生物野外活動部」カテゴリーアーカイブ

生物野外活動部 令和7年度 活動報告⑮

島合宿


日程  令和7年9月27日(土)~28日(日)   天候     晴れ

場所  いえしま自然体験センター(姫路市家島町西島)

 本年度も部員が一番楽しみにしている島合宿を、秋休みの時期(今回は土日)に一泊二日で実施しました。初日は海水浴や魚釣りを楽しみ、夜はみんなでBBQ。二日目は早起きして日の出を見に行き、シーカヤックにも挑戦しました。スマホの電波も届かない自然の中で、仲間とたっぷり遊んで最高の思い出ができました。

〔1年N.K〕
 もう、ひたすらに楽しかったです!釣りしたり、泳いだり、ご飯作ったり、日の出見たり、カヌーしたり、キャンプの楽しいもの詰め合わせセットみたいな感じでした!スマホが使えなかったこともあって先輩・同期と沢山遊べて、より気の置けない仲に近づいたように思います!今回島合宿に行けて本当に良かったです!!!

〔1年S.K〕
 普段は乗ることのないフェリーに乗ったところからワクワクが止まりませんでした。ロッジも雰囲気があり最高でした!自分の中で1番印象的だったものはカヤックで乗り込んですぐは周りの友達にぶつかってばかりで不安でしたが慣れてからは自由自在に扱えていい経験をする事が出来ました。また釣れた魚を先輩に捌き方を教えてもらいながら捌いたのも新鮮で楽しかったです。また釣りをした時は自分で捌こうと思います。

〔1年S.H〕
 今回、島合宿では自然と触れ合ってたくさんの思い出ができました。その中で僕の1番の思い出はシーカヤック体験です。僕は以前、池でしたが複数人で乗る、カヤックを体験したことがありました。ですが1人乗りは初めてだったしコツなども全く覚えていなかったです。最初の方は上手くこげなくてバランスを崩しかけた時もありましたが、だんだんコツも掴めて、グイグイいけるようになりました。腕は疲れたけどとてもいい思い出でした。その他にも自由時間の時には岩場でカニやエビを見つけたり、バーベキューをしたりと、とても楽しいことがたくさんできました。

〔1年T.M〕
 まず、1番印象に残ったことは朝日を見たことです。普段の合宿は日の出前に出発していたとしても木や山に隠れて見えないし、そもそも日常生活で朝日が上る瞬間なんて見る機会がないので、すごく新鮮でした。また、夕飯の火おこしはなかなかつかなかったので、来年はもっと調べておくとか、今年教えていただいた火を起こした方法を覚えておくとか、時間を短縮できるようになりたいです。

〔1年N.S〕
 去年ぶりの家島で、後輩たちと一緒に海水浴やBBQをできて楽しかったです。BBQのとき火をつけるのに1時間ほど手間取り、施設の方にやり方を教えていただいてなんとか火をつけることができました。自分たちで焼いた野菜や肉は美味しかったです。今回泊まった部屋は去年より広くて、一年生たちと夜にカードゲームをして盛り上がりました。2日目は夜明け前に小さい山を登り日の出を見ることができました。天気予報では曇りときどき雨とあったけど、その後のカヤックも無事晴れてよかったです。基本的に2年生が今後の予定時刻を決めて、みんながきちんと時間通りに行動できていてよかったと思います。

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生物野外活動部 令和7年度 活動報告⑭

ボルダリング練習会Ⅱ


日程  令和7年9月13日(土)

場所  グラビティリサーチ梅田

 あまりにも残暑厳しいため、涼しい室内で出来るボルダリング練習会を行いました。今シーズン二回目ということもあり、互いに教えあいながら課題に挑戦し、登れたときの達成感を共有できました。

今回の写真は、部員がスマホで撮影したものです…。

〔1年S.H〕
 前回のボルダリングから三ヶ月が経ちました。僕は前回は休憩が多かったので今回はたくさん登ろうと決めていました。まずは1番低いレベルのところに挑戦し、感覚を思い出したところで、前はできなかった、一個上のレベルのステージのコンプリートに挑戦しました。そして最初の方は順調にクリアしていたのですが、お昼ご飯を挟んだ後から少し空いたからか、ホールドに掴まる力が弱くなっていました。ですが半分以上クリアしていたのでいけるだろうと踏んで登りはじめました。しかしここに来て僕のしているレベルの中ではおそらく最難関のステージに出会いました。とても難しくて、何度も頑張ってトライしましたが遂に時間が来てしまい、結局クリアできずに終わってしまいました。悔しかったので次があればぜひクリアしたいと思います。そして次の日、案の定すごく筋肉痛になりました。

〔1年O.Y〕
 今回のボルダリング活動では、前回よりも多く、そしてできなかったステージもクリアできるようになっていて嬉しかったです。これは普段の筋トレ、体力トレーニング、そして登山活動があっての成果だと思いました。この成果を忘れず、普段のトレーニングや登山活動に力を入れていき、ボルダリングでより高い難易度をクリアしていきたいです。

〔1年T.M〕
 案外普段あまり使わない腕とか、指とかの筋肉をとても多く使いました。登る時、手(腕)は伸ばし切ったほうが疲れないと周りの人に言われたけど、そうすると指を確実に引っ掛けて掴んでおかないと体重を支えきれないので、握力とはまた別に腕力と指の力をつけないと最後まで持たないと思いました。また、身軽なほうが登りやすいコースや、身長があれば解決できるコースなど、ひとくくりにクライミングと言っても向き不向きがあるんだなと思いました。

〔1年N.K〕
 前回よりは上達していたように思います。前回なら上れていないであろうルートを登れていたので筋力面での成長を実感しました。ただ、まだまだ体幹とか握力とかもう少しつけたいと思いました。最後には力が入らなくなっていたのでやはりパワーがもっと必要ですね。豆ができたりしたので痛いですが楽しかったのでいいかなと思います。今回目標にしたやつをクリアしようと40分ほど残りましたがクリアできなかったので次回握力とか鍛えて、疲れ切らないうちに挑戦してリベンジしたいです。

