「北三 校長室から」No112(R3.2.26)準備万端整っています

本日が学年末考査の最終日でしたが、週明けからは3月です。

丁度1年前、新型コロナウイルス感染が拡大し始め、緊急事態宣言が発令される前に32回生の卒業式を行いました。保護者や在校生を入れない学校、リモートで会場の様子を配信する学校など、手探りの状況で各学校が苦労しながら実施したことが思い出されます。

そして今年の卒業式ですが、密を避けるために在校生(1,2年生)は参加しません(生徒会役員のみ参加)。また、保護者の方々には手洗い、マスク着用をお願いするとともに、できるだけ1家庭1名の出席をお願いしています。ただし、卒業式の様子をライブ配信して、3年生の保護者の方々に見ていただけるように準備を進めています。

体育館の会場は1年生が準備万端整えてくれていますが、33回生の晴れの門出を祝福するにふさわしい準備ができたと思います。天気が多少心配ですが、立派な卒業式にするため、私もこれから準備をしっかりしたいと思います。 校長 廣瀬雅樹

人間科学類型(2-6)特別授業③

2月18日(木)4限、日本多文化交流協会(旧大阪トルコ日本協会)理事ムスタファ・ギュル先生に「遠くてとても近い国トルコ」というテーマで特別授業をおこなっていただきました。

「流暢な日本語を操る不思議なトルコ人」、ギュルさんの第一印象はそこから始まりました。トルコで生まれたこと、日本で結婚したこと、日本にあるスイスの時計会社に勤めていること、など生い立ちを聞くうちに、2-6の生徒はどんどんギュルさんの魅力に引き込まれていきました。トルコの一般的な紹介に始まり、トルコにおける最近のコロナウイルス事情から、そこから垣間見られるトルコ人の人柄や特徴と、日本人との比較まで話をしてくださいました。

エルトゥールル号の話やイラン・イラク戦争の際の日本人救出秘話では、日本とトルコの親密さを改めて確認しました。トルコは親日国だとは聞いたことがありますが、このような由来があることは初めて知りました。逆に、そこまで好意や敬意をもってくれているにもかかわらず、日本人がトルコに関心が低いことに少し恥ずかしくも感じました。

今日の特別授業で、「日本人とは違うけど、どこか日本人にも似ている」トルコの人々にいつの間にか親近感を覚えるようになりました。異文化理解という言葉は、最近聞き慣れた言葉ですが、このようなきっかけから理解が始まるのだと感じました。

「北三 校長室から」No111(R3.2.18)春はすぐそこ

昨夜から再度寒波が来ていて、今日の朝もかなり冷え込んでいましたが、久しぶりに3年生が登校して、国公立2次試験の対応や卒業式の打合せなどをしています。3月1日(月)が予行(表彰式・同窓会入会式)、3月2日(火)が卒業式です。あと少しですので、最後まで頑張ってほしいと思います。

 さて、先日16日(火)に令和3年度特色選抜(推薦)入試を無事に実施することができました。

 受検生は大変緊張していましたが、4月になったら北三できっと頑張ってくれる、と思いながら様子を見ていました。春はもうすぐやってきます。コロナの影響はまだまだ続いていきますが、できることを精一杯頑張るしかありません。緊急事態宣言解除後の学校生活も気を緩めることなくやっていきたいと思います。

 さて、今月上旬から東京の大学受験に行っていた息子の一人が10日ぶりに帰ってきました。「外食は絶対するな。食事はテイクアウト」と言い聞かせていたので、コンビニ等で食料を買っていたのですが、「お店にはほとんど人がいないし、土日は食べるお店がほとんど開いていない。」と言っています。多くの人が自粛して、我慢して耐えている現状を皆で共有する必要があることを再認識させられました。  校長 廣瀬雅樹

 

三田市高校生議会

令和3年1月31日(日)13時より、「三田市高校生議会」がオンラインで開催され、三田市内の高校に在籍している生徒がコンピューターの画面を通して参加しました。本校からは伴仲君(2年)安永君(1年)が高校生議員として、議長として廣嶋さん(2年)が参加しました。今回は感染症予防の観点から、オンラインでの参加になり、動画配信サイトでもライブ配信されました。高校生の視点から市政への意見を述べ、それに丁寧に市当局の方々に答えていただきました。参加した高校生にとって大変貴重な経験ができ、高校生の参画意識を高めることのできる機会だと感じました。コロナ禍にもかかわらず、貴重な機会を提供していただき、三田市の関係者の皆様に感謝申し上げます。

