令和7年度定期総会 報告

2025年5月24日、令和7年度育友会総会と教育振興会総会が行われました。

最初に会長挨拶です。

 令和7年度育友会会長を務めさせていただきます、岡見咲織です。日頃より本校育友会活動に深いご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。新年度が始まり、あっという間に数か月が過ぎました。生徒たちは新しい環境やクラスにも少しずつ慣れ、それぞれの目標に向かって日々励んでいる姿が印象的です。学習や部活動、学校行事を通して、充実した学校生活を送る子どもたちの姿から、私たち保護者も多くの力をもらっています。育友会としても、年度初めの総会をはじめ、各委員会活動が本格的に始動しました。学校と連携しながら、生徒の安全・安心を支え、よりよい教育環境づくりに取り組んでまいります。また、保護者同士のつながりを深める機会としても、育友会活動が有意義なものとなるよう努めてまいります。

続いて水野議長による議事進行のもと、報告事項や各議案、新役員体制や細則の改正等、すべての議事について審議が滞りなく行われ、承認されました。

辻校長より、今後の教育活動として特に①アジア圏との国際交流②DXハイスクール事業③ふるさと共創プロジェクト を推進し更なる学校生活の充実をはかりたいとのお話をいただきました。

私たち育友会も子供たちが楽しく充実した高校生活を過ごせるよう、学校や保護者の皆様と協力しながらサポートして参ります。

どうぞ宜しくお願い致します。

総会終了後には制服リサイクルの抽選が行われ、ご参加いただいた方には大変喜んで頂きました。

生物野外活動部 令和7年度 活動報告⑥

丹有総体登山大会

日程      令和7年5月24日(土)・25日(日)      天候      雨/曇

場所    氷ノ山山系(養父市)

 今年も丹有総体に2・3年の部員で出場しました。今回は、男子はA,B,Cの3隊(11名)、女子はJ,Kの2隊(5名)の大所帯でエントリーしました。あいにくの天候でしたが、パーティ(隊)の仲間で協力し合いながらそれぞれの使命を全うしました。県総体に出場しない3年生にとっては、最後の大会かつ山行となりました。

〔3年I.H〕
 朝から湿度が高く、陰鬱な曇天の下で始まった一日目。三年生は模試後すぐに荷物を持ってバスに乗り氷ノ山へ向かった。バスの中で天気図の復習をしようと思ったが、車酔いのため断念。これが数時間後に起こる悲劇のきっかけになることをこの時の僕は知る由もなかった。結果は0.75点だった。夜になり風が強く吹いたので、バーナーの火が傾いて米がうまく炊けなかった。米には芯が残っていて、次の日に起こる惨劇のきっかけとなることをこの時は知る由もなかった。翌日、Kが吐いた。この時、何が起こったのか。二日目の朝、早くに起きた僕たちは順調に準備を進め、後は登るだけだった。運良く雨足も弱まり、スタートの福定駐車場に到着した頃、2年生のUが雨具を着込んでいるのが見えた。これがこの後起こる惨劇のきっかけになることをUは勿論、僕たちでさえ知る由もなかった。Uはスタート後すぐに暑くなり、脱ぐのを待っていたら出遅れてしまった。本校最遅のK班に遅れを取り焦る僕たち。急いで足を進めるも、距離はなかなか縮まらなかった。登山口付近でK班を追い抜き、そのまま前の隊に追いつこうとしていた時、Kの歩みが遅くなっていることに気づく。雨が降っているのでカタツムリにでもなってしまったのだろうか。あまりの疲れように見かねたのか、後ろから着いてきた他校の先生が彼を連れて下山していった。さようならK。残った2人できっと山頂にたどり着いてみせる。隊員を捨てて前に進む僕たちの足跡には零れ落ちた涙が光り、山道の泥を静かに照らして地面に溶けていった。Uの歩行速度は驚くほど遅く、僕は童話「ウサギとカメ」に出てくるウサギのような気持ちで彼を待ちながら歩いた。結果的にJ班と競うような形で山頂に到着。しかしここから僕たちの快進撃が始まる。山頂を逃げるように出発した僕たちは、崖を降るカモシカのように華麗な足捌きで泥濘を攻略し、神大ヒュッテを通過、ここまで10分の出来事だった。その後も山頂からの逃走劇は終わらない。Uの足は登りの遅さをまるで感じさせない軽やかなステップを刻み、泥と水溜まりの地獄をくぐり抜けていく。その姿まるで脱兎の如し。30分程度で前にいたB班に合流し、そこからは腹痛に苛まれるA君の後ろについてゆっくり歩いた。登山口の先にあるトイレに差し掛かりふと歩みを止める。そこに居たのは数時間前に志半ばで別れを告げた友Kの姿だった。涙を流しながら抱擁を交わす僕たち。数刻前まで憤怒の涙を流していた天も、この時ばかりは我らの絆を祝福するかのような慈しみの涙を零していた。こうして高校最後の部活が終わり、三年生は受験という最大の山へと歩き出していくのだった。~完~

