36回生」カテゴリーアーカイブ

地域創生研修(豊岡フィールドワーク)2日目

人間科学類型(1-5)は、地域課題の解決や地方都市における地域活性化の事例を学び、グローバルリーダーとしての資質を育成するため、地域活性化の先進地域である兵庫県豊岡市を2日間(12/16・17)にわたり訪れました。

2日目(12/17)の午前中は城崎国際アートセンター(KIAC)を訪問し、館長の志賀玲子さんから講演をしていただきました。アートセンターができるまでの経緯から始まりコロナ禍での運営の現状まで、取り巻く環境の変化と関係者の努力の積み重ねが充分理解できました。志賀さんのお話を聞いていると、世界でも稀な“舞台芸術のArtist in residence”として歩み始めたこの施設が、世界の舞台芸術の中心地になる日がそう遠くははないのではないかと思えるようになりました。講演の後は館内施設の見学です。芸術家の皆さんが快適に創作活動に専念できるように、館内には多くの設備が整えられていました。まるで初めからその目的で建設されたかのようで、不思議な感覚になりました。

午後からは、バスで数分ほどの豊岡市役所城崎振興局へ移動しました。昼食を済ませた後、城崎地域の住民による自治組織であるコミュニティー城崎の方々に、その活動内容などを紹介していただきました。世界中から観光客が訪れる有名な温泉街であると同時に、その地域で普通に暮らす地域住民の方々がいます。その活動内容を聞きながら、どこの地域にも存在する当たり前の現実を認識することができました。私たちの住む三田市でも、同じように地域住民の活動が行われていることを再認識する良い機会になりました。

フィールドワークの前に、その後のフィールドワークの情報収集もかねて城崎振興局の職員さん4人にインタビューを実施しました。市役所職員の立場からどのように地域住民と接しているのか具体的な政策がどのように実行されているのかを知ることができました。また、観光客の知らないお薦めスポットなども教えて頂きました。

2日間の研修の最後は、この研修の集大成として城崎温泉街のフィールドワークに臨みました。このフィールドワークのテーマは「城崎温泉の魅力は何か」や「地域活性化のヒントはどこに隠されているか」です。事前に人から聞いたり、インターネットや雑誌で調べてはいましたが、実施に温泉街を歩いて回ることで、新しい発見があったり、温泉街の魅力を体感することができました。コロナの影響もあり、外国人観光客は全くおらず、日本人の客足も少なめでしたが、それでも飲食店やお店には行列もでき、活気のある街だと思いました。

2日間の研修を通じて、誰も思いつかないような豊岡市の大胆な挑戦に感心する一方で、三田市を含めた日本各地の地方都市にも、同様かそれ以上の可能性が埋もれていることに気づかされました。さらに、それらのアイデアを生み出し、大胆に実行していくリーダーの存在も重要で、そのリーダーに将来の自分もなってみたいと思えるようになりました。お世話になった豊岡市の皆さん本当にありがとうございました。

36回生学年集会 冬休みにむけて 2021.12.23

12月23日(木)5限に学年集会を行いました。生徒指導部より冬休みの過ごし方を始め、進路・教務より話がありました。

進路からは、大学受験を意識した模試受験について、また、教務からは模試の解き直しを始め、日頃の学習の取り組みについてなどの話がありました。

最後に学年主任より話がありました。
1年生も9か月がすぎ、高校での自分の成績もわかってきたところですが、安易に目標を下げることなく、今は自分の一番高い目標を持ち勉強していこうと話がありました。また、日々の生活についてや補習についてにもふれられました。

年が明けると1年生もあと3か月。2年生への進級をひかえ、切磋琢磨し、さらに伸びていく36回生を応援したいと思っています。良いお年を。

地域創生研修(豊岡フィールドワーク)1日目

人間科学類型(1-5)は、地域課題の解決や地方都市における地域活性化の事例を学び、グローバルリーダーとしての資質を育成するため、地域活性化の先進地域である兵庫県豊岡市を2日間(12/16・17)にわたり訪れました。

1日目(12/16)は、劇作家の平田オリザさんが主宰する劇団青年団が、東京から移転して新たに本拠地としている江原河畔劇場です。昔の日高町商工会議所だった建物を、劇団の方々も一緒になって改装したそうで、味わい深い趣が感じられました。午前中は、この劇場の代表で俳優でもある村井まどかさんのレクチャーのもと、劇団員の方々とワークショップを行いました。参加者全員で行う簡単なゲームから始まり、最後は班(生徒6~8人)ごとに、自分たちの住んでいる地域を紹介するCMの作製と披露を行いました。これらのワークショップは演劇教育と呼ばれるもので、演劇を通じて参加者がお互いにコミュニケーションを取りながら、良好な人間関係を構築していくトレーニングだと教わりました。

