4月30日(木)理系学問の面白さを

 4月30日、本校1年生を対象に、文系・理系の進路選択に向けた学びの一環として、大阪大学大学院より森勇介教授をお招きし、理系分野の魅力についてご講演いただきました。

 講演では、「理学部は“分からないことを分かろうとする学問”、工学部は“できないことをできるようにする学問”」という分かりやすい対比を示していただき、生徒たちは理系の学びの本質に触れることができました。

 また、イノベーションは大きな発明から始まるのではなく、小さな気づきや工夫が社会に広がることで生まれるというお話もありました。木村屋のアンパンを例に、「なぜ最初は売れなかった商品が日本中に受け入れられるようになったのか」という身近な題材を通して、生徒の興味関心を引きつけながら、理系の可能性と面白さを語ってくださいました。

 さらに、研究は理屈だけでなく直感も大切にすること、学びは偏差値ではなく、日々の精神的な鍛錬によって培われること、成功する企業は独自の企業文化を持ち、競争力・利益率・先行投資・イノベーション創出を継続していること、といった、大学での研究や企業の先進的な取り組みに基づく示唆に富んだ内容も紹介され、生徒たちにとって大変刺激的で有意義な時間となりました。
 今回の講演を通して、生徒たちは理系分野の魅力をより身近に感じ、今後の進路選択を考えるうえで大きなヒントを得ることができました。