陸上競技部 近畿総体結果について

女子400mH         相良 月奏            予選2組3位     1分03秒71

                                                        準決勝3組6位    1分04秒55        敗退

男子4×400m       西中一真・夛川琳太郎・田頭昊之助・矢持龍大

                                                        予選3組3位       3分19秒49 

                                                        準決勝2組5位    3分18秒33       敗退

相良さんが予選で自己新記録を更新しましたが、残念ながら準決勝で敗退となりました。1分00秒台を出さないと決勝に残れないハイレベルな準決勝でした。男子4×400mは全国大会出場を目指しここまで頑張ってきましたが、悔しい結果となってしまいました。ただ、力を発揮できていたとしても決勝に残れた保証はなく、3分13秒台を出さないと決勝には残れない、昨年よりもレベルの高い準決勝となりました。中学校の時に近畿大会に出場したことのない3年生が、近畿大会の準決勝で戦えるまで力をつけられたのは、本人たちが努力と工夫をし続けたからです。これからも今まで頑張ってきたことに誇りと自信を持ち、これまで支えてもらった方々への感謝の気持ちも忘れず、進路実現に向けて頑張ってくれるものと思います。新体制での活動が本格的に始まりますが、これからも人間力と競技力の向上を目指して日々精進して参りますので、これまでと変わらぬご支援とご声援のほど、よろしくお願いします。

生物野外活動部 令和7年度 活動報告⑧

ボルダリング練習会

日程 令和7年6月21(土)

場所    グラビティリサーチ梅田

 この時期は梅雨ということもあり、今回は登山ではなく室内で出来るボルダリングの練習会を行いました。「課題(ルート)」をどう攻略するか論理的思考や創造力を働かせながら、各々の力量に応じたグレード(昜:ピンク→赤→緑→黒→ … :難)に挑戦しました。体幹を鍛え登山スキルもUPさせる有意義なトレーニングとなりました。

〔1年A.M〕
 ボルダリングは楽しかったです。コースがあり、テープの色を目印に登るということを初めて知りました。最初は、下半身をうまく使えず、手や腕の力で登ろうとしていましたが、先生や先輩からアドバイスをいただき、下半身を使って登ることを意識しました。主に、赤いテープが目印のコースをクリアするまで、諦めず挑戦しました。滑らかに、無駄な動きがなく登れるように、登る前に頭の中でイメージしたり、事前に指の力や体幹を鍛えたりしたいと思いました。

〔1年S.K〕
 人生で初めてのボルタリングでしたが自分のイメージしていたものより奥深いスポーツだと感じました。ただ筋肉を使ってパワーで攻略するのではなく体の使い方やどのコースでゴールを目指すのかなどの戦略的要素があるところが印象的でした。午前でかなり体力をもっていかれたので来年はもう少し長くボルタリングを楽しめたらと思います。

〔1年N.N〕
 今回のボルダリングでは、最初にどんなコースかをしっかり確認してから登るのが大切だと分かりました。どのように重心を動かせば登れるのかを考えながらのぼるのは難しかったけれど、うまく登れた時は大きな達成感を感じることができました。今回、挑戦したけれど登れなかったコースは、次回もっと体力が残った状態で挑戦したいと思います。最後らへんは腕に力が入らなくなっていたので、次回からはいかに体力を使わずに無駄な力を入れずに登るかを意識しながら登りたいと思いました。

〔1年O.Y〕
 今回のボルダリング活動を通して、登ることが疲れました。はじめはすぐに登りきれたり、登ること自体も案外余裕で行けると思っていても実際は難しく、登りきるために一つ一つの行動を素早くかつ丁寧にすることが求められました。このことから、普段の体力づくりが大切だと改めて感じました。本番の山登りは重い荷物を背負いながらの活動となるので、体力はもちろんの事、筋トレも普段から欠かせないようにがんばりたいです。また次回クライミングできる機会があれば来年も行いたいです。

