月別アーカイブ: 2024年2月

2月19日(月) 2年HGLC特別授業②

2月19日(月)6限に、シスメックス株式会社グローバルイノベーション本部バイオ診断薬技術センター部長の 一口毅(いもあらいたけし)先生に「グローバル企業と仕事」というテーマで特別授業をおこなっていただきました。

神戸に本社を置くシスメックスは、血液や尿などを採取して調べる検体検査の分野で世界有数の技術を誇り、世界190カ国と取引をしています。取引をしていない国は、北朝鮮などほんの数か国だそうです。これほどまでのグローバル企業でありながら、私たち高校生はほとんど耳にしたことがありません。実際、2‐6の生徒はこの授業までシスメックスの企業名を認知していませんでした。しかしそれもそのはずで、製品やサービスが直接消費者に接しない、いわゆるB to Bの代表的な企業だったからです。ただ、近年はスポーツ分野でのスポンサードを積極的に行っており、広報活動にも力を入れておられるようです。

まず、自己紹介として、一口先生のこれまでの生い立ちを説明して頂きました。幼いころは海や川で遊ぶのが大好きで、将来は漁師になりたいと思っていたそうです。バイクに夢中になったあと、バイオテクノロジーに興味を抱き、それが今の仕事に繋がっているそうです。また、新型コロナウイルス(COVID-19)の話をしていただきました。ちょうど4年前から世界で猛威を振るっているこのウイルスについて、社内でのプロジェクトチームの一員として従事していた経験もお持ちだそうです。また、シスメックスは同じ神戸の川崎重工業などとともに、手術支援ロボットhinotori™の開発も進めているそうで、世界的なビジネスを展開するグローバル企業の一面に触れることができました。

2月16日(金) 2年HGLC特別授業①

2月16日(金)2限に、(株)ブライトリング・ジャパン技師ムスタファ・ギュル先生に「遠くてとても近い国トルコ」というテーマで特別授業をおこなっていただきました。

講話は、ギュルさんのトルコでの生い立ちから始まり、日本にあるスイスの時計会社に勤めていることなどを聞くうちに、2-6の生徒はどんどんギュルさんの魅力に引き込まれていきました。トルコの一般的な紹介に始まり、トルコ料理が日本で伝わっている形とは少し違う形のものとして現地では食されていること、トルコ人の人柄や特徴と日本人との比較に至るまで話をしてくださいました。

エルトゥールル号の話やイラン・イラク戦争の際の日本人救出秘話では、日本とトルコの親密さを改めて確認しました。トルコは親日国だとは聞いたことがありますが、このような由来があることは初めて知りました。そこまで好意や敬意をもってくれていることに、日本の国際交流の成功例として、誇りを感じられました。

今日の特別授業で、「日本人とは違うけど、どこか日本人にも似ている」トルコの人々の感性を知ることができました。異文化理解という言葉は、最近聞き慣れた言葉ですが、このようなきっかけから理解が始まるのだと感じました。

2/10(土)理化部活動報告(全市版こうみん未来塾)

三田市からご提案いただき、三田市内の科学技術に親しみを感じる小中学生を対象とした「全市版こうみん未来塾」が本校を舞台に開催されました。本校の理化部員が講師として「葉脈標本を作ろう!&ちりめんモンスターを探せ!」の企画を行いました。当日は三田市内の小中学生16名のその保護者の方が参加いただき、校内散策(ツバキの葉の採集)、ちりめんモンスター探し、葉脈標本作りに取り組みました。理化部員が主体的に計画・運営を行い、退屈させることはなく、多くの参加者に楽しんでもらえたのではないかと思います。

以下、当日の活動の様子と生徒の感想です。

「初開催で講師をするのも初めてでしたが、当日はとてもスムーズに実験を進めることができました。数ヶ月前から準備を重ね、予備実験を行っていました。その甲斐あってか、特に大きな問題もなく、多くの人に楽しんでもらえてとてもよい経験になりました。」N.Y.

「来てくれた子どもたちに楽しんでもらうために、工夫を凝らした活動を準備しました。当日、時間通りに活動を進められるか、子どもたちに楽しんでもらえるか不安でしたが、先生方や市役所の職員の方々のサポートのおかげで、上手く進めることができました。子どもたちの笑顔も見れたので良かったです。」T.I.

「初めての開催だったので、どれくらい人が集まるか、楽しませることはできるかなど不安はありましたが、実際に開催してみると、来てくれた子供達だけでなく大人の方々にも楽しんでいただけたようだったので良かったです。」N.Y.