〔2年U.K〕
 今回のボルダリング練習会で感じたことは、体重の移動の仕方が大事だということです。中間の方にやったものでは体重をうまく移動しつつとるみたいな感じだったので、いかに体力を維持しながら登れるかは体を上手に運べるかでした。また、最後の方にやった黒色のゾーンは体力がなくなって登ることができなかったので、腕の筋肉を鍛えたり体力をつけることも大事だと学びました。

〔2年S.A〕
 3回目のボルダリングで、一番はじめの頃よりも恐怖心がなくなって楽しむことができたと思います。ただずっとできる難易度は変わっていなくて、腕の筋肉がないからだと思うので鍛えてもっとたくさんのコースをできるようになりたいと思いました。友達と試行錯誤しながらコースを挑戦するのは面白いのでまた機会があれば挑戦したいです。

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生物野外活動部 令和7年度 活動報告⑬

残暑日帰り登山


日程  令和7年9月6日(土)       天候  快晴

場所  JR古市駅 ~ 白髪岳 ~ 松尾山 ~ 文保寺 ~ JR篠山口駅 (丹波篠山市)

 残暑厳しいなか、「丹波の槍ヶ岳」?と呼ばれる白髪岳に登りました。猛暑が心配でしたが、風通しの良い尾根や木々に囲まれた道が多く、暑さも軽減されて快適に登れました。山頂付近は岩場が多くちょっとしたスリルもありつつ、展望が開けていて爽快感がありました。天気が良かったので、遠く三田市街や六甲山が望めました。

〔1年T.T〕
 今回の山は合宿の焼岳ほどでもないけど、岩があったので慎重に登りました。登っている途中、普段見れないリスや蛇がいたので珍しい経験ができました。天気が良かったので、頂上からの景色はとてもきれいでした。下りは先輩について一緒に走って下りたので、とても気持ちよかったです。いつもより他の登山客が少ない気がしたので、友達と話しながら楽しく登山ができました。

〔1年A.M〕
 比較的登りやすい山でした。大体は一本道なのでわかりやすかったのですが、わかりにくい場所があり、また迷ってしまいました。下りは急なところが少なく、膝を痛めることなく下れました。ただ、列が分裂してしまうことが多々ありました。勾配が急なところが多かったですが、距離は短く、いつもよりも30分以上早く下山できました。誰も怪我なく終われてよかったです。

〔2年M.Y〕
 白髪岳と松尾山は去年の新人ハイク以来だったので楽しく登ることができました。白髪岳の山頂からの景色はきれいでした。前回登った時は白髪岳ですでにヘトヘトになっていたけれど今回は最後走れたので成長を感じました。涼しかったので楽しかったです。

〔2年H.Y〕
 一年半ぶりの白髪岳。1年生の新人歓迎ハイクで登ったはずなのに、初めて登る気分でした。坂がキツそうだな…と身構えていましたが、距離自体はとても短かったし、先日の雨や日陰が多かったおかげで、意外とさくっと登れました。なにげに文保寺から篠山口駅に行くまでの下道40分歩きが、日差しが燦々と照るせいでとても暑く、一番キツかったです。なんだかんだ言って、景色もよかったので、登ってよかったなと思いました。 

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生物野外活動部 令和7年度 活動報告⑫

夏山合宿


日程  令和7年8月17日(日)~20日(水)       天候  晴(全日)

場所  北アルプス 蝶ヶ岳・焼岳 (長野県)

 野活最大のイベントである今年の夏山合宿は、上高地に入り北アルプスの二つの山を登りました。一つ目は蝶ヶ岳に登り、山頂からの槍穂高連峰の眺めは圧巻でした。二つ目は焼岳に…、活火山ならではの荒々しい景観と噴煙が立ち上る迫力に圧倒されました。自然の美しさと厳しさを肌で感じる貴重な合宿となりました。

1日目(8月17日)
 7:01少し遅れて北三を出発し、上高地へと向かった。2回のサービスエリアを経て、12:30バスターミナルに到着。上高地は涼しいと思ったが、意外と日差しが強かった。バスターミナルで荷物をまとめ、徳沢キャンプ場へと出発、道中では川が流れており、その青く澄んだ川の綺麗さに驚かされた。熊注意の看板もあり山の怖さも感じることができた。13:57休憩場所(明神館)到着、自販機のジュースの値段がまさかの300円!、山価格を実感することができた。14:20明神館出発、テント場までは意外と距離が長く、写真を撮りながらゆっくりと進んだ。15:08徳沢キャンプ場到着、夏山強化合宿と違い、水場もトイレもあり、とても便利だった。15:20皆を待ってテント設営、16:00頃調理開始、メニューはタコライス!レタスが腐ってないか不安だったが大丈夫だったので一安心。18:00頃ミーティングのはずが、時間に気づいておらず。30分程遅れてしまったのが反省点だった。20:00就寝、日が暮れると星空が見え始め、家では見れないような光景を見ることができた。寝袋では寝れるかどうか不安だったがぐっすりと眠ることができた。

2日目(8月18日)
 4:00に起床。お湯を沸かすのが遅くなり、4:30ごろにパンとポタージュを食べた。5:02にキャンプ場を出発。登山口をなかなか見つけられず、迷った。無事に道を見つけてからは30分進んで10分休憩のペース で登る。登山に慣れてきてからは30分に5分休憩のペースに変更。登山道は涼しく、生き物の声もあまり聞こえなかったため冬の中低山登山をしているようだった。8:14に長塀山に到着。軽く水分補給等してから蝶ヶ岳を目指す。しばらく歩くと突然見晴らしがよくなった。そして8:56ごろに蝶ヶ岳の山頂に到着。空気がすんでいて日本アルプスの山々や富士山など奇麗な景色が望めた。9:35頂上を出発。途中で2回ほど休憩を挟み、11:53に横尾に到着。20分の休憩を取り12:15に横尾出発。13:04に徳沢キャンプ場に到着。テントや荷物を片付けて、キャンプ場移動の準備をした。13:45に徳沢キャンプ場を出発し、14:30に明神到着。休憩場所を多く取りすぎてしまったので次回からは気をつけたい。14:47に明神出発。明神から小梨平キャンプ場までは平坦な道だったけれど疲れにより、隊が少し分裂してしまった。15:13に小梨平キャンプ場に到着。少し休憩した後、テントを立てた。16:00に夜ご飯の調理開始。役割を分担して、1日目よりもスムーズに作れた。17:15に夜ご飯を食べた。カレーライスと味噌汁を食べた。ご飯を炊くのが上手で美味しいカレーができた。18:00にミーティングをして、20:30に就寝。