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北摂祭

6月13,14日に北摂祭が行われました。

一年生は、合唱と縁日です。合唱ではそれぞれのクラスが美しいハーモニーを披露しました。

二年生は、展示と模擬店です。各クラスの工夫を凝らした展示はお客様にも大好評でした。

三年生は劇を行いました。脚本を一から作り上げたクラスや、ダンスや歌声を披露したクラス。変わった演出も多く、各クラスの個性が光る時間となりました。

文化部の展示発表やステージ発表も充実しており、大変見ごたえがありました。

生徒会企画や、有志によるステージ発表も盛り上がり、大変充実した二日間となりました。

邦楽部活動報告

邦楽部は、6月13日の北摂祭で、「グリーン・ウインド(3年生)」「花変奏曲(1,2年生)」「おジャ魔女どれみ(3年生)」「翊ーあくるひー(3年生)」の4曲を演奏しました。

1,2年生にとっては初めての演奏会でした。生徒、保護者の皆様、邦楽部の卒業生、近隣の方々など沢山のお客様が聴きにきてくださり、日頃の練習の成果を披露する、大変良い機会になりました。

演奏発表後のお琴体験教室も大好評で、小さなお子様を含む様々な方々に琴の魅力を伝えることができました。

次は、7月20日の阪神支部演奏会で演奏します。1,2年生にとっては、かなり難しい曲に挑戦することになりますが、一音一音を大切にして、日々精進しています。

陸上競技部 県総体結果報告

5/30~6/1の3日間、ユニバー記念競技場で県総体がありました。

本校からは丹有地区予選を勝ち抜いた28名の選手が出場しました。

近畿大会出場!

女子 400mH                        第4位     1分5秒41           相良 月奏

男子 4×400mリレー             第4位     3分16秒71        矢持、夛川、溝端、田頭、西中

主な結果

女子4×400mリレー              第7位          4分02秒40         藤本、相良、田中、鷲北、藤井

女子 800m                          第8位            2分19秒11         鷲北 茉優

男子 5000mW                      第10位      25分00秒98          脇水 康佑

女子1500m                         決勝進出(棄権)  4分47秒55          鷲北 茉優

男子 100m                          準決勝敗退              11秒00          田上 大貴

                                                                 11秒16          池上 奏汰

男子 400m                          準決勝進出(棄権)      49秒11          矢持 龍大

男子 400mH                        準決勝敗退              56秒19          田頭昊之助

女子 400mH                        準決勝敗退       1分06秒20        藤本 杏栞

女子 4×100mリレー            準決勝敗退              50秒15          藤井、相良、松本、藤本

惜しくも近畿大会に出場できず、悔しい結果となってしまいましたが、女子のマイルメンバー、800mの鷲北さんも良く頑張ってくれました。近畿大会は6/12~15に京都・たけびしスタジアム京都で開催されます。引き続き温かい応援よろしくお願いします。

生物野外活動部 令和7年度 活動報告⑦

県総体登山大会

日程      令和7年6月6日(金)~ 8日(日)      天候      曇/晴

場所    氷ノ山山系(養父市)

 丹有総体に引き続き、県総体に男女(各1チーム4人ずつ)そろって出場しました。普段からバリバリ登山の練習をしている強豪校の山岳部に混じり、何一つ引けを取らない奮闘ぶりを見せてくれました。結果は、男子6位入賞、女子5位と健闘しました。
(生徒8人の感想をそのまま載せています。長文もありますがお許しください。)

〔2年M.Y〕(男子)
 県大会に初めて出場して感じたことは、丹有大会とは全然雰囲気が違うことです。特区の時には強豪校はみんなで声を掛け合っていたり、そもそも歩くのが速かったりと、いろいろ差を感じました。他には幕営審査で自分が点を落とす原因をつくってしまってので普段から気を付けながらテントをたてようと思いました。先輩達と登る山がこれで最後になってしまったので寂しいです。

〔2年N.S〕(女子)
 まず、丹有大会の直前に怪我をして出られなかったため、無事県大会は出場することができて良かったです。その点、最近運動ができていなったので体力が落ちていないかと心配でしたが、スタート地点から登山口までのタイムが結構縮んで、結果特区のタイムが過去最高の48分でとても驚いたとともにうれしかったです。縦走も去年は時間内に完走できなかったのが、コースが変わって下りの小豆転がしが大変でしたが、無事時間内にゴールできたので前と比べて成長を感じました。炊事審査、歩行審査も満点でしたが、大会自体が今年から本格的になってきてかなり審査やテストが厳しく難しかったので、装備審査で不備があったり知識テストであまりいい点がとれませんでした。来年は、大会の要項の細かいところまで読み把握して早めに準備しようと思います。

