本校の人間科学類型は課題研究への取り組みが大きな特徴です。その基礎を学ぶため、7月14日(木)・8月3日(水)・4日(木)の3日間にわたり、「県大-HGLC 地域デザイン研修」に参加しました。この3日間の活動を通じて、課題活動に必要な3つの学び方を経験するそうです。1つ目は「専門家の話を聞いて事前に基礎的な知識を得ること」、2つ目は「ビッグデータを活用して多くの情報を効率的に入手すること」、3つ目は「実際に自分の足で現地を見て回って感じること」だそうです。主に1つ目が3・4日、2つ目が14日、3つ目が3・4日の活動にあたるそうです。
1日目(7/14)は北摂三田高校で行いました。午前中の授業を終えてからの午後、兵庫県立大学環境人間学部都市計画研究室の太田尚孝准教授にお世話になり、講義と演習でした。太田先生の講義「未来の自分たちのまちをデザインするのは誰?」に続き、各自のタブレットを使って「地域経済分析システム(RESAS)」を用いながら、演習「RESASを使い倒して自分のまちを知る!」を行いました。ビッグデータという言葉は最近よく聞きますが、これまでそれに直接触れる機会はありませんでした。しかしこのRESASを用いれば、誰でも簡単にビッグデータにアクセスでき、自分で加工・編集までできてしまいます。あまりにも簡単でみんな驚いている様子でした。そのRESASを使って自分の住んでいる地域(自治体)の様々な情報を収集し、比較することを学びました。最後に、2日目と3日目にお世話になる県立大の大学生が作成したビデオメッセージを見ました。次回はどのような学びがあるのか、3週間後がとても待ち遠しい気持ちになりました。