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生物野外活動部 令和7年度 活動報告⑧

ボルダリング練習会

日程 令和7年6月21(土)

場所    グラビティリサーチ梅田

 この時期は梅雨ということもあり、今回は登山ではなく室内で出来るボルダリングの練習会を行いました。「課題(ルート)」をどう攻略するか論理的思考や創造力を働かせながら、各々の力量に応じたグレード(昜:ピンク→赤→緑→黒→ … :難)に挑戦しました。体幹を鍛え登山スキルもUPさせる有意義なトレーニングとなりました。

〔1年A.M〕
 ボルダリングは楽しかったです。コースがあり、テープの色を目印に登るということを初めて知りました。最初は、下半身をうまく使えず、手や腕の力で登ろうとしていましたが、先生や先輩からアドバイスをいただき、下半身を使って登ることを意識しました。主に、赤いテープが目印のコースをクリアするまで、諦めず挑戦しました。滑らかに、無駄な動きがなく登れるように、登る前に頭の中でイメージしたり、事前に指の力や体幹を鍛えたりしたいと思いました。

〔1年S.K〕
 人生で初めてのボルタリングでしたが自分のイメージしていたものより奥深いスポーツだと感じました。ただ筋肉を使ってパワーで攻略するのではなく体の使い方やどのコースでゴールを目指すのかなどの戦略的要素があるところが印象的でした。午前でかなり体力をもっていかれたので来年はもう少し長くボルタリングを楽しめたらと思います。

〔1年N.N〕
 今回のボルダリングでは、最初にどんなコースかをしっかり確認してから登るのが大切だと分かりました。どのように重心を動かせば登れるのかを考えながらのぼるのは難しかったけれど、うまく登れた時は大きな達成感を感じることができました。今回、挑戦したけれど登れなかったコースは、次回もっと体力が残った状態で挑戦したいと思います。最後らへんは腕に力が入らなくなっていたので、次回からはいかに体力を使わずに無駄な力を入れずに登るかを意識しながら登りたいと思いました。

〔1年O.Y〕
 今回のボルダリング活動を通して、登ることが疲れました。はじめはすぐに登りきれたり、登ること自体も案外余裕で行けると思っていても実際は難しく、登りきるために一つ一つの行動を素早くかつ丁寧にすることが求められました。このことから、普段の体力づくりが大切だと改めて感じました。本番の山登りは重い荷物を背負いながらの活動となるので、体力はもちろんの事、筋トレも普段から欠かせないようにがんばりたいです。また次回クライミングできる機会があれば来年も行いたいです。

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北摂三田高校HP 生物野外活動部のページ (前年までの記録)
http://www.hyogo-c.ed.jp/~hokusetsusanda-hs/seikatsu/bukatsu/seibutsu.html

生物野外活動部 令和7年度 活動報告⑦

県総体登山大会

日程      令和7年6月6日(金)~ 8日(日)      天候      曇/晴

場所    氷ノ山山系(養父市)

 丹有総体に引き続き、県総体に男女(各1チーム4人ずつ)そろって出場しました。普段からバリバリ登山の練習をしている強豪校の山岳部に混じり、何一つ引けを取らない奮闘ぶりを見せてくれました。結果は、男子6位入賞、女子5位と健闘しました。
(生徒8人の感想をそのまま載せています。長文もありますがお許しください。)

〔2年M.Y〕(男子)
 県大会に初めて出場して感じたことは、丹有大会とは全然雰囲気が違うことです。特区の時には強豪校はみんなで声を掛け合っていたり、そもそも歩くのが速かったりと、いろいろ差を感じました。他には幕営審査で自分が点を落とす原因をつくってしまってので普段から気を付けながらテントをたてようと思いました。先輩達と登る山がこれで最後になってしまったので寂しいです。

〔2年N.S〕(女子)
 まず、丹有大会の直前に怪我をして出られなかったため、無事県大会は出場することができて良かったです。その点、最近運動ができていなったので体力が落ちていないかと心配でしたが、スタート地点から登山口までのタイムが結構縮んで、結果特区のタイムが過去最高の48分でとても驚いたとともにうれしかったです。縦走も去年は時間内に完走できなかったのが、コースが変わって下りの小豆転がしが大変でしたが、無事時間内にゴールできたので前と比べて成長を感じました。炊事審査、歩行審査も満点でしたが、大会自体が今年から本格的になってきてかなり審査やテストが厳しく難しかったので、装備審査で不備があったり知識テストであまりいい点がとれませんでした。来年は、大会の要項の細かいところまで読み把握して早めに準備しようと思います。

〔2年T.K〕(男子)
 今回は初めての県大会となり、登山大会の雰囲気をしっかりと体験することができました。まず初めに反省点ですが、知識テストが今回は1番の反省点でした。前日バタバタしていましたが、それでももう少し点が取れただろ、と思ってしまいました。特区では丹有の時よりか体力に余裕を持って歩けたと思います。しかし来年は読図と記録書を書かないといけないので、さらに体力を高めないといけないなと思いました。大会で他に思った事は、選手同士でよい雰囲気が作れていたことです。私は吹奏楽部で、コンクールでは他校と交流することがあまりなかったのですが、例えば特区では、ぬかす時にも、ファイトーや頑張ってくださいや、お疲れ様ですなどコミュニケーションを頻繁にとっているところが印象的でした。

〔2年H.Y〕(女子)
 今回の県総体は、私にとって2回目になりました。前回の大会とは大きく違い、ルートも変われば参加校の数もずいぶんと増え、これは厳しい戦いになるぞと覚悟していたのですが、案の定その通りでした。とくに私にとって辛いと感じたことは、読図の際に全く通ったことの無い道を読まねばならなかったことです。フラッグを見つける度、今まで通った道を必死に思いだし(それでも見当がつかない)、この後どんな道が来るのかも予想して印をつけなければなりませんでした。結局読図は5/10という結果になりました。しかも、1点は大会運営のミスで増えたボーナス、2点は先輩が助けてくれたもので、私自身の実力で取れたものは2点しかありませんでした。来年の大会が思いやられます。しかし、とても嬉しく感じたこともあります。東尾根避難小屋までの特区レースで、48分と、去年の59分という記録からタイムを大きく伸ばしゴールできたことです。去年は全く足が動かず、息も絶え絶え、先輩に励まされながら倒れこむようにゴールしました。今年は、なんだか楽しい気持ちで登れたのです。私が励ます側に回っていました。特区についたときも全然疲れていませんでした。きっと今までのトレーニングや縦走の経験、そして天候に恵まれたが故の安眠がこの結果をうんだのでしょう。この結果を受けて、1年のトレーニングは無駄ではなかった、と確信し、非常に嬉しいです。これからのトレーニングも欠かさず、来年は更に良い結果を出したいです。

〔3年T.R〕(女子)
 最後の高校登山でした。まずはお疲れ様でしたと自分に言いたいのと、色んな人の支えがたくさんあって無事終えられた感謝の気持ちが大きいです。登山というのは、自分が自分の責任をとらなければ当たり前の話だし、チームで動くので協力が必須だと思います。至らないところが多かった私ですが、登山中に大きな怪我が出なかったことということはやはりチームのみんなの助けがあってこそだと感じました。とてもやりがいのある部活でした。自分の弱さをしれた部活であったと思います。後これからの人生で、この部活で学んだ自分の強み弱みを処理しておこうと思います。

