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令和8年度 北摂三田高校人間科学フォーラム

 見出しの会を7月18日(土)、兵庫県立人と自然の博物館 ホロンピアホールで開催しました。内容は以下のとおりです。

第1部:課題研究ポスター発表・・・3年6組の34名が、持ち時間8分(発表5分+質疑応答3分)を活用し、課題研究の成果を発表しました。「プラシーボ効果で記憶力up」「ルービックキューブの新解法」「地震に耐えるコンクリートを作ろう!」など、多種多様な興味深い研究が多く、類型の2年生・1年生だけでなく、一般の方々も興味津々の様子でした。

第2部:人間科学類型説明会・・・中学生とその保護者、約200名の出席がありました。①校長挨拶、②生徒会長挨拶、③類型紹介ビデオ上映、④職員(類型主任・教頭)による説明、⑤質疑応答により、類型の魅力や特色を伝えました。

第3部:卒業生による体験談・・・類型の卒業生2名が、類型ならではの強み(特長)や、課題研究の意義について、高校在学中の体験とその後の進路実現・職業選択等を関連づけて発表しました。在校生はもとより、説明会に出席した中学生もあこがれるような、説得力抜群の態度と内容でした。

第4部:課題研究ステージ発表・・・持ち時間11分(発表8分+質疑応答3分)で、3年6組の5名が発表しました。

① ニュータウンにおける住宅配置による土砂災害への影響
② 人の色彩認識と配色の美しさの関係
③ オーストラリアと日本の教育の違い
④ 時間の”感じ方”をデザインする
⑤ 正岡子規に科学的に反論してみた

 いずれも、*自分を知る力、*主体的に行動する力、*協働する力、*正しい情報を収集し判断する力、*発信する力 などが、課題研究を通じて着実に身についていることを伺い知ることができる、素晴らしい発表でした。また、大阪教育大学 総合教育系 大野裕己教授には、「北摂三田高校の気風や気概がよく出ていた。物事との適切な距離感を保ちながら、熱いところもある。研究の課題を定めて、見極めていくことがよくできていた。研究そのものを自分のものにしていた。みんなで研究のレベルを上げていった。挑戦や失敗もあり、先行研究で多くのことがわかっているものに対して、狭いところを踏み込んだ研究もあった。多くのチャレンジがよかった。」とのご講評をいただきました。

 全プログラムを通して、本校生の向学心・探究心が一層高まりました。また、ご来場いただいた中学生の皆さんや保護者の皆様にとっては、本校の人間科学類型が進路選択の有力候補になったのではないかと想像しています。

HGLC 京大-HGLC科学者育成プログラム③

8月5日(水)、京都大学が所有する花山天文台と京都大学吉田キャンパスを訪問し、宇宙や天文学について学ぶ研修を実施しました。

花山天文台で太陽を学ぶ

午前中は、花山天文台を見学しました。

天文台では、現在も現役で活躍している国内最古級の望遠鏡を見学し、望遠鏡で捉えた太陽の映像をスクリーンに映しながら、太陽観測について詳しく説明していただきました。

講義では、太陽の外側ほど高温になる「コロナ加熱問題」が現在も解明されていないことや、黒点は磁場が非常に強い場所で、熱の対流が妨げられることで周囲より暗く見えていることを学びました。

また、太陽にも地球と同じようにN極・S極の磁場が存在し、その磁場の複雑な変化が巨大なエネルギーを放出する「太陽フレア」を引き起こすことについても教えていただきました。

過去に発生した大規模な太陽フレアの記録も見学し、その影響で大規模停電が発生した事例や、人工衛星や通信システムに影響を及ぼす可能性があることなど、宇宙の出来事が私たちの日常生活とも深く関わっていることを実感しました。

さらに、太陽内部の運動を理解するためには「電磁流体力学」と呼ばれる高度な物理学が必要であり、高校で学ぶ物理や数学が最先端の研究へとつながっていることも紹介していただきました。