午後からはインタビュー体験を行いました。私たち人間科学類型が2年生から始める課題研究を前にして、聞き取り調査(インタビュー)を実際に体験してみようというもので、午前中の班ごとのワークショップでお世話になった劇団員さんにインタビューしました。質問項目など事前学習で準備はしていましたが、いざ対面してみると思っていたようにいかず苦労の連続でした。一方的に質問するのではなく、相手のこと考え理解し、尊重しながら対話していくことの大切さを実感しました。

劇団員の方々に見送られ、バスで豊岡市の中心部へ移動しました。豊岡市役所へ向かう途中で、バスの車窓から芸術文化観光専門職大学が見えました。今年4月から開講した新しい県立の4年制大学で、芸術文化と観光を学ぶコースが設置されており、現在1学年80人の学生が寮生活をしながら学んでいるそうです。日本全国から集まった入学生の1人に、北摂三田高校を3月に卒業した先輩が在籍していると聞きました。

豊岡市役所では大交流課の谷口雄彦さんに、『深さを持った演劇のまちづくり』をテーマに講演をしていただきました。まず、豊岡市が直面している問題点について触れ、その問題点の解決のために、市役所が様々な取り組みを行っていることを知りました。先ほど訪れた江原河畔劇場や芸術文化観光専門職大学もそれらにあたり、例年9月に行われている豊岡芸術祭の拠点にもなっているそうです。そして、これらの演劇を中心とした芸術文化が街に活気を与え、人々が豊岡に魅力を感じることで、自分たちの街に誇りをもってもらうことを目指しています。その結果、ジェンダーギャップや高齢化の問題に歯止めがかかり、豊岡に活気が戻ることを期待しているそうです。

今日本中で人口減少が問題になっています。特に三田市や豊岡市を含めた地方都市ではそれが顕著に表れています。その解決に向けた取り組みが、豊岡市役所を中心にして動き始めていることにとても興味を持ちました。東京や大都市の真似をするのではなく、自らの強みをより強くすること。言い換えると「ローカルを極めることがグローバルに繋がる」という考え方に衝撃を受けました。私たちの住む三田市や神戸市ではどのような取り組みが行われているか、今日一日を過ごすなかで、新たな興味が湧いてきました。

1年生を対象に、ガン教育講演会(特別講演)を行いました

11月29日(月)、1年生と保護者を対象に「がん教育講演会」を行いました。本講演会は、生涯のうち国民の2人に1人は何らかのがんにかかると言われていることを受け、「がんに関する正しい知識を広げ自他の健康と命の大切さについて学ぶ」目的で、兵庫県での指定モデル校として、保健科目の特別授業と合わせて取り組んでいるものです。本校は、モデル校として今年で3年目となります。今年度は、大人も知る機会が少ない「がん診断後の暮らし」について、「たなかホームケアクリニック」(三田市けやき台)の田中章太郎先生に、語っていただきました。

実際に先生が携わられた患者さんの身近な事例を挙げ、どのような暮らしを続けたのかを、非常に具体的でわかり易く教えていただきました。最初は、「死の話なんて嫌だなあ」「どうせ死ぬならがんで死にたくなるかもだなんて、変わった人が来たなあ」と思っていた生徒たちも、がんになってもそれまでの生活を断念することなく(治療を受けながら)今まで通りの生活を送ることができること、入院だけでなくそうした選択肢もあるということ、早期発見(定期健診)が最も要であること、などを知るにつれ、ほとんどの生徒が「がんに対する意識が大きく変わった」と述べていました。特に生徒たちに印象的だったのは、「がんで何もできなくなり介護が必要になるのは旅立つ前の10日間」であるということでした。

多くの生徒にとって「死」また「生」について深く考える良い機会になったようです。自分の大切な人々を思い浮かべながら聴いていたのでしょう、家族にも今日の講演の内容を伝えたい、という生徒も多かったです。自分や家族を含む身近な人が将来がんにかかるかもしれないという前提で、与えられた時間をどのように過ごしたいか、過ごさせてあげたいか、しいてはどのように自分の生を生きたいかということについて、生徒たちだけでなく、教員自身も考えさせられる内容でした。がんを通じて、大切な「命の教育」「死生学」を教えていただきました。

