夏山合宿
日程 令和7年8月17日(日)~20日(水) 天候 晴(全日)
場所 北アルプス 蝶ヶ岳・焼岳 (長野県)
野活最大のイベントである今年の夏山合宿は、上高地に入り北アルプスの二つの山を登りました。一つ目は蝶ヶ岳に登り、山頂からの槍穂高連峰の眺めは圧巻でした。二つ目は焼岳に…、活火山ならではの荒々しい景観と噴煙が立ち上る迫力に圧倒されました。自然の美しさと厳しさを肌で感じる貴重な合宿となりました。






1日目(8月17日)
7:01少し遅れて北三を出発し、上高地へと向かった。2回のサービスエリアを経て、12:30バスターミナルに到着。上高地は涼しいと思ったが、意外と日差しが強かった。バスターミナルで荷物をまとめ、徳沢キャンプ場へと出発、道中では川が流れており、その青く澄んだ川の綺麗さに驚かされた。熊注意の看板もあり山の怖さも感じることができた。13:57休憩場所(明神館)到着、自販機のジュースの値段がまさかの300円!、山価格を実感することができた。14:20明神館出発、テント場までは意外と距離が長く、写真を撮りながらゆっくりと進んだ。15:08徳沢キャンプ場到着、夏山強化合宿と違い、水場もトイレもあり、とても便利だった。15:20皆を待ってテント設営、16:00頃調理開始、メニューはタコライス!レタスが腐ってないか不安だったが大丈夫だったので一安心。18:00頃ミーティングのはずが、時間に気づいておらず。30分程遅れてしまったのが反省点だった。20:00就寝、日が暮れると星空が見え始め、家では見れないような光景を見ることができた。寝袋では寝れるかどうか不安だったがぐっすりと眠ることができた。












2日目(8月18日)
4:00に起床。お湯を沸かすのが遅くなり、4:30ごろにパンとポタージュを食べた。5:02にキャンプ場を出発。登山口をなかなか見つけられず、迷った。無事に道を見つけてからは30分進んで10分休憩のペース で登る。登山に慣れてきてからは30分に5分休憩のペースに変更。登山道は涼しく、生き物の声もあまり聞こえなかったため冬の中低山登山をしているようだった。8:14に長塀山に到着。軽く水分補給等してから蝶ヶ岳を目指す。しばらく歩くと突然見晴らしがよくなった。そして8:56ごろに蝶ヶ岳の山頂に到着。空気がすんでいて日本アルプスの山々や富士山など奇麗な景色が望めた。9:35頂上を出発。途中で2回ほど休憩を挟み、11:53に横尾に到着。20分の休憩を取り12:15に横尾出発。13:04に徳沢キャンプ場に到着。テントや荷物を片付けて、キャンプ場移動の準備をした。13:45に徳沢キャンプ場を出発し、14:30に明神到着。休憩場所を多く取りすぎてしまったので次回からは気をつけたい。14:47に明神出発。明神から小梨平キャンプ場までは平坦な道だったけれど疲れにより、隊が少し分裂してしまった。15:13に小梨平キャンプ場に到着。少し休憩した後、テントを立てた。16:00に夜ご飯の調理開始。役割を分担して、1日目よりもスムーズに作れた。17:15に夜ご飯を食べた。カレーライスと味噌汁を食べた。ご飯を炊くのが上手で美味しいカレーができた。18:00にミーティングをして、20:30に就寝。












3日目(8月19日)
4:20 朝食。パンしかなかった。5:00出発。これ以上さらに登るのかと少し気分が落ち込む。5:28上高地西穂高側登山口に着いた。登山口まで緩やかな坂だったので余裕があった。5:35焼岳上高地登山口に着いた。いかにも山に入る感じがする。行動中に梯子が4つあり、それぞれが20メートルほどもあったので、とても危険だった。ついでに危ない道を通って死にかける。9:50頂上に着いた。雲の中なので景色見えず。既に満身創痍。11:07焼岳小屋。水を補給し忘れた。12:35焼岳上高地側登山口着。そこでアスファルトをみる。ついに文明に帰ってきたという喜びを感じる。12:48上高地西穂高側登山口着。あと少しでテントにつくと思うとうれしい。13:13生還。生きて帰ってこれた達成感はこの先の人生で後7回ぐらいしか感じることはないと思う。16:30調理開始。今までで一番良いご飯を作ろうと決心。5:29夕食。今までで一番良いご飯を炊けて大満足。19:00ミーティング。20:30就寝。