京都大学大学院生による講演

午後は京都大学吉田キャンパスの益川ホールに移動し、京都大学大学院理学研究科宇宙物理学専攻博士課程1年の市原晋之介さんにご講演いただきました。

講演では、「宇宙を研究することは、一見すると私たちの生活とは関係がないように思えるかもしれない。しかし、長い目で見れば人類の発展につながる研究である」というお話から始まり、現在取り組まれている研究について紹介していただきました。

また、市原さんご自身の高校時代の課題研究についてもお話しいただきました。当時は5人1組で、風船とカメラを利用して宇宙空間を撮影するプロジェクトに挑戦されました。しかし、安全面や回収方法など多くの課題があり、高校での活動として継続することは容易ではありませんでした。

それでも、「やめられなかった、やめたくなかった」という思いから、クラウドファンディングで資金を集め、気象庁や京都大学など多くの方々の協力を得ながら挑戦を続け、大学在学中にプロジェクトを成功させたというエピソードは、生徒たちにとって大きな刺激となりました。

さらに、現在研究されている太陽の巨大爆発「スーパーフレア」や、それを観測したKepler衛星、太陽観測で重要となるHα線など、最先端の宇宙物理学についてもご紹介いただきました。

生徒たちにとって貴重な一日

今回の研修では、花山天文台で最前線の太陽観測に触れ、京都大学では現役大学院生から研究への思いや挑戦の歩みを直接伺うことができました。

「高校で学ぶ内容が大学での研究につながっていること」「興味を持ったことを諦めずに挑戦し続けることの大切さ」を実感できた、大変有意義な一日となりました。

キャリア研修 ~計算科学研究センター・生命機能科学研究センター(BDR)~

8月4日(火)、15名の生徒が理化学研究所の計算科学研究センターと生命機能科学研究センター(BDR)を訪問しました。

午前は、スーパーコンピュータ「富岳」を見学しました。富岳は世界トップレベルの計算能力を持ち、新薬開発や災害予測など、私たちの生活を支えるさまざまな研究に活用されています。

説明では、新型コロナウイルス流行時には、新薬候補を短期間で絞り込む計算に大きく貢献したことや、日本の科学技術を支える重要な基盤であることを学びました。見学後の質疑応答では、生徒から多くの質問が寄せられ、研究者と活発な意見交換が行われました。

午後は生命機能科学研究センター(BDR)を訪問し、生命現象の仕組みや老化、幹細胞、冬眠、細胞死(アポトーシス)など、最先端の生命科学研究について学びました。講義を通して、生命の仕組みを分子や細胞レベルで解明する研究の意義や、その成果が医療や健康科学につながっていることを知る貴重な機会となりました。

今回の見学を通して、生徒たちは最先端の研究に直接触れ、科学研究の面白さや社会への貢献を実感することができました。

HGLC 京大ーHGLC科学者育成プログラム②

7月31日(金)、1年生人間科学類型の生徒たちが、大阪ガスのガス科学館と、京都大学複合原子力科学研究所を訪問しました。

最初に訪れたガス科学館では、動画や実験、タブレットを活用した体験型学習を通して、「エネルギーとは何か」について学びました。

地球温暖化が進む現代において、大阪ガスが環境問題の解決に向けて取り組んでいることや、私たち一人ひとりが日常生活の中でできることについて知り、考える貴重な機会となりました。

特に印象的だったのは、日本が目標として掲げる「カーボンニュートラル」についての学習です。エネルギーを生み出す際には化石燃料の燃焼などにより二酸化炭素が発生しますが、その排出量を可能な限り削減するとともに、植林などによって二酸化炭素を吸収し、排出量と吸収量を実質的に均衡させることで、温室効果ガスの排出を実質ゼロにするという考え方を学びました。

また、大阪ガスが進めている「メタネーション」と呼ばれる技術についても学びました。これは、二酸化炭素と水素から都市ガスの主成分であるメタンを合成する技術であり、エネルギーの利用に伴う二酸化炭素排出量の削減につながることが期待されています。最先端の技術開発に触れることで、科学技術が社会課題の解決に果たす役割の大きさや、科学の面白さを実感することができました。