〔3年O.C〕(女子)
 なんと、去年にあげた6つの反省点を見事全てクリアしていました!!残念ながら、北摂三田女子は表彰台に立つことは出来ませんでしたがとにかく嬉しかったことは、去年の反省点を今回に活かせた事です。特に、私たちが恐れていた急な斜面をひたすら登る特区では、驚くことに去年より約12分短縮して登ることが出来ました。私を先頭に残りのメンバーもしんどそうにしながらも真剣に登ってくれたので、このような成果が生まれたのだと思います。メンバーに感謝の気持ちでいっぱいです。前進するためには、反省から改善点を見出し、少しずつ解決していくことだと思います。今回の大会で、前回とは別で山ほど改善点がありました。来年は強くなった北摂三田であるために、後輩に沢山情報提供できるように引退後も支えてあげたいです。

〔3年T.J〕(男子)
 ついに引退の時が来てしまいました。今回の県大会は、個人の目標では、近畿大会に出場するというものでした。しかし、やはり現実は、なかなかうまくいかないなと思いました。まずは、知識テスト。2日目の縦走前のチームが発表された時僕たち北摂三田は、Bチームだったので、知識テストが低かったのかなとかなり絶望してました。案の定、後で結果を見ても知識テストは、他校に比べてだいぶ低かったです。知識テストについては、県大会は、丹有大会に比べて難易度が高くて、僕自身登山知識が少し低かったので、その点は、県大会を甘くみていたのと、後輩たちともっと早い段階から対策をしておけば良かったなと今になって思います。そして、2日目、大会で1番恐れていた縦走が始まりました。初め、僕たち北摂三田は、じゃんけんの運などもあって、ほぼ最後尾からのスタートでした。しかし、1日目の結果で絶望していた僕たちは、ここで点を稼ぐしか無いと思い切ってスタートしました。スタートして、最初のスキー場あたりで、メンバーが少しキツそうなこともあって、先頭の神戸高校や長田高校とは、徐々に離れされていきました。東尾根登山口に入るとさらに差が顕著に現れ、もっと離され、見えなくなってしまいました。それでも僕たちは、何とか励まし合って特区ゴールの神大ヒュッテにたどり着くことができました。今思うと僕やTMくんなど3年生で体力のある者がもっと荷物を持ってあげれたら2年生の負担が少しでも減ったかなと反省しています。その後の縦走は、最後少し時間が危なくて早歩きになったけど、特に問題なくゴールすることができました。そして、縦走も終わり、炊事後に知識テストや読図が返ってきました。(炊事は、上手にできて、過去一美味しいそば飯でした。)今回の大会で僕自身1番反省しているのがこの読図です。読図は、僕がほとんど考えていて、丹有大会では、簡単だったので、油断していたところ、県大会で失敗しました。やはり県大会は、採点が厳しく、1mmよりずれていると減点だったり、初めて通った小豆転がしなどは、いくつか落としました。今思えば、読図さえ、満点ならば近畿いけたのにと思いますが、やっぱりそのためには、対策が全然足りて無いなと思いました。3日目は、みんなで登山でした。登山のルートは、鉢伏山を登るルートで、中学校時代の転地学習を思い出しました。鉢伏山周辺は、木がほとんど生えていなくて、鉢高原や反対側のハチ北の景色も見ることもできて景色に感動させられました。そして、最後の結果発表。僕は、4位以上は、絶対無いなと思っていて、「頼む5位であってくれ」と願っていました。結果は、北摂三田6位。惜しくも1.1点差で近畿ならず…とても複雑な気持ちでした。「読図があっとけば…」「特区がもっと早かったら…」としばらく考えていました。それでも現実を受け入れて、入賞しただけでもありがたいことだなと思い、チーム内で励まし合いました。これで僕たち3年生の実質の野活の活動は、終了です。家に帰ってからも今までの数々の野活の活動を振り返ってみると、普段カラカラの僕の目も潤うほどのたくさんの良い思い出がありました。本当に2年と2ヶ月は、あっという間でした。(この前入ったばかりなのに…)僕は、心の底から「この生物野外活動部に入って良かったな」「本当に良い思い出がたくさんあるな」と感じています。野活は、他の部活では、味わえない思い出がたくさんあって僕は、野活がとても好きです。野活に入ったからこそ、山の壮大さや写真と実際に見る景色の違いやスキーの楽しさ、すれ違う人との挨拶の常識、みんなと一緒にキャンプをする楽しさを感じたり、同時に山の厳しさや自然の怖さなど、いろんな面で学ぶことがたくさんあって、最初入部した時とは、だいぶ価値観が変わったと思います。正直ここだけの話、中学の時は、部活がしんどかったり、楽しくなくて、憂鬱で部活をあまり楽しく感じずに活動をしている時期もありました。でも、野活は、本当に楽しくて、学校へは、半分部活を楽しむために行ってました。僕の思う野活の良い点は、何といっても自由さ、ストレスフリーなところだと思います。日々の練習も自分たちで好きなところに走りに行って、平日に溜め込んだストレスも休日の登山でたくさん解放できて、中学の練習中にピリピリしてしょっちゅう怒られるような部活に比べて、本当に天国みたいな部活です。マジで楽しくて、少なくとも僕自身は、この部活に合ってるな思いました。まだ活動できる1年生、2年生がとても羨ましいです。もし、「中学校の部活が合ってないな〜」と感じている人がいたら、強く勧めます。そして、今まで先輩たちには、たくさん面倒を見てもらいました。本当に心強くて、先輩が引退した時には、心ぼそかったです。個性の強い先輩たちからお手本のような完璧な先輩などどの先輩もとても優しくて、雰囲気が最高で接しやすかったです。どの先輩も僕の自慢の先輩です。あとから入ってきた後輩は、頼りない先輩ばっかで申し訳無いと思っています。中には、いろんな無茶振りもあったかもしれません。本当についてきてくれて感謝です。そして、これからの部活を頼みます。同年代の女子部員とは、交わる機会は、少なかったかもしれないけど、よくやばい男子達のいる中耐えてくれたなと申し訳ない気持ちと感謝の気持ちがあります。
 そして、もともと10人いた男子部員(たぶん)は、途中で増えたり、減ったりしたけど、たくさん良い思い出が作れて、良かったです。みんな個性の強いキャラでみんないいヤツです。時には、ふざけたり、時には、縦走や大会、文化祭、目標に向かって頑張ったり、お互いに支え合って、本当に心強かったです。それぞれの得意な分野や個性があって、賑やかな部活でした。そして、3年生になって部長の大変さが本当によくわかりました。IT元部長やTM部長など部長に任せすぎたところを反省しています。何かあったら部長に任せたり、部長が考えたランニングのコースに文句などを言ったりなどよく考えると僕含めたくさん自分勝手なところがあり、それを統率する部長という役割は、本当に重すぎて、ストレスの溜まる仕事だと思います。部長に何でも負担させすぎずに僕も副部長として、もっと部長の手助けしたら良かったなと今になって反省しています。本当に部長という大役お疲れ様でした。顧問のHT先生には、感謝でいっぱいです。こんな楽しい活動ができて、こんなに良い思い出ができたのは、何より顧問のHT先生の協力が無いと絶対に実現できないことです。学校のお仕事や住職のお仕事など本当にお忙しい中、ほとんど1人でこんなにも多くの部員を支えてくださり感謝でいっぱいです。野活の活動では無いのに母子のトレランにまでも来てくださって、ゴールまで待ってもらっていた時は、本当に嬉しかったです。たくさん迷惑をかけたと思いますが本当にお世話になりました。ありがとうございます。最後に、僕たち3年生は、成し遂げることができなかったけど、来年、是非近畿大会目指して、目標実現してほしいです。君たちなら後1年もあるので希望しかありません。断言します。頑張り次第で絶対目指せます!でも、ピリピリせずに、1番は、部活を楽しむことです。たっくさん楽しんで2年生は、後1年、1年生は、後2年貴重な部活の時間たくさん楽しんでくださいね。今後の生物野外活動部を陰ながら応援しつつ、野活の繁栄、存続を願っています。たくさん楽しんで!!