3日目(8月19日)
 4:20 朝食。パンしかなかった。5:00出発。これ以上さらに登るのかと少し気分が落ち込む。5:28上高地西穂高側登山口に着いた。登山口まで緩やかな坂だったので余裕があった。5:35焼岳上高地登山口に着いた。いかにも山に入る感じがする。行動中に梯子が4つあり、それぞれが20メートルほどもあったので、とても危険だった。ついでに危ない道を通って死にかける。9:50頂上に着いた。雲の中なので景色見えず。既に満身創痍。11:07焼岳小屋。水を補給し忘れた。12:35焼岳上高地側登山口着。そこでアスファルトをみる。ついに文明に帰ってきたという喜びを感じる。12:48上高地西穂高側登山口着。あと少しでテントにつくと思うとうれしい。13:13生還。生きて帰ってこれた達成感はこの先の人生で後7回ぐらいしか感じることはないと思う。16:30調理開始。今までで一番良いご飯を作ろうと決心。5:29夕食。今までで一番良いご飯を炊けて大満足。19:00ミーティング。20:30就寝。

4日目(8月20日)
 5:00起床。数人は早く起きていた。おはよう5:03合宿最後の朝食。いつも通りパンとスープ。5:45テントやザックなどの荷物を片付けた。6:30小梨平キャンプ場を出発。この合宿の思い出話に花を咲かせながらバスターミナルに向けてキャンプ場をあとにした。ザックを背負って1kmほど歩いて到着。6:52バスターミナルを出発。ありがとう蝶ヶ岳。ありがとう焼岳。8:35ひるがの高原サービスエリアに到着。コンビニエンスストアに寄ったりトイレ休憩をした。10:38多賀サービスエリア到着11:30出発昼食を食べて13:15学校到着だ。バスの中ではほとんどの人が寝ていた。避暑地と呼ばれている上高地も意外と暑かったが、学校に戻ってくると蒸し暑く、上高地の涼しさを思い知った。焼岳などの活火山も登り、登山道も危険な所が多かったが皆無事に帰って来れて安心した。山の美しさも感じることが出来たが、同時に文明のありがたさも感じることが出来た夏山合宿だった。

〔1年N.N〕
 今回は初めて、3泊4日という長い合宿でした。1日目は徳沢キャンプ場までザックを背負って移動しました。梓川の透明度がすごく高くて驚いたし感動しました。夜ご飯の準備では、先輩に頼ってしまったところが多かったのでそこが反省点だと思います。夜のミーティンが始まるまでの時間も、はしゃぎ過ぎてしまって速やかにミーティングが始められませんでした。夜は星がとても綺麗に見えました。2日目に登った蝶ヶ岳は山頂からの景色がとても良く、登った甲斐があるなと思いました。初めはいつもよりも息苦しく感じてしんどかったですが、途中からは楽しく登れました。3日目の焼岳は山頂付近の硫黄の匂いが強く、初めて腐った卵のような匂いというのをはっきりと感じました。ゴツゴツした山で岩場もあり、怖さもありましたが登り切ることができて良かったなと思います。全体的に先輩方と協力して、最後まで体調を崩すことなく合宿を終えることができたのでよかったです。

〔1年S.K〕
 当たり前ですが高い山ほど見える景色が広く登った時の達成感が大きいと改めて感じました。登山の魅力は道中の自然や雰囲気も素晴らしいものですが登山時間と景色の綺麗さ、達成感が比例しているところが最大の魅力のように思いました。今回の山は2つとも今までと比べ物にならないぐらい高く登る時のモチベも上がりさらに登山が好きになりました!途中登山道を外れて崖登りをした時は生きた心地がしなかったですが無事登山道に復帰できて自分の底力を感じました。ついつい先走ってしまう時があるので危険なところほど慎重にルートを確認しながらゆっくり登る事を心がけようと思います。今回の過ちを忘れずに安全に登山を楽しんでいきたいです。

〔2年N.S〕
 蝶ヶ岳と焼岳は初めて登ったので、去年登った立山と全然違ったので新鮮でした。蝶ヶ岳は登っているとき少し寒いくらいで動物や虫の鳴き声も聞こえなかったので静かでした。また、頂上では開けていて日本アルプスを一望できました。逆に焼岳は蝶ヶ岳と正反対で、頂上までに岩場が多くて途中ルートを外れそうになって危なかったです。活火山なのでガスが出ていて、硫黄のにおいがしました。上高地は梓川が流れていて手をつけるととても冷たくて気持ちよかったです。テント泊ではOD缶が足りなくてもう一つ持ってくるべきだと思いました。

〔2年T.K〕
 今回は私にとっては初めての夏山合宿で、3泊4日という長い期間を山で過ごす初めての機会となりました。夏山強化合宿に行かなかったこともあり体力的に心配でしたが、大きなけがをすることなく登りきることができました。山は蝶ヶ岳と焼岳に登りましたが、蝶ヶ岳は登りの景色が悪く、延々と同じ景色がつついているような気がして、体力的にも精神的にも少ししんどかったです。しかし山頂に登頂したときの景色は素晴らしかったし、珍しい高山植物も見れたのでよかったです。焼岳は蝶ヶ岳に比べると梯子や吊り橋があり、危険でしたがスリルがあり、登山を楽しむことができました。