次に訪れた京都大学複合原子力科学研究所は、京都大学が所有する附属研究施設の一つであり、原子力や放射線に関する最先端の研究が行われている大規模な施設です。

施設では、研究内容の一つである「中性子放射化分析」について説明を受けました。この分析法は、試料をそのまま装置に入れ、原子核に中性子を照射することで原子核を励起状態にし、その際に放出されるγ線を測定することで、物質を構成する元素の種類や量を分析する技術です。試料を溶かしたり壊したりすることなく、高い精度で元素を調べることができることを学びました。

この技術は近年、レアメタルの分析にも活用されており、鹿児島湾の海底からレアメタルの一種であるアンチモンが確認されたことから、これまで資源が乏しいと考えられていた日本近海にもレアメタル資源が存在する可能性があることが明らかになりました。

さらに、中性子放射化分析は、公害問題として知られるイタイイタイ病の原因究明にも大きく貢献しました。原因物質であるカドミウムを特定する上で重要な役割を果たしたことを知り、原子力科学や放射線利用が、資源探査や環境問題の解決など、私たちの社会に幅広く役立っていることを学ぶことができました。

京大-HGLC科学者育成プログラム①

人間科学類型は、地域課題の解決やグローバルリーダーとしての資質を育成することを目標に課題研究活動に取り組んでいます。その取り組みの一環として、1年生の夏休みに3日間の「京大-HGLC科学者育成プログラム」を実施しています。今年度も幅広い自然科学分野の講義や実習を通じて、科学研究の基礎知識とその手法を学びながら、グローバルな視野を持ち、次世代を担う科学者を育成することを目的としています。

1日目(7/29)は、「防災学(地震・水理)の歴史と現在」と題して、午前中に京都大学防災研究所附属地震予知研究センター阿武山観測所(大阪府高槻市)、午後から京都大学防災研究所宇治川オープンラボラトリー(京都市伏見区)を訪れました。

阿武山観測所は、日本の地震研究の先駆けとして1930年に設置された、歴史的にも価値のある地震観測所です。現在でも地震観測は行われていますが、館内には当時使われていた多くの地震観測装置が展示されていました。解説を聞きながら、地震観測の歴史やその手法・観測装置の進化を知ることができました。当時の観測装置は大型で構造がシンプルなため、高校生でもその仕組みが目で見て理解できることが新鮮でした。観測所の屋上に上がると大阪平野が一望でき、このような自然に囲まれた環境の中で、最先端の観測・研究が行われていたことに驚きを感じました。また、建物自体が趣のある建造物で、映画やドラマの撮影で多く使用されているそうです。

午後からは、京都市伏見区に場所を移して、京都大学防災研究所宇治川オープンラボラトリーを訪れました。この研究所は、水と土砂に関する様々な観測・実験装置を備えた総合実験施設です。実際に、淀川の支流宇治川の堤防裏に研究所は位置し、河川災害の最前線であることが良く分かりました。そのため、頻繁にテレビ番組などマスコミからの取材要請があるそうです。その後は講義棟から実験棟へ場所を移し、「雨水流出実験装置」・「実物大階段模型」・「浸水体験実験装置」の3つの実験装置を使って研究体験を行いました。実際に大規模な大雨・河川災害に直面する機会はない中で、このような実験装置を用いて極限の環境を再現し、それを直接自分の体で疑似体験できることの価値について身をもって学びました。特に「浸水体験実験装置」では、たった40cmメートルの水深でも、その水圧によって扉が開けられなくなることが分かりました。

世界でも防災に関する研究を総合的に行っている研究所は他に例が無く、京都大学防災研究所は世界最先端の研究所であることが分かりました。そして、ここでの研究の積み重ねが、大規模災害から私たちの生活を守ってくれていることを知りました。

7月10日(金) 「その人生誰のものですか?」〜こんなパイセンもおるんやで〜

 本校卒業生であり、一般財団法人イヒの菊池さん、寺井さん、延岡さんをお迎えし、「その人生誰のものですか? ~こんなパイセンもおるんやで?~」をテーマに、本校2年生を対象とした講演会を開催しました。