〔2年T.K〕(男子)
 今回は初めての県大会となり、登山大会の雰囲気をしっかりと体験することができました。まず初めに反省点ですが、知識テストが今回は1番の反省点でした。前日バタバタしていましたが、それでももう少し点が取れただろ、と思ってしまいました。特区では丹有の時よりか体力に余裕を持って歩けたと思います。しかし来年は読図と記録書を書かないといけないので、さらに体力を高めないといけないなと思いました。大会で他に思った事は、選手同士でよい雰囲気が作れていたことです。私は吹奏楽部で、コンクールでは他校と交流することがあまりなかったのですが、例えば特区では、ぬかす時にも、ファイトーや頑張ってくださいや、お疲れ様ですなどコミュニケーションを頻繁にとっているところが印象的でした。

〔2年H.Y〕(女子)
 今回の県総体は、私にとって2回目になりました。前回の大会とは大きく違い、ルートも変われば参加校の数もずいぶんと増え、これは厳しい戦いになるぞと覚悟していたのですが、案の定その通りでした。とくに私にとって辛いと感じたことは、読図の際に全く通ったことの無い道を読まねばならなかったことです。フラッグを見つける度、今まで通った道を必死に思いだし(それでも見当がつかない)、この後どんな道が来るのかも予想して印をつけなければなりませんでした。結局読図は5/10という結果になりました。しかも、1点は大会運営のミスで増えたボーナス、2点は先輩が助けてくれたもので、私自身の実力で取れたものは2点しかありませんでした。来年の大会が思いやられます。しかし、とても嬉しく感じたこともあります。東尾根避難小屋までの特区レースで、48分と、去年の59分という記録からタイムを大きく伸ばしゴールできたことです。去年は全く足が動かず、息も絶え絶え、先輩に励まされながら倒れこむようにゴールしました。今年は、なんだか楽しい気持ちで登れたのです。私が励ます側に回っていました。特区についたときも全然疲れていませんでした。きっと今までのトレーニングや縦走の経験、そして天候に恵まれたが故の安眠がこの結果をうんだのでしょう。この結果を受けて、1年のトレーニングは無駄ではなかった、と確信し、非常に嬉しいです。これからのトレーニングも欠かさず、来年は更に良い結果を出したいです。

〔3年T.R〕(女子)
 最後の高校登山でした。まずはお疲れ様でしたと自分に言いたいのと、色んな人の支えがたくさんあって無事終えられた感謝の気持ちが大きいです。登山というのは、自分が自分の責任をとらなければ当たり前の話だし、チームで動くので協力が必須だと思います。至らないところが多かった私ですが、登山中に大きな怪我が出なかったことということはやはりチームのみんなの助けがあってこそだと感じました。とてもやりがいのある部活でした。自分の弱さをしれた部活であったと思います。後これからの人生で、この部活で学んだ自分の強み弱みを処理しておこうと思います。

〔3年O.C〕(女子)
 なんと、去年にあげた6つの反省点を見事全てクリアしていました!!残念ながら、北摂三田女子は表彰台に立つことは出来ませんでしたがとにかく嬉しかったことは、去年の反省点を今回に活かせた事です。特に、私たちが恐れていた急な斜面をひたすら登る特区では、驚くことに去年より約12分短縮して登ることが出来ました。私を先頭に残りのメンバーもしんどそうにしながらも真剣に登ってくれたので、このような成果が生まれたのだと思います。メンバーに感謝の気持ちでいっぱいです。前進するためには、反省から改善点を見出し、少しずつ解決していくことだと思います。今回の大会で、前回とは別で山ほど改善点がありました。来年は強くなった北摂三田であるために、後輩に沢山情報提供できるように引退後も支えてあげたいです。

