35回生」カテゴリーアーカイブ

35回生 修学旅行 1/14 結団式

本日35回生修学旅行結団式を行いました。団長の挨拶に続いて、生徒代表の加門くんより、「新型コロナ感染症の拡大するこのような厳しい状況のなか、僕たちの修学旅行実施に向けて、さまざまなことを検討し、計画してきてくださった先生方、同行してくださる旅行会社のみなさま、写真屋さん、そして受け入れてくださる宿舎の方々に感謝しています。感染対策をしっかりと意識して行動し、高校生活の最高の思い出になるようにしたいと思います。」という挨拶のことばがありました。感染予防対策に留意し、一人一人が自覚ある行動を心がけて、いよいよ17日月曜日に出発します。

団長からのお話
引率教員、添乗員さん、カメラマンさんの紹介
旅行社さん、写真屋さんの紹介
生徒代表の挨拶

旅行中も活動の様子などを随時更新しますので、是非ご覧ください。

甲南大学リサーチフェスタ2021

  令和3年12月19日(日)の午前10時から午後4時にかけて行われた、甲南大学リサーチフェスタ2021に、本校2年6組人間科学類型の生徒10名がリモート形式での企画に参加しました。

  この企画は、総合的な探究の時間として、本校で行っている課題研究の成果を発表するもので、生徒たちは、普段の授業ではポスター形式での資料作成に取り組んでいる内容を、パワーポイント形式に作り替えて、発表会に挑みました。

  このうち、発表テーマ「話し方から探る安心感」で応募した生徒が、クリエイティブテーマ賞とアトラクティブプレゼンテーション賞を、発表テーマ「発酵熱で寒さを乗り越える」で応募した生徒がビッグデータ賞を受賞しました。

  また、他の高校生や大学生の発表テーマにも質疑応答する機会がたくさんあり、生徒たちはプレゼンテーション能力の向上に向けた様々なヒントを得た様子でした。

美術部 活動報告 2021

ストリートピアノ設置プロジェクト参加

三田市の有志の方を発起人とし, 三田市が支援する取り組み「ストリートピアノ設置プロジェクト」のペイントに参加しました。

有馬高校, 三田松聖高校と本校の3校の美術部員が11月23日に郷の音ホールに集まり,
真っ白に下地塗りされたピアノにペインティングをしました。
1日では十分な時間がなかったので, 本校は12月14日に2回目の作業をして完成させることができました。

ピアノは来年初めにイオン三田ウッディタウン店二番街(映画館の一階)に設置される予定です。

 課題研究外部発表会(関西学院大学リサーチ・フェア)

 令和3年11月19日(金)4限(13:05~14:10)の時間帯に、本校2年6組人間科学類型所属40名の生徒のうち5名が、関西学院大学総合政策学部主催のリサーチ・フェアにオンラインで参加しました。

 この企画は、大学及び大学院のゼミ活動の報告会に、高校生の参加者を募る形で行われる企画で、本年度はオンライン開催の形式で行われました。本校の生徒5名は、オンライン口頭発表・ポスター発表・自由形式発表の3つの部門のうち、ポスター発表に事前応募し、開催当日にインターネット上にアップロードされた本人のポスターに対して全参加者が質疑応答のコメントができる形式の企画に参加しました。

 

 本校生徒の提出の企画は、「自衛隊に対する憲法判断について」「良い会社の条件」「子供たちが満足できる教育環境の整備」「マスクを付けた状態での非言語コミュニケーション」「カラスのゴミ荒らしについて」と多種多様にわたり、自分たちが半年間、人間科学基礎及び人間科学Ⅰの演習形式授業の中で調べた事項について、現時点での報告を行いました。

 参加した生徒たちへの当日のコメント内容としては、研究内容へのオリジナリティが欠落しがちであるという専門家からの意見が多かったのがとても印象に残っています。多くの先人が研究し尽くしてきた事項に対して、まだ研究の舞台に立ったばかりの生徒たちが満足できる成果を出すことはとても難しいことではあるものの、自分たちで考え、主体的なものの見方ができるようになるために、避けて通れない道筋の第一歩を踏み出す日になったのではと思います。

