日別アーカイブ: 2024年3月8日

生物野外活動部 令和5年度 活動報告⑰

六甲TimeTrial②(摩耶山コース)

日程      令和6年3月3日(日)        天候 晴れ

場所     新神戸駅登山口 ~ 市ケ原 ~ 天狗道 ~ 摩耶山掬星台

 先月に引き続き、六甲山系をトレラン(TimeTrial)しました。今回は、新神戸駅の登山口から摩耶山掬星台までひたすら登るコースを駆け上がりました。一番速い部員は1時間を切る好タイムでゴールしました。

感想〔1年F.Y〕
 前回よりもペースを上げて走ることができました。ただ分岐が多く正しい道がどれかあまりわからないままゴールしてしまいました。また、ストレッチが足りなかったのか足の疲労がいつもよりも酷かったように感じたのでこれから気を付けていきたいと思いました。次は本番なのでコースの確認やトレーニングをしっかりとしたいと思いました。

感想〔1年N.K〕
 今回ゴールまで残り3キロ近くのところでお腹を壊してしまい思うように走れなかったり、テスト期間で部活がなくて体力が落ちていたのもあり、かなり時間がかかってしまったのでお腹を壊さないよう薄い上着を2枚以上用意したり足の付け根を鍛えようと思った。

感想〔1年T.M〕
 今回のタイムトライヤルではラストスパートのために余力を残しながら走った。前回の反省を生かして薄着で軽めの荷物で走ったが、汗をかいて坂道で苦戦して過酷なレースになった。しかし全山縦走本番に向けての良い刺激になったと感じている。本番に向けもっと体力をつけていきたい!

感想〔2年N.T〕
 昨年度のトレランも色々あって休んで、前回も行けなかったので1年ぶりのトレランとなりました。途中靴紐が何度も解けたり、用を足したりしてタイムロスをしてしまったので六甲縦走の時には気をつけて頑張りたいです。六甲縦走も日々のトレーニングを怠らずに制限時間内に行けるように頑張りたいです。

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北摂三田高校HP 生物野外活動部のページ (前年までの記録)
http://www.hyogo-c.ed.jp/~hokusetsusanda-hs/seikatsu/bukatsu/seibutsu.html

2年生 保健講演会(性教育)

3月5日(火) 2年生 で は保健講演会を実施しました。講師として「小さないのちのドア・いの
ち語り隊」の永原 郁子先生にお越しいただきました。


人は母親のお腹の中にいる時はへその緒を通じて酸素や栄養をもらって命をつないでいるが、誕生してからおへそは役に立たないものになっている。しかし、落ち込んだ時に、「おへそを見ると、ここから命懸けで栄養をもらっていたんだと思うと元気が出る」という話をお聞きし、今までおへそのことなんて考えたことがなかったのに、不思議な気持ちになりました。


また、「人の命は人を元気づけることでどんどん輝いていく」ということも、納得しました。
ついつい、人の悪い所ばかり気になり、人に愚痴や悪口を言ってしまいがちですが、そうしてい
るとお互い良くない雰囲気になり、自己嫌悪に陥ることもあります。しかし、周りの人を元気づけ
ると結局はその人も自分自身も元気になる気がします。


 また、実際に望まない妊娠により、中絶を選んだ方の辛い気持ちや性感染症などの話もしていただきました。

 

 学校の授業でも習わない内容や、家庭でもなかなか語りあうことが難しい内容の話を優しい口調で高校生に語り掛けるようにしてくださり、私たちも色々と考えるとても良い機会となりました。

 忙しい中、ご講演いただき、本当にありがとうございました。

課題研究外部発表会(甲南大学 リサーチフェスタ2023)12/17

人間科学類型は、地域課題の解決やグローバルリーダーとしての資質を育成することを目標に課題研究活動に取り組んでいます。2年生の後半は、校外の課題研究発表会に参加し、日頃の研究成果を発表する機会を設けています。12/17(日)に甲南大学主催の「リサーチフェスタ2023」がオンライン(リモート)開催で行われました。本校からは11名の生徒が参加しました。