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生物野外活動部 令和7年度 活動報告⑪

夏山強化登山


日程  令和7年7月26日(土)~27日(日)       天候  晴

場所  比良山系( 比良駅 ~ イン谷口 ~ カモシカ台 ~ 北比良峠〔泊〕~ 堂満岳 ~ イン谷口 ~ 比良トピア )

 毎年夏山合宿の強化登山として比良山系に登っています。今回はコースを少し短くして実施しました。例年テント場としている八雲ヶ原が暑くて寝苦しいため、今回は北比良峠でテント泊しました。琵琶湖から吹き上げる風が心地よく、夜中は肌寒く感じるくらいでした。行動中はとにかく蒸し暑さと寄ってくるメマトイやアブなどの虫との格闘でしたが、合宿に向けて少し忍耐力が鍛えられました。

今回は、長らく学校に眠っていたデジカメ(20年以上まえのモノ?)を発見しましたので、それを持参して活動風景を撮影してみました…。(私的な端末による撮影ではありません。)

〔1年T.T〕
 野活に入って初めての泊登山でした。ザックを持っての登山は初で腰、肩、足が痛かったです。先頭で歩いているとき、後ろとの距離が空いてしまったから、次回からは後ろを気にして歩こうと思いました。夜、テントで寝るとき静かすぎて、逆に寝づらかったです。下るとき、走って先輩について行きました。下りは、こけそうだったけどスピードがあって気持ちよかったです。前回の登山では先輩について行くのが難しかったけど、今回はついていくことができました。終わった後の温泉は気持ちよかったです。

〔1年I.S〕
 今回は初めてのザックを背負っての登山、テント泊でした。普段の日帰り登山とは違い、すぐに足が痛くなったり肩が痛くなったりしました。幕営場所の北比良峠の山頂はひらけていてとても景色がよく、琵琶湖を見られました。また夜には空一面の星が見え、とても印象に残っています。特に1日目の登りではすぐに足が疲れて遅れそうになることが何度もあったので、体力をつけて登山に挑戦したいです。次も大きな登山なので、今回の活動を踏まえて備えたいです。

〔1年T.M〕
 まず第一に体力をつける必要があると思いました。重い荷物を持って登ると、思ってた以上体力を消費するし、怪我をする確率が上がると思いました。下山などで下りがふえると膝が疲れてしまうので、筋トレをして、足の筋肉を鍛えてなるべく体への負担がかからないようにしないといけないなと改めて思いました。また、自分に合った道具を使わないと自分自身に負担がかかるので、合うものを揃えるのは大事だと感じました。登ってる途中は大変だったけど、ご飯は美味しかったし、景色も綺麗で、想像していた高校の部活って感じで、楽しかったです!

〔2年M.Y〕
 今回の登山は、昨年の強化合宿よりも距離が短くて体力的にしんどいことは無く、虫も少なかったので楽しかったです。途中や宿泊地で見ることができた琵琶湖がとてもきれいでした。前回までの泊登山では先輩方が夜ご飯の準備や片付けなど殆どの事をしてくださっていたので、今回の登山で先輩の凄さを感じました。次の夏山合宿では今回感じたことを活かしていきたいです。

〔2年N.S〕
 去年の比良登山が虫が多くとても暑くて登りもしんどくかったため、不安でした。しかし前回よりコースが変わって、北比良峠でのテント泊は思ったより夜は涼しくてむしろ少し寒いぐらいでした。また、登山のコースも楽になっていて、自分の体力がついたというのもあり、あまり疲れませんでした。一年生との初めての泊登山は新鮮で楽しかったです。お互い協力しながらテント設営や炊事を行い、無事美味しい夕ご飯もできてよかったです。2日目は虫が多くて鬱陶しかったですが、堂満岳で霧が晴れて綺麗な琵琶湖の景色が見れました。順調に下山した後、温泉に入ってゆっくりできました。来月の夏山合宿も楽しみです。

〔2年H.Y〕
 比良山。それは39回生にとってのトラウマです。去年の登山は、柏原高校と合同合宿だったのでルートはキツく、天気は微妙、寝苦しい夜、3時間近くの下りと条件が最悪でした。しかし今回はかなり緩くなり、キツいところはあれど、意外と楽しむことができました。しかも今回は、夜に晴れてくれたお陰で、キャンプ地で天の川を見ることができました。たくさんの星座や星を見つけるのが楽しかったです。ただ、星座の知識や星の位置の知識を身に着けていればもう少し楽しめたかもと少し後悔しました…。しかし、虫(特にブヨやアブ)がとても多かったり、二日目の朝にとても濃い霧がでて、涼しいどころか蒸し暑かったり、室満岳の頂上の景色がほとんど見えなかったりと残念なことも多少ありました。次回の上高地は、私は行けませんが、部員のみんなが口をそろえて楽しかったといえる山であることを祈るばかりです。

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生物野外活動部 令和7年度 活動報告⑩

猛暑日帰り登山

日程  令和7年7月20日(日)    天候  晴

場所  六甲山( 有馬口 ~ 六甲山最高峰 ~ 有馬稲荷神社 )

 先週に引き続き猛暑のなか日帰り登山を行いました。沢沿いは涼しく陽射しを遮ってくれるおかげで、真夏とは思えないほど快適な登りでした。山頂付近では、眼下に広がる神戸の街並みと大阪湾が一望できました。道中、他校(2校)の山岳部に出会いました。どの学校も夏山合宿に向けて炎天下のなか登攀に励んでいました。

お詫び…「スマートフォン等の私的な端末による児童生徒等の撮影禁止」との文科省の通達がありましたので、前回の報告から部員が写っていない写真の掲載となっております。ご了承ください。