〔3年T.M〕(男子)
 野活で培ってきた集大成である県総体、出場できない仲間の分まで死力を尽くしてきた。目標としていた近畿大会への夢はあと一歩、あと0.1歩届かなかった。快挙を成し遂げることが出来なかった無念や登山大会のシビアな世界を痛感したと同時に、引退という寂しさが湧き上がってきた。もちろん涙も流した。知識問題をおろそかにした点、昨年は満点だった登山記録で多くミスしていた点など責任の重さを強く感じている。最後の大会で嬉しかったことは、さんざん失敗してきたそばめし(炊事)を過去一美味に仕上げられたことである。昨年悔いが残った装備審査で完璧に成し遂げられたのも達成感があった。この実戦経験を後輩たちに引き継ぎ、更に上のレベルまで進出してくれることが私の願いである。
 さて、、浜辺で埋め込まれても笑っていたN.K.君、スキーで何度も助けてくれたF.Y.君、持ち前のセンスで野活を照らしてくれたY.K.君、奇声を上げて動物と会話したI.H.君、最後まで頑張った発表ドラゴンK.R.君、軟弱でもサングラスがかっこいいA.S.君、いつも長旅を共にしたC.K.君、ボードの爪痕を遺したK君、かつての野活の爆弾N.D.君、そして時にはライバルとして、時には相棒として最後まで切磋琢磨したT.J.君。活動を共にした野活女子、いつのまにか頼れる背中を見せる後輩たち、野活に入部する契機となった偉大な先輩方、あなたたちと会えたことを感謝しています。そして何よりも、活動が少しでも楽しいものとなるよう工夫し貴重な休日を登山やスキーに充ててくださったH.T.先生。最後の最後までご指導いただき本当にありがとうございました。色褪せぬ思い出が数えきれないほど生まれました。
 「野活に入部してよかった!」と一切の迷いなく言うことができます。二年半の貴重な経験を他分野に生かし、またこの大好きな部活にOBとして必ず戻ってきます!!!

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生物野外活動部 令和7年度 活動報告⑥

丹有総体登山大会

日程      令和7年5月24日(土)・25日(日)      天候      雨/曇

場所    氷ノ山山系(養父市)

 今年も丹有総体に2・3年の部員で出場しました。今回は、男子はA,B,Cの3隊(11名)、女子はJ,Kの2隊(5名)の大所帯でエントリーしました。あいにくの天候でしたが、パーティ(隊)の仲間で協力し合いながらそれぞれの使命を全うしました。県総体に出場しない3年生にとっては、最後の大会かつ山行となりました。

〔3年I.H〕
 朝から湿度が高く、陰鬱な曇天の下で始まった一日目。三年生は模試後すぐに荷物を持ってバスに乗り氷ノ山へ向かった。バスの中で天気図の復習をしようと思ったが、車酔いのため断念。これが数時間後に起こる悲劇のきっかけになることをこの時の僕は知る由もなかった。結果は0.75点だった。夜になり風が強く吹いたので、バーナーの火が傾いて米がうまく炊けなかった。米には芯が残っていて、次の日に起こる惨劇のきっかけとなることをこの時は知る由もなかった。翌日、Kが吐いた。この時、何が起こったのか。二日目の朝、早くに起きた僕たちは順調に準備を進め、後は登るだけだった。運良く雨足も弱まり、スタートの福定駐車場に到着した頃、2年生のUが雨具を着込んでいるのが見えた。これがこの後起こる惨劇のきっかけになることをUは勿論、僕たちでさえ知る由もなかった。Uはスタート後すぐに暑くなり、脱ぐのを待っていたら出遅れてしまった。本校最遅のK班に遅れを取り焦る僕たち。急いで足を進めるも、距離はなかなか縮まらなかった。登山口付近でK班を追い抜き、そのまま前の隊に追いつこうとしていた時、Kの歩みが遅くなっていることに気づく。雨が降っているのでカタツムリにでもなってしまったのだろうか。あまりの疲れように見かねたのか、後ろから着いてきた他校の先生が彼を連れて下山していった。さようならK。残った2人できっと山頂にたどり着いてみせる。隊員を捨てて前に進む僕たちの足跡には零れ落ちた涙が光り、山道の泥を静かに照らして地面に溶けていった。Uの歩行速度は驚くほど遅く、僕は童話「ウサギとカメ」に出てくるウサギのような気持ちで彼を待ちながら歩いた。結果的にJ班と競うような形で山頂に到着。しかしここから僕たちの快進撃が始まる。山頂を逃げるように出発した僕たちは、崖を降るカモシカのように華麗な足捌きで泥濘を攻略し、神大ヒュッテを通過、ここまで10分の出来事だった。その後も山頂からの逃走劇は終わらない。Uの足は登りの遅さをまるで感じさせない軽やかなステップを刻み、泥と水溜まりの地獄をくぐり抜けていく。その姿まるで脱兎の如し。30分程度で前にいたB班に合流し、そこからは腹痛に苛まれるA君の後ろについてゆっくり歩いた。登山口の先にあるトイレに差し掛かりふと歩みを止める。そこに居たのは数時間前に志半ばで別れを告げた友Kの姿だった。涙を流しながら抱擁を交わす僕たち。数刻前まで憤怒の涙を流していた天も、この時ばかりは我らの絆を祝福するかのような慈しみの涙を零していた。こうして高校最後の部活が終わり、三年生は受験という最大の山へと歩き出していくのだった。~完~