 講演ではまず自己紹介をしていただき、菊池さんからは、ご自身の生い立ちや家庭環境の変化を通して、「自分の人生とは何か」を見つめ直すようになったきっかけについてお話しいただきました。

 家庭内の変化を経験する中で、「いい大学に入り、大きな会社に勤めることだけが安心や安定につながるとは限らない」と考えるようになり、そこから価値観が大きく変化し、「一人の人間として自立すること」を意識するようになったそうです。

 その後、起業に興味を持ち学び始めたものの、「座学だけでは身につかない。まずは飛び込んで実体験を積むことが大切だ」と強く感じたと語られました。その背景には、自身で会社を経営する中で失敗を重ね、「なぜその事業をしたいのか」という明確なビジョン(WHY)が自分の中になかったことに気付いた経験があったそうです。一方で、その失敗を通して「大学生でも社会に影響を与えることができる」という手応えや喜びを感じたことも印象的なお話でした。

 このほかにも、ご自身の貴重な経験から得られた多くの学びを生徒たちに伝えてくださいました。

 同じ学び舎で学んだ先輩方が、自分たちと同じ高校生だった頃に何を感じ、何を考え、どのような行動を起こしたのかを具体的に聞くことで、生徒たちは、「話されていることは空想ではなく、実際に行動し、実現してきた先輩方の経験なのだ」と、より身近なものとして受け止めている様子でした。

 講演後の質疑応答では、「起業に興味はあるけれど、アンテナを張ることが苦手です。どうしたらよいですか」という質問がありました。それに対し、「まずは自分が何に興味を持てるのか、その軸を見つけること。そして今日、この後の生活の中で不便だと感じることを書き出してみてください。それが新しい発想や挑戦のきっかけになります」と、日常の中に目を向ける大切さを教えてくださいました。

 また、「高校時代にやらなくて後悔していることはありますか」という質問には、「大きな後悔はないけれど、国公立大学へ進学するか、自宅から通える私立大学へ進学するかという二択しか考えていなかった。もっと自分で選択肢を広げておけばよかったと思う」と、ご自身の経験を率直に語ってくださいました。

 さらに、「ホクサンにこれだけは変わってほしくないことは何ですか」という問いには、「全部変わった方がいい。社会も周りの環境も常に変化しています。変わらないためにも、変わり続けることが必要です。変化を前向きに受け止めてほしい」と力強いメッセージを送ってくださいました。

 笑いあり、真剣な語りありの講演会となり、生徒たちは先輩方の経験や言葉から多くの刺激を受け、それぞれが自分自身の将来や生き方について考える貴重な時間となりました。

7月9日(木) ””届けよう、服のチカラ””プロジェクト in ホクサン

 この度本校は、ユニクロ・GUが行う”届けよう服のチカラ”プロジェクトに応募し、選出されました。これから2年生の人間科学類型をリーダーとし、成功に向け動き出すこととなります。

 このプロジェクトは、学校や地域で子ども服を回収し、難民キャンプなどで生活に困難を抱える人々に服を届けるというものです。

 7月9日(木)本校にて、三宮オーパ店からお二人の講師をお招きし、プロジェクトに関する講義を行っていただきました。

 まず「難民」について考え、日本におられる難民として認定を受けている人数を知り、避難するときに実際に難民の方が何を持って避難したかなどを学びました。その後自分が同じ立場になった場合、何を持って逃げるのかなどをグループで話し合いました。

 その中で服は大きな力を持っているということを改めて感じました。服は怪我を防ぐだけでなく、自分を表せる必要なものであること。

 実際にユニクロやGU店舗内にある服の回収BOXに集められた服が、難民キャンプに届く映像を鑑賞し、これから自分たちが行うプロジェクトで回収された服がどのような人達に届き、服だけではない、何かが届いている様子を感じる時間となりました。

