育友会進路セミナー

8月27日(土)、ウッディタウン市民センター大集会室にて「育友会進路セミナー」を開催いたしました。

去年は残念ながら中止となりましたが、今年度は講師に 学校法人 河合塾 大阪校校舎長 竹林香織氏とファイナンシャルプランナー 下村啓介氏をお迎えし、約2時間半にわたり貴重なお話をしていただきました。

まず、竹林香織氏には『大学入試の情報と保護者の心構え』と題して、大学入試の現状と保護者の心構えとかかわりの重要性についてお話をしていただきました。

高校入試では「保護者>生徒の入試」に対して、大学入試では「生徒>>>保護者の入試」となり、保護者のする「伴走者としてサポート」「イニシアチブをとるサポート」について、改めて気付かせていただきました。大学入試の現状を親子で共有し同じレベルで会話をし、保護者として「つかず、はなれず、さりげなく」サポートしていけたらと思いました。

下村啓介氏には、『大学進学時の進学費用と進学費用を工面する方法』と題して、進学費用の試算方法や進学費用を工面する手段の検討方法をモデルケースを用いてわかりやすく解説していただきました。

早めに進学費用を試算し会話することで、進路決定のサポートにもなり、費用を工面する保護者としても、入学前にかかる費用と入学後にかかる費用の理解がしやすくなると思いました。進学費用を工面する手段としての奨学金についても、注意点などわかりやすく解説していただきました。モデルケースを参考に費用のプランニングシートをしっかりと考えながら作成できるので、たいへん参考になりました。

子どもたちを取り巻く環境が変化するなかで、子どもの話に耳を傾け、しっかりと向き合い、後悔しない選択ができるように、子どもの未来のため、親としてどのようなサポートが必要なのか考えるうえで有意義なセミナーでした。