課題研究外部発表会(関西学院大学Sci-Tech Research Forum 2021)

人間科学類型は、地域課題の解決やグローバルリーダーとしての資質を育成することを目標に課題研究活動に取り組んでいます。2年生の後半は、校外の課題研究発表会に参加し、日頃の研究成果を発表する機会を設けています。昨年から続く新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今年度も11月20日(土)にオンライン(リモート)で実施されました。本校からは5名の生徒が参加しました。

開会式に続き、トピック講演として「AI活用for SDGs」が行われ、その後に課題研究の発表会が行われました。今回の発表会は、事前にPowerPointプレゼンを録画し、その動画を当日ディスカッションするグループ(Room)内で互いに視聴したうえで参加する方式でした。当日はそのグループに関西学院大学の教授が加わり、活発に議論が交わされました。

Room1では、『マンデルブロ集合で遊ぶ』岩崎智也君と『チョークの再生』山村司君の2名が発表しました。岩崎君は、マンデルブロ集合という不思議な図形について、その式の値や形を変えたりして、その変化について研究しました。山村君は、黒板の下に落ちているチョークの粉や破片を再利用して、チョークを作ることができるのかについて研究しました。

Room3では、水戸雄大君が『身近な物の消臭作用をいかして』を発表しました。消臭作用のある身近なもの、例えばコーヒー豆・重曹・クエン酸・アロエ・緑茶など。これらを利用して生活に活かせる消臭剤を作るという研究です。Room4では、岸川琴香さんが『目覚まし時計のアラーム音と起床の関係性』を発表しました。「強制的に起きる」「快適に起きる」の2つの観点からみた、絶対に起きられるアラーム音に含まれる要素についての研究です。

Room5では、柳雄大くんが『植物の発育と外的要因との関係』を発表しました。植物に音を与えると成長が早くなるのか。もし促進されるとしたら、どのような音なのか、についての研究です。

一つの発表につき30分の時間が与えられ、グループ内で活発に議論が交わされました。研究の感想に始まり、趣旨や手法に関する疑問点から、その改善点が提案され、今後の研究に役立つ有意義な時間になりました。また、似たような分野を研究している他校の生徒とも交流するなかで、大いに刺激を受けました。

今回の発表会で学んだことを自分の研究に活かし、来年7月の課題研究発表会に向けてとても貴重な経験になりました。

課題研究外部発表会(高大連携課題研究合同発表会at京都大学)

 人間科学類型は、地域課題の解決やグローバルリーダーとしての資質を育成することを目標に課題研究活動に取り組んでいます。2年生の後半は、校外の課題研究発表会に参加し、日頃の研究成果を発表する機会を設けています。昨年から続く新型コロナウイルス感染拡大の影響で、外部発表会の多くが中止やオンライン(リモート)開催になるなか、「高大連携課題研究合同発表会at京都大学」は、11月3日(水・祝)に現地(京都大学白川キャンパス国際科学イノベーション棟)での開催が実現しました。本校からは2名の生徒が参加しました。

 開会式に続いて、記念講演が行われました。『熱帯の森を知る研究者に憧れて』と題し、京都大学アジア・アフリカ地域研究研究所の中村亮介氏による講演でした。自身の学生時代の話から、どのように研究者を目指すに至ったのか、これからの目標についてなど、比較的年齢の近い若手の研究者ということもあり、とても身近に感じられ、高校生の私たちにも共感できる内容の多い講演会でした。

 続いてポスター発表が行われました。最初に発表したのは高谷愛乃(2-6)さんです。テーマは『校内における地衣類の多様性と環境との相関』です。校内に生息する地衣類を調べ、その種類や多様性、生息環境についての研究です。

次に発表したのは、河南太一(2-6)君です。テーマは『あなたとあなたの大切な人を守るため 土質の違いから分析したハザードマップの制作』です。土砂崩れの発生要因を土質に着目して実験・分析し、自作のハザードマップを制作するというものです。