〔3年T.J〕(男子)
 ついに引退の時が来てしまいました。今回の県大会は、個人の目標では、近畿大会に出場するというものでした。しかし、やはり現実は、なかなかうまくいかないなと思いました。まずは、知識テスト。2日目の縦走前のチームが発表された時僕たち北摂三田は、Bチームだったので、知識テストが低かったのかなとかなり絶望してました。案の定、後で結果を見ても知識テストは、他校に比べてだいぶ低かったです。知識テストについては、県大会は、丹有大会に比べて難易度が高くて、僕自身登山知識が少し低かったので、その点は、県大会を甘くみていたのと、後輩たちともっと早い段階から対策をしておけば良かったなと今になって思います。そして、2日目、大会で1番恐れていた縦走が始まりました。初め、僕たち北摂三田は、じゃんけんの運などもあって、ほぼ最後尾からのスタートでした。しかし、1日目の結果で絶望していた僕たちは、ここで点を稼ぐしか無いと思い切ってスタートしました。スタートして、最初のスキー場あたりで、メンバーが少しキツそうなこともあって、先頭の神戸高校や長田高校とは、徐々に離れされていきました。東尾根登山口に入るとさらに差が顕著に現れ、もっと離され、見えなくなってしまいました。それでも僕たちは、何とか励まし合って特区ゴールの神大ヒュッテにたどり着くことができました。今思うと僕やTMくんなど3年生で体力のある者がもっと荷物を持ってあげれたら2年生の負担が少しでも減ったかなと反省しています。その後の縦走は、最後少し時間が危なくて早歩きになったけど、特に問題なくゴールすることができました。そして、縦走も終わり、炊事後に知識テストや読図が返ってきました。(炊事は、上手にできて、過去一美味しいそば飯でした。)今回の大会で僕自身1番反省しているのがこの読図です。読図は、僕がほとんど考えていて、丹有大会では、簡単だったので、油断していたところ、県大会で失敗しました。やはり県大会は、採点が厳しく、1mmよりずれていると減点だったり、初めて通った小豆転がしなどは、いくつか落としました。今思えば、読図さえ、満点ならば近畿いけたのにと思いますが、やっぱりそのためには、対策が全然足りて無いなと思いました。3日目は、みんなで登山でした。登山のルートは、鉢伏山を登るルートで、中学校時代の転地学習を思い出しました。鉢伏山周辺は、木がほとんど生えていなくて、鉢高原や反対側のハチ北の景色も見ることもできて景色に感動させられました。そして、最後の結果発表。僕は、4位以上は、絶対無いなと思っていて、「頼む5位であってくれ」と願っていました。結果は、北摂三田6位。惜しくも1.1点差で近畿ならず…とても複雑な気持ちでした。「読図があっとけば…」「特区がもっと早かったら…」としばらく考えていました。それでも現実を受け入れて、入賞しただけでもありがたいことだなと思い、チーム内で励まし合いました。これで僕たち3年生の実質の野活の活動は、終了です。家に帰ってからも今までの数々の野活の活動を振り返ってみると、普段カラカラの僕の目も潤うほどのたくさんの良い思い出がありました。本当に2年と2ヶ月は、あっという間でした。(この前入ったばかりなのに…)僕は、心の底から「この生物野外活動部に入って良かったな」「本当に良い思い出がたくさんあるな」と感じています。野活は、他の部活では、味わえない思い出がたくさんあって僕は、野活がとても好きです。野活に入ったからこそ、山の壮大さや写真と実際に見る景色の違いやスキーの楽しさ、すれ違う人との挨拶の常識、みんなと一緒にキャンプをする楽しさを感じたり、同時に山の厳しさや自然の怖さなど、いろんな面で学ぶことがたくさんあって、最初入部した時とは、だいぶ価値観が変わったと思います。正直ここだけの話、中学の時は、部活がしんどかったり、楽しくなくて、憂鬱で部活をあまり楽しく感じずに活動をしている時期もありました。でも、野活は、本当に楽しくて、学校へは、半分部活を楽しむために行ってました。僕の思う野活の良い点は、何といっても自由さ、ストレスフリーなところだと思います。日々の練習も自分たちで好きなところに走りに行って、平日に溜め込んだストレスも休日の登山でたくさん解放できて、中学の練習中にピリピリしてしょっちゅう怒られるような部活に比べて、本当に天国みたいな部活です。マジで楽しくて、少なくとも僕自身は、この部活に合ってるな思いました。まだ活動できる1年生、2年生がとても羨ましいです。もし、「中学校の部活が合ってないな〜」と感じている人がいたら、強く勧めます。そして、今まで先輩たちには、たくさん面倒を見てもらいました。本当に心強くて、先輩が引退した時には、心ぼそかったです。個性の強い先輩たちからお手本のような完璧な先輩などどの先輩もとても優しくて、雰囲気が最高で接しやすかったです。どの先輩も僕の自慢の先輩です。あとから入ってきた後輩は、頼りない先輩ばっかで申し訳無いと思っています。中には、いろんな無茶振りもあったかもしれません。本当についてきてくれて感謝です。そして、これからの部活を頼みます。同年代の女子部員とは、交わる機会は、少なかったかもしれないけど、よくやばい男子達のいる中耐えてくれたなと申し訳ない気持ちと感謝の気持ちがあります。
 そして、もともと10人いた男子部員(たぶん)は、途中で増えたり、減ったりしたけど、たくさん良い思い出が作れて、良かったです。みんな個性の強いキャラでみんないいヤツです。時には、ふざけたり、時には、縦走や大会、文化祭、目標に向かって頑張ったり、お互いに支え合って、本当に心強かったです。それぞれの得意な分野や個性があって、賑やかな部活でした。そして、3年生になって部長の大変さが本当によくわかりました。IT元部長やTM部長など部長に任せすぎたところを反省しています。何かあったら部長に任せたり、部長が考えたランニングのコースに文句などを言ったりなどよく考えると僕含めたくさん自分勝手なところがあり、それを統率する部長という役割は、本当に重すぎて、ストレスの溜まる仕事だと思います。部長に何でも負担させすぎずに僕も副部長として、もっと部長の手助けしたら良かったなと今になって反省しています。本当に部長という大役お疲れ様でした。顧問のHT先生には、感謝でいっぱいです。こんな楽しい活動ができて、こんなに良い思い出ができたのは、何より顧問のHT先生の協力が無いと絶対に実現できないことです。学校のお仕事や住職のお仕事など本当にお忙しい中、ほとんど1人でこんなにも多くの部員を支えてくださり感謝でいっぱいです。野活の活動では無いのに母子のトレランにまでも来てくださって、ゴールまで待ってもらっていた時は、本当に嬉しかったです。たくさん迷惑をかけたと思いますが本当にお世話になりました。ありがとうございます。最後に、僕たち3年生は、成し遂げることができなかったけど、来年、是非近畿大会目指して、目標実現してほしいです。君たちなら後1年もあるので希望しかありません。断言します。頑張り次第で絶対目指せます!でも、ピリピリせずに、1番は、部活を楽しむことです。たっくさん楽しんで2年生は、後1年、1年生は、後2年貴重な部活の時間たくさん楽しんでくださいね。今後の生物野外活動部を陰ながら応援しつつ、野活の繁栄、存続を願っています。たくさん楽しんで!!

