11/6(土)、7(日)理化部活動報告(兵庫県総合文化祭自然科学部門発表会)

11/6(土)、7(日)、兵庫県総合文化祭自然科学部部門発表会が行われました。11/6(土)は神戸高校でパワーポイントを用いた口頭発表を、11/7(日)はバンドー神戸青少年科学館でポスター発表を行いました。研究テーマは「ヒトの重量に耐える紙筒の構想」です。昨年度からの継続研究でした。自然災害が起きた時、避難場所になる学校には紙がたくさんあるので、それを使って短時間で容易にヒトの重量に耐える紙筒を作れるのか、またその紙筒の上に座ることはできるのか、というこの2点の疑問から研究を行ってきました。

口頭発表もポスター発表もはじめてでしたが、2人の部員は緊張しながらも堂々と発表を行いました。また、7(日)のポスター発表では、他校のポスターにも大いに興味を示し、発表に対して熱心に耳を傾ける姿が見られました。

口頭発表に関しては奨励賞をいただきました。また、審査員の先生方からは激励の意味も込めて厳しい意見をいただきました。研究の前段階の準備がとても大切であることに気付かされました。来年度はさらに力をつけてこの場に戻ってきたいと思います。

華道部活動報告 1月27日(木)

(材料)雲龍柳、カーネーション、スターチス、ツバキ

 金色にコーティングされた雲龍柳を自由に流し、緑で赤いつぼみを持ったツバキでかたまりを作り、間にカーネーションとスターチスを入れました。

先生の作品
生徒の作品

人間科学類型(1-5)特別授業③

 2月7日(月)5限、兵庫県立大学国際商経学部 森谷 義哉 准教授に「経営学とは -統計学の立場から-」というテーマで特別授業をおこなっていただきました。

 授業の始まりは、その独特な朴訥とした話し方に、大学の先生らしくない?印象を受けました。しかし徐々に、テンポの良いプレゼン資料と巧妙なやり取りに惹き込まれ、あっという間の65分でした。

 三田市民に馴染みの深いesコヤマや神戸電鉄を例に挙げて、マーケティングとは何かをわかり易く解説をしてくださいました。生徒からは続々と手が挙がり、活発な意見が交わされました。

 また、数学と統計学との関わりや、数学や統計学を学ぶことの重要性を私たちに説いてくれました。一見違う学問分野でも実は関連性があることを学びました。今、高校の授業で学んでいるすべてのこと、学校生活すべてが、私たちの将来の学びにつながっていることを改めて教えて頂きました。

36回生 第1学年 模索「ディベート本戦 決勝戦」

2月1日(火)5限、模索のディベート本戦の決勝戦が行われました。
準決勝の5組優勝チームvs5組2位チーム、1組優勝チームvs4組優勝チームから勝ち残った5組F班vs4組D班の決戦となりました。

準決勝(1月25日)の様子

 準決勝は、初めて学年全体でのディベートとなり、出場者の緊張も増したと思います。審査をしている観戦生徒の反応も大きく、中間発表では観戦者同士で意見を出し合い討論となっている様子でした。
 1組は、欠席者もあり3人での戦いとなりましたがよく頑張りました。4組は、よく練られた立論を掲げてディベートマッチに挑みました。5組は優勝チームと2位チームのリベンジマッチとなったこともあり、白熱した討論となりました。

決勝(2月1日)の様子 4組D班vs5組F班

 決勝は、コロナ感染症予防のため各教室へリモートの形で行われました。さすがに決勝らしくとても熱い闘いとなりました。その内容のレベルの高さに、他教室で審査している多くの生徒から「とても見ごたえがあった。」と感想がありました。

 結果は5組F班の優勝となりました。両チームともとてもよく頑張り、良い経験となったことと思います。
 学年主任講評からは、対戦により肯定否定のどちらの立場からも意見を出す必要のあるディベートをすることで、1つのデータにどう意味づけするかによってその説得力が変わること、いかに周囲を納得させられる意味づけが大切かとういうこと、これらが2年生からの課題研究に生かせるのだということを教えていただきました。

8/21(土)、25(水)理化部活動報告(第2回自然科学部リーダー研修会)

 8/21(土)と25(水)の午前中、兵庫県高文連自然科学部が主催する研修会「研究テーマからプレゼン作成まで」にオンラインで参加しました。総合文化祭自然科学部門発表会で全国大会に導いた先生や全国大会に参加された経験のある大学生から話を聞かせていただいたり、現在作成中のプレゼンテーションに対して指導をしていただいたりしました。本校の理化部員は、この時点で総合文化祭での発表経験者はいなかったので、とても参考になりました。

人間科学類型(1-5)特別授業②

 2月3日(木)4限、大阪大学大学院工学研究科 森 勇介 教授に「試験で実力が発揮できるようになる心理学的アプローチ」というテーマで特別授業をおこなっていただきました。森先生には5月25日の模索講演会で講演をしていただき、その際の気さくな人柄や巧妙な話しぶりが印象に残っていました。今回は特別授業という形で再びお話をしていただけるということで、授業の前から期待が膨らんでいる生徒も多くいました。

 森先生のお話はご自身の生い立ちから始まりました。幼少期からずっと強いトラウマを抱えていたこと。そのトラウマが、飛行機で偶然隣に座ったカウンセラーとの出会いがきっかけで解消されたこと。そしてその経験から、心理学アプローチを広く社会へ普及させようとしていること。さらに、トラウマから解放されたお陰で様々な人と出会い、その出会いが自らの研究に大いに役立ったこと。などを、お話しいただきました。