 ポスター発表に続いて、グループ討議が行われました。研究分野の近い発表者とグループを組み、京都大学の先生と大学院生を交え、それぞれの研究に対する協議を行いました。第一線で活躍する研究者からの厳しくも温かい指導やアドバイスを頂き、今後の研究への改善点や新たな方向性をたくさん得ることができました。また、同じような研究を行っている高校生と意見を交換し交流することで、多いに刺激を受けました。

 コロナ感染の影響もあり、普段は学校や自宅で研究を進め、このように外の発表会に出ていく機会もありませんでした。京都大学という素晴らしい会場で、高い志を持った高校生と直接対面で議論することが、こんなにも刺激的で楽しいものであるかを今回初めて知りました。研究自体はまだまだ途中段階で、今回多くの研究者から頂いた指摘やアドバイスを基に、来年の7月の課題研究発表会に向けて研究を深めることができました。

京大‐HGLC 科学者育成プログラム アドバンスト(advanced)コース ①

 人間科学類型は、地域課題の解決やグローバルリーダーとしての資質を育成することを目標に課題研究活動に取り組んでいます。その活動の一環として、京都大学大学院理学研究科の協力を得て京大‐HGLC 科学者育成プログラムを行っています。コロナウイルス感染拡大の影響により、昨年度に続き今年度も残念ながら、夏休みの3日間の実習(ベーシックコース)は中止になりました。しかし、その後に本校で実施している実習(アドバンストコース)は実施できることになりました。

 このアドバンスト(advanced)コースは、京都大学大学院理学研究科から指導者を招き、約半年間にわたって天文学の研究を続けていくものです。今年度は1年生(1-6)から6人、2年生(2-6)から3人、さらに今年度は理化部から1人が加わり、合計10人が参加することになりました。昨年度の研究も経験している2年生3人に、1年生7人が加わり、この研究のための新しいチームが結成されました。そして指導者として、京都大学大学院理学研究科宇宙物理学教室の反保雄介先生に参加していただいています。このチームで9月から月1回のペースで実習を続け、来年の3月に実施される日本天文学会高校生ジュニアセッションで研究内容を発表することが目標です。今回(9/28)が記念すべき1回目の実習でした。

 実習の初めに、7月まで実習を続けていた前チーム(2・3年生)の発表を見学しました。研究内容のレベルの高さに一同圧倒される場面もありましたが、同時にこのような難しい課題に挑戦したいという意欲も湧いてきました。

 今回初めて10人が顔を合わせたものの、天文学への知識や興味・関心も様々で、まずは反保先生の指導のもと、天文学の基礎をレクチャーしていただき、今後の目標や展望を全員で確認しました。普段の勉強や部活との両立は大変ですが、これからの研究がとても楽しみです。

校内短期集中英会話研修報告

 昨年度に引き続き、本年度も姉妹校(St.Columba’sCatholic College)への短期海外研修は実施することができませんでした。しかし、何らかの形で生徒たちが異文化に触れ、英語コミュニケーション能力を高める機会を提供できればという思いで、本校ALTのカレン先生の協力により、7/27(水)~7/29(木)の3日間、校内短期集中英会話研修プログラムを実施いたしました。

「ENGLISH OLYMPICS」と題して、参加者がチームに分かれて金メダル獲得を目指し競い合いました。プログラム参加中は、オールイングリッシュで、さまざまな話題についてディスカッションをしたり、言語と身体を使った活動をしたり、ディベートにも挑戦しました。最終日にはオーストラリアの若者が日常的に使うスラングを学び、まるでオーストラリアに留学しているかのような雰囲気でコミュニケーションをできるまでになりました。英語を話すことの楽しさを体で感じ、達成感を体験することで、学ぶ意欲と異文化体験を大いに高められたようです。

短期間ではありましたが、少人数での集中レッスンにより、英語力に磨きがかかり、英語で自分自身の意見を自信を持って表現できるようになり、参加者たちはとても満足していました。

