人間科学類型 課題研究発表会・説明会

 見出しの会を7月20日(土)、兵庫県立人と自然の博物館 ホロンピアホールで開催しました。内容は以下のとおりです。

 第1部:課題研究ポスター発表・・・3年6組の35名が、持ち時間8分(発表5分+質疑応答3分)を活用し、課題研究の成果を発表しました。「学生必見‼ 計算ミスを減らすには?」「自転車の荷物を置く位置と速さ、安全性との関係」「マスクが若者に与えた影響」など、身近な関心事を取り上げた研究が多く、類型の2年生・1年生だけでなく、一般の方々も興味津々の様子でした。

 第2部:人間科学類型説明会・・・中学生とその保護者、約100組200名の出席がありました。①校長挨拶、②生徒会長挨拶、③類型紹介ビデオ上映、④職員(類型主任・教頭)による説明、⑤質疑応答により、類型の魅力や特色を伝えました。

 第3部:卒業生による体験談・・・類型の卒業生2名が、類型ならではの強み(特長)や、課題研究の意義について、高校在学中の体験とその後の進路実現・職業選択等を関連づけて発表しました。在校生はもとより、説明会に出席した中学生もあこがれるような、説得力抜群の態度と内容でした。

 第4部:課題研究ステージ発表・・・持ち時間12分(発表8分+質疑応答4分)で、3年6組の4名が発表しました。タイトルは、1⃣黒板便利グッズでストレスを軽減しよう‼ 2⃣獣害被害に対するジビエ料理の活用 3⃣授業中の睡魔の正体はスマホだった⁇ 4⃣日本の食卓から「お漬物」が消える? ~日本の食文化を守るために~ です。いずれも、*自分を知る力、*主体的に行動する力、*協働する力、*正しい情報を収集し判断する力、*発信する力 などが、課題研究を通じて着実に身についていることを伺い知ることができる、素晴らしい発表でした。

 全プログラムを通して、本校生の向学心・探究心が一層高まりました。また、ご来場いただいた中学生の皆さんや保護者の皆様にとっては、本校の人間科学類型が進路選択の有力候補になったのではないかと想像しています。

健康に配慮 「オンライン」で7月全校集会

 多くの高校で1学期終業式が行われた7月19日(金)、前後期(2学期)制の本校では、オンラインで夏季休業前の全校集会等を実施しました。オンライン開催は、熱中症警戒アラートが発表される酷暑のもと、生徒・教職員の健康への配慮と時間短縮が目的でした。

 MC(司会)は事前に作成したAI音声。校長講話、生徒指導部長講話、部活動で近畿・全国大会に出場する生徒の表彰伝達及び壮行会、並びに生徒会役員認証式はライブ中継。部活動地区大会・県大会レベルの表彰披露とオーストラリア短期留学参加生徒の紹介は、事前収録したスライド又は動画を上映。

 空調の効いた快適なHR教室と、校内ネットワーク環境をフル活用する一方で、デジタルとアナログが適度に融合したユニークでテンポのよい進行。生徒は真摯に講話を傾聴したり、スクリーンに映った仲間の活躍を称え、あるいは大舞台での健闘を祈念する拍手を送ったりするなど、意義あるオンライン集会となりました。

※生徒会役員認証式については、別のブログでも紹介、写真掲載を しています。  

第39回 生徒会認証式

7月19日(金)本校図書室にて第39回生徒会認証式が行われました。

オンライン配信にて全校生徒が閲覧するなか、生徒会長をはじめ7人が認証されました。

緊張した面持ちながらも、しっかりと認証状を受け取る姿が印象的です。

式の最後には第38回の生徒会長が退任の挨拶をし、

全校生徒への感謝を述べるとともに、

これからもホクサンを支え、発展させるみんなであって欲しいと展望も述べられました。

防災訓練 7月19日(金)

7月19日(金)8時45分、緊急地震速報が発令されたという想定で、シェイクアウト訓練を行い、8時55分には食物教室より出火したというシチュエーションでの避難訓練が行われました。

私語もなく適切な行動をとる生徒たちの様子が多く見受けられました。

校長の講評においても

1月1日の能登半島における地震の話題を取り上げ、私たちの住む日本において何が起こるかわからず、いざというときには知識を持ち、対応する力をつけて欲しいという旨が伝えられました。

生物野外活動部 令和6年度 活動報告⑨

六甲山登山

日程     令和6年7月14日(日)            天候     曇/雨

場所     六甲山系(有馬口~極楽茶屋跡~六甲山最高峰~魚屋道~有馬温泉)

 しばらく山行が出来ていなかったのですが、北アルプスへの夏山合宿に向けて体力強化のため、今回は日帰りで六甲山に登りました。景色は全く望めませんでしたが、心配していた雨も酷く降らないうちに下山することができました。

〔1年U.K〕
 今回の登山では良かったところと悪かったところがありました。良かったところは前の登山より楽に登れたところです。装備が良くなったのと体力が増えたからだと思います。悪かったところは雨が降っていて蒸し暑かったところです。雨が降っていて山頂からの景色が見れなかったのが残念でした。

〔1年M.Y〕
 久しぶりに大きい山に登って感じたことは、しんどかったことです。体力つけていきたいです。2年生についていくのにまだまだスピードが足りないので速い速度で練習から走ったり、筋トレなどして丈夫な体を作っていきたいです。