物理・数学・情報分野には、板野彩矢さんが『開発‼みんなの推しアプリ』を発表しました。

経済・経営分野には、荻野桔梗さんが『ジビエ料理と狩猟者人口の移り変わりの関係性について』、梶谷亮太さんが『エコバックの使用率を上げよう』をそれぞれ発表しました。

国際・地域・社会分野には、川田蒼汰郎さんが『マスクが若者に与えた影響』、前田真柊さんが『化粧品広告にメンズモデルが与える影響』をそれぞれ発表しました。

言語・文化・教育分野には、清山詩織さんが『頭に残りやすいCMって?』、増井咲乃さんが『伝統方言の守り方』、諸留あやのさんが『反省している感を出そう』、栁原麗良さんが『心は運命を変える~スクールカウンセラーとの懸け橋~』をそれぞれ発表しました。

化学・生物・健康分野には、竹内悠登さんが『授業中の眠気の正体はスマホだった!?』、仲満梨奈さんが『睡眠は質?量?最適なアラーム音を紹介!』を発表しました。

午前中の前発表では、与えられた20分間を自らアレンジし、発表と質疑応答に臨みました。午後の本発表では、30分間で3回の発表・質疑応答を行いました。同時に本発表では、審査員による審査が行われ、オンライン発表にも緊張感が高まりました。また本発表では、他の参加者の発表を審査する審査員や座長(司会者)の役割も与えられるなど、一日で様々な経験を積むことができました。今回多くの参加者から頂いた指摘やアドバイスを基に、来年7月の課題研究発表会に向けて研究を深めることができました。

阪大-HGLCプレゼンテーション研修 3/06

 人間科学類型は、地域課題の解決やグローバルリーダーとしての資質を育成することを目標に課題研究活動に取り組んでいます。その活動の一環として、3月6日(水)に大阪大学大学院工学研究科森勇介教授を本校に招き、課題研究のプレゼンテーションに関する研修会が行われました。

 これまで、自分の課題研究の内容を深めていくことを考えていたため、なかなかそれを上手に表現する(プレゼンテーション)ことまで考えることができませんでした。今回の研修で、初めてプレゼンの大切さに気付かされました。ここで学んだことを活かして、7月の課題研究発表会に向けてさらに研究を深めていきたいと思います。

 まず初めに森先生がプレゼンテーションの要点について解説をしていただきました。それによると、プレゼンには「起承転結」がとても大切だそうです。特に「承」と「転」が重要で、この「承」と「転」を上手に表現することで全体の流れや構成がはっきりし、研究の成果が際立つことを教わりました。その後、6つの班に分かれて、その中の1人の研究内容に対して意見を出し合い、プレゼンテーションの改善につなげていく作業を行いました。いざ作業をしてみると、「起承転結」に区分することや、「承」と転」を上手に設定することが思いの外難しく、メンバーで熟慮を重ねながら議論を進めていきました。そして最後に、作業をしたポスターについて、6つの班それぞれの発表が行われました。

課題研究外部発表会(ひとはく 共生のひろば)2/11

 人間科学類型は、地域課題の解決やグローバルリーダーとしての資質を育成することを目標に課題研究活動に取り組んでいます。2年生の後半は、校外の課題研究発表会に参加し、日頃の研究成果を発表する機会を設けています。2/11(日)に兵庫県立人と自然の博物館主催の「第19回 共生のひろば」が現地とオンライン(リモート)のハイブリッド開催で行われました。本校からは現地でのポスター発表に19名の生徒が参加しました。

青木大河   ゲームをしてもよりよい睡眠を
石井理子   時間の節約 タイパで失うものとは?
奥山もにか  「勉強の前の勉強」をはじめよう  もう一つの地域からの学習サポート
木村楓    黒板便利グッズでストレスを軽減しよう
久宝湊士   雨ニモマケズ  Let’s精神一到!!
近藤陽太   交通安全について
齋藤朱里   色でパフォーマンスを高めよう
田中優羽   英単語を効率よく覚えるために
谷村優太   メタバースを知ろう
辻瑠美衣   身近な植物から消毒液を作ろう
鳥取すずな  左右別々が難しい!  アプローチ方法を変えてピアノ練習力upを目指そう
西井いつき  大人でも眠られる!? 子守唄を作ろう
畑中登仁   イヤホンの安全な使用
針江優和   自転車の楽なこぎ方
平岡弘成   ストレスフリーのゲームを目指して
前西翔太   自転車の荷物を置く位置と速さ、安全性との関係
森本蒼人   空気読みと感覚
山田健太   空き家の可能性を追求する
吉井颯汰   目指せ視力回復

会場には、研究者から小学生まで様々な参加者が発表されていました。私たちの研究発表にも多くの方々が視聴に訪れてくださいました。発表の後は、ひとはくの太田菜央研究員によるトークイベントも開催されるなど、充実した一日を過ごすことができました。多くの参加者から頂いた指摘やアドバイスを基に、来年7月の課題研究発表会に向けて研究を深めることができました。