神戸新聞(2021年2月1日)にも掲載して頂きました。

課題研究外部発表会(共生のひろば)

2年6組の10名が、「人と自然の博物館」(共生のひろば)で行われた発表会に参加しました。次の10名が、ポスター発表で参加しました。今年は、コロナの影響の中、オンラインでの開催となりました。それぞれが、You Tube Liveで、配信を見ました。今後の課題研究に生かしていくことと期待しています。

「教室における換気の研究」 三好 悠太 

「最強の子守歌を作ろう」 山﨑 小珠

「生徒にとって面白く、理解の深まる授業とは」 川田 真大

「上手な褒め方とその効果」 中井 心菜

「イヤホンの音漏れについて」 廣田 安寿佳

「雉子で三田市活性化」 岡田 ひなた

「休校中における公立高校の教育機会の格差の是正」 昆野 汐里

「あなたも聞き上手になりませんか」 助野 友香

「外国人労働者が住みやすい街づくり」 新谷 葵

「消臭剤の作成 ~身近なものの消臭効果~」 竹中 結衣子

ポスター発表

人間科学類型(2-6)特別授業②

2月12日(金)5限、神戸大学大学院保健学研究科の四本かやの准教授に「保健学 ~健康と病気のあいだ」というテーマで特別授業をおこなっていただきました。

まず、「健康」という概念について教わりました。私たちは単に「身体的・精神的に良好な状態」を健康であると考えていましたが、実際はそれだけにとどまらず、「社会的にも良好な状態」であることを始めて知りました。それは、医学と保健学の領域にもあてはまり、「疾病状態を不健康な状態」にするのが医学で、「疾病状態から不健康な状態を経て、健康な状態」にすることが保健学であると教わりました。今までは単に、医者とその他の医療従事者の違いとしか認識していませんでしたが、今回分かりやすく説明いただきました。

その次は、四本先生の専門の作業療法学について教わりました。理学療法(リハビリテーション)との違いから、精神保健(メンタルヘルス)まで、今まで曖昧だった理解が深まりました。

最後に、今全世界で流行している新型コロナウイルス(SARS-CoV2)について保健学の立場から分かりやすく解説を加えていただきました。新型コロナウイルスについて、普段から新聞やテレビなど様々な情報を私たちは得て、何となくわかったような気がしていました。しかし今回、専門家からの正確な情報と的確なアドバイスをいただき、目から鱗が落ちる感覚を抱きました。正しく知って、正しく恐れることが必要だと改めて認識できました。またこのことが、「健康」に繋がっていくのだと感じることができました。

これまで保健学や作業療法学にはあまり関心がありませんでしたが、今日の特別授業で興味が持て初め、将来の進路選択の参考にしたいと思うようになりました。

課題研究外部発表会(国際問題を考える日)

人間科学類型は、地域課題の解決やグローバルリーダーとしての資質を育成することを目標に課題研究活動に取り組んでいます。2年生の後半は、校外の課題研究発表会に参加し、日頃の研究成果を発表する機会を設けています。今年度はコロナウイルス拡大の影響で、外部発表会の多くが中止になるなか、「第8回高校生 国際問題を考える日」が2/11(木・祝)にオンライン(リモート)開催で行われました。本校からは八重垣拓人が参加しました。

研究タイトルは「強い会社は外国人を雇っている」です。三田周辺地域で外国人労働者を積極的に雇用している企業を3社訪問し、その状況を聞き取り調査を行った。その調査から、外国人労働者を雇用するメリット・デメリットについて考察し、メリットに関してはそのアピール方法を、デメリットに関してはその改善方法を考え、市役所や企業に提案するというものです。この研究から、外国人労働者の解雇増加を止め、外国人労働者が働きやすい環境を整備し、企業により多くの労働者の雇用を促すことで、少子高齢化が急速に進む三田市の活性化に繋げることを目標にしています。この研究発表の動画は、2/11(木)~2/26(金)まで公開されています。