〔3年K.R〕
 あの日、2023年5月の終わり あの日のことを今も鮮明に覚えている。まるで昨日の事のように。優しくて偉大なM先輩、1番まともそうで1番狂っていたI先輩、政治に異様に詳しいN先輩、あまり絡みがなかったN先輩。かけがえのない先輩に囲まれ僕の野活人生は始まりを告げた。この始まりの日があの惨劇に繋がることは誰も予想していなかった。
2023年5月 新入部員歓迎ハイク
高校生活初めての部活動。この日僕は緊張と期待で胸を膨らませていた。初めて会う人たちと打ち解けることが出来るか不安だったが気がつけば仲良くなっていた。始まりは順調だった。
2023年5月 丹有登山大会
初めての宿泊を伴う登山。先輩の指導もあってひいひい言いながらも何とか登りきることが出来た。頂上から景色を見る余裕はなかったけど初めてにしてはよくやったと思う。キャンプが趣味なこともあり幕営や炊事は問題なくこなした。この辺りで後に惨劇に巻き込まれるI君と仲良くなる。
2023年6月 文化祭
高校生活初の文化祭。前例のない試みをやりたいという思いがあり自分の持ち得るスキルを使い強風オールバックの替え歌とMVをI君とともに制作した。始めるのが遅かったのもあり徹夜といった無茶はしたが何とか完成させた。先輩や先生方にも好評で嬉しかった。部活動は順調だ。この辺りで持病の治療に入り部活動に出ることが減っていく。
2023年7月 夏山合宿
夏休みを利用した遠方への登山合宿。まだ知識も少なくかなり先輩に任せてしまっていることもあり先輩の忘れ物や悪天候に見舞われ、槍ヶ岳登頂とはならなかった。今となっては良い思い出だ。ここでひとつ上の先輩とかなり仲を深めた。皆優しくて愉快な先輩だ。夏山強化は体調の悪化により行けなかった。
2023年9月 島合宿
今年からの試みで島合宿というものをした。登山とは打って変わって島へ行ってアウトドアを楽しむというものだった。釣りや海水浴など好きな部類の活動ばかりでとても楽しかった。I先輩ととても仲良くなった。充実した部活動生活を送れている。
2024年1月 スキー合宿
この部活に入った最大の理由と言っても過言でないスキー合宿。スキーは好きなので入部した頃から楽しみにしていた。長野県へ夜行バスでの移動。集団でのスキー。初めてのことだらけでワクワクしていた。雪質も良く天候もよく充実したスキー合宿だった。1年生での活動はこれでおしまい。
2024年4月 後輩が出来る
2年生になり後輩が出来た。男子4名女子3名の後輩だ。部活を休みがちだった僕は教えることはあまりなかったけれど慕ってくれて嬉しかった。この日、後に惨劇に巻き込まれることとなるU後輩の誕生である。
書くのがめんどくさくなってきたので端折っていく
2024年5月 丹有登山大会
大所帯になったため先輩と僕たちのみの山行となった。特段問題も起こらず終えることが出来た。かなりタイムも縮んでいていい感じだ。引退まであと1年。同時に惨劇まであと1年。
2024年6月 文化祭
去年に引き続きMV制作にIとともに励んだ。今年は「好きな惣菜発表ドラゴン」の替え歌だ。去年同様褒めて貰えた。
2024年7月 夏山強化合宿
しんどかった。本当にしんどかった。ずっと置いていかれる。一緒のペースで進んでいたU後輩だけが心の支えだった。この日彼とかなり仲良くなった。今年の夏山合宿は体調不良により欠席となった。行きたかったなぁ。
2024年9月 島合宿
去年とやることは変わらず。友人を埋めたり楽しく過ごした。
2025年1月 スキー合宿
去年もスキー合宿の後数回スキーに行ったおかげでかなり上達していたと思う。来年はないけれどいつかこのメンバーでまた来れればいいなと思う。2年生も終わりだ。惨劇まで後5ヶ月。
2025年4月 後輩が出来る
あまり絡むことはないが後輩が増えた。結構たくさんいた。これからの野活を頼む。
※kその後の新人歓迎登山と九州弾丸フェリーは諸事情により欠席
2025年5月 丹有登山大会
惨劇はこの日に起きた。雨天により何も上手くいかない。風で火が傾き米が半生でカレーは2種類が混ざり合い辛みの後に嫌な甘みが来るといった絶望的な味。このカレーが惨劇のトリガーとなる。その後からずっと気分が悪かった。周りに悟られると心配されて面倒なので言わなかったがかなり辛かった。朝起きてみると気持ち悪さ倍増。スープをなんで見ても収まらない。スタート後登山口までは何とか行ったが体調は最悪。最後の登山になるし後輩もいる。練習にはあまり来れなかったなんとも言えない先輩だったが最後くらいいい姿で終わりたい。そう思って登山口に進んだ。10分後無念のリタイアである。篠山産業の先生に連れられ同じ隊のIとU後輩に別れを告げる。その後トイレに行き喉に指を入れ僕は吐いた。全部カレーを吐いたあと僕はかつてないほどスッキリとしていた。僕の部活動生活最悪の1日

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生物野外活動部 令和7年度 活動報告⑤

九州弾丸フェリー登山

日程     令和7年5月10日(土)   天候     曇/晴

場所    由布岳(大分県別府市)

 5週連続での週末山行のトリは、九州の由布岳に登りました。弾丸フェリー(船中2泊・現地ゼロ泊)で大分に渡り、電車・バスを乗り継いで登山口へ。登山中に振り返ったときの景色は、由布院の街並みや遠くの山々が一望でき、疲れも吹き飛ぶような絶景が広がっていました。下山後は、別府の街中で温泉に入り、登山の疲れを癒しました。

〔2年T.K〕
 今回登った山、由布岳では、比較的坂がジグザグで斜面に沿うように敷いてあり、しんどいと思うことは無かったですし、風も気持ちがよく、汗をあまりかくことなく快適に登山をすることが出来ました。しかし山頂付近では風が強く、山頂に続く道が崖のようで険しかったので、止めるのは自分で判断しましたが、「もう少し登れば良かったな」と少し後悔しています。個人的には、また違う航路でほかの山にも登ってみたいし、もし来年もう一度由布岳に登るなら、次回は山頂まで行きたいです!

〔2年M.Y〕
 フェリーでの長距離移動は初めてだったので楽しかったです。登山は急な坂道はしんどかったけれど、由布岳は途中まではしんどくない道で、最後の鎖などを使って登るとこは怖かったけど楽しかったです。別府駅周辺では温泉やおいしいご飯も食べられたのでよかったです。また行きたいです。     

〔2年H.Y〕
 由布岳は、The山という形をしていました。本当に驚くほどきれいな左右対称。これがこの山の第一印象でした。かなり急斜面に見えたので、こんなん登れるか!!と初めはキレぎみだったのですが、小さい飯盛が城という山を登ったときが一番の難所で(角度的に)、由布岳は比較的楽な斜面ばかりで登りやすかったです。5月に入り、緑も青々と茂り出したこの季節、晴れ間からのぞく太陽が葉を透かして緑に光っていました。頂上は、正直死ぬかもと思いました。岩壁にずっと張り付いて、足踏み外せば死ぬ、手を滑らせたら死ぬ、前に躓いたら死ぬ、と、登りも下りも気を張り続けていました。特に突風が吹き荒れていたのが恐ろしかったです。何度も崖下に吹き飛ばされそうになり、その度に山に張り付いていました。やはりそれだけ大変だった分、達成感は凄まじいものでした。頂上は曇りだったのが惜しまれますが、今回の山は個人的になかなか好きな部類に入りました。次回も訪れたいです。できれば風が弱かったらいいなと思います。

〔3年I.H〕
 今回、3年生は大会を除くと最後の登山だった。夜行フェリーでの2泊3日という初めての経験で、普段の登山では味わえないことがあって楽しかった。山は登りやすく、山頂からの景色も綺麗でいい体験ができた。ただ、ほとんどの時間を乗り物の上で過ごしたので乗り物酔いが酷く、帰りは特に地獄だった。地獄めぐりより地獄だった。