〔1年S.A〕
 今日の登山は大会でないこともあり、自分のペースで登ることができました。また、日頃のトレーニングのおかげか、六甲山が登りやすいのか、今までより楽しく登山ができました。しかし、虫よけを忘れたり、しばらく靴をはいておらず慣れていなかったり、改善点はまだまだあるなと思いました。次の夏山合宿にいかしていきたいです。

〔2年N.K〕
 当日は雨が降ったがパラパラと降っただけでちょうどいい気温で登るのが楽だった。1年生とも話す機会もあり親睦が深まったかなと思った。気圧の変化のせいか頭痛が起き、帰るまで少し大変だったが温泉も入れて気分も良くなり楽しかった。

〔2年A.S〕
 今回の登山はそこまできつくなかったです。去年行った道だったので道に迷うこともなくスムーズに登山できたと思います。雨が降った後とかだったので、ぬかるんでて歩きづらかったです。これからの日帰り登山のときは荷物を多めに持って行って泊りの登山の練習にしていきたいと思いました。

〔2年Y.K〕
 今回の登山は常に雨雲の下で霧に包まれながらの登山で珍しい体験になりました。景色は霧に包まれていたけど、それも自然らしくて僕は好きでした。雨でぬかるんだ地面を下るのは過酷だったけど、天気が悪い日の登山の練習になり、自分の糧になったと思うのでよかったです。

北三野活 の BLOG は ココ  生物野外活動部のBLOGをまとめて見ることができます

北摂三田高校HP 生物野外活動部のページ (前年までの記録)
http://www.hyogo-c.ed.jp/~hokusetsusanda-hs/seikatsu/bukatsu/seibutsu.html

立会演説会 7月12日(金)

第39代 北摂三田高校 の生徒会長を決める立会演説会が、本校体育館で行われました。

生徒会長候補の演説では、「イメージ改革」への強い想いが伝えられました。

勉強だけではなく、部活動にも行事にも本気で向き合うホクサン生の姿を伝えたい。

40年という節目を迎えるホクサンの、生徒たちのリアルを伝える役目をさせて欲しい。という信念を垣間見ることとなりました。

副会長候補者たちからも、生徒会長の想いを叶えるためには、それを支える人の強さが必要だという思いや、

3Sという 「サポート 生徒会長を支え」「セットアップ 40周年に向けて準備を進める」「ソール 唯一のホクサンに」という言葉を伝えてくれました。

パパは女子高生だった ~自分らしく生きること~7月11日人権講演会

 1年生を対象として講師に兵庫県人権啓発協会から前田良さんを招き、自分らしく生きることの大切さをご講演いただきました。
 前田さんは生まれたときは女性でしたが、現在は奥様とお子様二人の父として宍粟市に住んでおられます。

 自分の生まれもった性に違和感を感じたのは幼稚園の時だったそうです。
「分けなくていいものは分けなくていい」
小学校に入学してから、「ランドセルは女の子は赤、男の子は黒」
中学校に入ってから区別は顕著になり、

「自分はズボン、学ランを着たいのにスカート、セーラーを着ないといけない」
この時代、性を分けることはできない。自分の性を判断することができない人もいる時代。
自分の生まれもった性により、素直に人を好きになること、その想いを伝えられないこと。
他者からの、見た目の性と身体の性との違いへの偏見から悩み、死を考えた。
ただ、「まだ男として生きていない」ことに気づいて、生きることを選び、

素直な意見を少しずつ言えるようになった。


いろいろな人が意見を言えるようになるには、周りの環境が大切。
環境や時代の変化や他者を知る学びを続けることが大切。


最後に前田さんが伝えてくださったことが
「他者を理解することはしなくていい。
理解することは難しいから。
ただ、デマに流されるのではなく、私の話を聞いたようにいろいろな人の経験を聞いてほしい。
知ることから始めてほしい。」とおっしゃっていました。

そして「私のような生活を、苦しいとか不幸せとか思わないでほしい。
私は素直に生きれるようになってから、幸せ。」

6/22(土) 理化部員、先生になった!~自分で学ぶ力を~

 昨年度から三田市との連携事業(こうみん未来塾)として、理化部員が「先生」に扮し、三田市在住の児童、生徒とその保護者の方々を本校の理科室に招き、科学や自然に親しむ活動を行いました。

 企画内容は「葉脈標本を作ろう!&ちりめんモンスターを探せ!」というものでした。

 標本を作るためのツバキの葉の採集から始まり、標本の作製過程で生じる隙間時間には、参加者を飽きさせないための、ちりめんモンスター探しという企画を挿入するなど、彼らならではのおもてなしの精神がみられました。

 また準備などの一切はもちろん、市役所の方との打ち合わせまで自分たちで行いました。

 そして、「先生」たちの「自分の力で考え、発見してほしい」という想いから、保護者の方にはお子様と離れた後方に席を設けるなど、彼らの信念も垣間見る時間ともなりました。

 この活動をもって3年生の卒部となりました。最後には市役所の方からその紹介もあり、ありがたい拍手もいただき、やりがいを感じながら最後の時間を迎えることができました。
 以下、当日の活動の様子と生徒の感想です。



「模索しながら行ったイベントでしたが、参加者の方々にとって身近な科学に触れる良い経験になれば嬉しいです。」1年 Iさん

理化部 〜液体窒素の力〜

 先月本校で行われた北摂祭で、理化部はポスターセッションや演示実験以外にも、液体窒素の力を利用して…身近なものをバラバラにしました!

瑞々しかった花がバラバラに…

職員救急法講習会

三田市消防本部から救急隊の方にお越しいただき、職員に対して救急法講習会を実施していただきました。お忙しいところ、ありがとうございました。