人間科学類型(1-6)特別授業③

 2月7日(水)5限、朝日放送テレビ株式会社 総務局総務部 神田雅之 先生に「放送局での仕事と働く人々」というテーマで特別授業をおこなっていただきました。私たちに対し事前に宿題(「おはよう朝日です」を見て来ること)が出されたこともあり、講師の先生からどんな話が聞けるのか期待が膨らんでいました。

 先生の話をよく聞いていると、私たちの知っているテレビの中の世界はほんの一部分で、残りの大部分は意外にも他の民間企業と変わらないことに驚きました。人事や経理・営業など、いわゆるテレビ番組とは直接関係のない部門で働いている方たちも多くいて、毎日の放送が支えられているのだとわかりました。朝日放送テレビの社員のうち、実際にテレビの制作にかかわっている人は2.5人に1人の割合だそうです。神田先生ご自身は理系学部出身でテレビやラジオ放送を技術的に支える部門に所属されていましたが、一昨年からその部署を離れ総務局に所属されているそうです。

 講演の途中で10分ほど、『「おはよう朝日です」を制作する現場紹介』の動画を観ました。宿題で見た番組がどのようにして作られているのかが、その裏側まで紹介されており、番組制作の大変さと面白さがとてもよくわかりました。

 また神田先生からは、「思いを持ち続けていれば、いつかは叶う」と教えて頂きました。どうしても私たちは目先の結果や効果に囚われてしましますが、全く違う観点からアドバイスを頂けたように感じました。

 ネットメディアの普及に伴い、従来のテレビメディアが縮小を余儀なくされています。その変化のなかで朝日放送テレビも変革が求められているそうです。それに対抗するために、番組のネット配信も始まってると聞きました。厳しいメディア環境の中でこれからも稼ぎ続ける自信のようなものを、先生の言葉の端々から感じられたことがとても印象的でした。今日のお話を聞いて、テレビを見る視点が少し変わったように感じました。

人間科学類型(1-6)特別授業②

 2月5日(月)6限、大阪大学大学院工学研究科 森勇介 教授に「試験で実力が発揮できるようになる心理学的アプローチ」というテーマで特別授業をおこなっていただきました。森先生には5月18日の模索講演会で講演をしていただき、その際の気さくな人柄や巧妙な話しぶりが印象に残っていました。今回は特別授業という形で再びお話をしていただけるということで、授業の前から期待が膨らんでいる生徒も多くいました。

 北三生が憧れる大阪大学の教授ということもあり、難解な講義を思い描いていましたが、その予想は大きく裏切られました。ご自身の生い立ちから始まりました。幼少期からずっと強いトラウマを抱えていたこと。アメリカへ向かう飛行機で偶然隣に座ったカウンセラーとの出会いがきっかけでトラウマが解消されたこと。そしてその経験から、心理学アプローチを広く社会へ普及させようとしていること。さらに、トラウマから解放されたお陰で様々な人と出会い、その出会いが自らの研究に大いに役立ったこと。などを、お話しいただきました。

 まさに今回の授業は“目からウロコ”のお話でした。周りからは成功しているように見える人でも、人それぞれ深い悩みがあり、前向きに物事を考えられるようになることで、目の前の世界が変わるのだと知りました。大学教授でありながら、起業家でもある森先生のお話に、生徒はすっかり魅了された50分でした。

 

人間科学類型(1-6)特別授業①

 1月31日(水)6限、兵庫県立大学国際商経学部 森谷義哉 准教授に「経営学とは -統計学の立場から-」というテーマで特別授業をおこなっていただきました。

 授業の始まりは、その独特な朴訥とした話し方に、大学の先生らしくない?印象を受けました。しかし徐々に、テンポの良いプレゼン資料と巧妙なやり取りに惹き込まれ、あっという間の50分でした。

 三田市民に馴染みの深いesコヤマや神戸電鉄を例に挙げて、マーケティングとは何かをわかり易く解説をしてくださいました。生徒からは続々と手が挙がり、活発な意見が交わされました。

 また、数学と統計学との関わりや、日本の将来において数学や統計学を学ぶことの大切さを私たちに説いてくれました。一見違う学問分野でも実は関連性があることを学びました。今、高校の授業で学んでいるすべてのこと、学校生活すべてが、私たちの将来の学びにつながっていることを改めて教えて頂きました。