〔1年N.K〕
 体力不足、電子機器への慣れなさが顕著に出たように思います。体力が足りず、ぜいぜい言っていたり、ご飯を食べようとしても固形物を受け付けられず?食べたくならず、普段の練習でもこのくらいまで追い詰めた方が良いのかなと思ったりもしました。景色はすごい綺麗で、水場ではしゃいだり、腕立てする友達・先輩を見たり、しりとりしたり楽しかったです。あと山って最後の方が勾配がきついんですね、知らなかったです。知識も足りないなあ。まあ、色々反省はあるのですが、結果として、すごい楽しかったです。

〔1年S.K〕
 山といえど暑いだろうなと思っていましたが想像に反して涼しく登りやすかったです。登山道に綺麗な川が流れていたり風の音や森の独特な匂いがして多方面から山の良さ自然の良さを感じ取る事ができました!今まで登山というものに対して特に何も考えたことはありませんでしたが本格的に取り組むにあたって登山の良さに少し気づけたような気がしました。次回以降の登山でも新たなる発見を楽しみに取り組みたいと思います。

〔1年A.M〕
 六甲山は比較的登りやすい山でした。木々の影で涼しいところが多かったです。足元が見えないくらい草が生い茂っているところや、少しひらけたところなどいろいろな道があり、楽しかったです。先輩から病気になる可能性があるため、草で手を切らないように注意されました。他の学校の人たちも、家族で来ている人たちもいて、今まで登った山よりも、挨拶をすることが多かったです。自分の胸の高さほどある岩があり、隣の石を掴んで登りました。下りも上りも急なところがありました。また来たいなと思いました。

〔2年K.S〕
 今年は晴れていて良かった。夏山強化合宿に向けて、同じチームの1年と早く登る練習をした。日陰が多く登りやすかったが、山頂は日差しが強くて長くは居られなかった。夏山強化合宿が楽しみだ。

〔2年U.K〕
 今回の登山では、比較的楽に登ることができました。去年このルートを登ったときはもっとしんどかったけれど、今回は後輩を見守りながら登ることができてよかったです。次の登山は夏山強化合宿なので、後輩を気にできるか分かりませんが、先輩として引っ張って行きたいです。

〔2年S.A〕
 今日の六甲登山は前回同じコースを登った時よりも進むのが早かったように思います。体力が半年以上前よりものびたのを感じることができて嬉しかったです。また、前回同じコースを登ったときはあいにくの天気だったのですが、今回は晴天で日陰が多かったので風も気持ちよくいい登山日和でした。木陰がきれいで登っていて楽しかったです。

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垣根を超えた駆除活動~サクラの木を守るため~

  7月11日(金)三田祥雲館高校にお声かけいただき、本校の生物野外活動部(4名)と理化部(7名)が外来種でサクラなどの樹木を食い荒らし、枯死させるクビアカツヤカミキリの生態調査を行いました。

 まずJR相野駅に集合し、今回の対象となる生物がどれほどの危険性があり被害をもたらしているかの説明を、県立人と自然の博物館の三橋弘宗研究員と県立自然保護協会の山崎紫副理事長にしていただきました。その後徒歩で「ふれあいと創造の里」に移動し活動を開始しました。ここは昨年初めてクビアカツヤカミキリが確認され、今年も幼虫や成虫が確認されている場所です。

 メスの成虫が1匹でも確保されれば1000匹の発生を阻止できるということで、生徒たちは使命感を持ちながら活動を行っていました。

三橋先生による話
サクラの木を判別するのも初めて
見つけ方を理解し捕獲へ!

 今回は遺体の発見に留まりましたが、「いないという発見も科学にとっては貴重な情報である」という話をいただき、生徒たちにとっても意味のある活動であったという思いになったと感じました。

生物野外活動部 令和7年度 活動報告⑨

盛夏日帰り登山

日程  令和7年7月13日(日)    天候  晴

場所  北摂大峰山( 中山寺 ~ 中山 ~ 北摂大峰山 ~ 武田尾 )

 野活新体制となって初めての登山は、宝塚の北摂大峰山に登りました。中山寺奥之院にお参りし、中山を超えて大峰山を目指しました。蒸し暑いなかでしたが、比較的木陰が多く傾斜もなだらかな山道でしたので、こまめな水分補給と休憩を心がけ無事山行を終えました。

〔1年O.Y〕
 今回の活動を通して、自分自身より多くの体力をつけ太ももの筋肉を鍛えるべきだと痛感しました。特にそう思えた場面が急斜面で登る時です。今まで通りの練習だときつかったので、普段の練習量以上の運動をすることが大切だと思いました。また、山を登る時に、登っている人たちと挨拶を交わすこともありました。頑張ってと言われたときは最後まで諦めずに登りきろうと思いました。このことから山登りにおいて挨拶をすることも大切だと学びました。次回に備え、もっと体力と筋力をふやしていきたいです。

〔1年N.N〕
 中山は中山寺の奥之院まで地元の方(?)が沢山いて挨拶や声掛けを沢山もらったのが嬉しかったです。笑顔でしっかり挨拶できました。木が沢山生えていたおかげで覚悟していたよりは暑さがマシだったので良かったです。木の間を通り抜けながら登るのは自然の迷路のようでワクワクしました。大峰は山頂からの景色がほとんど見えず本当に山頂に着いたのか実感があまり湧きませんでした。のぼりよりもくだりで足を突っ張るのがしんどかったです。暑かったけれど先輩や同級生とコミュニケーションをとりながら登ることができて楽しかったです。

〔1年T.M〕
 山はただ登るだけかと思って構えていたけど、途中であった人との挨拶とか、一緒にいる人との会話とか、登るだけじゃない要素もいっぱいあるんだなと思いました。最初は調子が良かったけど、一つ目の山を登り終えたあたりからバテ始めたので、次はもっと水をこまめに(水だけじゃなくスポドリなども)とって、熱中症にならないように予防したいです。これからはもっと体力をつけたいし、筋力もつけて一日登っただけで膝が笑ったり、へばったりしないように普段の部活でも頑張りたいです。