〔3年K.R〕
 あの日、2023年5月の終わり あの日のことを今も鮮明に覚えている。まるで昨日の事のように。優しくて偉大なM先輩、1番まともそうで1番狂っていたI先輩、政治に異様に詳しいN先輩、あまり絡みがなかったN先輩。かけがえのない先輩に囲まれ僕の野活人生は始まりを告げた。この始まりの日があの惨劇に繋がることは誰も予想していなかった。
2023年5月 新入部員歓迎ハイク
高校生活初めての部活動。この日僕は緊張と期待で胸を膨らませていた。初めて会う人たちと打ち解けることが出来るか不安だったが気がつけば仲良くなっていた。始まりは順調だった。
2023年5月 丹有登山大会
初めての宿泊を伴う登山。先輩の指導もあってひいひい言いながらも何とか登りきることが出来た。頂上から景色を見る余裕はなかったけど初めてにしてはよくやったと思う。キャンプが趣味なこともあり幕営や炊事は問題なくこなした。この辺りで後に惨劇に巻き込まれるI君と仲良くなる。
2023年6月 文化祭
高校生活初の文化祭。前例のない試みをやりたいという思いがあり自分の持ち得るスキルを使い強風オールバックの替え歌とMVをI君とともに制作した。始めるのが遅かったのもあり徹夜といった無茶はしたが何とか完成させた。先輩や先生方にも好評で嬉しかった。部活動は順調だ。この辺りで持病の治療に入り部活動に出ることが減っていく。
2023年7月 夏山合宿
夏休みを利用した遠方への登山合宿。まだ知識も少なくかなり先輩に任せてしまっていることもあり先輩の忘れ物や悪天候に見舞われ、槍ヶ岳登頂とはならなかった。今となっては良い思い出だ。ここでひとつ上の先輩とかなり仲を深めた。皆優しくて愉快な先輩だ。夏山強化は体調の悪化により行けなかった。
2023年9月 島合宿
今年からの試みで島合宿というものをした。登山とは打って変わって島へ行ってアウトドアを楽しむというものだった。釣りや海水浴など好きな部類の活動ばかりでとても楽しかった。I先輩ととても仲良くなった。充実した部活動生活を送れている。
2024年1月 スキー合宿
この部活に入った最大の理由と言っても過言でないスキー合宿。スキーは好きなので入部した頃から楽しみにしていた。長野県へ夜行バスでの移動。集団でのスキー。初めてのことだらけでワクワクしていた。雪質も良く天候もよく充実したスキー合宿だった。1年生での活動はこれでおしまい。
2024年4月 後輩が出来る
2年生になり後輩が出来た。男子4名女子3名の後輩だ。部活を休みがちだった僕は教えることはあまりなかったけれど慕ってくれて嬉しかった。この日、後に惨劇に巻き込まれることとなるU後輩の誕生である。
書くのがめんどくさくなってきたので端折っていく
2024年5月 丹有登山大会
大所帯になったため先輩と僕たちのみの山行となった。特段問題も起こらず終えることが出来た。かなりタイムも縮んでいていい感じだ。引退まであと1年。同時に惨劇まであと1年。
2024年6月 文化祭
去年に引き続きMV制作にIとともに励んだ。今年は「好きな惣菜発表ドラゴン」の替え歌だ。去年同様褒めて貰えた。
2024年7月 夏山強化合宿
しんどかった。本当にしんどかった。ずっと置いていかれる。一緒のペースで進んでいたU後輩だけが心の支えだった。この日彼とかなり仲良くなった。今年の夏山合宿は体調不良により欠席となった。行きたかったなぁ。
2024年9月 島合宿
去年とやることは変わらず。友人を埋めたり楽しく過ごした。
2025年1月 スキー合宿
去年もスキー合宿の後数回スキーに行ったおかげでかなり上達していたと思う。来年はないけれどいつかこのメンバーでまた来れればいいなと思う。2年生も終わりだ。惨劇まで後5ヶ月。
2025年4月 後輩が出来る
あまり絡むことはないが後輩が増えた。結構たくさんいた。これからの野活を頼む。
※kその後の新人歓迎登山と九州弾丸フェリーは諸事情により欠席
2025年5月 丹有登山大会
惨劇はこの日に起きた。雨天により何も上手くいかない。風で火が傾き米が半生でカレーは2種類が混ざり合い辛みの後に嫌な甘みが来るといった絶望的な味。このカレーが惨劇のトリガーとなる。その後からずっと気分が悪かった。周りに悟られると心配されて面倒なので言わなかったがかなり辛かった。朝起きてみると気持ち悪さ倍増。スープをなんで見ても収まらない。スタート後登山口までは何とか行ったが体調は最悪。最後の登山になるし後輩もいる。練習にはあまり来れなかったなんとも言えない先輩だったが最後くらいいい姿で終わりたい。そう思って登山口に進んだ。10分後無念のリタイアである。篠山産業の先生に連れられ同じ隊のIとU後輩に別れを告げる。その後トイレに行き喉に指を入れ僕は吐いた。全部カレーを吐いたあと僕はかつてないほどスッキリとしていた。僕の部活動生活最悪の1日