2年生 球技大会

7月16日(金)、2年生の球技大会が開催されました。

前日の雨のためグラウンドの状態が悪く、前半は体育館でドッヂボールをしました。懸命にボールを投げる生徒、それを必死で受けようとする生徒、まわりから応援をするクラスメートたち……  熱戦が繰り広げられ、体育館の中には歓声が響きわたりました。

後半、体育館ではドッヂボールに引き続き、女子のポートボールと男子のバスケットボールの試合が行われました。こちらもクラス一丸となった激闘が続き、見ている側も手に汗を握る好試合ばかりでした。

また、ドッヂボールが行われていた間に、体育委員がグラウンドの整備を行い、男子のサッカーも行うことができました。選手の勇ましい声がグラウンドに響く中での試合でしたが、大半の生徒が体育館のほうにいたため、応援席が少し寂しかったです……。

どの試合でも、生徒は皆、教室とは違った生き生きとした姿を見せてくれました。また、クラスを越えてあたたかい声援、拍手がおくられ、興奮の中にも和やかさが感じられる大会でした。

ドッヂボールでは、男子の優勝は6組Aチーム、準優勝が5組Aチームでした。女子の優勝は5組Aチーム、準優勝が5組Cチームでした。男子バスケットボールは、優勝が2組Bチーム、準優勝が6組でした。男子サッカー、女子ポートボールは、順位決定はありませんでした。


  優勝・準優勝のチームに表彰状が贈られました。

今回の大会では、各クラスの体育委員が、企画から準備・試合の進行・後片付け等できびきびと動き、皆を支えてくれました。閉会式では、体育委員への感謝の思いをこめて、あたたかい拍手がおくられました。

学年主任の講評に、「このようなコロナ禍の状況で、こうして球技大会ができることに感謝したい。」とありました。生徒たちには、その言葉をかみしめながら、仲間とともに過ごせる日常を大切にし、今後の学校生活を有意義なものにしてもらいたいと思います。

京大‐HGLC 科学者育成プログラム エキスパート(expert)コース

人間科学類型は、地域課題の解決やグローバルリーダーとしての資質を育成することを目標に課題研究活動に取り組んでいます。その活動の一環として、京都大学大学院理学研究科の協力を得て京大‐HGLC 科学者育成プログラムを行っています。このエキスパート(expert)コースは、昨年11月から始まったアドバンスト(advanced)コースでの研究成果の集大成を発表するものです。

7月18日(日)はその発表会(第11回高校生天文活動発表会 大阪教育大学)が行われました。例年は大阪教育大学で行われていますが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響によりすべてオンラインで実施され、本校から10名の生徒が参加しました。午前中は真貝寿明教授(大阪工業大学)の特別講演「アインシュタインはどこまで正しい? 検証が進む相対性理論」を全員で視聴しました。

昼食後の午後から各参加校の発表が行われ、北摂三田高校は7校中6番目でした。研究のタイトルは『Zwicky Transient Facilityを用いた矮新星の再増光の調査』です。約半年間に及ぶ研究活動をまとめ、それを初めて外部に発表する機会となりました。ポスター発表とも違い、慣れないオンラインでのスライド発表でしたが、メンバー全員で力を合わせ、精一杯の発表を行いました。その後の質疑応答も無難に乗り切り、メンバー一同大きな達成感を得ることができました。

この発表会をもって、科学者育成プログラムは完了し、プロジェクトチームも解散になります。2年生は6か月、3年生の3人にとっては2年間に及ぶ活動を終えることとなりました。コロナウイルス感染拡大の影響で研究活動が制限され、発表会も中止になるなど、多くの困難に直面しましたが、「研究をしてみたい!」「高度な研究に触れてみたい!」の熱意だけでここまで活動を続けてきました。活動を終えてこれまでを振り返ると、大変だった研究の日々が懐かしく思い出され、同時に一回り成長した自分を感じることができるようになりました。これまでお世話になった、京都大学大学院理学研究科の皆さん、特に今田先生、反保さん、お世話になりました。本当にありがとうございました。