〔2年N.S〕
 中間地点の奥之院に向かう途中にお地蔵さん、寺や神社を見かけました。よく晴れていたので風景がとてもきれいでした。また川が流れていて透明で冷たく気持ちよかったです。いろんな種類のキノコが登山道によく生えていました。下山したときに短いトンネルがあり、暗かったため雰囲気があって楽しかったです。山自体はそこまできつくなかったけど、気温がとても高く日差しも強かったのでそこがしんどかったです。

〔2年T.K〕
 今回は久しぶりの登山で、汗を沢山かきましたが、風がよく吹いていて曇っている事も多かったので、久しぶりの登山にしては良いウォーミングアップができたと思います。大峰山は見晴らしがあまり良くなく残念でした。これからどんどん熱くなるので、体調に気をつけて練習したいです。

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生物野外活動部 令和7年度 活動報告⑧

ボルダリング練習会

日程 令和7年6月21日(土)

場所    グラビティリサーチ梅田

 この時期は梅雨ということもあり、今回は登山ではなく室内で出来るボルダリングの練習会を行いました。「課題(ルート)」をどう攻略するか論理的思考や創造力を働かせながら、各々の力量に応じたグレード(昜:ピンク→赤→緑→黒→ … :難)に挑戦しました。体幹を鍛え登山スキルもUPさせる有意義なトレーニングとなりました。

〔1年A.M〕
 ボルダリングは楽しかったです。コースがあり、テープの色を目印に登るということを初めて知りました。最初は、下半身をうまく使えず、手や腕の力で登ろうとしていましたが、先生や先輩からアドバイスをいただき、下半身を使って登ることを意識しました。主に、赤いテープが目印のコースをクリアするまで、諦めず挑戦しました。滑らかに、無駄な動きがなく登れるように、登る前に頭の中でイメージしたり、事前に指の力や体幹を鍛えたりしたいと思いました。

〔1年S.K〕
 人生で初めてのボルタリングでしたが自分のイメージしていたものより奥深いスポーツだと感じました。ただ筋肉を使ってパワーで攻略するのではなく体の使い方やどのコースでゴールを目指すのかなどの戦略的要素があるところが印象的でした。午前でかなり体力をもっていかれたので来年はもう少し長くボルタリングを楽しめたらと思います。

〔1年N.N〕
 今回のボルダリングでは、最初にどんなコースかをしっかり確認してから登るのが大切だと分かりました。どのように重心を動かせば登れるのかを考えながらのぼるのは難しかったけれど、うまく登れた時は大きな達成感を感じることができました。今回、挑戦したけれど登れなかったコースは、次回もっと体力が残った状態で挑戦したいと思います。最後らへんは腕に力が入らなくなっていたので、次回からはいかに体力を使わずに無駄な力を入れずに登るかを意識しながら登りたいと思いました。

〔1年O.Y〕
 今回のボルダリング活動を通して、登ることが疲れました。はじめはすぐに登りきれたり、登ること自体も案外余裕で行けると思っていても実際は難しく、登りきるために一つ一つの行動を素早くかつ丁寧にすることが求められました。このことから、普段の体力づくりが大切だと改めて感じました。本番の山登りは重い荷物を背負いながらの活動となるので、体力はもちろんの事、筋トレも普段から欠かせないようにがんばりたいです。また次回クライミングできる機会があれば来年も行いたいです。

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生物野外活動部 令和7年度 活動報告⑦

県総体登山大会

日程      令和7年6月6日(金)~ 8日(日)      天候      曇/晴

場所    氷ノ山山系(養父市)

 丹有総体に引き続き、県総体に男女(各1チーム4人ずつ)そろって出場しました。普段からバリバリ登山の練習をしている強豪校の山岳部に混じり、何一つ引けを取らない奮闘ぶりを見せてくれました。結果は、男子6位入賞、女子5位と健闘しました。
(生徒8人の感想をそのまま載せています。長文もありますがお許しください。)

〔2年M.Y〕(男子)
 県大会に初めて出場して感じたことは、丹有大会とは全然雰囲気が違うことです。特区の時には強豪校はみんなで声を掛け合っていたり、そもそも歩くのが速かったりと、いろいろ差を感じました。他には幕営審査で自分が点を落とす原因をつくってしまってので普段から気を付けながらテントをたてようと思いました。先輩達と登る山がこれで最後になってしまったので寂しいです。

〔2年N.S〕(女子)
 まず、丹有大会の直前に怪我をして出られなかったため、無事県大会は出場することができて良かったです。その点、最近運動ができていなったので体力が落ちていないかと心配でしたが、スタート地点から登山口までのタイムが結構縮んで、結果特区のタイムが過去最高の48分でとても驚いたとともにうれしかったです。縦走も去年は時間内に完走できなかったのが、コースが変わって下りの小豆転がしが大変でしたが、無事時間内にゴールできたので前と比べて成長を感じました。炊事審査、歩行審査も満点でしたが、大会自体が今年から本格的になってきてかなり審査やテストが厳しく難しかったので、装備審査で不備があったり知識テストであまりいい点がとれませんでした。来年は、大会の要項の細かいところまで読み把握して早めに準備しようと思います。

〔2年T.K〕(男子)
 今回は初めての県大会となり、登山大会の雰囲気をしっかりと体験することができました。まず初めに反省点ですが、知識テストが今回は1番の反省点でした。前日バタバタしていましたが、それでももう少し点が取れただろ、と思ってしまいました。特区では丹有の時よりか体力に余裕を持って歩けたと思います。しかし来年は読図と記録書を書かないといけないので、さらに体力を高めないといけないなと思いました。大会で他に思った事は、選手同士でよい雰囲気が作れていたことです。私は吹奏楽部で、コンクールでは他校と交流することがあまりなかったのですが、例えば特区では、ぬかす時にも、ファイトーや頑張ってくださいや、お疲れ様ですなどコミュニケーションを頻繁にとっているところが印象的でした。