 まさに今回の授業は“目からウロコ”のお話でした。周りからは成功しているように見える人でも、人それぞれ深い悩みがあり、前向きに物事を考えられるようになることで、目の前の世界が変わるのだと知りました。大学教授でありながら、起業家で僧侶でもある森先生のお話に、生徒はすっかり虜になった1時間でした。

人間科学類型(1-5)特別授業①

2月1日(火)4限、朝日放送テレビ株式会社 技術局放送実施部 神田雅之 先生に「放送局での仕事と働く人々」というテーマで特別授業をおこなっていただきました。私たちに対し事前に宿題(お家で「おはよう朝日です」を見て来ること)が出されたこともあり、講師の先生からどんな話が聞けるのか期待が膨らんでいました。

先生の話をよく聞いていると、私たちの知っているテレビの中の世界はほんの一部分で、残りの大部分は意外にも他の民間企業と変わらないことに驚きました。人事や経理・営業など、いわゆるテレビ番組とは直接関係のない部門で働いている方たちも多くいて、毎日の放送が支えられているのだとわかりました。神田先生ご自身は理系学部出身でテレビやラジオ放送を技術的に支える部門に所属されているそうです。

講演の途中で10分ほど、『「おはよう朝日です」を制作する現場紹介』の動画を観ました。宿題で見た番組がどのようにして作られているのかが、その裏側まで紹介されており、番組制作の大変さと面白さがとてもよくわかりました。

また神田先生からは、「思いを持ち続けていれば、いつかは叶う」と教えて頂きました。どうしても私たちは目先の結果や効果に囚われてしましますが、全く違う観点からアドバイスを頂けたように感じました。

テレビ離れが進み、コロナがそれに追い打ちをかけた今、厳しい社会情勢の変化の中でこれからも稼ぎ続ける自信のようなものを、先生の言葉の端々から感じられたことがとても印象的でした。

7/24(土)理化部活動報告(第1回自然科学部リーダー研修会)

7/24(土)の午前中、兵庫県高文連自然科学部が主催する淡水魚の観察を仁川河川敷で行いました。県下10校から約50人の生徒が参加しました。10グループに分かれて1時間程度、仁川に棲んでいる生物を捕りました。モクズガニ、カジカガエル、ヤゴ等、淡水魚だけではなく、色々な生物を見つけることができました。

 以下は参加生徒の感想です。

 仁川河川敷の水はとてもきれいで、たくさんの種類の生物をとることができました。特に、珍しいナベブタムシをとることができたのでとてもうれしかったです。そして、他校の生徒ともコミュニケーションをとることができ、とても良い経験になりました。

2年人間科学類型特別授業②(1月28日)

 1月28日(金)5限、関西学院大学総合政策学部(都市工学)教授の客野尚志先生に「環境共生の都市・建築計画のあり方」というテーマで特別授業を行って頂きました。

 なお、この講義は、関西学院大学神戸三田キャンパスからリモート中継で行う形で行われました。

 客野先生は、前職で、三田市にある、人と自然の博物館の研究員として勤務されていたこともあり、三田の文化や地形、風土を生かした研究内容には、とても洗練された感があり、デジタルグラフィック技術を用いた森林によるヒートアイランド現象の減少化については、とても説得力がありました。また、関西学院大学総合政策学部で主催されている、リサーチ・フェアで長年企画・運営をされているノウハウを生かして、見やすいプレゼンテーション技術を生かした、豊富なスライドショーも、大変勉強になりました。地元の特性を知り、それを様々な知恵として普遍化していく、まさに「Think  globally , act  locally」を体現されていることを実感できる時間であったと思います。

令和3年度 三田市高校生議会へ参加

1月30日(日)に今年度の高校生議会が開催されました。昨年度に引き続き、オンラインでの参加となりました。市内の各高等学校と特別支援学校に通う生徒14名が高校生議員となり市・議会へ質問をし、答弁が行われました。

よりよい三田市になるように高校生議員は様々な視点から市・議会に質問・提案をしていました。

本校生は「三田駅周辺の飲食店の活性化」、「三田市の発展」について質問しました。

以下、参加生徒の感想です。

髙松議員の感想

まず、オンライン開催になってもこの高校生議会を市の方々に開いていただいたことに大変感謝しています。ありがとうございました。私がした質問に対してあんなにも長文で真摯に回答してくださり、他の高校生議員の面白い見方をした質問には気が付かされ、学んだところが多くありました。他の人にはできないこの貴重な体験は必ずこれから役に立つと思います。来年は後輩に是非参加して欲しいと思います!

松本議員の感想

コロナ禍で行われたオンラインによる高校生議会。オンラインでの開催など予期せぬ出来事もありましたが、無事終えることが出来て良かったです。私は「三田市の発展」について質問させて頂き、質問するためにいろいろ調べていく中で多くの知識を得るきっかけになりました。

学校の夏季課題で“三田市の課題を考える”に取り組みましたが、その際に私ひとりで調べ、考える時の資料数と比べると高校生議会は、実際に市の方が関わり、市の方から貰う資料の多さにはとても驚き、私自身の未熟さと公的機関の凄さを感じました。