夏山強化泊登山
日程 令和6年7月27日(土)~28日(日) 天候 晴れ/曇り
場所 比良山系(滋賀県) イン谷口~金糞峠~八雲ヶ原〔泊〕~武奈ヶ岳~釈迦岳~イン谷口
夏山合宿強化の一環として、今年も柏原高校ワンダーフォーゲル部と合同登山を行いました。二日間ともとても蒸し暑く大量の虫が寄ってくるなかでの登山で、ただただ苦行で精神的に鍛えられました。武奈ヶ岳頂上から琵琶湖が見えたときは、気持ちも晴れ晴れしました。柏高ワンゲルのみなさんと一緒に活動できて、とてもいい刺激になりました。
2日目
〔1年T.K〕
今回は初めての合宿となりました。柏原高校と一緒に登りましたが、柏原は上る途中で「ファイトー」や「落石注意」などしんどい中でも大きな声をだし、また周りのみんなもそれにこたえて掛け声などをかけていたのでそれが印象的でした。個人面で感じたことは、水を少なく持ってきてしまったので、周りから貸してもらったのと、1日目の疲労が2日目に響いてしまったことが反省点だと思いました。今回の山は虫が多く、頂上も霧がかかっていて少ししか見えませんでしたが、よかったです。夏バテして体力を下げないよう、何かスポーツをして維持したいです。
〔1年K.S〕
一日目が一番しんどかった。荷物が重く、肩と足がとても疲労で痛かった。就寝の時はテントの中が暑く、なかなか眠ることができなかった。二日目は山頂についたとき、カメムシがとても多かった。服の中に二匹も入ってきて気持ち悪かった。霧で景色が見えなかったが、涼しかった。山は虫が多く長袖長ズボンを着ていても刺された。温泉までの最後の一本道を歩くときはとてもしんどかったが、温泉はとても気持ち良かった。
〔1年N.S〕
今回の登山は女子は一年だけだったため、今まで先輩たちに頼っていたことを自分たちだけでやる大変さを知りました。特に一日目の登山は、休憩を多く挟みすぎたり頻繁に立ち止まっていたため、その後の幕営、炊事が遅れたりとテンポが悪かったと思いました。今後はあらかじめチームで役割を決め、もっと効率よく行動できるようにしたいです。また、夜テントの中が暑すぎてほとんど寝れなかったため、二日目は熱中症にならないか心配でしたが、行動食や水分をしっかり摂ったため無事下山することができました。
〔1年H.Y〕
はじめての女子一年生のみの登山でした。今まではルートや朝のスープの湯沸かしは先輩がやってくれていて、いざ自分たちだけになったとき、全く道が分からなかったり、朝食の都合を考えていなくて、他の班よりも大きく遅れてしまいました。今回の体験で、何が必要か、どんなことをしなければならないのかが明確になったので、次の夏山合宿で活かしたいと思います。登山自体は、氷ノ山と比べ物にならないキツさでした。登りはほとんど登りしかないし、下りも下りしかなくて、足とか膝が壊れるかと思いました。でも、その分着いた後の温泉が最高に気持ちよくて、頑張ってよかったな、と思えました。
〔2年F.Y〕
今回の合宿の総括としては各メンバーの準備不足が目立ってしまったと感じました。1日目は班の2年生のメンバーが熱中症によりダウンしてしまい予想していたよりもかなり遅れてキャンプ場に到着しました。2日目は登山中の虫に気を取られてかなり消耗してしまいました。特に武奈ヶ岳山頂はカメムシだらけで景色が見えなかったので結構気分が下がりました。1日目のカレーが不出来だった分下山した後の唐揚げ定食は衣がサクサクでとてもおいしかったです。唐揚げのためにもこれから登山を頑張りたいです。
〔2年T.M〕
部長になって初めての野活での大イベント、夏山強化合宿を成功させるために部員全員で協力して、トラブルが起こらないよう最善を尽くした。1年生にとっては泊りの登山は初めてであり、不安な点もあったが、部員全員が元気な状態でゴールできたことに安堵している。隊ではまとまった動きを徹底し、食事では役割分担をして手早い作業を心がけた。個人的に昨年の自分よりも、自信をもって一歩一歩進めた点で成長を感じられた。また柏原高校ワンダーフォーゲル部の迅速な行動や、登山中の掛け声などは次回の夏山合宿に生かしていきたい。
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