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MINDSHIFT CHALLENGE (アジアスタディツアー)

6月2日、全校集会で、「MINDSHIFT CHALLENGE アジアスタディツアー」の紹介と募集が行われました。

本校は国際理解教育を積極的に推進しています。生徒たちが多様な価値観に触れ、多角的な視野を養えるよう、多くの生徒の皆さんの、チャレンジを期待しています。

参加を希望する人は、書類提出期限が6月20日16時になっています。質問の機会も設けていますので、積極的に行動してみてください。

部活動 熱中症予防講習会

 5月23日(金)5月考査最終日、1・2年生の部活動加入生徒を対象に熱中症予防講習会を実施しました。講師には大塚製薬株式会社より宮本様にお越しいただきました。                  

 まず初めに生活習慣を整えることは、熱中症予防だけでなく、感染症予防にもつながること、朝起きて日の光に当たり、朝ごはんを食べることはは体内リズムを整える上でとても重要であることを教えていただきました。

 また、特に夏の暑い日は運動をしなくても水分補給が必要であることや、運動により汗をたくさんかいた時には、ミネラルや糖分などが含まれたある程度の濃度をキープした水分補給をすることの大切さを説明していただきました。

 これから、夏に向かってどんどん暑くなっていくこの時期に大変学びの多い講習会でした。また、今回も整列には生徒会執行部、司会には保健委員の生徒が活躍してくれました。色々な方々の力によってこの講習会を実施することができました。本当にありがとうございました。 

陸上競技部 丹有総体結果

5月10日(土)、11日(日)の2日間、三木総合防災公園において

第78回兵庫県高等学校陸上競技対校選手権大会丹有地区予選会が行われました。

男子女子ともに総合優勝し、26名が35の個人種目において県大会に進みます。

県総体もしっかりと調整し、次の大会につながるよう頑張りますので、

引き続きご支援・ご声援のほど、よろしくお願いいたします!