〔3年T.M〕(男子)
 野活で培ってきた集大成である県総体、出場できない仲間の分まで死力を尽くしてきた。目標としていた近畿大会への夢はあと一歩、あと0.1歩届かなかった。快挙を成し遂げることが出来なかった無念や登山大会のシビアな世界を痛感したと同時に、引退という寂しさが湧き上がってきた。もちろん涙も流した。知識問題をおろそかにした点、昨年は満点だった登山記録で多くミスしていた点など責任の重さを強く感じている。最後の大会で嬉しかったことは、さんざん失敗してきたそばめし(炊事)を過去一美味に仕上げられたことである。昨年悔いが残った装備審査で完璧に成し遂げられたのも達成感があった。この実戦経験を後輩たちに引き継ぎ、更に上のレベルまで進出してくれることが私の願いである。
 さて、、浜辺で埋め込まれても笑っていたN.K.君、スキーで何度も助けてくれたF.Y.君、持ち前のセンスで野活を照らしてくれたY.K.君、奇声を上げて動物と会話したI.H.君、最後まで頑張った発表ドラゴンK.R.君、軟弱でもサングラスがかっこいいA.S.君、いつも長旅を共にしたC.K.君、ボードの爪痕を遺したK君、かつての野活の爆弾N.D.君、そして時にはライバルとして、時には相棒として最後まで切磋琢磨したT.J.君。活動を共にした野活女子、いつのまにか頼れる背中を見せる後輩たち、野活に入部する契機となった偉大な先輩方、あなたたちと会えたことを感謝しています。そして何よりも、活動が少しでも楽しいものとなるよう工夫し貴重な休日を登山やスキーに充ててくださったH.T.先生。最後の最後までご指導いただき本当にありがとうございました。色褪せぬ思い出が数えきれないほど生まれました。
 「野活に入部してよかった!」と一切の迷いなく言うことができます。二年半の貴重な経験を他分野に生かし、またこの大好きな部活にOBとして必ず戻ってきます!!!

