4月9日(火)新入生と2・3年生との対面式が行われました。
3学年が力を合わせ、北三の新しい伝統を作っていきましょう。
対面式の後、長期派遣留学の報告会が行われました。楽しい報告にワクワクしました。どんどん留学の輪が広がりそうですね。
4月9日(火)新入生と2・3年生との対面式が行われました。
3学年が力を合わせ、北三の新しい伝統を作っていきましょう。
対面式の後、長期派遣留学の報告会が行われました。楽しい報告にワクワクしました。どんどん留学の輪が広がりそうですね。
3月5日(火) 2年生 で は保健講演会を実施しました。講師として「小さないのちのドア・いの
ち語り隊」の永原 郁子先生にお越しいただきました。
人は母親のお腹の中にいる時はへその緒を通じて酸素や栄養をもらって命をつないでいるが、誕生してからおへそは役に立たないものになっている。しかし、落ち込んだ時に、「おへそを見ると、ここから命懸けで栄養をもらっていたんだと思うと元気が出る」という話をお聞きし、今までおへそのことなんて考えたことがなかったのに、不思議な気持ちになりました。
また、「人の命は人を元気づけることでどんどん輝いていく」ということも、納得しました。
ついつい、人の悪い所ばかり気になり、人に愚痴や悪口を言ってしまいがちですが、そうしてい
るとお互い良くない雰囲気になり、自己嫌悪に陥ることもあります。しかし、周りの人を元気づけ
ると結局はその人も自分自身も元気になる気がします。
また、実際に望まない妊娠により、中絶を選んだ方の辛い気持ちや性感染症などの話もしていただきました。
学校の授業でも習わない内容や、家庭でもなかなか語りあうことが難しい内容の話を優しい口調で高校生に語り掛けるようにしてくださり、私たちも色々と考えるとても良い機会となりました。
忙しい中、ご講演いただき、本当にありがとうございました。
人間科学類型は、地域課題の解決やグローバルリーダーとしての資質を育成することを目標に課題研究活動に取り組んでいます。その活動の一環として、3月6日(水)に大阪大学大学院工学研究科森勇介教授を本校に招き、課題研究のプレゼンテーションに関する研修会が行われました。
これまで、自分の課題研究の内容を深めていくことを考えていたため、なかなかそれを上手に表現する(プレゼンテーション)ことまで考えることができませんでした。今回の研修で、初めてプレゼンの大切さに気付かされました。ここで学んだことを活かして、7月の課題研究発表会に向けてさらに研究を深めていきたいと思います。
まず初めに森先生がプレゼンテーションの要点について解説をしていただきました。それによると、プレゼンには「起承転結」がとても大切だそうです。特に「承」と「転」が重要で、この「承」と「転」を上手に表現することで全体の流れや構成がはっきりし、研究の成果が際立つことを教わりました。その後、6つの班に分かれて、その中の1人の研究内容に対して意見を出し合い、プレゼンテーションの改善につなげていく作業を行いました。いざ作業をしてみると、「起承転結」に区分することや、「承」と転」を上手に設定することが思いの外難しく、メンバーで熟慮を重ねながら議論を進めていきました。そして最後に、作業をしたポスターについて、6つの班それぞれの発表が行われました。
2月7日(水)5限、朝日放送テレビ株式会社 総務局総務部 神田雅之 先生に「放送局での仕事と働く人々」というテーマで特別授業をおこなっていただきました。私たちに対し事前に宿題(「おはよう朝日です」を見て来ること)が出されたこともあり、講師の先生からどんな話が聞けるのか期待が膨らんでいました。
先生の話をよく聞いていると、私たちの知っているテレビの中の世界はほんの一部分で、残りの大部分は意外にも他の民間企業と変わらないことに驚きました。人事や経理・営業など、いわゆるテレビ番組とは直接関係のない部門で働いている方たちも多くいて、毎日の放送が支えられているのだとわかりました。朝日放送テレビの社員のうち、実際にテレビの制作にかかわっている人は2.5人に1人の割合だそうです。神田先生ご自身は理系学部出身でテレビやラジオ放送を技術的に支える部門に所属されていましたが、一昨年からその部署を離れ総務局に所属されているそうです。
講演の途中で10分ほど、『「おはよう朝日です」を制作する現場紹介』の動画を観ました。宿題で見た番組がどのようにして作られているのかが、その裏側まで紹介されており、番組制作の大変さと面白さがとてもよくわかりました。