4日目(8月20日)
5:00起床。数人は早く起きていた。おはよう5:03合宿最後の朝食。いつも通りパンとスープ。5:45テントやザックなどの荷物を片付けた。6:30小梨平キャンプ場を出発。この合宿の思い出話に花を咲かせながらバスターミナルに向けてキャンプ場をあとにした。ザックを背負って1kmほど歩いて到着。6:52バスターミナルを出発。ありがとう蝶ヶ岳。ありがとう焼岳。8:35ひるがの高原サービスエリアに到着。コンビニエンスストアに寄ったりトイレ休憩をした。10:38多賀サービスエリア到着11:30出発昼食を食べて13:15学校到着だ。バスの中ではほとんどの人が寝ていた。避暑地と呼ばれている上高地も意外と暑かったが、学校に戻ってくると蒸し暑く、上高地の涼しさを思い知った。焼岳などの活火山も登り、登山道も危険な所が多かったが皆無事に帰って来れて安心した。山の美しさも感じることが出来たが、同時に文明のありがたさも感じることが出来た夏山合宿だった。
〔1年N.N〕
今回は初めて、3泊4日という長い合宿でした。1日目は徳沢キャンプ場までザックを背負って移動しました。梓川の透明度がすごく高くて驚いたし感動しました。夜ご飯の準備では、先輩に頼ってしまったところが多かったのでそこが反省点だと思います。夜のミーティンが始まるまでの時間も、はしゃぎ過ぎてしまって速やかにミーティングが始められませんでした。夜は星がとても綺麗に見えました。2日目に登った蝶ヶ岳は山頂からの景色がとても良く、登った甲斐があるなと思いました。初めはいつもよりも息苦しく感じてしんどかったですが、途中からは楽しく登れました。3日目の焼岳は山頂付近の硫黄の匂いが強く、初めて腐った卵のような匂いというのをはっきりと感じました。ゴツゴツした山で岩場もあり、怖さもありましたが登り切ることができて良かったなと思います。全体的に先輩方と協力して、最後まで体調を崩すことなく合宿を終えることができたのでよかったです。
〔1年S.K〕
当たり前ですが高い山ほど見える景色が広く登った時の達成感が大きいと改めて感じました。登山の魅力は道中の自然や雰囲気も素晴らしいものですが登山時間と景色の綺麗さ、達成感が比例しているところが最大の魅力のように思いました。今回の山は2つとも今までと比べ物にならないぐらい高く登る時のモチベも上がりさらに登山が好きになりました!途中登山道を外れて崖登りをした時は生きた心地がしなかったですが無事登山道に復帰できて自分の底力を感じました。ついつい先走ってしまう時があるので危険なところほど慎重にルートを確認しながらゆっくり登る事を心がけようと思います。今回の過ちを忘れずに安全に登山を楽しんでいきたいです。
〔2年N.S〕
蝶ヶ岳と焼岳は初めて登ったので、去年登った立山と全然違ったので新鮮でした。蝶ヶ岳は登っているとき少し寒いくらいで動物や虫の鳴き声も聞こえなかったので静かでした。また、頂上では開けていて日本アルプスを一望できました。逆に焼岳は蝶ヶ岳と正反対で、頂上までに岩場が多くて途中ルートを外れそうになって危なかったです。活火山なのでガスが出ていて、硫黄のにおいがしました。上高地は梓川が流れていて手をつけるととても冷たくて気持ちよかったです。テント泊ではOD缶が足りなくてもう一つ持ってくるべきだと思いました。
〔2年T.K〕
今回は私にとっては初めての夏山合宿で、3泊4日という長い期間を山で過ごす初めての機会となりました。夏山強化合宿に行かなかったこともあり体力的に心配でしたが、大きなけがをすることなく登りきることができました。山は蝶ヶ岳と焼岳に登りましたが、蝶ヶ岳は登りの景色が悪く、延々と同じ景色がつついているような気がして、体力的にも精神的にも少ししんどかったです。しかし山頂に登頂したときの景色は素晴らしかったし、珍しい高山植物も見れたのでよかったです。焼岳は蝶ヶ岳に比べると梯子や吊り橋があり、危険でしたがスリルがあり、登山を楽しむことができました。
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