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令和7年度定期総会 報告

2025年5月24日、令和7年度育友会総会と教育振興会総会が行われました。

最初に会長挨拶です。

 令和7年度育友会会長を務めさせていただきます、岡見咲織です。日頃より本校育友会活動に深いご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。新年度が始まり、あっという間に数か月が過ぎました。生徒たちは新しい環境やクラスにも少しずつ慣れ、それぞれの目標に向かって日々励んでいる姿が印象的です。学習や部活動、学校行事を通して、充実した学校生活を送る子どもたちの姿から、私たち保護者も多くの力をもらっています。育友会としても、年度初めの総会をはじめ、各委員会活動が本格的に始動しました。学校と連携しながら、生徒の安全・安心を支え、よりよい教育環境づくりに取り組んでまいります。また、保護者同士のつながりを深める機会としても、育友会活動が有意義なものとなるよう努めてまいります。

続いて水野議長による議事進行のもと、報告事項や各議案、新役員体制や細則の改正等、すべての議事について審議が滞りなく行われ、承認されました。

辻校長より、今後の教育活動として特に①アジア圏との国際交流②DXハイスクール事業③ふるさと共創プロジェクト を推進し更なる学校生活の充実をはかりたいとのお話をいただきました。

私たち育友会も子供たちが楽しく充実した高校生活を過ごせるよう、学校や保護者の皆様と協力しながらサポートして参ります。

どうぞ宜しくお願い致します。

総会終了後には制服リサイクルの抽選が行われ、ご参加いただいた方には大変喜んで頂きました。

生物野外活動部 令和7年度 活動報告⑥

丹有総体登山大会

日程      令和7年5月24日(土)・25日(日)      天候      雨/曇

場所    氷ノ山山系(養父市)

 今年も丹有総体に2・3年の部員で出場しました。今回は、男子はA,B,Cの3隊(11名)、女子はJ,Kの2隊(5名)の大所帯でエントリーしました。あいにくの天候でしたが、パーティ(隊)の仲間で協力し合いながらそれぞれの使命を全うしました。県総体に出場しない3年生にとっては、最後の大会かつ山行となりました。