1/29(月) 1年生がん教育講演会

 本講演会は、生涯のうち国民の2人に1人はがんにかかると言われていることを受け、「がんに関する正しい認識を深め、がん予防や早期発見につながる行動変容を促し、がんと共に生きる社会づくりに寄与する資質や能力の育成を図る」目的で行いました。今年度も昨年度に引き続き、三田市のけやき台でクリニックを営む「たなかホームケアクリニック」の田中章太郎先生と、訪問介護士として働き、一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会に所属し、自らもがんサバイバーである津野采子さんにお話していただきました。

 前半は田中先生が津野さんへインタビューしながら、告知を受けた時の気持ちや自分の病気を友人に話した時の反応等、津野さんの実体験を非常に具体的にわかりやすく教えていただきました。その姿から前向きに生きている姿を見せていただきました。

 後半は「折れない心を育てる心の授業」と題して、苦しみの原因は何か、わかってくれる人とはどのような人か等をわかりやすい例を交えながら教えていただきました。最後に代表生徒から謝辞を伝えました。

 生徒の感想文には「苦しみに対するイメージが変わった」「分かろうとする姿勢が大切だ」という意見や「がんのことだけではなく、これからの人生についても教えてもらえた」との意見もあり、多くの生徒にとって「いのち」について、より「良く生きる」ことについて、深く考える良い機会になったようです。自分の大切な人々の闘病生活を思い浮かべながら聴いていた人もいました。がん教育を通じて、大切な「いのちの教育」や「折れない心」について教えていただきました。

 公私ともにお忙しい中、大変貴重な機会を準備していただいた田中先生、自分の経験を惜しみなく伝えてくださった津野さんをはじめ、関係してくださった皆様に心よりの感謝をお伝えします。

生物野外活動部 令和5年度 活動報告⑯

六甲TimeTrial①(菊水山コース)

日程     令和6年2月11日(日)        天候 晴れ

場所     六甲全山縦走路(鵯越駅~菊水山~鍋蓋山~太龍寺山門)

 3月末の六甲全山縦走に向けて、縦走路の一部をトレールランニングしました。今回は鵯越駅西の高架下をスタートし、太龍寺山門のゴールまで駆け抜けました。登山路を普通に歩けば3時間以上かかるコースですが、ほとんどの生徒は1時間少々で走り切りました。

感想〔1年T.J〕
 今回の登山は、タイムトライアルってこともあって、いつもよりハードな登山だったけど、なんとか走り切ることができました。最初の方に飛ばしすぎで、菊水山の階段がキツかったので、次のタイムトライアルや六甲全山縦走では、後のことも考えて、ペース配分をしようと思います。しんどかったけど、六甲全山縦走のコースを一部知ることができて、良かったです。

感想〔1年C.K〕
 菊水山の山頂手前の階段がとてもきつかったです。しかし、普段の練習の成果が発揮できたような気がしてとても楽しかったです。3月の六甲全山縦走の一部ということもあり、今日のルートをしっかり覚えて次走る時のペース配分に生かしていけたらいいと思います。また、山は空気が綺麗で気候も暖かく、とても気持ちよかったです。またトレランがあると聞いたので普段の練習も気を引きしめて頑張っていきたいです。

感想〔1年O.C〕
 初のトレランはとてもキツかったです。 事前にしんどいということは知っていたのですが、まさか初めの方から上りが続くということは知りませんでした。1人で登っている時は、(いつまで続くん…泣)と心中で嘆いていましたが、下りの時は心に余裕ができ周りを見る機会が増えたので自然も満喫出来ました。 やはり、今回のトレランで学んだことは、日頃から熱心に練習に取り組むことが大切だということです。当たり前のことですが、3月の六甲全山縦走を完走するためにも日頃からランニングや筋トレを頑張ります。

感想〔2年M.N〕
 久しぶりの山で体力の心配があり、いいペースで走れるか不安だったが、ゴールしたときのタイムが予想した以上に早かったので良かったです。何回も登っているコースなのでペースの配分がしっかりできて、最終でも体力に余裕がある状態で完走することができました。

北三野活 の BLOG は ココ  生物野外活動部のBLOGをまとめて見ることができます

北摂三田高校HP 生物野外活動部のページ (前年までの記録)
http://www.hyogo-c.ed.jp/~hokusetsusanda-hs/seikatsu/bukatsu/seibutsu.html

後期広報委員報告

修学旅行Ⅱ
 グループ別研修ではスノーアクティビティをしました。
バナナボートに乗ったりスノーモービルに乗ったりしました。
 1日目から北海道の雪を満喫することができてとても楽しい経験になりました。
 2日目3日目と2日間のスキー体験をしました。久しぶりのスキーだったので少し緊張がありましたが、インストラクターの方や他クラスの友達とも楽しむことができました。最後にはとても急な山を滑れて爽快感がありました。
 4日目は小樽観光をしました。オルゴール堂やルタオ、小樽運河など各班で好きなところを回りました。到着後すぐは多くの雪が降っており、北海道の冬の過酷さを感じました。海産物も豊富で海鮮丼を食べて、新鮮な海の幸を味わうことも出来ました。
 オルゴール堂では美しいオルゴールのメロディーが響き渡り、様々なデザインのオルゴールが展示されていました。オルゴールの魅力が沢山詰まった場所で、心地よい時間を過ごせました。
修学旅行を通して自由の中での計画性や時間の管理を学ぶことが出来たので学校生活でも活かしていきたいです。                   (後期広報委員2年M)

華道部活動報告 2月8日(木)

本日の花材 ゼンマイ、ガーベラ、タマシダ

春を告げるゼンマイを左へ流し、中央にピンクのガーベラ、足元にタマシダで広がりをつけました。