〔3年T.J〕
 待ちに待った九州弾丸フェリー楽しめて良かったです。登山では、初めの飯盛ヶ城では、傾斜がキツくてぬかるんでいて、登りにくいところもあったけど、頂上の景色で元気が出て、由布市も山の上から見ることができました。その次の由布岳は、頂上付近が崖みたいでチェーンやロープをつかんで登るところがあって、とてもスリルを感じれて、面白かったです。途中道を間違えて、危ない道を通ってしまったので、きちんと周りを見て、看板などを確かめようと思いました。フェリーでは、いつものテント泊とは違ってとても良く寝れました。甲板からの景色もとても良くて、日の出や明石海峡大橋も近場で見ることもできました。夕食後のフェリー内の演奏を楽しんで聴くこともできて、似顔絵も描いてもらいました。今回の旅でフェリーで長距離移動するというとても貴重な経験もできて、由布岳では、近場の山では、味わえないような景色を見たり、スリルを感じることもできました。旅が終わった時は、本当に参加して良かったなと思えました。貴重な経験をできて良かったです!

〔3年O.C〕
 有名な山となると、山頂から見る景色や植生が普段登る山とは異なっていたので興奮しました。まず、バス停を降りると、周囲は遠くを見渡せるほど開けていました。そして山の方を眺めてみると、多彩な緑色が目に入り、自然の美しさを感じました。一方で恐怖も感じました。最近まで登っていた山は、遭難しない限り、そこまで危険ではない山でした。今回登頂した由布岳では、直角に近い崖がたくさんありました。気を抜くと滑落してしまうので、繋がれているチェーンを必死に握り、チェーンがないところでは三点確保をしながら登りました。下山後は、活動時間が設けられたので、山田別荘という宿に温泉に入りに行きました。私たちは優遇していただいたおかげで、貸し切りの温泉に入り、ゆったりとした時間を楽しめました。大会を除くと、これで最後の登山でした。最後に貴重な経験ができて本当に幸せでした。

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生物野外活動部 令和7年度 活動報告④

新人歓迎登山

日程     令和7年5月4日(日)   天候     曇/晴

場所    虚空蔵山(三田市)

 男子6名・女子3名の新入部員を迎え、生物野外活動部は総勢28名となりました。今年の新人歓迎登山は、地元三田の虚空蔵山に登りました。1年生にとっては入部後初の登山でしたが、みんなで和気あいあいと楽しく登ることが出来ました。山頂からは三田の町並みと、その向こうには六甲山系が見渡せました。

〔1年A.M〕
 今回の登山は私の初登山でした。岩を登って周りを見たとき、自分が結構な高さまで登ってきたことを実感しました。頂上の景色は、達成感が加えられて、写真で見るよりもいい景色だと感じました。先輩方曰く、行動食は、ビタミンの取れるものや、糖分を取れるもの等がいいらしく、エネルギー源となるものを持ってきているそうでした。私も、ゼリーやスポーツドリンクを持って行こうと思いました。それと、ふくらはぎや太ももの筋肉を鍛えたら、もうちょっと上りが楽になると思いました。下山の時はとても滑りやすく、怪我はありませんでしたが、何度か滑りました。運動靴のほうが滑りやすいらしいので、登山靴を早く買いたいと思いました。次の登山も楽しみです!

〔1年N.N〕
 今回の登山は野活に入ってから初めての登山でした。虚空蔵山は最初の傾斜がきつく、体力が最後まで持つのかが心配になりましたが楽しく登れました。途中で後ろを振り返ると景色がとても良く、気持ちよかったです。先輩方ともコミュニケーションを取りながら登れました。3年生の先輩とは一緒に登る機会が近いうちはもう無いかもしれませんがまた一緒に登る機会があれば今回よりも成長した姿を見せられるようにしたいです。

〔1年I.S〕
 最初の傾斜などきついところはいくつもありましたが、見たことのない形の岩や虫を見て、楽しみながら登山できました。休憩の場所から周りを見渡すと他の山が見え、「こんなに高く登ったんだな」とまた登る活力をもらえました。

〔1年S.K〕
 本格的な登山は初めてでたくさんの新しいことや物に触れられ素晴らしい経験ができました。今までやってきたスポーツとは違う厳しさがあり日々のトレーニングの大切さも改めて実感することができました。道のりが厳しいほど見える景色も綺麗だなと感じたのでこれから先どんな山にも最後見られる景色を胸に仲間と楽しく部活ライフを送りたいと思います!これから改めてよろしくお願いします。

〔1年N.K〕
 登山のことをこの体験で思い知らされました。勾配の険しさに歩いているだけで汗ばみ、足は重くなりました。練習もきちんとやっていましたがそれでも平地を歩く感覚とは全くと言って良いほど異なり、普段のランニング以上に山道を歩くことは難しかったです。正直、山ではあるけれど歩きだから普段より楽かなと思っていたところもあったため、馬鹿やろう!と思いました。ただ、先輩方が支えてくださり、これぞ野活という私が惹かれた雰囲気のまま楽しく登山が出来ました。また、頂上で見た景色はとても綺麗で、もっと高い山だとどうなるのだろうと期待が膨らみました。今後の登山のためにも今後はこれまで以上に練習に励んでいきたいです。野活最高!

〔1年T.T〕
 初めての登山で疲れたけど楽しかったです。最初の坂道が急で汗もかいたし足もきつかったです。景色がいい場所で休憩したり写真を撮ったりしました。下りは何回か石の上で滑って転けそうになりました。降りている途中で小さい川がありました。先輩たちは登るのも降りるのも早かったので体力をつけようと思いました。

〔1年S.H〕
 今回が部活動の中での初の登山でしたが初めの方の道がかなり険しくて、何度も心が折れかけそうになったけど挫けず頑張りました! そして、遂に頂上について素晴らしい景色を拝むことが出来、本当に感激しました。やはり、苦労を乗り越えた先には素晴らしいものが待っているのだなと改めて実感しました。昔から僕は人見知りだったけど、先輩方や同級生達が親切に接してくださったおかげでこの登山で更に部活に馴染めたように思えました。とても楽しかったです! 後、クマバチが最高でした。

〔2年S.A〕
 今回登った虚空蔵山はいきなり急登からはじまり、思ったよりしんどかったです。しかし、最初の急登を登ってしまうとあとは軽い登り降りだったので楽しかったです。岩場も多く、ちょっと怖かったです。また、1年生の皆とたくさん話すことが出来て親睦を深めることが出来たと思います。しりとりをしながら歩いたりとても楽しかったです。地図を見ていたにも関わらず道を間違えてしまったので気をつけたいと思います。

〔3年O.C〕
 虚空蔵山は、急勾配が続き、岩を登るなどの全身体を使う楽しい山です。1年生を含めて、しりとりをしながら笑いあって登る山は楽しかったです。1年生にはこれから山頂で見る景色やいろんな活動を全力で楽しんでほしいと思いました。

〔3年C.K〕
 新入生が多く入って賑やかな山登りになりました。最初、急な坂で始まってとてもしんどかったですが登り切った後は景色がとても綺麗で「登ってよかった」と今回も思えました。1,2,3年生揃って登ることができてよかったです。