 これからプロジェクトリーダーを中心に本校では子ども服の回収を行います。

 このブログを読み賛同いただける方は、お子様(在校生、卒業生等)を通じて北摂三田高校にお届けいただければ幸いです。

 【回収対象】は以下の通りです。

  必ず洗濯をしてお渡しいただきますよう、ご理解ご協力お願いいたします。

  子ども服 110cm ~160cm

【回収できない物】

  ・直接肌に触れる下着や靴下、帽子、靴など

  ・迷彩・武器・ドクロ・血柄の柄のもの(難民の子どもたちが辛かった経験を思い出させてしまう可能性があるため)

人間科学類型(2-6)特別授業③

2月12日(木)1限、ブライトリング・ジャパン(株)ムスタファ・ギュル先生に「遠くてとても近い国トルコ」というテーマで特別授業をおこなっていただきました。

「流暢な日本語を操るトルコ人の日本通」がギュルさんの第一印象でした。トルコで生まれたこと、日本で結婚したこと、日本にあるスイスの時計会社に勤めていること、など生い立ちを聞くうちに、2年6組の生徒はどんどんギュルさんの魅力に引き込まれていきました。トルコの一般的な紹介に始まり、トルコシリア地震の最新情報など、そこから垣間見られるトルコ人の人柄や特徴と、日本人との比較まで話をしてくださいました。

エルトゥールル号の話やイラン・イラク戦争の際の日本人救出秘話では、日本とトルコの親密さを改めて確認しました。トルコは親日国だとは聞いたことがありますが、このような由来があることは初めて知りました。そして、ヨーロッパとアジアの境界にあり、両方の特性を持つトルコという国に、生徒たちはとても興味を持ったようです。

今日の特別授業で、「日本人とは違うけど、どこか日本人にも似ている」トルコの特徴を深く学びました。異文化理解という言葉は、最近聞き慣れた言葉ですが、このようなきっかけから理解が始まるのだと感じました。

人間科学類型(2-6)特別授業②

2月2日(月)6限、神戸製鋼所ラグビーセンター普及グループ普及担当普及アカデミーコーチの山本幸輝先生に「考え方次第でうまくいく!」というテーマで特別授業をおこなっていただきました。

講演では山本様の経歴やその中で感じたことを話していただくとともに、アイスブレイクとしてクラスで大きな声を出しながらじゃんけんをし、大きく盛り上がりました。最後の質疑応答では回答として「自分に自信を持つことは難しい。しかし、自分の判断を曲げないこと、その積み重ねが自信につながる。」「何かがうまくいかないとき、苛立っていてもその時間がもったいない。例えば雨が降っていてその雨に苛立っても意味がない。自分が何をすべきなのかを考える。」という大切な考え方を教えていただきました。

人間科学類型(2-6)特別授業①

1月26日(月)4限、シスメックス株式会社人事部シニアプランナーの 一口毅(いもあらいたけし)先生に「グローバル企業と仕事」というテーマで特別授業をおこなっていただきました。

神戸に本社を置くシスメックスは、血液や尿などを採取して調べる検体検査の分野で世界有数の技術を誇り、世界190カ国と取引をしています。取引をしていない国は、北朝鮮などほんの数か国だそうです。これほどまでのグローバル企業でありながら、私たち高校生はほとんど耳にしたことがありません。実際、2年6組のほとんどの生徒がこの授業までシスメックスの企業名すら知りませんでした。しかしそれもそのはずで、製品やサービスが直接消費者に接しない、いわゆるB to Bの代表的な企業だと知りました。

まず、自己紹介として、一口先生のこれまでの生い立ちを説明して頂きました。幼いころは海や川で遊ぶのが大好きで、将来は漁師になりたいと思っていたそうです。バイクに夢中になったあと、バイオテクノロジーに興味を抱き、それが今の仕事に繋がっているそうです。また、新型コロナウイルス(COVID-19)の話をしていただきました。ちょうど3年前から世界で猛威を振るっているこのウイルスについて、社内でのプロジェクトチームの一員として従事しているそうです。また、シスメックスは同じ神戸の川崎重工業などとともに、手術支援ロボットhinotori™の開発も進めているそうで、ますます急成長していくシスメックスに、日本の将来の可能性を感じるようになりました。