当日オンラインイベントが行われ、LIVE発表やJICA関西やWHO神戸センターに関する講演の視聴に参加しました。

この発表やイベントの参加を通じて、様々なテーマの発表や国際問題に関する深い知見を得ることができ、自らの視野を広げ、今後の研究の改善や発展に大きな成果を得る機会となりました。

課題研究外部発表会 (三田学生サミット 学生のまちづくりコンテスト&交流会)

人間科学類型は、地域課題の解決やグローバルリーダーとしての資質を育成することを目標に課題研究活動に取り組んでいます。2年生の後半は、校外の課題研究発表会に参加し、日頃の研究成果を発表する機会を設けています。今年度はコロナウイルス拡大の影響で、外部発表会の多くが中止になるなか、「三田学生サミット 学生のまちづくりコンテスト&交流会」が2/7(日)にオンライン(リモート)開催で行われました。本校からは5名の生徒が参加しました。

前半の「学生のまちづくりコンテスト」では、市内を拠点にまちづくり活動を行っている学生(8グループ)がそれぞれの活動内容や取り組みたい活動を発表するものです。本校からは人間科学類型(2‐6)の真木凌大が参加しました。テーマは『次の時代の交通ネットワーク 高齢者のためのバス路線とは』です。大阪や神戸に通勤するサラリーマンが新三田や三田駅にアクセスするためのバス路線しかない現状で、今後さらに増加するニュータウンの高齢者向けのバス路線を、新たに考案し提案するという内容です。

後半の「交流会」では、興味のある分野ごとに分けられた少人数のグループでディスカッションを行いました。本校からは人間科学類型(2‐6)の5人(真木凌大 大村日奈子 新谷葵 廣嶋愛華 脇尾奈央子)が参加しました。大学生や社会人に混じって議論を交わすことに刺激を感じるとともに、自分の研究分野に対する知見がより一層深まりました。

今回の発表会は三田市役所が旗振り役となり、三田市の地域活性化と交流の一環として行われました。普段の発表会とは異なり、私たち高校生も地域の一員であることを改めて実感できたイベントでした。また、オンライン会議ソフト(Webex Meetings)を利用したイベントで、通信がうまくいかないこともありましたが、コロナ禍における「新しい生活様式」に則った活動を経験できたことに達成感も得られました。

人間科学類型(2-6)特別授業①

2月8日(月)5限、シスメックス株式会社バイオ診断薬技術センターバイオ分析技術部部長の 一口毅(いもあらいたけし)先生に「グローバル企業と仕事」というテーマで特別授業をおこなっていただきました。

神戸に本社を置くシスメックスは、血液や尿などを採取して調べる検体検査の分野で世界有数の技術を誇り、世界190カ国と取引をしています。取引をしていない国は、北朝鮮などほんの数か国だそうです。これほどまでのグローバル企業でありながら、私たち高校生はほとんど耳にしたことがありません。実際、2‐6の全員がこの授業までシスメックスの企業名すら知りませんでした。しかしそれもそのはずで、製品やサービスが直接消費者に接しない、いわゆるB to Bの代表的な企業だと知りました。

まず初めに、シスメックスという企業について簡単に説明をしてくださいました。ひとことで言うと、試薬や臨床検査を開発している企業だそうです。本社は神戸市中央区のHAT神戸にあり、研究所と工場は西区の企業団地内にあるそうです。次は、一口先生のこれまでの生い立ちです。幼いころは海や川で遊ぶのが大好きで、将来は漁師になりたいと思っていたそうです。バイクに夢中になったあと、バイオテクノロジーに興味を抱き、それが今の仕事に繋がっているそうです。最後に、新型コロナウイルス(COVID-19)の話をしていただきました。ちょうど一年前から世界で猛威を振るっているこのウイルスについて、社内でのプロジェクトチームの一員として従事しているそうです。シスメックスがこんなところでも世界に貢献していることに気づかされました。。

私たち高校生へのメッセージとして、「専門性を高めることも大事だが、それよりもどんなことにも興味をもって、まずはやってみる気持ちが大切」と教わりました。この言葉を大切に、これからの高校生活を送っていきたいと思いました。