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生物野外活動部 令和7年度 活動報告③

新緑泊登山

日程     令和7年4月26・27日(土・日)   天候     快晴

場所     摩耶山(鈴蘭台駅~菊水山~鍋蓋山~市ケ原〔泊〕~摩耶山・掬星台~新神戸駅)

 今回は久々の泊登山を、北三野活のホームグラウンドである六甲山系で行いました。一日目は、六甲全山縦走で通り慣れたコースを、景色を楽しみながらのんびりと歩きました。二日目は、全縦コースとは違った沢沿いのルートを、渡渉を繰り返しながら掬星台まで登りました。掬星台では、いつもながら爽快な眺めが楽しめました。下山の途中で、春の花が咲き誇る布引ハーブ園のなかを少し通らせてもらいました。

〔2年M.Y〕
 テント泊する登山は夏山合宿ぶりだったり、まだ2回しかやったことなかったのでテント設営などに時間がかかってしまった事が反省点です。山は普段と違う道も通ることができたので楽しかったです。大会ではリュックもさらに重くなるので体力をつけていきたいです。

〔2年K.S〕
 スタートから菊水山までは思っていたより楽に行けた。鍋蓋山は山頂に着きそうで着かないことが多く面倒だったが、鍋蓋山から市ケ原のキャンプ場まではほぼ下りだったため楽だった。晩飯を作り夜8時半に就寝した。次の日は4時に起床し、朝飯を食べ、5時半くらいに出発した。今までで一回も登ったことがないコースだったため、楽しく登れた。前日の昼間に虫に刺されて脚がパンパンで下りはとてもきつかった。次の新人歓迎ハイクが楽しみだ。

〔2年H.Y〕
 とっても久しぶりの泊登山!テントの中で寝るのも8月以来なので、とても懐かしい気持ちになりました…。こんなに寝づらかったっけ。もうちょっと床は柔らかかったような気がするのにな…。また、非常に夜は寒かったです。やっぱりまだ4月では気温は上がりきっていないので、夜は防寒必須でした。ろくに上着を着ずとも、シュラフでなんとかなるだろと思ったのですが、想像以上でした。加えてテントはチャックが閉まりきっていなかったので、より室内の気温は低下し。普段は3分で眠れているところを、5時間ぐらい起きてしまいました。次回は寝るときも上着、テントのチャックの確認を忘れないようにしたいです。食事はそばめしでした。先輩が米を炊いてくれたのですが、それが水加減も火加減も完璧で、登山の数少ない楽しみである食事が素晴らしいものになりました。焼きそばがすこし水っぽかったぶん、固めに炊かれたお米とマッチしてちょうどいい柔らかさになっていました。一言で謂うと、史上最高の飯でした。山はいつも通りでキツかったです。ただ、掬星台で朝日を浴びたとき、神を感じました。いったい何人にこのネタが伝わるでしょうか。結論,泊登山楽しかった!

〔3年T.J〕
 2日間の泊まり登山でなかなかハードだったけど、山を楽しめて良かったです。1日目のルートは、普段あまり通らない道からで、山を楽しめました。2日目は、摩耶山で僕自身摩耶山が苦手で縦走の時も苦労して、縦走時とは、別の道だったけど、やっぱり大変でした。登り終わった後の掬星台からの景色は、いつも通り最高でした。今回は、気温が高い時もあり、最後の方は、少ししんどいと思った時ともあったので、暑さ対策も気をつけていこうと思いました。

〔3年T.M〕
 久しぶりの泊登山は、ザックを背負いながらの行動が苦痛でしたが、その分目的地に辿り着けた達成感はやはり大きかったです。朝イチの湯沸かしで手間取ったり、各隊で食糧を全て分け切れていなかったりと今後の課題も見つかりました。今回は少数での登山でしたが、後輩達が指示を出さずとも行動し三年生を助けてくれました。引退しても安心して、任せられる段階まで頑張ってほしいです。残り少ない日々を大事にして精一杯楽しみたいと思います!

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生物野外活動部 令和7年度 活動報告②

新緑日帰り登山

日程      令和7年4月19日(土)   天候     快晴

場所    播磨アルプス・高御位山(高砂市)

 前週につづき日帰り山行は、高砂の播磨アルプスに登りました。登山道は岩場が多く、スリリングな体験が楽しめました。高御位山からの展望も素晴らしく、遠くの山々や市街地、瀬戸内の海を見渡せました。

〔2年T.K〕
 最近は毎週山に行っていますが、今回は気温が高く、先週の登山よりも疲労感が強かったです。特に斜面が岩場で日陰が無かったので、思ったより暑く、水が枯渇しそうになりました。来週の泊登山は行けるか分かりませんが、装備を十分に整えてから臨みたいです。

〔2年U.K〕
 今回の播磨アルプス登山では、体調をしっかりと整えてから参加することができました。しかし、気温を確認してこなかったせいでタオルを忘れてしまい、帰るときに体が冷えてしまったので次からはos1と一緒に持っていきたいと思います。

〔2年S.A〕
 今回の登山では播磨アルプスをまわりました。前回は登るだけと下るだけだったのに対し、今回は登ったり下ったりでたくさんの山を越えました。登りも急登で、また、とても暑かったので後半は体力もなくへろへろの状態でした。トレランで体力や精神力がついたと思っていたけど暑さがあるとまた違った体力の減り方があるなということに気づいたのでこれからまた体力作りを頑張りたいと思います。

〔3年N.K〕
 前回行けなくて悔しかったから行けるように2日前から早起きするようにしたら大丈夫だったから大会の時もそうしようと思った。久しぶりの登山で大丈夫かと思ったが前半は思ったより平気だった。ただ後半少し体調が悪くなったが最後まで降りれて良かった。帰ったあと体調が悪化して大変でした。

〔3年O.C〕
 新学期がスタートして体力、精神的にもぐったりしていましたが、登山をして気持ちが晴れました。私は元々体を動かすことが趣味です。山に登って、汗をかいて、山頂で好きな物を食べて、運動と自然を満喫出来たので良かったです。とにかく、気持ちが晴れない時は外に出て、好きなことをする事が一番の解決方法なんだと思いました。

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生物野外活動部 令和7年度 活動報告①

京都花見登山

日程      令和7年4月12日(土)   天候     晴れ

場所    京都愛宕山(京都市右京区)

 令和7年度最初の日帰り山行は、京都の愛宕山に登りました。桜満開の嵐山をスタートし嵯峨の里を抜け、清滝の登山口から頂上まではひたすら登り続けました。山頂で全国に約900ある愛宕神社の総本社にお参りしました。自然と歴史、信仰の交わる特別な時間を過ごせ、心身ともにリフレッシュできる貴重な体験が出来ました。

〔3年T.J〕
 今回は、自然や街、山を楽しみながら登山ができて良かったです。ここ最近の登山は、タイムトライアルや六甲縦走などの走る山登りが中心で景色を歩いて景色を楽しんでする登山が久しぶりで楽しめて良かったです。正直山を登る前は、楽勝だろうと舐めていたけど、意外と道のりが長くて、足に疲労が溜まりました。しかし、山を登り切ると神社でお参りをしたり、一つの山でも各場所によっていろんな木々や植物を見ることができました。下山すると嵐山周辺で桜を見ることもできてとても良かったです。これから毎週登山があってとても楽しみにしてます。

〔3年O.C〕
 登山道に点在しているお寺や石碑に目を向けてみると、どれも時代を感じるものばかりでした。それらが長く残っていることに対して、不思議な気持ちになりました。特に印象に残っていることは、山に住んでいる人の手助けができたことです。私は、先生の指示の元で動いただけですが、人の役に立てたことが一番嬉しかったです。山は景色だけでなく、人との繋がりも素晴らしいなと思います。今回の体験から改めて「私は山が好きだな」と思えました。

〔3年T.M〕
 緑が豊かでリフレッシュするには最高の登山でした。しかし18kmの道程では私の足もかなり疲労がたまり、嵐山の街中に戻ってきた時は達成感が凄かったです。この疲労に慣れるために普段の練習に、ザックを背負った状態でのランニングを取り入れたいと思いました。愛宕山頂の神社は長い階段と立派な建物で、人も沢山いたので驚きました。早くも引退の日が近づいてきており、寂しさも感じています。大会に向けて精一杯努力します!