〔3年I.H〕
 朝から湿度が高く、陰鬱な曇天の下で始まった一日目。三年生は模試後すぐに荷物を持ってバスに乗り氷ノ山へ向かった。バスの中で天気図の復習をしようと思ったが、車酔いのため断念。これが数時間後に起こる悲劇のきっかけになることをこの時の僕は知る由もなかった。結果は0.75点だった。夜になり風が強く吹いたので、バーナーの火が傾いて米がうまく炊けなかった。米には芯が残っていて、次の日に起こる惨劇のきっかけとなることをこの時は知る由もなかった。翌日、Kが吐いた。この時、何が起こったのか。二日目の朝、早くに起きた僕たちは順調に準備を進め、後は登るだけだった。運良く雨足も弱まり、スタートの福定駐車場に到着した頃、2年生のUが雨具を着込んでいるのが見えた。これがこの後起こる惨劇のきっかけになることをUは勿論、僕たちでさえ知る由もなかった。Uはスタート後すぐに暑くなり、脱ぐのを待っていたら出遅れてしまった。本校最遅のK班に遅れを取り焦る僕たち。急いで足を進めるも、距離はなかなか縮まらなかった。登山口付近でK班を追い抜き、そのまま前の隊に追いつこうとしていた時、Kの歩みが遅くなっていることに気づく。雨が降っているのでカタツムリにでもなってしまったのだろうか。あまりの疲れように見かねたのか、後ろから着いてきた他校の先生が彼を連れて下山していった。さようならK。残った2人できっと山頂にたどり着いてみせる。隊員を捨てて前に進む僕たちの足跡には零れ落ちた涙が光り、山道の泥を静かに照らして地面に溶けていった。Uの歩行速度は驚くほど遅く、僕は童話「ウサギとカメ」に出てくるウサギのような気持ちで彼を待ちながら歩いた。結果的にJ班と競うような形で山頂に到着。しかしここから僕たちの快進撃が始まる。山頂を逃げるように出発した僕たちは、崖を降るカモシカのように華麗な足捌きで泥濘を攻略し、神大ヒュッテを通過、ここまで10分の出来事だった。その後も山頂からの逃走劇は終わらない。Uの足は登りの遅さをまるで感じさせない軽やかなステップを刻み、泥と水溜まりの地獄をくぐり抜けていく。その姿まるで脱兎の如し。30分程度で前にいたB班に合流し、そこからは腹痛に苛まれるA君の後ろについてゆっくり歩いた。登山口の先にあるトイレに差し掛かりふと歩みを止める。そこに居たのは数時間前に志半ばで別れを告げた友Kの姿だった。涙を流しながら抱擁を交わす僕たち。数刻前まで憤怒の涙を流していた天も、この時ばかりは我らの絆を祝福するかのような慈しみの涙を零していた。こうして高校最後の部活が終わり、三年生は受験という最大の山へと歩き出していくのだった。~完~