また、田中先生に直接お礼のメッセージを送った生徒もいたとのことで、自らアクションを起こすその行動力に、大変頼もしさを感じました。

公私ともにお忙しい中、大変貴重なお話をしていただいた田中先生をはじめ、事例として語ることを許可していただいたご遺族の方、スケジュール調整をしてくださったクリニックのスタッフの方々、準備に携わってくださった先生方、本当にありがとうございました。今後も日本中の高校生たちががんについての学びを深められるよう、祈念いたします。

美術部 活動報告 2021

ストリートピアノ設置プロジェクト参加

三田市の有志の方を発起人とし, 三田市が支援する取り組み「ストリートピアノ設置プロジェクト」のペイントに参加しました。

有馬高校, 三田松聖高校と本校の3校の美術部員が11月23日に郷の音ホールに集まり,
真っ白に下地塗りされたピアノにペインティングをしました。
1日では十分な時間がなかったので, 本校は12月14日に2回目の作業をして完成させることができました。

ピアノは来年初めにイオン三田ウッディタウン店二番街(映画館の一階)に設置される予定です。

36回生(1年生)クラスレクリエーション

11月22日(月)にクラス毎にレクリエーションをしました。
 1組フットサル、2組人狼ゲーム、3組なんでもバスケット、4組ドッチボール、5組トランプ&クイズ大会と、各クラスLHR委員を中心に楽しいレクリエーションが企画されました。

色々な場所で36回生の笑顔と笑い声の絶えない1時間となりました。

36回生(1年生) 学年集会:Vocalympic表彰

11月15日(月)、先週に行われたVocalympic(英単語コンテスト)の表彰式をしました。日頃の学習の積み重ねを競い合った結果、クラス優勝は2組、準優勝は5組となりました。

個人でも1位~10位の表彰が行われました。

引き続いて、学年集会が行われました。
日々の生活についてや模試受験後の自己採点について、また、今後の高校生活の心のありようについて、それぞれ話がありました。

1年生の後半に入り、学校にもすっかり慣れ、明るい表情が多く見られる毎日ではありますが、この機会が生徒たちにとって高校生活のさらなる充実に繋がってほしいと願っています。

集会終了後、個人入賞者には学年主任より副賞が配られました。

入賞者の皆さんおめでとうございます!今回入賞を逃した人たちは、次回リベンジ!!!

36回生(1年生)、ボキャリンピック(英単語コンテスト)を開催しました!

11月8日(月)LHR(6限)
1年生全員の生徒たちが、100問の英単語テストを受けました。
クラス対抗で競い合います。(部活のランキングも出ます。)


試験範囲は単語番号1番~1100番!
1100語を覚え直すという試練に立ち向かいました。
(毎週の英単語テストで、1度は学習した範囲です。)


生徒たちは、寸暇を惜しんで、単語帳を握りしめ、勉強していました!
みんな、よく頑張りました!

36回生 第1学年 遠足

 36回生は、10月20日(木)ネスタリゾート神戸に遠足に行きました。
数日前までの暑さが嘘のように急に涼しくなり、寒暖差や天候が心配されましたが、お天気に恵まれ快晴の中、遠足に出かけることができました。

出発

前日までの10月考査の疲れも感じさせることなく、色々なアクティビティを楽しむ36回生でした。

走って次のアクティビティへ!!

ネスタリゾート神戸内のホテル宴会場にて昼食をとりました。グループごとに黙食。メニューはカレーと三食弁当です。みんな口々に「美味しかった!」と言ってくれました。

昼食後もアクティビティは続きます。

16時、参加者全員元気に学校に到着しました。
遠足を楽しんだ36回生、気持ちも新たに明日からの授業に備えます。

36回生 模索 ディベート予選

 36回生模索では、2年次以降の探索・思索での課題研究を行う際に必要な力である①論理的な思考力②批判的思考力(クリティカル・シンキング)③表現力を養うべく、夏休み明けからディベートについて学習しています。

 後期が始まり、班ごとに準備してきた立論でいよいよディベートをします。
今回は予選ということで、全グループ1回ずつ試合をしました。

 初めてのディベートにも果敢に取り組む36回生の頼もしい姿も多く見られました。
しかし、生徒たちは緊張もあり、時間をうまく使えない、思ったように言葉が出ない、後で思い返すとこう言えば良かった…など、まだまだ改善点が見えた予選会となったようです。

さらに情報収集を重ね、本戦ではより内容の深いディベートが期待できそうです。