~主な結果は以下の通りです~

【男子】

男子総合                      第1位   144.5点

男子円盤投                    第1位   35m98                        高石 陽士

男子 1500m             第1位   4分06秒55                宇都宮  陸

男子 100m               第2位   11秒20                      池上  奏汰

男子 400m               第2位   49秒04                      矢持  龍大

男子 400m               第3位   49秒21                      夛川 琳太朗

男子三段跳                    第1位   12m45                       倉本  湊司

男子3000mSC          第2位   10分01秒09               軽部 飛佑雅

男子4×100m            第1位   41秒92(大会新)            西中・池上・田頭・田上

男子ハンマー投              第2位   25m51                       上仲  文太

男子ハンマー投              第3位   25m48                       高石  陽士

男子 5000m             第3位   15分36秒82               宇都宮  陸

男子400mH              第2位   54秒82                      田頭 昊之助

男子砲丸投                    第2位   9m53                         高石 陽士

男子砲丸投                    第3位   9m49                         上仲  文太

男子 200m               第3位   22秒94                      田上  大貴

男子5000mW           第3位   27分18秒21               脇水  康佑

男子4×400m            第1位   3分19秒84                田頭・夛川・小河・矢持

男子八種競技                 第1位   4142点                       溝端    航

男子八種競技                 第2位   3944点                       小河  迦斗

【女子】

女子総合                      第1位   115点

女子円盤投                    第3位   24m73                        福井 友岐乃

女子100mH              第2位   17秒28                      山下  萌妃

女子1500m              第1位   4分48秒56                鷲北  茉優

女子100m                 第1位   12秒63                      相良  月奏

女子100m                 第3位   13秒03                      藤井  真心

女子400m                 第2位   1分00秒04                藤本  杏栞

女子400m                 第3位   1分00秒46                田中  海羽

女子4×100m            第1位   49秒89                      藤井・相良・松本・藤本

女子ハンマー投              第1位   27m15                       福井 友岐乃

女子ハンマー投              第3位   20m16                       大西  さえ

女子砲丸投                    第1位   9m00                         福井 友岐乃

女子3000m              第1位   10分49秒88               鷲北  茉優

女子400mH              第1位   1分04秒54                相良  月奏

女子400mH              第2位   1分06秒30                藤本  杏栞

女子800m                 第1位   2分19秒24                鷲北  茉優

女子200m                 第1位   26秒13                      相良  月奏

女子200m                 第2位   26秒91                      藤井 真心

女子やり投                    第3位   28m72                       大西  さえ

女子三段跳                    第1位   10m56                       藤本  杏栞

女子4×400m            第1位   4分12秒62                藤本・相良・鷲北・田中

生物野外活動部 令和7年度 活動報告⑤

九州弾丸フェリー登山

日程     令和7年5月10日(土)   天候     曇/晴

場所    由布岳(大分県別府市)

 5週連続での週末山行のトリは、九州の由布岳に登りました。弾丸フェリー(船中2泊・現地ゼロ泊)で大分に渡り、電車・バスを乗り継いで登山口へ。登山中に振り返ったときの景色は、由布院の街並みや遠くの山々が一望でき、疲れも吹き飛ぶような絶景が広がっていました。下山後は、別府の街中で温泉に入り、登山の疲れを癒しました。

〔2年T.K〕
 今回登った山、由布岳では、比較的坂がジグザグで斜面に沿うように敷いてあり、しんどいと思うことは無かったですし、風も気持ちがよく、汗をあまりかくことなく快適に登山をすることが出来ました。しかし山頂付近では風が強く、山頂に続く道が崖のようで険しかったので、止めるのは自分で判断しましたが、「もう少し登れば良かったな」と少し後悔しています。個人的には、また違う航路でほかの山にも登ってみたいし、もし来年もう一度由布岳に登るなら、次回は山頂まで行きたいです!