〔2年N.S〕
 京都の山に登るのは初めてで、ちょうど嵐山は桜が咲いていて登山口まで京都の景観を楽しめました。よく晴れていたため、最初の方は日差しも強く暑かったけど、休憩地点の水尾分かれまで登りきると程よく風も吹いていて涼しく気持ちよかったです。頂上の愛宕神社は建物が立派で階段を下りたところに開けた場所もあったのでそこでお昼を食べました。一年前と比べて体力がついたので、予定より余裕をもって下山できてよかったです。

〔3年F.Y〕
 桜が満開でとてもきれいでした。今回の登山は距離は長いけど傾斜が緩く景色などがとても楽しめました。ただ、下山してからの嵐山はとても人が多く大変でした。最近はタイムトライアルなどきつい登山ばかりだったので久しぶりに登山らしい登山ができてよかったです。

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生物野外活動部 令和6年度 活動報告㉑

六甲全山縦走

日程      令和7年3月22日(土)   天候     晴れ

場所    六甲全山縦走路(須磨浦公園 ~ 宝塚・塩尾寺)

 年度末「野活」恒例の六甲全山縦走を実施しました。卒業生1名も参加し総勢15名が、須磨浦公園から宝塚を繋ぐロングトレイル(約50km)を各々のペースで駆け巡りました。最速ランナーはなんと7時間26分、女子トップも10時間、12名が制限時間内(12時間以内)に完走しました。

〔2年T.J〕
 1年で最もしんどいと言っても過言ではない六甲全山縦走良い結果で終えて良かったで。序盤の方は、あんまりキツイ場所はなく傾斜がある程度緩やかで良かったです。中盤の菊水、鍋蓋、摩耶山の連チャンがとてもしんどくて、摩耶山では、足を何回も攣って本当にとても痛くて精神ボロボロでした。終盤は、食料をもともとinゼリー2個しか入れてないこともあって、空腹で飢えていてフラフラで正直危なかったです。先生の救援があった時は、サイコーで命救われました。今回は、前回よりもだいぶタイムが早くなって良かったです。今回は、貴重な体験ができて良かったです。

〔2年T.M〕
 今年の全山縦走は昨年と違って、己との闘いとなりました。菊水山付近で足が攣り一時は熱中症のようになってパニックに陥りました。しかし先日の母子のマラソンの苦痛と比べると、まだ限界ではないと冷静になり身体の調子を整えました。同じく全力で頑張っている部員の姿を見ると自然と力が湧き、何としても完走したいと思えました。一軒茶屋付近から足の疲労が回復してきたので、全力を出し切ろうとトップスピードで走り続けました。完走した時の達成感と開放感は他では味わうことが出来ないでしょう。反省点はやはり、自分の限界を見誤ったことでした。大会に向けても、筋力をつけたりストレッチを継続することで不意の怪我を防ぎ、迷惑をかけないよう対策していきます。来年も縦走に参加したいか?と問われると頷き難いですが、時間をロスして悔しい結果に終わったのでぜひ挑戦したいところです!

〔卒業生I.T〕
 今回はOBとして久しぶりに活動に参加させていただきました。受験明け初の縦走ということで、しっかりとトレーニングをして臨んだつもりでしたが、やはり終盤になるにつれて足の痛みは激しくなっていきました。トレーニング不足を感じた次第です。目標であった8時間切りには届かなかったものの、昨年より少々早いタイムでゴールできたことはとても良かったです。高校生として山に登ることは本日で最後となりますが、これからも確実に登山を続けると思います。登山の楽しさを私に教えてくれた生物野外活動部のこれからの発展を祈り、今回の感想としようと思います。3年間ありがとうございました。

〔2年A.S〕
 今回の六甲縦走はとても大変でした。最初の方ははただきついだけだったけど、菊水鍋蓋あたりから足腰の様子がおかしくなってきて摩耶山でぼくのふくらはぎ、太もも、お尻は爆発寸前の爆弾になってしまいました。摩耶山登って少し休憩していると少しマシになってきたけど六甲山に登っている途中の道では足腰がやばくて今にも爆発しそうで危うく爆発して半径20mのクレーター作ってしまうところでしたがそうはならなくて良かったです。一軒茶屋からのくだりも相変わらず足についたツァーリボンバーぼくを苦しめ続けていて流石に疲れすぎました。前回の縦走から2時間以上時間を縮めれて良かったです。

〔1年T.K〕
 ひとまず無事に完走出来手良かったです。先輩方もしんどいと言っていたので、怪我をしないか心配していましたが、5番目にゴールすることが出来て自分としては満足できる結果でした。菊水山を越えた辺りから足が思うように動かなくなりふらついたりもしましたが、ゆっくり歩いて何とかゴール出来ました。今回の縦走で自分の体力や、自分に合った行動食が分かったので、それを活かして来年はもっと早く完走出来るように頑張りたいです。

〔2年O.C〕
 1年前のキツさを忘れて今回も普通にクリアできるだろうと思っていましたが、走るにつれて呼吸をする度に肺が苦しくなり、何度か足がつりかけました。その上、その状態で20km以上続く坂を上り下りしていくのが本当に苦しかったです。 縦走中は、仲間と一緒に登ったり、すれ違う人達と沢山挨拶を交わしたりしました。励ましの言葉や会話が私の心を支えてくれたおかげで、最後までやりきる事が出来ました。 このような普段できないことを沢山経験させてもらって、この部活に入ってよかったなと思いました。

〔2年F.Y〕
 去年同様完走することができてよかったです。タイムとしても約一時間短縮することができたので、自分の成長が感じられました。ただ、前半はほとんど休憩を取らなかったので終盤でかなりペースが落ちてしまいました。自身の慢心がこの限界を超えたペースを生み出してしまったと感じました。もうこれほどハードな登山をすることはないけど、さまざまな場面で自分が最後まで100%を出すことができるように自分のことをよく知ろうと思いました。

〔2年C.K〕
 去年は走れなかったので完走できてよかったです。1番きつかったのは六甲山から宝塚の最後の道でした。登り下りが激しいわけではないのですが、一軒茶屋からは本当に足が動かなくて立つので精一杯でした。ただ登り切ったとき「頑張ってよかった」という達成感がありました。受験勉強の前に仲間と六甲全山縦走を歩き切れてよかったです。こんなきつい登山を今後することはないかもしれません。今回経験した辛い経験や登り切った後の喜びを他のことにも生かしたいと思いました。