〔3年K.R〕
 あの日、2023年5月の終わり あの日のことを今も鮮明に覚えている。まるで昨日の事のように。優しくて偉大なM先輩、1番まともそうで1番狂っていたI先輩、政治に異様に詳しいN先輩、あまり絡みがなかったN先輩。かけがえのない先輩に囲まれ僕の野活人生は始まりを告げた。この始まりの日があの惨劇に繋がることは誰も予想していなかった。
2023年5月 新入部員歓迎ハイク
高校生活初めての部活動。この日僕は緊張と期待で胸を膨らませていた。初めて会う人たちと打ち解けることが出来るか不安だったが気がつけば仲良くなっていた。始まりは順調だった。
2023年5月 丹有登山大会
初めての宿泊を伴う登山。先輩の指導もあってひいひい言いながらも何とか登りきることが出来た。頂上から景色を見る余裕はなかったけど初めてにしてはよくやったと思う。キャンプが趣味なこともあり幕営や炊事は問題なくこなした。この辺りで後に惨劇に巻き込まれるI君と仲良くなる。
2023年6月 文化祭
高校生活初の文化祭。前例のない試みをやりたいという思いがあり自分の持ち得るスキルを使い強風オールバックの替え歌とMVをI君とともに制作した。始めるのが遅かったのもあり徹夜といった無茶はしたが何とか完成させた。先輩や先生方にも好評で嬉しかった。部活動は順調だ。この辺りで持病の治療に入り部活動に出ることが減っていく。
2023年7月 夏山合宿
夏休みを利用した遠方への登山合宿。まだ知識も少なくかなり先輩に任せてしまっていることもあり先輩の忘れ物や悪天候に見舞われ、槍ヶ岳登頂とはならなかった。今となっては良い思い出だ。ここでひとつ上の先輩とかなり仲を深めた。皆優しくて愉快な先輩だ。夏山強化は体調の悪化により行けなかった。
2023年9月 島合宿
今年からの試みで島合宿というものをした。登山とは打って変わって島へ行ってアウトドアを楽しむというものだった。釣りや海水浴など好きな部類の活動ばかりでとても楽しかった。I先輩ととても仲良くなった。充実した部活動生活を送れている。
2024年1月 スキー合宿
この部活に入った最大の理由と言っても過言でないスキー合宿。スキーは好きなので入部した頃から楽しみにしていた。長野県へ夜行バスでの移動。集団でのスキー。初めてのことだらけでワクワクしていた。雪質も良く天候もよく充実したスキー合宿だった。1年生での活動はこれでおしまい。
2024年4月 後輩が出来る
2年生になり後輩が出来た。男子4名女子3名の後輩だ。部活を休みがちだった僕は教えることはあまりなかったけれど慕ってくれて嬉しかった。この日、後に惨劇に巻き込まれることとなるU後輩の誕生である。
書くのがめんどくさくなってきたので端折っていく
2024年5月 丹有登山大会
大所帯になったため先輩と僕たちのみの山行となった。特段問題も起こらず終えることが出来た。かなりタイムも縮んでいていい感じだ。引退まであと1年。同時に惨劇まであと1年。
2024年6月 文化祭
去年に引き続きMV制作にIとともに励んだ。今年は「好きな惣菜発表ドラゴン」の替え歌だ。去年同様褒めて貰えた。
2024年7月 夏山強化合宿
しんどかった。本当にしんどかった。ずっと置いていかれる。一緒のペースで進んでいたU後輩だけが心の支えだった。この日彼とかなり仲良くなった。今年の夏山合宿は体調不良により欠席となった。行きたかったなぁ。
2024年9月 島合宿
去年とやることは変わらず。友人を埋めたり楽しく過ごした。
2025年1月 スキー合宿
去年もスキー合宿の後数回スキーに行ったおかげでかなり上達していたと思う。来年はないけれどいつかこのメンバーでまた来れればいいなと思う。2年生も終わりだ。惨劇まで後5ヶ月。
2025年4月 後輩が出来る
あまり絡むことはないが後輩が増えた。結構たくさんいた。これからの野活を頼む。
※kその後の新人歓迎登山と九州弾丸フェリーは諸事情により欠席
2025年5月 丹有登山大会
惨劇はこの日に起きた。雨天により何も上手くいかない。風で火が傾き米が半生でカレーは2種類が混ざり合い辛みの後に嫌な甘みが来るといった絶望的な味。このカレーが惨劇のトリガーとなる。その後からずっと気分が悪かった。周りに悟られると心配されて面倒なので言わなかったがかなり辛かった。朝起きてみると気持ち悪さ倍増。スープをなんで見ても収まらない。スタート後登山口までは何とか行ったが体調は最悪。最後の登山になるし後輩もいる。練習にはあまり来れなかったなんとも言えない先輩だったが最後くらいいい姿で終わりたい。そう思って登山口に進んだ。10分後無念のリタイアである。篠山産業の先生に連れられ同じ隊のIとU後輩に別れを告げる。その後トイレに行き喉に指を入れ僕は吐いた。全部カレーを吐いたあと僕はかつてないほどスッキリとしていた。僕の部活動生活最悪の1日

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MINDSHIFT CHALLENGE (アジアスタディツアー)

6月2日、全校集会で、「MINDSHIFT CHALLENGE アジアスタディツアー」の紹介と募集が行われました。

本校は国際理解教育を積極的に推進しています。生徒たちが多様な価値観に触れ、多角的な視野を養えるよう、多くの生徒の皆さんの、チャレンジを期待しています。

参加を希望する人は、書類提出期限が6月20日16時になっています。質問の機会も設けていますので、積極的に行動してみてください。

部活動 熱中症予防講習会

 5月23日(金)5月考査最終日、1・2年生の部活動加入生徒を対象に熱中症予防講習会を実施しました。講師には大塚製薬株式会社より宮本様にお越しいただきました。                  

 まず初めに生活習慣を整えることは、熱中症予防だけでなく、感染症予防にもつながること、朝起きて日の光に当たり、朝ごはんを食べることはは体内リズムを整える上でとても重要であることを教えていただきました。

 また、特に夏の暑い日は運動をしなくても水分補給が必要であることや、運動により汗をたくさんかいた時には、ミネラルや糖分などが含まれたある程度の濃度をキープした水分補給をすることの大切さを説明していただきました。

 これから、夏に向かってどんどん暑くなっていくこの時期に大変学びの多い講習会でした。また、今回も整列には生徒会執行部、司会には保健委員の生徒が活躍してくれました。色々な方々の力によってこの講習会を実施することができました。本当にありがとうございました。