〔2年M.Y〕
 フェリーでの長距離移動は初めてだったので楽しかったです。登山は急な坂道はしんどかったけれど、由布岳は途中まではしんどくない道で、最後の鎖などを使って登るとこは怖かったけど楽しかったです。別府駅周辺では温泉やおいしいご飯も食べられたのでよかったです。また行きたいです。     

〔2年H.Y〕
 由布岳は、The山という形をしていました。本当に驚くほどきれいな左右対称。これがこの山の第一印象でした。かなり急斜面に見えたので、こんなん登れるか!!と初めはキレぎみだったのですが、小さい飯盛が城という山を登ったときが一番の難所で(角度的に)、由布岳は比較的楽な斜面ばかりで登りやすかったです。5月に入り、緑も青々と茂り出したこの季節、晴れ間からのぞく太陽が葉を透かして緑に光っていました。頂上は、正直死ぬかもと思いました。岩壁にずっと張り付いて、足踏み外せば死ぬ、手を滑らせたら死ぬ、前に躓いたら死ぬ、と、登りも下りも気を張り続けていました。特に突風が吹き荒れていたのが恐ろしかったです。何度も崖下に吹き飛ばされそうになり、その度に山に張り付いていました。やはりそれだけ大変だった分、達成感は凄まじいものでした。頂上は曇りだったのが惜しまれますが、今回の山は個人的になかなか好きな部類に入りました。次回も訪れたいです。できれば風が弱かったらいいなと思います。

〔3年I.H〕
 今回、3年生は大会を除くと最後の登山だった。夜行フェリーでの2泊3日という初めての経験で、普段の登山では味わえないことがあって楽しかった。山は登りやすく、山頂からの景色も綺麗でいい体験ができた。ただ、ほとんどの時間を乗り物の上で過ごしたので乗り物酔いが酷く、帰りは特に地獄だった。地獄めぐりより地獄だった。

〔3年T.J〕
 待ちに待った九州弾丸フェリー楽しめて良かったです。登山では、初めの飯盛ヶ城では、傾斜がキツくてぬかるんでいて、登りにくいところもあったけど、頂上の景色で元気が出て、由布市も山の上から見ることができました。その次の由布岳は、頂上付近が崖みたいでチェーンやロープをつかんで登るところがあって、とてもスリルを感じれて、面白かったです。途中道を間違えて、危ない道を通ってしまったので、きちんと周りを見て、看板などを確かめようと思いました。フェリーでは、いつものテント泊とは違ってとても良く寝れました。甲板からの景色もとても良くて、日の出や明石海峡大橋も近場で見ることもできました。夕食後のフェリー内の演奏を楽しんで聴くこともできて、似顔絵も描いてもらいました。今回の旅でフェリーで長距離移動するというとても貴重な経験もできて、由布岳では、近場の山では、味わえないような景色を見たり、スリルを感じることもできました。旅が終わった時は、本当に参加して良かったなと思えました。貴重な経験をできて良かったです!

