの1週間ほど前からいい感覚を取り戻していき、良い状態で臨むことができました。現地入りしてからは兵庫選手団の活躍を目の前で見て、「自分も勝てる」と自信をもって試合を迎えました。予選で自己ベストと兵庫高校記録を更新し、決勝に駒を進めることができましたが、決勝で勝負するにはもう1ギア上げなければいけませんでした。帯を締め直し迎えた決勝、「絶対に勝つ」と自信をもち臨みましたが、気持ちだけが前に行き思うようなレースができませんでした。結果は5位で目標としていたメダルには届かず、悔しさが残るレースとなりました。ですが、兵庫県の代表としてこの舞台の決勝で走ることができたことは、この先に繋がる貴重な経験となりました。そして、何よりも全力で楽しんで高校陸上を締めくくることができたので後悔はありません。
この3年間で全国の舞台に出場するだけではなく、全国の舞台で通用する選手にまで成長することができました。ここまでこれたのは自分1人の力ではなく、3年間指導に携わっていただいた顧問の先生方をはじめ、常に側で支えてくれた家族や部活の仲間の存在があったからです。本当にありがとうございました。自分自身高校の陸上は終わりましたが、大学でも陸上を続け、高校で成し遂げることができなかった全国制覇を目標に精進していきます。引き続き北摂三田陸上競技部の応援よろしくお願いします。