また神田先生からは、「思いを持ち続けていれば、いつかは叶う」と教えて頂きました。どうしても私たちは目先の結果や効果に囚われてしましますが、全く違う観点からアドバイスを頂けたように感じました。
ネットメディアの普及に伴い、従来のテレビメディアが縮小を余儀なくされています。その変化のなかで朝日放送テレビも変革が求められているそうです。それに対抗するために、番組のネット配信も始まってると聞きました。厳しいメディア環境の中でこれからも稼ぎ続ける自信のようなものを、先生の言葉の端々から感じられたことがとても印象的でした。今日のお話を聞いて、テレビを見る視点が少し変わったように感じました。
2月5日(月)6限、大阪大学大学院工学研究科 森勇介 教授に「試験で実力が発揮できるようになる心理学的アプローチ」というテーマで特別授業をおこなっていただきました。森先生には5月18日の模索講演会で講演をしていただき、その際の気さくな人柄や巧妙な話しぶりが印象に残っていました。今回は特別授業という形で再びお話をしていただけるということで、授業の前から期待が膨らんでいる生徒も多くいました。
北三生が憧れる大阪大学の教授ということもあり、難解な講義を思い描いていましたが、その予想は大きく裏切られました。ご自身の生い立ちから始まりました。幼少期からずっと強いトラウマを抱えていたこと。アメリカへ向かう飛行機で偶然隣に座ったカウンセラーとの出会いがきっかけでトラウマが解消されたこと。そしてその経験から、心理学アプローチを広く社会へ普及させようとしていること。さらに、トラウマから解放されたお陰で様々な人と出会い、その出会いが自らの研究に大いに役立ったこと。などを、お話しいただきました。
まさに今回の授業は“目からウロコ”のお話でした。周りからは成功しているように見える人でも、人それぞれ深い悩みがあり、前向きに物事を考えられるようになることで、目の前の世界が変わるのだと知りました。大学教授でありながら、起業家でもある森先生のお話に、生徒はすっかり魅了された50分でした。
1月31日(水)6限、兵庫県立大学国際商経学部 森谷義哉 准教授に「経営学とは -統計学の立場から-」というテーマで特別授業をおこなっていただきました。
授業の始まりは、その独特な朴訥とした話し方に、大学の先生らしくない?印象を受けました。しかし徐々に、テンポの良いプレゼン資料と巧妙なやり取りに惹き込まれ、あっという間の50分でした。
三田市民に馴染みの深いesコヤマや神戸電鉄を例に挙げて、マーケティングとは何かをわかり易く解説をしてくださいました。生徒からは続々と手が挙がり、活発な意見が交わされました。
また、数学と統計学との関わりや、日本の将来において数学や統計学を学ぶことの大切さを私たちに説いてくれました。一見違う学問分野でも実は関連性があることを学びました。今、高校の授業で学んでいるすべてのこと、学校生活すべてが、私たちの将来の学びにつながっていることを改めて教えて頂きました。
2月19日(月)6限に、シスメックス株式会社グローバルイノベーション本部バイオ診断薬技術センター部長の 一口毅(いもあらいたけし)先生に「グローバル企業と仕事」というテーマで特別授業をおこなっていただきました。
神戸に本社を置くシスメックスは、血液や尿などを採取して調べる検体検査の分野で世界有数の技術を誇り、世界190カ国と取引をしています。取引をしていない国は、北朝鮮などほんの数か国だそうです。これほどまでのグローバル企業でありながら、私たち高校生はほとんど耳にしたことがありません。実際、2‐6の生徒はこの授業までシスメックスの企業名を認知していませんでした。しかしそれもそのはずで、製品やサービスが直接消費者に接しない、いわゆるB to Bの代表的な企業だったからです。ただ、近年はスポーツ分野でのスポンサードを積極的に行っており、広報活動にも力を入れておられるようです。
まず、自己紹介として、一口先生のこれまでの生い立ちを説明して頂きました。幼いころは海や川で遊ぶのが大好きで、将来は漁師になりたいと思っていたそうです。バイクに夢中になったあと、バイオテクノロジーに興味を抱き、それが今の仕事に繋がっているそうです。また、新型コロナウイルス(COVID-19)の話をしていただきました。ちょうど4年前から世界で猛威を振るっているこのウイルスについて、社内でのプロジェクトチームの一員として従事していた経験もお持ちだそうです。また、シスメックスは同じ神戸の川崎重工業などとともに、手術支援ロボットhinotori™の開発も進めているそうで、世界的なビジネスを展開するグローバル企業の一面に触れることができました。
