コロナ禍で制限がかかる中、しばらく中断していた「女子硬式テニス部日誌」を再開したいと思います。
令和4年3月19日~21日に、春季ジュニアテニス選手権大会の予選大会が実施されました。本校では、19日にダブルス会場、21日にシングルスの会場を運営し、本校選手も出場しました。
本校会場で戦った吉岡さんのドローでは、第一シードの西宮甲英の選手が全国選抜出場のため、スーパーシード扱いとなり、不在の中で予選が行われました。スーパーシードを除くトーナメントで優勝した吉岡さんは、28日に総合運動公園にて、本戦の切符をかけて西宮甲英の選手と対戦する事になりました。
また、19日に実施予定だったダブルスは、前日の雨の影響で24日に延期されました。23日の晩にも雨が降る事が予測されたため、急遽1面だけブルーシートでコートを覆い、1面進行でも試合ができるように備えました。
予想通り、当日コートは水浸しになっていましたが、出場予定だった他行の選手たちが、整備をしている私たちに「何か手伝うことはありませんか?」と声をかけてくれて、多くの選手たちが整備を手伝ってくれました。そのおかげで、ブルーシートで覆っていたコートは、10時半から、そうでないコートは13時頃から使用できるようになり、何とか2ブロックの予選トーナメントを消化する事ができました。手伝ってくれた他校の選手には、本当に感謝したいと思います。私たちも他校の会場に行ったら、コート整備を手伝える選手になりたいと思います。
そしてその日に実施されたダブルス予選で、本校の山下さん・鴨田さんのペアが、ブロック優勝し、本戦出場を決めました。おめでとうございます。
目標に向かって努力する事の大切さや一緒に目標に向かう仲間の大切さだけでなく、整備をしている他校の生徒に積極的に声をかけ、整備を手伝う「利他」の精神の大切さ、など、今大会は本当に多くの学びを得ました。
次は、春季ジュニア本戦、そしてゴールデンウィークにある総体に向けて、技術的にも精神的にも大きく成長できるように、日々練習していきたいと思います。
今後も応援よろしくお願いします。