〔2年H.Y〕(女子)
 今回の県総体は、私にとって2回目になりました。前回の大会とは大きく違い、ルートも変われば参加校の数もずいぶんと増え、これは厳しい戦いになるぞと覚悟していたのですが、案の定その通りでした。とくに私にとって辛いと感じたことは、読図の際に全く通ったことの無い道を読まねばならなかったことです。フラッグを見つける度、今まで通った道を必死に思いだし(それでも見当がつかない)、この後どんな道が来るのかも予想して印をつけなければなりませんでした。結局読図は5/10という結果になりました。しかも、1点は大会運営のミスで増えたボーナス、2点は先輩が助けてくれたもので、私自身の実力で取れたものは2点しかありませんでした。来年の大会が思いやられます。しかし、とても嬉しく感じたこともあります。東尾根避難小屋までの特区レースで、48分と、去年の59分という記録からタイムを大きく伸ばしゴールできたことです。去年は全く足が動かず、息も絶え絶え、先輩に励まされながら倒れこむようにゴールしました。今年は、なんだか楽しい気持ちで登れたのです。私が励ます側に回っていました。特区についたときも全然疲れていませんでした。きっと今までのトレーニングや縦走の経験、そして天候に恵まれたが故の安眠がこの結果をうんだのでしょう。この結果を受けて、1年のトレーニングは無駄ではなかった、と確信し、非常に嬉しいです。これからのトレーニングも欠かさず、来年は更に良い結果を出したいです。

〔3年T.R〕(女子)
 最後の高校登山でした。まずはお疲れ様でしたと自分に言いたいのと、色んな人の支えがたくさんあって無事終えられた感謝の気持ちが大きいです。登山というのは、自分が自分の責任をとらなければ当たり前の話だし、チームで動くので協力が必須だと思います。至らないところが多かった私ですが、登山中に大きな怪我が出なかったことということはやはりチームのみんなの助けがあってこそだと感じました。とてもやりがいのある部活でした。自分の弱さをしれた部活であったと思います。後これからの人生で、この部活で学んだ自分の強み弱みを処理しておこうと思います。

〔3年O.C〕(女子)
 なんと、去年にあげた6つの反省点を見事全てクリアしていました!!残念ながら、北摂三田女子は表彰台に立つことは出来ませんでしたがとにかく嬉しかったことは、去年の反省点を今回に活かせた事です。特に、私たちが恐れていた急な斜面をひたすら登る特区では、驚くことに去年より約12分短縮して登ることが出来ました。私を先頭に残りのメンバーもしんどそうにしながらも真剣に登ってくれたので、このような成果が生まれたのだと思います。メンバーに感謝の気持ちでいっぱいです。前進するためには、反省から改善点を見出し、少しずつ解決していくことだと思います。今回の大会で、前回とは別で山ほど改善点がありました。来年は強くなった北摂三田であるために、後輩に沢山情報提供できるように引退後も支えてあげたいです。