2月16日(金)2限に、(株)ブライトリング・ジャパン技師ムスタファ・ギュル先生に「遠くてとても近い国トルコ」というテーマで特別授業をおこなっていただきました。
講話は、ギュルさんのトルコでの生い立ちから始まり、日本にあるスイスの時計会社に勤めていることなどを聞くうちに、2-6の生徒はどんどんギュルさんの魅力に引き込まれていきました。トルコの一般的な紹介に始まり、トルコ料理が日本で伝わっている形とは少し違う形のものとして現地では食されていること、トルコ人の人柄や特徴と日本人との比較に至るまで話をしてくださいました。
エルトゥールル号の話やイラン・イラク戦争の際の日本人救出秘話では、日本とトルコの親密さを改めて確認しました。トルコは親日国だとは聞いたことがありますが、このような由来があることは初めて知りました。そこまで好意や敬意をもってくれていることに、日本の国際交流の成功例として、誇りを感じられました。
今日の特別授業で、「日本人とは違うけど、どこか日本人にも似ている」トルコの人々の感性を知ることができました。異文化理解という言葉は、最近聞き慣れた言葉ですが、このようなきっかけから理解が始まるのだと感じました。
本講演会は、生涯のうち国民の2人に1人はがんにかかると言われていることを受け、「がんに関する正しい認識を深め、がん予防や早期発見につながる行動変容を促し、がんと共に生きる社会づくりに寄与する資質や能力の育成を図る」目的で行いました。今年度も昨年度に引き続き、三田市のけやき台でクリニックを営む「たなかホームケアクリニック」の田中章太郎先生と、訪問介護士として働き、一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会に所属し、自らもがんサバイバーである津野采子さんにお話していただきました。
前半は田中先生が津野さんへインタビューしながら、告知を受けた時の気持ちや自分の病気を友人に話した時の反応等、津野さんの実体験を非常に具体的にわかりやすく教えていただきました。その姿から前向きに生きている姿を見せていただきました。
後半は「折れない心を育てる心の授業」と題して、苦しみの原因は何か、わかってくれる人とはどのような人か等をわかりやすい例を交えながら教えていただきました。最後に代表生徒から謝辞を伝えました。
生徒の感想文には「苦しみに対するイメージが変わった」「分かろうとする姿勢が大切だ」という意見や「がんのことだけではなく、これからの人生についても教えてもらえた」との意見もあり、多くの生徒にとって「いのち」について、より「良く生きる」ことについて、深く考える良い機会になったようです。自分の大切な人々の闘病生活を思い浮かべながら聴いていた人もいました。がん教育を通じて、大切な「いのちの教育」や「折れない心」について教えていただきました。
公私ともにお忙しい中、大変貴重な機会を準備していただいた田中先生、自分の経験を惜しみなく伝えてくださった津野さんをはじめ、関係してくださった皆様に心よりの感謝をお伝えします。
修学旅行Ⅱ
グループ別研修ではスノーアクティビティをしました。
バナナボートに乗ったりスノーモービルに乗ったりしました。
1日目から北海道の雪を満喫することができてとても楽しい経験になりました。
2日目3日目と2日間のスキー体験をしました。久しぶりのスキーだったので少し緊張がありましたが、インストラクターの方や他クラスの友達とも楽しむことができました。最後にはとても急な山を滑れて爽快感がありました。
4日目は小樽観光をしました。オルゴール堂やルタオ、小樽運河など各班で好きなところを回りました。到着後すぐは多くの雪が降っており、北海道の冬の過酷さを感じました。海産物も豊富で海鮮丼を食べて、新鮮な海の幸を味わうことも出来ました。
オルゴール堂では美しいオルゴールのメロディーが響き渡り、様々なデザインのオルゴールが展示されていました。オルゴールの魅力が沢山詰まった場所で、心地よい時間を過ごせました。
修学旅行を通して自由の中での計画性や時間の管理を学ぶことが出来たので学校生活でも活かしていきたいです。 (後期広報委員2年M)