〔3年O.C〕
 有名な山となると、山頂から見る景色や植生が普段登る山とは異なっていたので興奮しました。まず、バス停を降りると、周囲は遠くを見渡せるほど開けていました。そして山の方を眺めてみると、多彩な緑色が目に入り、自然の美しさを感じました。一方で恐怖も感じました。最近まで登っていた山は、遭難しない限り、そこまで危険ではない山でした。今回登頂した由布岳では、直角に近い崖がたくさんありました。気を抜くと滑落してしまうので、繋がれているチェーンを必死に握り、チェーンがないところでは三点確保をしながら登りました。下山後は、活動時間が設けられたので、山田別荘という宿に温泉に入りに行きました。私たちは優遇していただいたおかげで、貸し切りの温泉に入り、ゆったりとした時間を楽しめました。大会を除くと、これで最後の登山でした。最後に貴重な経験ができて本当に幸せでした。

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情報モラル講演会

5月15日(木)、NIT情報技術推進ネットワーク株式会社取締役兼ネット見守り隊監視員であり、大阪府教育委員会ネット対応アドバイザーの筒崎 眞美(つつさき まみ)先生をお招きし、情報モラル講演会が行われました。

保護者の方々にもご参加いただき、スマートフォンの正しい使い方と危険性について、大変分かりやすくご教授いただきました。加害者にも被害者にもならないために、改めて、スマートフォンの利用法やSNSトラブルについて学べる貴重な機会となりました。

華道部 活動報告5月8日(木)

本日の花材 グラジオラス、カーネーション、レザーファン

生徒の作品
先生の作品

ピンク色が鮮やかなグラジオラスをメインにし、中心に淡い朱色が混ざっているカーネーションを入れ、足元に緑色のレザーファンを配しました。

理系学問の面白さを

本日は文系・理系の進路選択に向けて、理系の楽しさを知る機会として、大阪大学大学院から森勇介教授にご講演いただきました。

理学と工学は違いがよくわからないと言われるが、理学は「わからないことをわかるようにする」、工学は「できないことをできるようにする」ことだという話から始まり、非常に興味深い話を多く伝えてくださいました。

イノベーションとは小さな発明発見から社会に広がりを見せるもので、あんぱんで有名な木村屋のあんパンは最初売れなかった。まずパンが欧米人に合わせた食感だったため、パサパサで、欧米人に比べて唾液が少ない日本人には合わなかった。が、結果は心の持ちようで決まり、諦めず続けたことで皇后陛下に気に入られるまでになり、今の信頼や収益につながっている。

研究は理屈ではなく直感で。偏差値ではなく精神の鍛錬の中で作られる。

その他にも成功する会社は企業文化を持ち、強い競争力、高い利益率、適切な先行投資、イノベーション創出を繰り返し続けている。
戦略も企業も文化の前では役に立たない。という名言もあるほど文化は偉大であるという話もいただきました。

生物野外活動部 令和7年度 活動報告④

新人歓迎登山

日程     令和7年5月4日(日)   天候     曇/晴

場所    虚空蔵山(三田市)

 男子6名・女子3名の新入部員を迎え、生物野外活動部は総勢28名となりました。今年の新人歓迎登山は、地元三田の虚空蔵山に登りました。1年生にとっては入部後初の登山でしたが、みんなで和気あいあいと楽しく登ることが出来ました。山頂からは三田の町並みと、その向こうには六甲山系が見渡せました。

〔1年A.M〕
 今回の登山は私の初登山でした。岩を登って周りを見たとき、自分が結構な高さまで登ってきたことを実感しました。頂上の景色は、達成感が加えられて、写真で見るよりもいい景色だと感じました。先輩方曰く、行動食は、ビタミンの取れるものや、糖分を取れるもの等がいいらしく、エネルギー源となるものを持ってきているそうでした。私も、ゼリーやスポーツドリンクを持って行こうと思いました。それと、ふくらはぎや太ももの筋肉を鍛えたら、もうちょっと上りが楽になると思いました。下山の時はとても滑りやすく、怪我はありませんでしたが、何度か滑りました。運動靴のほうが滑りやすいらしいので、登山靴を早く買いたいと思いました。次の登山も楽しみです!