〔1年M.Y〕
 スタートから鵯越駅までは順調に進めていたけれど、菊水山の手前で両足をつってしまってペースがものすごく遅くなったので体力をもっとつける必要があると感じました。他にも、飲み物や、食べ物も調整する必要があると感じました。途中からほとんど歩いていたけれどゴールまで時間に余裕をもって到達できたことはよかったです。六甲山全縦走は自分からやろうと思うことはたぶん無いので貴重な体験ができてよかったです。とてもしんどかったです。

〔2年Y.K〕
 初めはなるべくタイムを縮めるように、かつ12時間身体がもつようにペース配分や足に負担がかからないように意識して走っていました。然し、意識していたにもかかわらず、菊水山の急な階段で両足全体をつってしまい立てなくなりました。そこで、30分ほどタイムをロスし、また、正常に走れなくなったので、完走することを目標に切り替えました。道中、どうして意識していたのにつってしまったのか、考えていると、同級生に抜かれて焦って無理にペースを上げてしまったこと、買い替えた靴で走り込みが出来ていなかったこと、また単純に水分補給が足りていなかったことなど、自分の失態が見えてきて、まだ意識が甘かったなと反省しました。でも、なにはともあれ足の感覚がなくなりながらも完走することができ、十分な達成感を感じることができたのでよかったです。ゴールから宝塚駅まではヘトヘトの足で歩くのは本当にしんどかったですが…

〔1年H.Y〕
 今まで、菊水や摩耶、旗振といったチェックポイントごとの練習をしてきて、こんなの絶対走りきれるわけ無いだろと思っていましたが、以外となんとか走りきれて、驚いています。個人的に六甲山までで一番メンタルに来たのは鍋蓋でした。菊水はキツいと練習を通して分かっていたので心の準備ができましたが、菊水を走り終わったあとにまだ続きがあるということに絶望し、登っているとき本気でリタイアしようとおもっていました。しかし、大竜寺に間に合ってしまい、仕方なく摩耶山に向かいました。今ではその判断をして本当によかったと思っています。あの後も、掬星台から六甲越までが2時間半で間に合うわけ無い、とまた絶望していましたが、この時「間に合うわけないからゆっくり行こう」と思わず、「少しでも早く行こう」と早歩きで行ったことでなんとか間に合うことができました。やろうとおもえば意外となんでもできると今回で身に染みて感じました。正直来年走りたくは無いけれど、新記録を出したい気持ちもあります。とりあえず、来年の縦走までにやれるトレーニングをとことんやろうとおもいました。

〔1年U.K〕
 今回の六甲全山縦走で感じたことは、事前に準備を念入りにすることが大事だということです。走る前の日の晩に何が必要になるかを考えて準備しておけたことが走りきれた要因の一つだと思います。また、走るときと歩く時の区別をしたことも大きな要因の一つです。体力がなくても坂道では歩いて平坦な道や下る道で走ることでだいぶ体力を温存しながら走ることができました。毎日一生懸命に練習してきて良かったと思いました。

〔1年K.S〕
 スタートから横尾南公園まではサブザックが邪魔で上手く山を上り下りすることができなかった。鵯越駅に行くまでに道を間違えてしまい、30分ぐらいロスしてしまった。鵯越駅で給水をしなかったため、菊水山を登っている途中から急に脚の疲れがひどくなり、太龍寺山門前に着くのが時間ギリギリになってしまった。掬星台まで何とか行ったが、脚が限界でタイムリミットに間に合わなかった。リタイアしてしまったが、来年は完走したい。

〔1年N.S〕
 初めての六甲全山縦走で、今までのトレランの反省を生かしてペース配分に気をつけて挑みました。最初のチェックポイントの制限時間が厳しかったので途中リタイアしないか焦ったけど意外と間に合ってよかったです。ただ、最初の方で無理して休憩を挟まなかったので鵯越以降で疲れて一気にペースが落ちたため、大龍寺にギリギリ間に合いませんでした。また、水分補給の際に一気に飲み過ぎて気分が悪くなったのでこまめに休憩と水分補給をとるのが大事だと思いました。ペース配分や休憩の回数やタイミングを計画的に決めて、しっかり足腰を鍛えれば自分でも完走できそうだと思ったので、来年は完走を目指して頑張りたいです。

〔1年S.A〕
  今回のトレランは大竜寺山門前でリタイアとなりましたが、私は元々鵯越駅まででリタイアするのではと思っていたので目標を超えることができてとても良かったです。体力的にも精神的にも大竜寺までで疲れ果ててしまいましたが、次回はもっと持つように体力をつけたいと思います。トレランを通して登山する時の根性とか粘り強さが身についたと思います。例えば登りのときは今までだと途中で何度も休憩を取っていたけど、一気に登ってから水だけのもうとか考えて進むことができたりしました。このことを今後にも生かしていきたいです。

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生物野外活動部 令和6年度 活動報告⑳

六甲TimeTRIAL③

日程      令和7年3月8日(土)   天候     晴れ

場所    摩耶山コース( 新神戸駅 ~ 市ヶ原 ~ (縦走路) ~ 掬星台(ゴール)~ 新神戸(下山) )

 六甲TimeTRIAL第3弾を行いました。新神戸駅から市ヶ原を抜け、全山縦走路を摩耶山・掬星台まで駆け上がりました。3月下旬に行う六甲全山縦走に向けて、いい刺激となるトレーニングができました。

〔1年T.K〕
 前回のトレランでは走って登ってしまって、足がばててしまったので。今回は上り坂では早歩きして、平地や下りで走りタイムを稼ごうと思いました。前回より若干楽になりましたが。まだ走っている時の体制が後ろよりになってしまっているので、本番ではそこを意識しつつ走りたいです。

〔2年Y.K〕
 斜面が急な所や、段差が大きいところは太ももの負担が大きいので歩いた分、平坦な道は走って時間を短縮しました。六甲全山縦走でも自己管理を意識したいです。

〔2年C.K〕
 坂が多くてきつかったですがとても楽しかったです。タイムは微妙でしたが久しぶりの山で楽しめてよかったです。頂上からの景色はとても綺麗で町を一望することができました。下りは友達と話しながら帰ることができてよかったです。

〔2年A.S〕
 今回のタイムトライアルは前回よりも少しペースが遅くなってしまって前回のタイムトライアルよりも1キロほど短かったのにタイムが10分ほど遅くなってしまいました。登り坂が多くてキツかったのでもっと坂ダッシュのような登り坂に慣れていく練習をした方が良いと思いました。

〔2年T.N〕
 前に一度摩耶山は登ったことがありましたが、思っていたよりきつくてとてもしんどかったです。走れそうな平たんな所も速く歩くだけにしてしまっていたので走れるところは走れるようにしたいです。

〔2年T.M〕
 摩耶山はひたすら上りで、心が折れないように懸命に前を向いて走り切りました。放課後の坂道ダッシュや先輩から教わった筋トレを毎日続けたお陰で、良い結果を残せました。本番の縦走に向けて足のメンテナンス中心に体を整えていきたいと思います。掬星台からの景色はいつ見ても綺麗でした。

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