〔3年T.J〕(男子)
 ついに引退の時が来てしまいました。今回の県大会は、個人の目標では、近畿大会に出場するというものでした。しかし、やはり現実は、なかなかうまくいかないなと思いました。まずは、知識テスト。2日目の縦走前のチームが発表された時僕たち北摂三田は、Bチームだったので、知識テストが低かったのかなとかなり絶望してました。案の定、後で結果を見ても知識テストは、他校に比べてだいぶ低かったです。知識テストについては、県大会は、丹有大会に比べて難易度が高くて、僕自身登山知識が少し低かったので、その点は、県大会を甘くみていたのと、後輩たちともっと早い段階から対策をしておけば良かったなと今になって思います。そして、2日目、大会で1番恐れていた縦走が始まりました。初め、僕たち北摂三田は、じゃんけんの運などもあって、ほぼ最後尾からのスタートでした。しかし、1日目の結果で絶望していた僕たちは、ここで点を稼ぐしか無いと思い切ってスタートしました。スタートして、最初のスキー場あたりで、メンバーが少しキツそうなこともあって、先頭の神戸高校や長田高校とは、徐々に離れされていきました。東尾根登山口に入るとさらに差が顕著に現れ、もっと離され、見えなくなってしまいました。それでも僕たちは、何とか励まし合って特区ゴールの神大ヒュッテにたどり着くことができました。今思うと僕やTMくんなど3年生で体力のある者がもっと荷物を持ってあげれたら2年生の負担が少しでも減ったかなと反省しています。その後の縦走は、最後少し時間が危なくて早歩きになったけど、特に問題なくゴールすることができました。そして、縦走も終わり、炊事後に知識テストや読図が返ってきました。(炊事は、上手にできて、過去一美味しいそば飯でした。)今回の大会で僕自身1番反省しているのがこの読図です。読図は、僕がほとんど考えていて、丹有大会では、簡単だったので、油断していたところ、県大会で失敗しました。やはり県大会は、採点が厳しく、1mmよりずれていると減点だったり、初めて通った小豆転がしなどは、いくつか落としました。今思えば、読図さえ、満点ならば近畿いけたのにと思いますが、やっぱりそのためには、対策が全然足りて無いなと思いました。3日目は、みんなで登山でした。登山のルートは、鉢伏山を登るルートで、中学校時代の転地学習を思い出しました。鉢伏山周辺は、木がほとんど生えていなくて、鉢高原や反対側のハチ北の景色も見ることもできて景色に感動させられました。そして、最後の結果発表。僕は、4位以上は、絶対無いなと思っていて、「頼む5位であってくれ」と願っていました。結果は、北摂三田6位。惜しくも1.1点差で近畿ならず…とても複雑な気持ちでした。「読図があっとけば…」「特区がもっと早かったら…」としばらく考えていました。それでも現実を受け入れて、入賞しただけでもありがたいことだなと思い、チーム内で励まし合いました。これで僕たち3年生の実質の野活の活動は、終了です。家に帰ってからも今までの数々の野活の活動を振り返ってみると、普段カラカラの僕の目も潤うほどのたくさんの良い思い出がありました。本当に2年と2ヶ月は、あっという間でした。(この前入ったばかりなのに…)僕は、心の底から「この生物野外活動部に入って良かったな」「本当に良い思い出がたくさんあるな」と感じています。野活は、他の部活では、味わえない思い出がたくさんあって僕は、野活がとても好きです。野活に入ったからこそ、山の壮大さや写真と実際に見る景色の違いやスキーの楽しさ、すれ違う人との挨拶の常識、みんなと一緒にキャンプをする楽しさを感じたり、同時に山の厳しさや自然の怖さなど、いろんな面で学ぶことがたくさんあって、最初入部した時とは、だいぶ価値観が変わったと思います。正直ここだけの話、中学の時は、部活がしんどかったり、楽しくなくて、憂鬱で部活をあまり楽しく感じずに活動をしている時期もありました。でも、野活は、本当に楽しくて、学校へは、半分部活を楽しむために行ってました。僕の思う野活の良い点は、何といっても自由さ、ストレスフリーなところだと思います。日々の練習も自分たちで好きなところに走りに行って、平日に溜め込んだストレスも休日の登山でたくさん解放できて、中学の練習中にピリピリしてしょっちゅう怒られるような部活に比べて、本当に天国みたいな部活です。マジで楽しくて、少なくとも僕自身は、この部活に合ってるな思いました。まだ活動できる1年生、2年生がとても羨ましいです。もし、「中学校の部活が合ってないな〜」と感じている人がいたら、強く勧めます。そして、今まで先輩たちには、たくさん面倒を見てもらいました。本当に心強くて、先輩が引退した時には、心ぼそかったです。個性の強い先輩たちからお手本のような完璧な先輩などどの先輩もとても優しくて、雰囲気が最高で接しやすかったです。どの先輩も僕の自慢の先輩です。あとから入ってきた後輩は、頼りない先輩ばっかで申し訳無いと思っています。中には、いろんな無茶振りもあったかもしれません。本当についてきてくれて感謝です。そして、これからの部活を頼みます。同年代の女子部員とは、交わる機会は、少なかったかもしれないけど、よくやばい男子達のいる中耐えてくれたなと申し訳ない気持ちと感謝の気持ちがあります。
 そして、もともと10人いた男子部員(たぶん)は、途中で増えたり、減ったりしたけど、たくさん良い思い出が作れて、良かったです。みんな個性の強いキャラでみんないいヤツです。時には、ふざけたり、時には、縦走や大会、文化祭、目標に向かって頑張ったり、お互いに支え合って、本当に心強かったです。それぞれの得意な分野や個性があって、賑やかな部活でした。そして、3年生になって部長の大変さが本当によくわかりました。IT元部長やTM部長など部長に任せすぎたところを反省しています。何かあったら部長に任せたり、部長が考えたランニングのコースに文句などを言ったりなどよく考えると僕含めたくさん自分勝手なところがあり、それを統率する部長という役割は、本当に重すぎて、ストレスの溜まる仕事だと思います。部長に何でも負担させすぎずに僕も副部長として、もっと部長の手助けしたら良かったなと今になって反省しています。本当に部長という大役お疲れ様でした。顧問のHT先生には、感謝でいっぱいです。こんな楽しい活動ができて、こんなに良い思い出ができたのは、何より顧問のHT先生の協力が無いと絶対に実現できないことです。学校のお仕事や住職のお仕事など本当にお忙しい中、ほとんど1人でこんなにも多くの部員を支えてくださり感謝でいっぱいです。野活の活動では無いのに母子のトレランにまでも来てくださって、ゴールまで待ってもらっていた時は、本当に嬉しかったです。たくさん迷惑をかけたと思いますが本当にお世話になりました。ありがとうございます。最後に、僕たち3年生は、成し遂げることができなかったけど、来年、是非近畿大会目指して、目標実現してほしいです。君たちなら後1年もあるので希望しかありません。断言します。頑張り次第で絶対目指せます!でも、ピリピリせずに、1番は、部活を楽しむことです。たっくさん楽しんで2年生は、後1年、1年生は、後2年貴重な部活の時間たくさん楽しんでくださいね。今後の生物野外活動部を陰ながら応援しつつ、野活の繁栄、存続を願っています。たくさん楽しんで!!

〔3年T.M〕(男子)
 野活で培ってきた集大成である県総体、出場できない仲間の分まで死力を尽くしてきた。目標としていた近畿大会への夢はあと一歩、あと0.1歩届かなかった。快挙を成し遂げることが出来なかった無念や登山大会のシビアな世界を痛感したと同時に、引退という寂しさが湧き上がってきた。もちろん涙も流した。知識問題をおろそかにした点、昨年は満点だった登山記録で多くミスしていた点など責任の重さを強く感じている。最後の大会で嬉しかったことは、さんざん失敗してきたそばめし(炊事)を過去一美味に仕上げられたことである。昨年悔いが残った装備審査で完璧に成し遂げられたのも達成感があった。この実戦経験を後輩たちに引き継ぎ、更に上のレベルまで進出してくれることが私の願いである。
 さて、、浜辺で埋め込まれても笑っていたN.K.君、スキーで何度も助けてくれたF.Y.君、持ち前のセンスで野活を照らしてくれたY.K.君、奇声を上げて動物と会話したI.H.君、最後まで頑張った発表ドラゴンK.R.君、軟弱でもサングラスがかっこいいA.S.君、いつも長旅を共にしたC.K.君、ボードの爪痕を遺したK君、かつての野活の爆弾N.D.君、そして時にはライバルとして、時には相棒として最後まで切磋琢磨したT.J.君。活動を共にした野活女子、いつのまにか頼れる背中を見せる後輩たち、野活に入部する契機となった偉大な先輩方、あなたたちと会えたことを感謝しています。そして何よりも、活動が少しでも楽しいものとなるよう工夫し貴重な休日を登山やスキーに充ててくださったH.T.先生。最後の最後までご指導いただき本当にありがとうございました。色褪せぬ思い出が数えきれないほど生まれました。
 「野活に入部してよかった!」と一切の迷いなく言うことができます。二年半の貴重な経験を他分野に生かし、またこの大好きな部活にOBとして必ず戻ってきます!!!

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