〔1年N.N〕
 今回の登山は野活に入ってから初めての登山でした。虚空蔵山は最初の傾斜がきつく、体力が最後まで持つのかが心配になりましたが楽しく登れました。途中で後ろを振り返ると景色がとても良く、気持ちよかったです。先輩方ともコミュニケーションを取りながら登れました。3年生の先輩とは一緒に登る機会が近いうちはもう無いかもしれませんがまた一緒に登る機会があれば今回よりも成長した姿を見せられるようにしたいです。

〔1年I.S〕
 最初の傾斜などきついところはいくつもありましたが、見たことのない形の岩や虫を見て、楽しみながら登山できました。休憩の場所から周りを見渡すと他の山が見え、「こんなに高く登ったんだな」とまた登る活力をもらえました。

〔1年S.K〕
 本格的な登山は初めてでたくさんの新しいことや物に触れられ素晴らしい経験ができました。今までやってきたスポーツとは違う厳しさがあり日々のトレーニングの大切さも改めて実感することができました。道のりが厳しいほど見える景色も綺麗だなと感じたのでこれから先どんな山にも最後見られる景色を胸に仲間と楽しく部活ライフを送りたいと思います!これから改めてよろしくお願いします。

〔1年N.K〕
 登山のことをこの体験で思い知らされました。勾配の険しさに歩いているだけで汗ばみ、足は重くなりました。練習もきちんとやっていましたがそれでも平地を歩く感覚とは全くと言って良いほど異なり、普段のランニング以上に山道を歩くことは難しかったです。正直、山ではあるけれど歩きだから普段より楽かなと思っていたところもあったため、馬鹿やろう!と思いました。ただ、先輩方が支えてくださり、これぞ野活という私が惹かれた雰囲気のまま楽しく登山が出来ました。また、頂上で見た景色はとても綺麗で、もっと高い山だとどうなるのだろうと期待が膨らみました。今後の登山のためにも今後はこれまで以上に練習に励んでいきたいです。野活最高!

〔1年T.T〕
 初めての登山で疲れたけど楽しかったです。最初の坂道が急で汗もかいたし足もきつかったです。景色がいい場所で休憩したり写真を撮ったりしました。下りは何回か石の上で滑って転けそうになりました。降りている途中で小さい川がありました。先輩たちは登るのも降りるのも早かったので体力をつけようと思いました。

〔1年S.H〕
 今回が部活動の中での初の登山でしたが初めの方の道がかなり険しくて、何度も心が折れかけそうになったけど挫けず頑張りました! そして、遂に頂上について素晴らしい景色を拝むことが出来、本当に感激しました。やはり、苦労を乗り越えた先には素晴らしいものが待っているのだなと改めて実感しました。昔から僕は人見知りだったけど、先輩方や同級生達が親切に接してくださったおかげでこの登山で更に部活に馴染めたように思えました。とても楽しかったです! 後、クマバチが最高でした。

〔2年S.A〕
 今回登った虚空蔵山はいきなり急登からはじまり、思ったよりしんどかったです。しかし、最初の急登を登ってしまうとあとは軽い登り降りだったので楽しかったです。岩場も多く、ちょっと怖かったです。また、1年生の皆とたくさん話すことが出来て親睦を深めることが出来たと思います。しりとりをしながら歩いたりとても楽しかったです。地図を見ていたにも関わらず道を間違えてしまったので気をつけたいと思います。

〔3年O.C〕
 虚空蔵山は、急勾配が続き、岩を登るなどの全身体を使う楽しい山です。1年生を含めて、しりとりをしながら笑いあって登る山は楽しかったです。1年生にはこれから山頂で見る景色やいろんな活動を全力で楽しんでほしいと思いました。

〔3年C.K〕
 新入生が多く入って賑やかな山登りになりました。最初、急な坂で始まってとてもしんどかったですが登り切った後は景色がとても綺麗で「登ってよかった」と今回も思えました。1,2,3年生揃って登ることができてよかったです。

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